接客経験におすすめな「フルーツケーキファクトリー」のアルバイト体験談！「あいの里店」でオープニングスタッフとして働いていた人に聞いてみた！

こんにちは！あるバイの中の人です！

北海道札幌市北区のJR札沼線あいの里教育大駅からすぐの場所にあった「フルーツケーキファクトリー あいの里店」。
季節のフルーツをふんだんに使用した北海島発のフルーツタルト専門店です。

「社内接客コンテスト」が実施されるほど、接客を重視したお店とのことですが、どんな働き方をしていたのか気になりますよね？
今回はそんな「フルーツケーキファクトリー」でオープニングスタッフから働かれていた方のエピソードをご紹介。オープン当初から働いた仲間は今でもかけがえのない宝物となっているようです！

実際に働いていた人のリアルなエピソードを聞いて、今後のアルバイトの参考にしてみてください！

今回は北海道札幌市にある「フルーツケーキファクトリー あいの里店」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

なお、「フルーツケーキファクトリー あいの里店」は現在は閉店しているとのことですので、他の店舗や洋菓子店でのアルバイトの参考になればと思います。

• 年齢：無回答
• 職業：大学生
• 性別：女
• 働いていた時期：2005～2007年頃
• 働いていた期間：約2年
• シフト：週4～5回

Ａ．地元のアルバイト雑誌で募集を見て応募しました。
この頃は、大学生になったばかりで、アルバイト先を探していました。
いくつか飲食店のアルバイトの面接を受けていましたが、全く受からず苦戦していました。
やっとの思いでたこ焼き屋の「銀だこ」に合格しましたが、店長と合わず1ヶ月も経たず辞めた、という状況でした。

このケーキ屋さんは、電車を使い、自宅から40分程でした。
田舎に住んでいた私にとっては、アルバイト先としてはかなり近い場所で、大学に行きながらでも通いやすいと思い、迷わずに応募した記憶があります。

まだオープン前の店舗だったため、そのお店の別の店舗へ行き、面接をしました。
元々、客として来店したこともあり、より働きたいと思いました。

Ａ．勤務先が家から二駅と近かったことが、一番の決め手です。
私が勤めたこのお店は、札幌では割と有名な飲食店だったので、このお店で働けることはステータスになるとも感じました。
またオープニングスタッフとして働けることも決め手の一つでした。
すでに出来ている人間関係がないことは、人見知りの私にとっては好条件でした。

そして、ケーキ屋さんということもあり、社員さんはほぼ女性だったため、コミュニケーションも取りやすいのではないかと期待しました（前に勤めたアルバイト先の店長が男性で少し嫌な思いをしたというトラウマがあります）。

時給についてはそこまで重視しませんでした。
あくまで通いやすいか（大学からの帰り道の途中にあった）、働きやすい環境かを重視しました。

Ａ．働く予定の店の本店へ行き、当時の店長(女性)と面接をしました。
面接時間は20分ほどだったと思います。
怖いタイプの店長でしたが、ハキハキ喋ること、接客業なので笑顔で話すことを心がけました。

Ａ．このお店で働いたことで一番良かった点は、親友と呼べるような友人が出来たことです。
一緒にお店で働いたあと、そのままその友達の家に行って、お店から持ち帰ったケーキを内緒で食べたりしました（廃棄品です）。

今思えば、学生ノリでバイト中も店長に隠れてイタズラをしたりして、楽しく勤務できたことが思い出です（店側にはただの迷惑ですが…）。
ここで出会って、一緒に働いた友人は、社会人になってからも仲良くしていて、私の結婚式にも参列してくれました。

また、会社の接客コンテストに参加したことも良い思い出です。
とても厳しい社員が審査をするので、こてんぱんにダメ出しをされ、コンテストの帰りは泣いて帰った記憶があります。
当時は悔しい気持ちでいっぱいでしたが、結果、接客をがんばろう！という良いモチベーションにつながりました。

そのバイト先を辞めたあとは、料理教室へ入社しました。
このアルバイト先で培った接客力が活かされたなと感じています。

Ａ．基本的には、楽しく勤務をしました。
きついと感じるのは、お店の繁忙期です。
クリスマス、バレンタイン、ひなまつりなどケーキ屋の繁忙期はとても忙しかったです。
休憩に入れないのはよくあることでしたが、店内が忙しくなるとキツイ口調になる社員さんがいて、それが一番のネックでした。

