生活保護に塩対応！？経理事務アルバイトが東海大学医学部付属病院でこなした仕事内容がエグい！

こんにちは！あるバイの中の人です！

経理事務のアルバイトは、企業の「お金の流れ」を裏側から支える重要なポジションです。
伝票処理や帳簿の入力、請求書の発行、経費精算の確認など、正確さと地道な作業が求められるため、責任感のある仕事といえます。

経理って難しそう・・アルバイトは可能なのか？　と疑問に思っている方のために
今回は神奈川県伊勢原市、小田急線 伊勢原駅から徒歩10分の東海大学医学部付属病院でアルバイトされていた方のクチコミをご紹介します。

• 年齢：22歳
• 職業:：大学生
• 性別：男性
• 働いていた時期：2014年頃
• 働いていた期間：８ヶ月
• シフト：週3程度

Ａ．東海大学の付属高校に在学していてそのまま東海大学へ進学した。
大学4年時に就職活動が終了し、単位もほぼ取得していたことから十分に時間がある状態だった。
６月ころに希望していた企業から内定が出ていた。
後期の履修は必須の教科だけだったので週１日の通学で済んでいた。

大学の掲示板に東海大学病院の事務員募集という掲示がされていて短期可能だった。
就職課の先生に話を聞くと配属先は経理か人事とのことだった。
経済学部で簿記１級を取得していたことから経理の実務に興味があった点、病院の経営状態に興味があった点、シフトの融通が効き短期で募集していた点、時給がよかった点などから気軽な感じで大学の就職課を通じて応募に至った。

Ａ．大学の掲示板を通じての募集だったことから信頼できて、大学病院ということもあって安定感もあると感じていた。
簿記の勉強もしていたことから大学病院という大規模な組織の経営状態であったり、純粋に医者がどれくらい給料をもらっているのか興味もあった。
医者は収入の参考にならないにしても、同じ一般職の人で年齢や勤続年数などでどの程度の収入があるのかは知っておいて損はないと思っていた。
ある程度大きな企業に内定は出ていたが、一つの企業の給与体系だけだと比較対象がなかったので今後役に立つ知識になるだろうとも感じていた。

大学の就職課経由での応募だったこともあり、面接などのアポイントも全て大学経由、履歴書も作成不要（病院に共有していいかの確認はあった）など通常アルバイトに応募するより遥かに楽できる点もあった。

Ａ．簿記１級を取得していたのでどのように勉強をして取得したのか、大学での過ごし方、付属高校だったため高校での過ごし方など

Ａ．病院の経営を知れた。
大きな病院でも意外と赤字経営なんだと驚いた。
社保や国保からの保険請求がメインとなるが、１か月で入金される金額が数億円単位ですごいと感じていたが、人件費や診療にかかる材料費など出ていくお金もとんでもない金額だと感じていた。

初めて見たときは医者の給料はすごいとも感じていたし、自身の指標ともなる事務職員の年齢や勤続年数ごとの給与もなんとなく把握できたのはメリットとなった。
いわば一般的な企業に大学生が混じって働いていることもあって、若いだけでチヤホヤされていたし興味を持たれていたと思う。
社会人になる前に比較的大きな組織で社会経験できたのは大きかったし、得意分野である経理に携われたのは大きな経験となったと思う。

Ａ．フルタイムで働いていなかった点や大学生のアルバイトだったこともあり責任のかかる仕事はなかった。
仕訳入力がメインとなっていたので思っていた以上に座り仕事が多かった。
1日中こんな座ってデスクワークしていたら、肩や腰、目などに負担がかかるのは納得できたと感じたのは覚えている。
ある程度息抜きできるようにしたり、何も用事がなくても立ち歩くなど対策は取った方がいいと感じた。

社員だったら収入業務に該当するが係長が従事してくれいてた督促業務があった。
診療の特性上、診察を受けてから、その医師が実施した診療行為に応じて点数計算するため計算に時間がかかる。
売り物を売る商売であれば物とお金の物々交換が成立するが、病院の場合は先に診療を受けないと会計の話に進まない。
意外と診療費を払わずに帰ってしまう患者が多く、未収となっている患者に月末まとめて文書で督促するという流れとなっている。

３回目の督促時には法的措置を取る旨の文書に変える。
それでも払わない患者は法律事務所に依頼して未収金回収業務を委託する流れとなっていた。
これに対してのクレームが多かったとされているが、クレームを入れたいのは病院側。
会計課職員も未収患者のことは見下していたため対応がお粗末な感じだったが、当然と言われれば当然のことだと思う。
大学生当時でありながら悪い相手には丁寧に接しなくていいと学び社会人の印象が変わった。

Ａ．組織としては会計課に配属された。
課長、係長と自身を入れた4名体制だった。
主に課長、係長は資金繰りや資料作成などといった経営面に携わっていた。
自身を入れた他２名で仕訳入力といった会計処理や出納関係の通常業務を回していた。
担当は収入担当と支出担当と分かれていて携わる業務も明確だった。

アルバイトである点とフルタイムで勤務しない点から支出業務は難しいとされ、主に収入担当の業務に従事していた。
病院の経理なので医療費の請求業務は医事課、その他の収入は各該当する部門が請求するため経理ではあるが請求書などの発行はしていなかった。

インターネットバンキングで通帳を確認し仕訳入力をするのがメインとなっていた。
人の名前で入金されるものは患者の診療費、会社や市町村名義などは健診関係の入金など慣れるまではよくわからない入金も多々あった。

