正月休みゼロ!?初売り地獄を経験した「大内屋本店」アルバイト体験談を大公開!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
今回は、かつて仙台にあった1676年創業の老舗「大内屋本店」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
惜しまれつつ閉店したこのお店は、地元の方々に愛され、客層の良さが働きやすさに直結していたそうです。また、スタッフ同士の仲がとても良く、明るい雰囲気の中で楽しく仕事ができたとのこと。
そんな恵まれた職場環境で、どのような日々を過ごしていたのでしょうか?
今回は、宮城県仙台市泉区にかつてあった「大内屋」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました!
なお、「大内屋」は現在は閉業しているので、他のアパレル店の参考になればと考えております!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:26歳
- 職業:社会人
- 性別:女性
- 働いていた時期:2012年
- 働いていた期間:1年半
- シフト:週5回
大内屋バイトに応募した経緯
Q
大内屋にどのように応募しましたか?
A.求人冊子を見て募集を知り、応募しました。
その時は、他にもハローワークなどでも求人を探していたのですが、なかなかいい仕事がなかったため、とりあえずこちらの求人に応募してみようと思いました。
その後、まずは採用担当に電話をし、その電話で面接の日にちを決められました。
そして、履歴書と職務経歴書を書いて面接に挑みました。
電話から面接までの期間は一週間もなかったように感じます。
他にも複数の企業に連絡をしていて、いろんな企業に履歴書を送ったりしている時期でした。
履歴書を郵送してから面接を決められることも多かったですが、ここは電話の時点で最初から面接に進めたような気がします。
未経験者歓迎だったからかもしれません。
Q
大内屋に応募した理由を教えてください。
A.以前勤めていたお店が閉店してしまい、社員が全員解雇されてしまったことが応募のきっかけです。
前職では飲食の販売をしていたので、販売職を中心に考えていました。
そんな中、大内屋の求人をみつけ、アパレルの販売も視野にいれるようになりました。
大内屋は呉服屋の時代から古く続いていたので、前職のように閉店する可能性は低いと思ったのも理由です。
閉店による解雇は正直、大変だったのでもう同じような思いはしたくないと思い、安定性のある企業を選びました。
販売はどこも長くお店が続かないイメージがあったので、できるだけ長く働けるような環境に身をおきたかったのです。
また、私自身、接客の仕事がどちらかというと向いていたので、ここでなら自分のスキルも活かせると思いました。
Q
大内屋の面接はどんな感じでしたか?
A.昔、営業の仕事をしていたので、営業から販売に職を変えたのはなぜか、どういう違いがあるかなどを聞かれた覚えがあります。
大内屋バイトの実態
Q
大内屋でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.良かったことは、覆面調査員の方に後日の研修ですごく褒められたことです。
その方は接客のプロだったのですが、新人の私の接客が1番良かったと太鼓判を押してくれました。
また、定期的に研修があり接客やラッピングなどをプロから教われたことも良かったです。
前職は、休日に自費でこういった研修に参加していましたが、ここでは会社の出勤扱いで会社のお金で研修を受けさせてくれたので、とても優遇されていたと思います。
社員教育がとてもいい会社だと思いました。
また、働いている社員さん、アルバイト、パートなど社歴も関係なく仲がみんな良かったです。
女子ばかりの職場でしたが、派閥のようなものは一切なく、みんなで仲良く仕事できていて、楽しかった記憶があります。
Q
大内屋のアルバイトはきつかったですか?
