体力と気力との勝負!「いよてつ高島屋食堂ビアガーデン」でのアルバイト体験談は想像以上に凄かった!!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
夏と言えば仕事終わりにビアガーデンで仲間と盛り上がりたい!そう思う方も多いのではないでしょうか?
愛媛県松山市の伊予鉄道松山市駅前にある高島屋8階「いよてつ高島屋食堂ビアガーデン」でのアルバイト体験談です。
夏の季節に開放的な空間でのアルバイトなんて想像しただけで楽しそうですよね!
ただ、お酒のあるところにトラブルはつきもの。開放的な空間だからこそ、お客さんも羽目を外しすぎてしまい、その対応は想像を超えるものがあるようです。
今回はそんな季節ならではのアルバイトをご紹介!
期間限定のため、短期でのアルバイトを検討中は是非チェックしてみてください!
今回は、愛媛県松山市の「いよてつ高島屋食堂ビアガーデン」でアルバイト経験がある方に、体験談について取材を行いました!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:22歳
- 職業:大学生
- 性別:男性
- 働いていた時期:2008年頃
- 働いていた期間:6ヶ月
- シフト:週2回
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンに応募した経緯
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンに応募した理由を教えてください。
A.大学4年生で卒業することが叶わなくなり、友人宅で居候をしていた時のことです。
大学5年生となってしまい、親に前期(約半年)で卒業を条件のもと、授業料を工面してもらっていました。
この当時、時間と体力に余裕があったため、半年後の卒業と引越し代を捻出するためにアルバイトの掛け持ちをしようと考えました。
その時、街のフリーペーパーに載っていたのが、いよてつ高島屋のビアガーデンのホールスタッフ募集の記事でした。
このバイト先は街の中心地に位置しており、観光客で賑わう活気のある場所。
さらにビアガーデンは夏限定のアルバイトであるため、9月に大学を卒業する私にとっては、もってこいのアルバイトのように感じ、急いで応募しました。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンにどのように応募しましたか?
A.当時、大学4年生だった私は、この年の2月に大学事務局から、「単位不足で留年が決まりました。」との連絡があり、大学5年生に向けての準備を始めていました。
しかし、県外民であった私は、親の負担を減らすために一人暮らしをせず、大学の寮で生活をしていましたが、新入生のために部屋を空けなくてはならず、早急に一人暮らし用の部屋を確保しなくてはならない状況でした。
ただ、留年が決まったのは2月。
新しく部屋を探すに時間も資金も足りませんでしたが、留年したのは私だけではなく、仲のいい友人も留年が決定していたため、その友人に家賃を折半する条件で空いている一部屋に居候させて欲しいと頼み込んで、承諾を得ることができました。
この時の私には、時間に余裕はあっても、資金には余裕は全く無く家賃も半年間生活する生活費、その後の引越し代などどう考えても資金不足が目に見えていたため、資金を捻出する必要がありました。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの面接はどんな感じでしたか?
A.幸いにもビアガーデン担当のチーフは気さくな方で、1対1の面談を高島屋のビアガーデン会場横の飲食スペースで行ったのを覚えています。
その際には履歴書を持って行き、ラフ過ぎない恰好(ジャージなど)で面談したと思います。
面談の時点で何でも気になることがあれば、聞いてねという方だったので、すごく楽に進めたと思います。
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの実態
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.一番は街の中心地に位置している高島屋に出入りしている自分がいることです。
大学5年生といっても、田舎から出てきた地方学生。
地元の田舎は右を見れば海、左を見れば山、前と後ろには田んぼや畑ばかり。
そんな自然豊かな場所で育った私にとっては、この街は大都会。
さらに県庁所在地で観光の名所。
土日や連休には、観光客や遠征に来ていた他県の学生、出張で来ているビジネスマンなど、地元ではなかなか見かけることができない光景。
そして誰もが知っている高島屋にアルバイトとは言え、出入りしている自分に酔っていて、誇らしく思っていました。
また、ビアガーデンのすぐそばには屋上観覧車があり、夜になる赤や緑、青などの色を変えてゆっくり回る姿は、ビアガーデンに来ていたお客さんの目を楽しませていたように思います。
そこで働くことができたのは、自分にとっては貴重で良い体験となりました。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンのアルバイトはきつかったですか?
A.この仕事は、体力が必要な仕事だと思います。
注文を取ったり、レジ打ち、皿洗いなど業務がほぼありませんでした。
しかし、体力勝負を強いられる場面があります。
それは、お客さんを退店させることとテーブルの上の片付けの二つです。
一つ目のお客さんの退店をスムーズに行うことはなかなか至難の業です。
料理やお酒をお腹一杯まで楽しんでご機嫌な状態。
この酔っ払い様を相手に、「お時間です。退店をお願いします。」と伝えても、素直に聞いてくれる訳はありません。
楽しいから終わりたくないという気持ちには共感できます。
しかし、次の団体のお客さんが待っていたり、その後のことを考えるとそうはいきません。
できるだけ失礼の無いように笑顔で退店を促しますが、熟睡している人、自分で立てなかったり、歩けなかったりと酔っ払いを動かすことがこんなにも大変なのかと思うほど労力を使います。
こういう時は、協力的なお客さんの力をお借りすることもしばしばありました。
二つ目はテーブルの上の片付けです。
お客さんが帰った後は、食べ残し飲み残しの山、割りばしは相方がどこに行ったか行方不明、グラスやジョッキは、まさに台風の過ぎ去った後のように色んなところに散らばっています。
これらを何もなかった状態に戻すのは想像以上に労力を使います。
残飯もお皿もジョッキやグラスもなかなかの重量級。
特にジョッキ運びは力の見せ所。
男性は、片手でジョッキ5個ずつ、女性は、片手でジョッキ3個ずつ持てないと片付けが間に合わず、時間をかけ過ぎないように、力とスピード、そしてスタッフ同士の連携が求められました。
この経験があるからこそ、お店側の大変さが分かるため、お店に迷惑かけないお客になろうかと心がけることができています。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.仕事は、17時開店だったため15分前には仕事場に到着していました。
到着後、二人一組のチームを組んで、テーブルや椅子担当、料理を運ぶ担当、飲み物準備担当にそれぞれ分かれて行います。
テーブル椅子担当は、予約テーブルの準備や座席のセッティングを行います。
料理担当は、調理場にある料理を決められた台の上へ運びます。
他には皿や割りばし、お手拭きなどを準備します。
飲み物準備担当は、ビールサーバーや酎ハイサーバーの樽、日本酒や氷などのセッティング。
グラスやジョッキの補充も担当します。
これらを各チームが17時までに行います。
その後は、各チームでそれぞれの担当場所の運営を行います。
21時30分のラストオーダーとなるまで持ち場の運営とお客の入退店、片付けを行います。
ラストオーダー後はお客さんの様子を見ながら、テーブルや椅子の掃除や料理を止めたり追加したりの判断、サーバーの片付けなどを順次行っていきます。
22時の閉店後は、残飯をゴミ捨て場へ持っていって終了という流れになります。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.アルバイト中の珍事件は、トイレでの嘔吐物の処理です。
これは、数日に1回ありました。やはり、たくさんの料理とお酒をご所望する場面だから起きてします事件だと思います。
また、その当時は、アルコールの飲ませるために歌を歌ったり(コールや掛け声など)が当たり前にあった時代です。
新入社員やお酒が好きな人、または何かしらの罰ゲームの時にそのような歌があると嫌でも飲まざるを得ません。
そういう場面が度々見受けられる日のトイレはだいたい荒れています。
これの清掃は、いつも男性陣で担当しています。
片付け担当を決める時はだいたいじゃんけんで負けた人でしたけどね。
トイレ掃除で人が抜けると任された場所を一人で運営しないといけないため、それはそれで仕事量が倍増するため、かなり重労働でしたね。
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの条件
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの研修はありましたか?
A.研修はほとんどありませんでした。
ビアガーデン担当の方(チーフ)から開店から閉店までの流れを聞き、その後は厨房やトイレなどの施設の説明を受けて、さっそく実践だったと思います。
基本的には習うより慣れろというスタイルでした。
また、それぞれの持ち場を一通り運営して、力仕事が多い料理やドリンクなどは男性が担当することが多かったと思います。
テーブルや椅子担当は、お客さんの誘導も兼ねていたため、女性が担当することが多かったように思います。
仕事中の困りごとは、すべてビアガーデン担当の方(チーフ)に聞いて教えてもらってました。
チーフは、常時、入口付近に対応してくれていたため、すぐ相談することができました。
例えば、ビールサーバーのビール樽が空になったときの在庫の場所や交換の仕方です。
慣れてしまえばすぐできることも樽の交換は順番を間違えると大変なことになるため、そこは丁寧に教えてもらいました。
他にも、料理の追加補充か補充を止めるかや片付けの順番です。
料理に関しては、当日の予約団体の数や時間帯、お客さんの様子からチーフの経験をもとに判断してもらっていました。
私たちも残飯が少しでも減れば作業が楽になるので、この辺はチーフと回数を重ねて相談したのを覚えています。
最後に片付けの順番ですが、閉店が近づいても退店の気配がない団体がいる場合は、その団体から遠い場所から片付けに取り掛かったり、売れ行きが悪い料理から片付け始めたりなど、お客さん気付かれずに閉店作業を進めることを教わりました。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.ビアガーデンで働くアルバイトスタッフは、みんなワイワイして笑いが絶えない環境でした。
その当時のホールスタッフは全員で約8人、一日で出勤する人数は6人くらいでシフトを組んで働く流れでした。
スタッフの男女比もバランスがとれており、男女4人ずつぐらい。
また、全員大学生で最年長が大学5年生の私。
採用時点は同期でも、全員年齢は下。
突然できた後輩を前に戸惑う私に、気さくに話しかけてくれる後輩たち。
なぜか留年理由を聞いてこない後輩たちは、空気が読めるいい大人であったと思います。
毎回アルバイトに入るたびにいろんな話をして過ごし、みんなで予定を合わせてBBQや打ち上げをしたりと本当に楽しい時間を過ごすことができるメンバーでした。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.シフトは、1週間単位で組んでいたように思います。
前の週の仕事前(開店準備時間)にチーフから次週のシフトの話題がありました。
その際に、予定があればそこでそれぞれ個人が予定を伝えるという形です。
その後は、チーフが勝手に組んでくれていました。
時給は、アルバイト情報誌に記載さていたため、変動なくやっていました。
シフトが組まれても誰と一緒に入るのは当日まで知ることはありませんでした。
事前に打ち合わせをしていれば知ることもできますが、大学5年生の私としては誰が入っても楽しかったので、その辺は気にせず決められたシフト通りやっていたと思います。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンのシフトは入りやすいですか?
A.自由に決められました。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.派手でなければ問題なかったと思います。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンの社割や特典などはありましたか?
A.賄いはありました。
厨房でカレーを食べたのを覚えています。
学生にとってのいよてつ高島屋食堂ビアガーデン
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.向いていないと思います。
一番の理由は、アルコールを扱う場面だからです。
日本の法律では20歳にならないとお酒を飲むことができません。
そのような場所に未成年はさすがに不向きだと思います。
Q
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.向いていると思います。
その理由は、体力勝負ができることと時間的な余裕があるからです。
特に男性は片付けや退店誘導など体力勝負の場面が多々あります。
さらに時間的な拘束がほとんどない大学生は、ビアガーデンには向いてる職業だと思います。
Q
最後に、いよてつ高島屋食堂ビアガーデンでアルバイトしようとしている人に一言!
ビアガーデンの仕事は、社会勉強の一環として良い経験値になると思います。
来ているお客さんは家族連れや企業、組合などの団体が多いです。
もちろん大学のサークルもそうです。
一度に何十人、何百人もの人が集まる場所に携わることができる仕事はそんなに多くはないと思います。
そういった大勢の中で、自分たちの持ち場を開店から閉店まで運営でき、料理の補充や片付けの開始など、お客さんを見ながら判断を下すことが求められる仕事は瞬発力が問われるため、そういった仕事がしたい、経験を積んでみたいと考えている方には適した仕事だと思います。
この経験を通して、働くスタッフ同士の中を深めたり、職場にいる先輩や後輩との接し方、大人との接し方を学ぶことができると面ます。
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンアルバイターの特徴
いよてつ高島屋食堂ビアガーデンアルバイトのお仕事の特徴
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