ケーキ屋のアルバイト体験談

売れ残りのケーキが食べ放題！？ラ･ポーズでのケーキ屋バイト体験談！ケーキ作りの技術も向上？

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こんにちは！あるバイの中の人です！

奈良県奈良市、新大宮駅から徒歩わずか3分の場所に佇む「カフェラ・ポーズ」。
地元で愛されるこのケーキ屋さんでアルバイトをしたら、どんな経験が得られるのでしょうか？

「学生時代に挑戦できなかった飲食店でのバイトを、社会人になってから叶えたい」。
そんな想いを胸に飛び込んだ27歳女性が語る、ケーキ作りのスキル向上や心温まる接客のエピソード。
そして、寒いキッチンでの奮闘や、職場ならではのユニークな出来事など、リアルな体験が詰まったこの記事では、働く楽しさや難しさの両面が描かれています。

この記事を読むことで、「飲食店バイトってどんな雰囲気？」「ケーキ屋さんならではのやりがいや苦労は？」といった疑問に答えられるはずです！

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Chap.

アルバイターの基本プロフィール

年齢：27歳
職業：社会人
性別：女性
働いていた時期：2018年頃
働いていた期間：約1年
シフト：週3日ほど

Chap.

ラ･ポーズバイトに応募した経緯

ラ･ポーズにどのように応募しましたか？

Ａ．当時、電車で通勤していたのですが、最寄りの駅にバイトの情報冊子が置かれているのを発見しました。
興味本位にその冊子を手に取り、自分の家の近くではどんなバイトが募集されているのかを見ると、お気に入りのケーキ屋さんがバイトを募集していることを知りました。

しかし当時は社会人でもあり、本業の仕事があったため、応募するか迷ったのですが、副業がOKの会社だったため、一度チャレンジしてみたいと思い、情報冊子を手に入れてから、2週間後ぐらいにお店に電話をかけました。
話はとんとん拍子に進み、面接の予約や面接に必要なものなどを電話ですべて伺うことができました。実際の面接時までには履歴書等も用意し、面接に臨みました。

ラ･ポーズに応募した理由を教えてください。

Ａ．学生のときに飲食店でバイトをしてみたいと思っていたのですが、塾講師のバイトをしていた関係上、忙しかったため、当時は塾講師以外のバイトをすることができませんでした。
しかし、社会人になり、周りの友人と学生時代のバイトの話などをしていると、飲食店で働いていた友人はすごく楽しかったというため、私も飲食店で働けば良かったと後悔の念が生まれました。

特に仲の良かった友人が学生時代、ケーキ屋さんでバイトをしていたようで、バイト終わりにケーキをもらえた、というようなエピソードがすごく羨ましかったです。
そのため、どこかでまたチャレンジできるのであれば、ケーキ屋さんで働きたいと思うようになっていました。
そんなときに応募を見つけた感じです。

ラ･ポーズの面接はどんな感じでしたか？

Ａ．そんなに難しい面談ではなく、自分の今までの経歴や現状をお話する感じでした。
また、経験がないことも伝えましたが、そこは特にマイナスにならなかった印象です。

Chap.

ラ･ポーズバイトの実態

ラ･ポーズでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか？

Ａ．私が働いていたケーキ屋さんではキッチンもホールも担当させてもらえました。
自分で作ったケーキをお客さんに運ぶことができ、「美味しいね」や「お土産にも買っていこうかしら」というお褒めの言葉をいただける瞬間がすごく嬉しかったです。

また、働いているうちに自分のケーキ作りのスキルもあがっていることが自分でも実感できたので、それも働く喜びにつながりました。
色々と作らせてもらえるケーキが増え、楽しく働けていました。

また、1日の終わりに売れ残ってしまったケーキがバイトに振る舞われる瞬間も嬉しかったです。
売れ残ってしまうことは残念ではあったのですが、ケーキが元々好きだったのもあり、たくさんのケーキが食べ放題だったのは最高の環境でした。

ラ･ポーズのアルバイトはきつかったですか？

Ａ．ケーキ屋さんという特性上、キッチンは常に冷えている環境だったため、冬は特に寒くて、冷え性である私には体力的にきつかったです。
着こみすぎると業務にも支障が出るため、極力着込みすぎないように、ヒートテックなどを工夫しながら出来るだけ体を冷やさないようにしていました。
女性が多い職場だったので、同じような悩みは全員が持っていたように思います。

そのほか、絶対に失敗できないケーキがいくつかあったのもすごくプレッシャーでした。
いくつかのケーキは飾り付けを失敗したとしても、あとで替えがきいたりもしたのですが、絶対失敗してはいけないケーキは替えがきかないため、一発勝負で作り上げなければいけませんでした。
もしそれを失敗すると、そこまでに使ったフルーツやホイップがすべて無駄になってしまうため、それらを気にしながら作らないといけなかったのは、精神的に少しきつかったです。

またこれらの作業を寒いキッチンでしないといけないというダブルパンチもありました。
しかし、それをちゃんと作り上げることができたときは達成感もありましたし、自分に自信を持つこともできたので、今となっては良い経験だったと思います。
バイトのみんなで励まし合いながら乗り切っていました。

ラ･ポーズではどのようなお仕事をしていましたか？一日の流れを教えてください！

Ａ．仕事の始まりは昨日残ったケーキの数を数えるところから始まります。
その後、その残ったケーキをバイトに分配。
それが終わってから、当日分のケーキを作成していきます。
ケーキだけではなく、和菓子も作成していたので、洋菓子チームと和菓子チームに振り分けられます。