A.初売りの時期は寝る暇がないくらいで、とてもきつかったです。
早朝の出勤で12時間以上は働いていました。
来店人数も凄い中、温かい室内で接客するので、なんとなく頭がボーッとしてきてしまいました。
また、セールの準備も意外に大変でした。
値段を変える作業がとくに面倒で、セール前は残業することも多かったです。
また、売り場の模様替えも定期的にしていたのですが、閉店後にすることが多かったため、ディスプレイ作りに苦戦しました。
来客数が伸びないと、またすぐに模様替えがあったりするので、売り場全体を変えていく作業はすごく疲れた記憶があります。
しかも、上からの指示が統一されておらず、何度も変えなければならない時は、みんな不満を持ちながら仕事していました。
Q
大内屋ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.朝タイムカードを押したら、売り場のレジ金と鍵、個人情報の入った棚の鍵を持ち出して、売り場に向かいます。
レジの準備をして売り場の清掃をしたら朝礼スタートです。
マネージャーからのお話や情報伝達をしたあとで、接客のロールプレイをします。
ロールプレイが終わったら、それぞれの担当場所に移動して仕事の開始です。
売り場の在庫を確認したり、新商品のポップや値段付け、ディスプレイなどを作っていきます。
売る期間が過ぎているものは、メーカーへ返却もしていました。
また、ネット販売もしていたので、そちらに注文が入るとこちらの売り場の在庫から発送したりもしていました。
お客様が来た時は、声をかけて接客をし、レジ打ちとラッピングもしました。
全てが終わると、閉店作業がありレジ締めがあって夕礼もします。
今日の売り上げや客数が発表され、反省などをして終わりです。
大内屋バイトの条件
Q
大内屋の研修はありましたか?
A.研修は座学も2〜3日程度ありました。
また、レジ打ちも研修室のような場所で教えられました。
それが終わると、服のたたみ方や試着の仕方などを売り場で教えられました。
あとは、仕事をしながら覚えていった感じです。
Q
大内屋にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.若い女性が多く、華やかで明るい職場でした。
独身女性が多かったので、話題も恋愛の話や韓ドラの話など、気の合う人が多かったです。
バイト仲間とはよく、好きな推しの話で盛り上がっていました。
20代が中心でしたが、中には30代から50代くらいまでいて年齢層は幅広かったと思います。みなさん面白くて明るい人が多かったです。
販売職だからか、コミュニケーションは取りやすい職場だったと思います。
また、服装やネイル、髪型に気を使っておられる方も多かったです。
若い方はみなさんかわいい印象でした。
社員さんは男性もいたのですが、そちらは皆さん年配の方が多く、いつもスーツで出勤されていました。
比較的、男性も優しい方が多くてホワイトデーのお菓子のセンスもみんな良かったです。
Q
大内屋の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給は当時で最低賃金よりも100円か200円ほど多かったと思います。
シフト制で休みたい日を希望して、それ以外はマネージャーが決めるという感じでした。
1日8時間勤務です。だいたい2〜3日勤務して1日休みというローテーションが多かったと思います。
Q
大内屋のシフトは入りやすいですか?
A.入りやすかったです。
Q
大内屋の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.アパレルだからか特に何の規定もありませんでした。
Q
大内屋の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.社割で安く商品は買えました。まかないはなかったです。
学生にとっての大内屋バイト
Q
大内屋のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.高校生の募集はしていないので、向いていないと思います。
短期のアルバイトなら大学生で働いている人もいました。
初売りの時期などは、もしかしたら募集していたのかもしれませんが、高校生バイトが入ってきた記憶はありません。
Q
大内屋のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.夏休みや冬休みの短期バイトなら向いています。
接客も覚えられるし、服のたたみ方なども覚えられるのでいいと思います。
バイトでも商品を安く買えるので、割とお得で向いているバイトです。
服や髪型も自由なので、やりやすいと思います。
Q
最後に、大内屋でアルバイトしようとしている人に一言!
残念ながら、大内屋はすでに廃業してしまい、今では働くことができません。
ですが、辞めた人たちは今もアパレルショップなどで働いている人が多いです。
それくらい、アパレルバイトは自由があっていい職場だと思います。
インセンティブなどがあれば、時給にプラスしてお金を稼ぐこともできるので、能力次第でたくさん稼げるお仕事です。
お客様とのコミュニケーションも学べると思うので、社会勉強としても一度、経験してみるといいと思います。
大内屋アルバイターの特徴
大内屋アルバイトのお仕事の特徴
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