基本的に患者は電子カルテで未収があれば未収金額と照合してわかる、他の請求は請求した部門が毎月一覧を取りまとめて会計課に報告してたため、ちゃんと報告があればわかる状態にはなっていた。
時短のアルバイトだった点と大学病院で１日の入金も多かったことから出勤日にまとめて仕訳入力することもあり、仕訳入力で１日が終わっていた。

Ａ．病院では診療関係のトラブルが発生すれば医療安全に関連する部門が対応し、お金に関するトラブルが発生すれば医事課や会計課が対応すると思われる。

病院でトラブルを起こすような患者は基本的に病院側が悪いことは少なく患者側が悪いことが多い。
人間性に難がある人を対応することとなる。
そういう患者は何を言っても聞かない、警察介入が多々あった。

生活保護は保険診療分の診察は診療費が発生しないが、自費の診療は費用が発生することを認識していないことが多かったらしくクレームが多かった。
生活保護は失うものがない、努力してこなかったり怠惰な生活を送った結果の病気である可能性が高く、病院職員は生活保護者に同情する者はいなかった。
迷惑患者対策に警察OBも雇っていたし、結構圧力をかけた対応をしていた。

Ａ．初日は課長と挨拶回り、病院の部署は配置などを知った。
短期のアルバイトではあったが他の方々もそれは認知していた。
東海大学生であったこともあった比較的歓迎されていた印象だった。
一応会計処理の基本的な資料は用意してくれていた。
簿記１級持っていることも知っていたから、知っている内容があったら言ってくれれば飛ばすと言われて、だいぶ想定より研修は短く済んだと言われた。

病院や組織特有の会計処理もあったのでそこは理解するのに時間はかかった。
基本的に事務仕事なので急を要する対応はなく、他の３名に聞けばなんでも教えてくれる状態にはあって働きやすかった。
収入業務なので失敗しても大事には至らないから気楽に働いて大丈夫みたいなことを言われて安心したのは覚えている。
経理業務に対して請求書発行などをイメージしていたから研修で覆った。

Ａ．課長や係長は他部署の人とよく話していてせわしない印象だった。
経営状況も会計システムで把握できることから幹部クラスの人にもよく呼ばれていたイメージがある。

また融資の関係で銀行とのやり取りも多くしていたので、１日の半分くらいは席にいない印象だった。それでも席にいるときはみんなフランクに話しかけてくれるなど働きやすい環境を作ってくれていた。

課長のお子さんがちょうど自身と同じくらいの年齢だったから、大学での過ごし方とか結構プライベートなことも聞かれていたが悪い気はしなかった。
会計課の環境としてはよかったと感じている。
病院全体の人数は把握できていない、事務職は医事委託も含めると圧倒的に女性が多いが委託を除けば男女半々くらいで外国人は事務職にはいなかった。

Ａ．時給は１５００円だった。
当時としては割と高めだったと思う。
外部などに求人を掲載しなかった点と短期であることから浮いた費用を時給に充てたと聞いた。
正社員は（確か）８：３０～１７：３０が定時となっていた。バイトを掛け持っていたことからシフトは親の扶養から外れないよう、社会保険料加入時間数にならないように調整していた。

基本９：００出勤、昼すぎ退勤を週５（夏休み・冬休み）、通常時は週３日で正社員よりは早く夕方ころ退勤していた。
事前に申告してくれて仕事が滞らなければ自由に組んでいいと言われていた。
夜間救急外来の受付をする事務当直が正社員はあったことから当直明けでいない（係長以下の社員）こともあった。

Ａ．希望の１００％入れていた

Ａ．規定はなかった

Ａ．なし

Ａ．高校生には向いていないと思う。
経理は一般的な事務と比較すると少し特殊な部分があると思う。
また高校生で簿記を勉強しているのは商業高校くらいだと思われる。
単純に難しいと思う。
数学の問題を解いているような感覚に陥ることもあって嫌だと思うため。

Ａ．大学生には向いていないと思う。
大学生であれば同年代がいるようなアルバイトが一番楽しいと思う。
デスクワークより動き回るような仕事の方が良いとも感じる。
簿記を学んでいないと難しいと思うため。

経理はアルバイトでするものではないと感じている。
会社のお金を取り扱う部門であることから、ある程度の責任は問われてしまうし、経理や簿記の経験がなければまず経理のアルバイトはやめておいた方がいいと思う。

だた環境次第では働きやすいのも事実だと思う。
数字や簿記が好きもしくは得意であったり、会社の経営などに興味があるのであればやる気次第では良い経験になると感じている。

また近年ではリモートワークなどでも経理業務ができるようになっていることから、働く環境は良くなっているとは思う。
会計処理などの知識があればデータ入力とさほど変わらないような業務である点や会社の収支は短期間では基本的に大きな変動は見られる可能性が低いことから業務の安定性もあると思う。

経理事務と聞くと難しそうなイメージがありますが、インタビューを見ているとイメージ通り難しいぽいですね！
その方面に強い方、元々学んでおられる方向きのお仕事なのだなと思いました。

ただ、シフトについては希望通りみたいで、働きやすさはあるんだなと感じました
今回のインタビューが悩まれている方の参考になればと思います。

今回は神奈川県伊勢原市、小田急線 伊勢原駅から徒歩10分の東海大学医学部付属病院でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました