怒鳴られ、泣いた！廣文館 緑井天満屋店の書店アルバイトで起きた修羅場とは？仕事内容を解説！

こんにちは！あるバイの中の人です！

広島県広島市安佐南区、JR可部線の緑井駅から徒歩3分の「廣文館 緑井天満屋店」でかつてアルバイトを経験した方のクチコミ・評判です！

静かそうに見える書店バイト。
でも実際には、理不尽なクレームに耐え、重い本を運び、レジで気を張る毎日。
思わず泣きたくなるような出来事も…。

それでも「辞めなかった」のはなぜ？
感謝の言葉に救われた日々と、自分の成長を実感できたリアルな体験談をお届けします。

「廣文館 緑井天満屋店」は現在閉店されているため、「本屋でのアルバイト」の参考にどうぞ。

• このクチコミの執筆者の名前：ruri412
• このクチコミの執筆者の年齢：19歳
• このクチコミの執筆者の職業:：大学生
• このクチコミの執筆者の性別：女性
• このクチコミの仕事をしていた時期：2009年ごろ
• このクチコミの仕事をした期間：1年
• このクチコミの仕事のシフト：週3～4前後、1日3～6時間

Ａ．大学生活の中でそろそろ何かアルバイトがしたいと思い、タウンワークで求人を探していました。
あまりアルバイトの経験がなかった為、自分に何ができるのかも分からず、良さそうな求人を見つけては悩みつづけること数か月くらいが経過していました。

自分には何が出来るのか、何が向いているのかも分かりませんでしたが、友人の多くが接客のアルバイトだったので自分もそれを中心に探していく中で、自分の興味がある商品を扱っているお店がいいなと漠然と思いました。
そして飲食や騒がしいところは恐らく自分に不向きなので除外していました。
そこで、自転車で通える範囲のショッピングセンター内にある書店の求人を見つけ、電話して応募しました。

Ａ．元々本を読むのが好きだったことが一番の理由です。時間があれば本屋を巡っており、小説から漫画、雑誌まで幅広く興味がありました。
そして、あまり騒がしいところは好きではなかったため、居酒屋などの接客は自分に不向きだと思っていました。
その点、書店の雰囲気は落ち着いていたので自分が働くうえでも問題はなさそうだと感じました。

その他の理由としては、家から自転車で通えること、雨の日でも通勤手段に問題がないこと、シフトの調整のしやすさが魅力的でした。
シフトは週3日程度と決まっており、大学生活との予定の調整がしやすいなと思いました。
時給に関しても多すぎず少なすぎずの平均的な金額で、求人に関して特に不満点もなかったので応募に至りました。

Ａ．自分のときは他の店舗と合同で集団面接でした。学生アルバイトが多く、質問への回答も似たり寄ったりだった印象です。
志望動機の他、本が好きか、週何日入れるか、土日祝は入れるかなどの質問でした。

Ａ．アルバイトで嬉しかったことは、やはり一番はお客様からの感謝の言葉です。
定期的に来てくださる常連の人もいるのですが、いつも気持ちよく「ありがとうございます！」と言ってもらえて、こちらまで嬉しくなります。
子ども向け絵本のラッピングや、ブックカバーの装着など普段よりも時間を要するレジ接客の際も感謝の言葉を頂戴することが多く、モチベーションのアップに繋がっていました。

その他に良かったこととしては、自分自身の成長です。
それまで接客はあまり経験がなく自信がなかったのですが、このアルバイトを通して接客に慣れることができました。
また、本についてもそれまで以上に知識を身につけられ、この本を探しているけどどこにあるのか、という問い合わせにも段々とスムーズに答えられるようにもなりました。

Ａ．アルバイトできつかったことは、態度の横柄なお客様が時々いらっしゃることです。
自分なりに頑張っていても、レジが混雑していると「いつまで待たせるの！」と怒鳴られたり、目当ての本が無かったら「何でないの！」と納得いただけなかったりと精神的に参ることも多々ありました。
それを解決するのは、自分だけで対応しようと思わないことです。
周りにはアルバイトの自分よりも経験も知識も豊富な社員の方々がいます。
困ったら社員にヘルプを頼み、お客様を待たせないことを第一に対応していただきます。
理不尽なクレーム対応も、アルバイトが行なうよりも社員の人に代わるだけで態度が変わるお客様もいます。
困ったときは誰かに頼ることを常に念頭に置き、自分だけで抱えないように日々働いていました。

また、精神的に参ることがあると次の出勤の日がとても憂鬱でしたが、なるべく引きずらないように友達に愚痴を聞いてもらったり美味しいものを食べたりして、他の事でストレス発散するようにしていました。
辞めたいと思うこともありましたが、良いお客様と嫌なお客様の割合は良いお客様の方が多く、「ありがとう」「また来るね」といった良いお客様から頂く感謝の言葉で、やっぱりこの仕事続けようと思える日々でした。

Ａ．①出勤後～10分程度：店内クリーンアップ
②上記のあと：レジ・備品補充・商品のビニールかけ・商品陳列
③閉店前30分～閉店まで：掃除

まず出勤したら店内を巡回し、立ち読み後放置されているような本を元に戻したりハタキでほこりを落としたりといった簡単な整理整頓業務を行います。
それが済んだらレジに入ります。
レジでの業務は基本1人で行ない、複数ブックカバーをつけたり図書カードを買われたりと時間を要する場合もあります。
その際はヘルプを呼びます。
混雑しているときはレジでの接客中心ですが、平日など暇なときはブックカバーの補充をしたり、コミックのビニールかけをして陳列の準備をしたりレジにいながらでも出来る作業を並行して行います。