あとは、一度だけクレーム対応をしにお客さんのお宅まで伺ったことがあります。
誕生日ケーキに入れるキャンドルを入れ忘れてしまい、お客さんの家までお持ちすることになりました。
炎天下の日に、一人で歩いてお客さんの家までキャンドルを運んだ記憶は今でも消えません（笑）。
そのときはもう辞めてやる！と思いながら歩いていたと思います。

今思えば、良い思い出です。

Ａ．●朝出勤してから営業前まで 出勤したらタイムカードを押し、シンクのセットをします。
レジ金を用意し、包材の在庫チェックも行います。
私は接客担当だったので、パティシエが作ったケーキをショーケースに並べ、彩りをみて配置の確認をします。

●営業中
来店したお客さんの接客をします。
注文をとり、ケーキのカットをし、箱につめてレジに進みます。
誕生日ケーキの場合は、メッセージプレートの作成も行います。
イートインスペースもあり、ドリンクを作る作業もあります。
季節のフルーツのスムージーが人気でしたが、作るのはとても大変でした。

●営業終了後
ケーキの廃棄、レジ締め、店内の清掃を行います。
大体30分くらいは締め作業があり、とても忙しいときは終電近くまで作業することもありました。

Ａ．オープン前の店舗だったため、既存店へ行き研修アルバイトとして働きました。
座学での研修ではなく、店頭に立ち、通常の業務のように接客をしました。

Ａ．オープン当初は殺伐としていました。
当時は男性の店長と本店からのヘルプ社員が常駐していました。
アルバイト社員も慣れない業務に緊張していましたし、当時の店長もてんてこまいでした。

数ヶ月経ち、オープン時の店長が倒れてしまい、新たな店長が来てからはお店もだいぶ落ち着いてきたと思います。

接客アルバイトは、平日の昼間は若いママさんやフリーターの方が多く、夕方や土日は学生が多かったです。
ケーキを製造する人は20～30代の女性がメインで、独身の方が多い印象です。
スタッフ同士の仲も良く、特に同じシフトで働く仲間とは、バイト後や休みの日にも遊んだりしました。

新商品が出る時は、みんなで試食をして感想を言い合うのが楽しみの一つでした。

Ａ．時給は当時、750円くらいでした。
1年半在籍し、おそらく50円くらいは時給がアップしたと思いますが、あまり覚えていません。
シフトは基本的に週4日ほどで、土日は必須でした。
学生が多かったので、シフトの交換は割としやすかったです。
1日の勤務時間は平日は17時～22時、土日は9時～17時が多かったです。

Ａ．シフトは足りないということはなく、減らしてほしいなと思うほどでした。
シフトをたくさん入りたい人にとっては、働きやすい環境だったと思います。

Ａ．肩に付く髪は結ぶ、マニキュアやアクセサリーは外す、といったルールがあったと思います。
髪色は割りと明るい髪色の方もいました。
そこまで厳しくはなかったと思います。

Ａ．割引制度は特にありませんでした。

Ａ．私が働いたケーキ屋さんは大学生以上しか働けませんでした。
働けたとしても、平日の遅番は勤務終了時間が遅いことや、オープニング時は長時間の勤務が必要だったため、高校生にはおすすめしません。

やるならオープニングスタッフなどではなく、すでに働く環境が整っていて安定しているお店が良いと思います。

Ａ．大学生には向いていると思います。
同じ年代の仲間が多いので、シフトの交換などもお願いしやすいく働きやすいです。
また、接客中心なので、今後社会人として働くときの強みになると思います。
私の場合は、就職先も接客業だったので、接客コンテストの経験などが就職面接でプラスに働きました。

すでに閉店してしまったお店なのですが、今も営業中だとしたら以下のようなことを伝えたいです。
ケーキ屋さんでの業務は最初は覚えることも多くて大変かもしれません。
オープニングスタッフであればなおさらです。
ですが、大変だった分、一緒に働いた仲間との絆は強くなりますし、「あの頃はめちゃくちゃ大変だったよね！」とケラケラ笑いながら話せる思い出話になります。
この先、接客業や飲食の道に進みたい方は、学生のうちにケーキ屋さんでの勤務をしておくのも良いかもしてません。

アルバイト面接を受けるかどうか迷ったら、まずは自分で客として来店し、良い雰囲気かどうかを感じてみるのも良いかもしれませんね！