そのあとに自分のチームの担当者と一緒にケーキまたは和菓子作りを行います。
お昼になると、そのまま作り続ける人とホールに立つ人に分かれます。
作り続ける側になると、そのままバイトの終わりまで、作り続ける係です。
ホール側になると、そのままバイト終わりまでホールとなります。

私は洋菓子チームからホールに振り分けられることが多く、お昼まではショートケーキやモンブランなどを作成しており、その2つのケーキが作りが得意でした。
その後はホールに移動し、テイクアウトのお客さんへのケーキ販売や、ちょっとしたカフェもあったのですが、そこで飲食する方々へのケーキやドリンクの提供を行っていました。

ラ･ポーズでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください！

Ａ．私がバイトをしていたとき、途中から問題児のようなバイトが入ってきました。
その子は自分がケーキをたくさん食べたいからといって、わざと失敗してはいけないケーキを失敗したりして、良いフルーツやホイップを失敗作ということを理由に食べていました。

最初は初心者なので仕方がないとシェフも許していたのですが、あまりにもその失敗が多く、戦略的だということがばれて、3か月ほどで辞めさせられていました。

私にも良いケーキが食べられる作戦として、その失敗する方法を教えてきましたが、あまりにも変な作戦すぎて聞き入れませんでした。
きっと他の人にもその作戦を話していたと思いますが、誰もその作戦もやっていないことを考えると、みんな聞き入れなかったんだろうなと思います。
やれやれ、と思った事件でした。

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ラ･ポーズバイトの条件

ラ･ポーズの研修はありましたか？

Ａ．座学といった座りながら何かを学ぶという機会はまったくありませんでした。
基本的には先輩の背中を見て学べというスタイルで、先輩のやっている作業を隣で見ながら学び、一緒にやってみる、というスタイルでした。
分からないことはその場で質問して、解決していきます。

独り立ちしてからは一旦シェフから言われたことをやってみる、というスタイルでした。
失敗してもあまり怒られず、それを糧に頑張っていくような感じでした。
商品の袋詰めや値段シール貼りなど、事務的な仕事も多いのですが、そのあたりは空いた時間にできる人が行うスタイルでした。

これに関しては、初見ではできなかったので、誰かがその作業部屋に入ったら自分も入り、積極的に教えてもらうようにしました。

ラ･ポーズにはどのような人が働いていますか？雰囲気など教えてください！

Ａ．バイト仲間は女性が多く、年齢層はバラバラでした。
大学生から50代ぐらいまでいたと思います。
ただ、全員が優しい人で、職場は常に穏やかな雰囲気でした。

外国人は全くおらず、職場での言語はもちろん日本語でした。
全員で15人ほどが所属しており、シフトごとに8人ずつぐらいが現場にいるといった感じだったと思います。

職場では仲良く話すことが多かったのですが、プライベートで遊んだりしたことは一切ありません。
誘われたこともなかったし、周りだけで遊びに行っているといった様子もありませんでした。
割とあっさりとした人々だったように思います。
女性が多い職場でしたが、悪口を言うような人もいなかったので、働きやすい雰囲気でした。

ラ･ポーズの時給・シフトはどのような仕組みでしたか？

Ａ．シフトについては、がちがちのルールはありませんでした。
自分が入れるときに入る感じで、無理に入ってほしいという依頼もされたことがありません。
自分が入れるところを指定の紙でシェフに渡していました。

シェフはその紙をバイト全員から受け取って、シフトを組んでいたのだと思います。
あまり所属している人数が多くなかったため、1年もいるとあったことがないという人はいませんでした。

全員のことを知っていました。
相性が悪いという人も特にいなかったため、本当に大丈夫な日にちだけを考慮して、シフトが組まれていたと思います。

ラ･ポーズのシフトは入りやすいですか？

Ａ．入りやすかったです。

ラ･ポーズの服装や髪型の決まりはありましたか？

Ａ．ホールに立つ人は金髪など目立ったものはNGでしたが、キッチンは自由でした。

ラ･ポーズの社割や特典、まかないなどはありましたか？

Ａ．社割や特典はなし。
まかないは余ったケーキをもらえる感じでした。

Chap.

学生にとってのラ･ポーズバイト

ラ･ポーズのアルバイトは高校生に向いていると思いますか？

Ａ．高校生に向いているとは思いますが、高校生の募集は当時はしていませんでした。
ケーキ屋さんは、言葉の響きが可愛いし、経験としてプラスになると思います。
また、プラスの気持ちで来店するお客さんが多いので、接客が楽しいです。

ラ･ポーズのアルバイトは大学生に向いていると思いますか？

大学生にも向いていると思います。
上記に記載の通りなのですが、他の接客だとトラブルも多いかもしれませんが、ケーキ屋さんはそんなにトラブルが多い感じもしません。
接客の経験を積むために良い経験になると思います。

最後に、ラ･ポーズでアルバイトしようとしている人に一言！

ケーキ屋さんで働いていたというと、良い印象を持ってもらえます。
実際に経験値として、ケーキ屋さんで働けたことは私にとってプラスでした。
誕生日やクリスマス、その他の記念日など、人々のお祝いの場面を盛り上げるものを作れているというのはすごく自分自身も楽しい気分になれます。

大変なこともありますが、それ以上に楽しいことも多いです。
職場にどういう人がいるかで楽しさは変わると思うので、もし働きたいケーキ屋さんがあるのであれば、まずはお客さんとして行ってみて、雰囲気を掴むことも大切かと思います。
自分が好きなケーキ屋さんだったら、納得して働くことができると思います。
職場によってはケーキをいただけるのも魅力的です。