入荷してきた本を段ボールから取り出したり、売れなかった雑誌の返却作業などもあります。入荷が多い日はいつもより力仕事が多くなります。
閉店30分前になると、店内の床をモップ掛けし、それが終わると売り場の乱れている部分を整えます。

Ａ．当時はコミックのビニールをひとつひとつ手作業で取り付けていたのですが、某人気漫画が入荷してきたときは何十冊もひたすらに手作業で取り付けては陳列していました。
そんなビニールですがレジで袋に入れる際は剝がします。
そんな折、コミック約50冊をレジに持ってこられ「全てブックカバーつけてください」とのご希望を受けました。
一生懸命かけたビニールですが全て大急ぎで外し、ひとつひとつブックカバーを付けて…。
スタッフ数人で取り掛かりました。

そのお客様はその間に別のお店を見て回られたので、お待たせすることはなかったのですが、これほど大量の数のブックカバーを装着したのは初めてでした。
ブックカバー自体は無料のサービスですが、いつもよりも人件費もかかっているし別途料金いただいても良いのでは？と思う出来事でした。

Ａ．私が働いた書店では座学での研修はなく、仕事をしながらひとつずつ業務を身に着けるかたちでした。
始めはレジの打ち方から教わりました。
初日は社員の方に横についていてもらい、分からない部分はその都度教えてもらえました。
翌日からは基本的に一人でレジに入りましたが、店内には社員さんが数名いて、不明点があれば呼び鈴を鳴らして来てもらって教えてもらいました。

接客に関しては、お客様に聞かれて自分では対応できないことも最初は多かったのですが、その際は社員の方に代わって対応してもらい、その後に今後同じようなことを訊かれたらどうすれば良いかをレクチャーしてもらいました。
また、覚えたつもりになっていて実際にやってみると違っていたことが多々あり、怒られることもありましたが、どこがどう間違っていたか、どうしたら覚えられるかといったことを把握するため社員の方がヒアリングの場を設けてくださり、その後はミスが減りました。

Ａ．職場の雰囲気はとても落ち着いていました。
バイト仲間も同じ大学生や専門学生など年が近く、みんな穏やかそうな雰囲気で似ている印象でした。
本が好きという共通点もあり、地元が一緒で同じ高校の先輩後輩だった場合もあり、仲良くなりやすい環境でした。
仲良くなった人とは連絡先も交換し、急なシフト変更のときもお願いがしやすかったり、バイト先での悩みや失敗談などを共有できて良かったです。
アルバイトの人数は3～4人で、社員が4名、男女比は1：9で女性が中心でした。
この男女比も働きやすい一因だったと思います。
意地悪な人もおらず、分からないことがあれば聞きやすい環境でした。
バイト仲間は一度働くとすぐ辞める人は少なく、定着率が良かったと思います。

Ａ．時給に関しては平日に比べ土日祝日が50円程高かったです。
シフトは1ヵ月ごとに組まれ、前月の半ばあたりに「この日は出勤不可」といった希望を店長に提出します。
出勤不可にした以外の日の中から、他の人の出勤日と調整して週3日程度出勤日が組まれました。
なので週のうち出勤不可の希望日が多いとシフトが組みにくいので希望日はどうしても無理な日以外が書いていませんでした。
ですが大学のテスト期間などは融通が利きました。
シフトが完成するとA4用紙で配られ、自分以外のメンバーの出勤日も把握できました。
急なシフト変更の際は電話かメールで連絡が届きました。

Ａ．シフトは事前に出勤不可の日を伝えるかたちで、それ以外の日で組んでもらっていました。
希望休は取りやすかったです。

Ａ．服装は自前の白いワイシャツで、支給されるエプロンを付けます。
髪型は邪魔にならないように結びます。

Ａ．特にありませんでした。

Ａ．私が働いていた書店は18歳以上が対象だったので、応募条件として高校生には向いていません。
卒業見込みの高校3年生ならいけるのかもしれませんが、勤務地によっては夜の帰宅が22時を超えることもあると思うので高校生には向かないかもしれません。

Ａ．大学生に向いていると思います。
平日・土日でも自分の都合に合わせてシフトに入れるので大学の授業が早く終わる日はバイトを入れたりと調整しやすかったです。
また、実際にアルバイトしている仲間も大学生がほとんどでした。

まず本が好きな人であれば書店のアルバイトはオススメです！好きなものに囲まれて働けるのはとても楽しく、自分自身の知識をより深いものにもできます。
雰囲気も落ち着いたところが多く、ガヤガヤ騒がしい飲食店などが苦手な人なら特に働きやすいと思います。

本を取り扱うので、多少力仕事があります。
段ボールいっぱいに入った本は想像していた以上に重いので、運び方によっては腰を痛める人もいます。
また、本の端で手を切ることもたまにあります。

接客が未経験でも、書店であれば働きながら徐々に慣れていくには最適かと思います。自分も苦手でしたが段々と慣れてきました。
本が好きな穏やかなスタッフが多いと思うので、働きやすいと思います。

JR可部線の緑井駅から徒歩3分、広島県広島市安佐南区にかつて存在した廣文館という小さな本屋さん。　
本好きなアルバイトが集まった穏やかな職場に感じましたが、時折事件が起こったり、奮闘する様子が伝わってきました。

テスト期間などのシフトに融通が利くこと、シフト調整のし易さは大きな魅力ですよね！
残念ながら現在は閉店されていますが、チェーン店ではない本屋さんでのアルバイトの参考になればと思います。