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【2025年版】人事・評価制度を考えるときに参考にしたい情報源・メディア8選
2025/5/29
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はじめに
等級・目標管理・成果連動──人事評価制度の構築や見直しは、会社の成長や従業員の納得感に直結する重要な業務です。
しかし「何から手を付ければいいか分からない」「他社はどうしているのか知りたい」と悩む企業も少なくありません。
そこで本記事では、人事制度の設計・改善に役立つ“信頼できる情報源”を厳選してご紹介します。
実例・ノウハウ・最新トレンドが得られる情報ばかりなので、制度の検討や提案の際にぜひ参考にしてください。
人事・評価制度の参考になる情報源8選
くじら薬剤師ブログ

『くじら薬剤師ブログ』は、現役の薬剤師が運営する情報サイトで、薬剤師の転職やキャリア形成、薬局業務に役立つ実務的なノウハウを発信しています。
中でも人事評価制度に関する記事は、評価の形骸化や属人的な運用といった課題に対し、評価基準の設計や導入ステップ、スタッフとの合意形成まで丁寧に解説されており、現場に根ざした実践的な内容が特徴です。
そのほかにも、副業やフリーランスなどの多様な働き方、薬剤師のメンタルケア、管理職育成、チームビルディングなど、薬局運営や人材マネジメントに関わる幅広いテーマを取り上げています。
現場の課題をリアルに捉えた記事は、経営者や人事担当者にとっても、ヒントになる内容が揃っています。
制度の導入や見直しを考えている方にとって、役立つ情報がしっかり詰まったブログです。
脱!地方公務員のつぶやき

『脱!地方公務員のつぶやき』は、元地方公務員が運営する個人ブログで、現場経験をもとに地方行政の実情や働き方を発信しています。
なかでも、人事評価制度に関する記事は注目されており、評価の仕組みや運用実態、評価による昇給・ボーナスへの影響、C評価のリスクなどが具体的に解説されています。
また、病気休暇と人事評価・給与の関係、副業の可否や会計年度任用職員制度など、制度が現場でどのように機能しているかを実体験ベースで紹介。
表面的な制度説明にとどまらず、実際の働き手目線の情報が得られる点が大きな特徴です。
公務員制度の改善や評価制度の参考事例を探している人事担当者にとって、現場の声を知る貴重な情報源となるでしょう。
津田社会保険労務士事務所

津田社会保険労務士事務所は、滋賀県大津市に拠点を置き、中小企業の人事・労務に関する支援を行う社会保険労務士事務所です。
就業規則の整備や労務相談に加え、人事評価制度や賃金制度の設計・導入にも力を入れており、企業の組織づくりを幅広くサポートしています。
人事評価制度に関しては、企業の理念や方針を反映しつつ、公平性や納得感を重視した設計を提案。
従業員の成長と組織の方向性が一致する評価制度の構築を目指しています。
評価制度の運用段階では、評価者研修やフィードバックの質の向上にも取り組んでおり、制度が形骸化せず機能するための工夫が随所に見られます。
さらに、職場の活性化や管理職の育成を目的とした各種研修にも対応しており、評価制度と連動した人材育成施策の構築も可能です。
実務に根ざした支援を行う同事務所は、制度の導入や見直しを検討する企業にとって、実践的なパートナーといえるでしょう。
HR NOTE
人事担当者向けのWebメディア。企業の評価制度や組織運営に関するインタビュー・実例記事が豊富で、「他社の制度づくりの背景」まで深掘りされています。
制度運用のリアルな悩みや改善のヒントも得られるため、設計・見直しの双方に役立ちます。
労政時報(労務行政)
人事労務の専門誌。等級・評価・報酬制度などに関する判例や運用解説が充実しており、法的リスクを抑えた制度設計が可能。
管理職や経営層への説得材料としても有用です。
カオナビHRメディア
タレントマネジメントSaaS「カオナビ」が運営する実務支援メディア。
等級制度や評価制度の種類・設計プロセス・よくある失敗例など、現場目線でわかりやすく解説されています。
図解やチェックリスト付きの記事も多く、制度の理解を深めたい人に最適です。
日本の人事部
業界最大規模の人事ポータル。
制度構築だけでなく、研修・採用・労務管理など広範な人事情報を一元的に収集可能。
評価制度についても実例・トレンド・識者コメントが豊富で、情報の信頼性も高いです。
労務ドットコム
名南経営が運営する人事労務管理情報サイト。
人事制度や評価制度に関する最新情報、法改正への対応、実務に役立つ書式や規程のテンプレートなどが提供されています。
特に中小企業の人事担当者にとって、実務に直結する情報が得られるサイトです。
情報源を活用する際のポイント
他社事例だけでなく「設計の背景」も理解する
「どう制度を組むか」だけでなく、「なぜその制度が必要か」という視点を持つことで、自社にフィットする制度が見えてきます。
導入後の“運用設計”にも注目する
評価制度は導入して終わりではありません。評価者教育や運用ルールの整備まで含めて情報収集することが、制度の成功に不可欠です。
まとめ
人事・評価制度は企業文化や働き方に深く関わる重要な仕組み。
だからこそ、自社にとって納得感があり、持続可能な制度を設計するには、信頼性のある情報源に触れることが第一歩です。
今回ご紹介したメディアや専門サイトは、どれも現場に役立つ情報ばかり。
評価制度の導入や見直しを検討している方は、ぜひこれらを活用して、より良い仕組みづくりに役立ててください。
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