体力的にキツかった洗車アルバイト…それでも得た洗車技術とは?
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
和歌山県和歌山市、阪和線紀伊中ノ島から分に車で5分に位置する「ガレージF」でのアルバイト体験談をご紹介します。
ガレージFでの洗車バイト体験を赤裸々に語ります。
体力的な辛さや夏場の過酷な作業環境、ミニバン洗車の手間など、苦労が多かった一方で、確かな技術を身につけられたことや、お客様やオーナーからの感謝の言葉にやりがいを感じた瞬間も。
本記事では、洗車作業の詳細な流れや学んだこと、さらには忘れられないエピソードも紹介。
これから洗車バイトを検討している方や興味のある方には、リアルな現場の様子を知るきっかけになる内容です。
なお、「ガレージF」は現在は閉業しているので、洗車のアルバイトの参考になればと考えております!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:27歳
- 職業:社会人
- 性別:男性
- 働いていた時期:2001年頃
- 働いていた期間:1年程
- シフト:働いていたのは週末で、月1~2回程度のペースです。シフト等はありません。働きたい時は前々日ぐらいまでにオーナー兼店長に連絡をし、入るようにしていました。勤務時間帯は7時~17時まで。
ガレージFバイトに応募した経緯
Q
ガレージFにどのように応募しましたか?
A.自分から応募したのではなく、声を掛けられて働くことになりました。
当時私は会社員を本業にしていて、副業にテレフォンクラブのティッシュ配りやポスティングのバイトをしていました。
私自身テレフォンクラブが好きでよく利用していたこともあり、そこの常連さん達ともよく会話をするようになっていました。
常連さんに自分がここの宣伝をしていることを伝えると、金欲しいんだったらウチでも働いてみるか?とお声掛けがあったんです。
その方は中古車ディーラーを営んでおり、洗車する人が今いなくて困っているんだとか。
1台洗車したら1000円なんだけどどう?と誘われ、ティッシュ配りのない日でもよかったらと答えるとOKしてもらえたのでお願いしました。
顔見知りだったからか、履歴書等を持っていくこともなければ、改まって面接を受けるということもなかったです。
Q
ガレージFに応募した理由を教えてください。
A.この頃本業をしながら日・祝はティッシュ配り等のバイトもしていたんですが、たまに休みの日ができるようになりました。
配布するティッシュの残量が減ってきたのでペースダウンするのと、人通りの多い月初めはともかく人通りの少なくなる中日以降は控えてもいいだろうという方針になったので。
それによって私の稼ぎは少し減りましたし、ちょっとこれをどうにかしたいなと思って副業バイトを探そうと思っていました。
そんな時に洗車バイトの声をかけられ、また報酬的にもそこまで悪いものではないなと感じたので受けてみようと思いました。
あと車は私も持っていましたし、洗車自体は普段からしている慣れている作業だったというのも後押しになりました。
Q
ガレージFの面接はどんな感じでしたか?
A.面接のようなものはなかったです。
顔見知りの方から洗車バイトをしないかとお誘いがあったので。
ただお引き受けする際に、いつこれる、何時から何時までできる等の確認だけされました。
ガレージFバイトの実態
Q
ガレージFでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.良かったことは二点あります。
一つ目はちゃんとした洗車の仕方を覚えられたことです。
私も車を持っていたので、手洗い洗車自体は何十回としたことがありました。
でも誰かに洗車の仕方を教わったとかはなく、カー雑誌を読んで自己流で洗車をしていただけ。
足回りの掃除の仕方や油膜取り等の洗車方法も洗車バイトをしたこと覚えられましたし、自分の車の洗車にも役立てられるようになったのがうれしかったです。
二つ目は洗車をした後に褒められた時ですね。
普段から陳列している車はキレイな状態がほとんどなので、そういった車を洗車してもうれしいとかはありません。
でもお客様から修理等で預かった車を返す時は洗車をしてからになるのですが、その時の車って汚れている場合がほとんど。
ですので私の洗車でキレイになるとオーナーから褒められることがあり、その時はうれしかったです。
Q
ガレージFのアルバイトはきつかったですか?
A.結構きついと思います。
理由は三つあります。
一つ目はずっと体を動かしっぱなしになるからです。
洗車をすること自体はそこまで大変ではありません。
水を掛けたり拭いたり等ですし、スポンジで洗う際も力を入れたりはしません。むしろ力を入れると洗車キズがつくのでNGです。
でもこれをずっと続けるってなるとかなり体力を使うんですよね。これがなかなかに苦行でした。
二つ目はミニバン系の車の洗車が大変でした。
当時はセダンやスポーツカーが主流でしたが、この頃からミニバン系の車が流行るようになってきました。
ミニバンってボディーの面積が大きかったり、背が高いので脚立等の台がないと車の上を拭き掃除できないということもありました。
その為、ミニバン系は掃除する場所が変わるたびに足場も移動させねばなりません。
一回や二回ならともかく、何度も移動させないといけないのがかなり面倒でキツかったです。
三つ目は夏場が大変でした。
屋外でする業務なので、当然エアコン等はありません。
当時は今ほどの猛暑ではないとはいえ、汗がダラダラ流れてきました。
もちろんこの汗を車にかけるわけにはいかないので、タオルで汗を拭いたりするのが面倒。
また夏場はすぐに水滴が渇いてしまうので、テキパキ作業をしないとダメでした。
暑いだけでも大変なのに、時間に追われるようにもなるので夏は大変でした。
Q
ガレージFではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.早い時期は朝の7時から、遅い日でも朝9時から中古車販売店に出勤しました。
到着すると作業着に着替え、洗車道具を洗車用スペース周辺に移動させ、洗車準備を整えます。
その後店頭に並んでいる車のエンジンを掛け、洗車用スペースへと移動させてから、車を洗っていきます。
最初はホースから出る水を車の上から掛けて、だんだんと下へと移動。
ある程度水で汚れを落としてから、洗剤とお水の入ったバケツにスポンジをつけ、そのスポンジで車を洗っていきます。
上から洗い、最後は下という感じで。
一通り洗ったら水で洗剤を落とし、軽く水拭きをしてからワックスを塗りこんでいきます。
ワックスを塗りこんでしばらく放置してから乾いたクロスでワックスをふき取れば、洗車の終了です。
洗車し終わると、その車を最初置いてあった位置へと戻し、次に洗車する車へと移動。
その車のエンジンを掛けて洗車スペースまで移動させると、最初の車と同じような感じで洗車をしていきます。
1台当たり40分ぐらいかかるので、たいていは10分ぐらい休憩してから次の車の洗車をするという感じでした。
休憩中に洗車した車を事務所のノートに記載していました。
これを終業時間まで繰り返します。
あと、雨天日は洗車バイトは中止になりますし、雨が降ってきても中止です。途中で中止の場合はそれまで洗車した台数分を報告し、その分の報酬をもらいます。
Q
ガレージFでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.特に珍事件というものはなかったですね。
ですので印象に残ったことをお伝えしていきます。
店頭に陳列している車の掃除は問題なかったのですが、印象に残ったのは修理や車検等でお客様の車を預かった時にする洗車です。これがなかなか大変でした。
というのもお客様の中には年単位で洗車をしていないという方もいるので、そういう車の水垢をとるのはかなり大変。
ホイール周りの洗車とかも大変でした。
この足回り付近は汚れがひどいので最後に洗うのですけど、これがかなり大変。
普通の大きさのスポンジでは洗えないホイールとかもあり、スポンジをハサミで小さく切ってホイールの中を洗えるようにしたりと工夫が必要でした。
あと印象に残ったのは夏場ですね。
ただでさえ暑いのに、早く拭き掃除をしないとウォータースポットができてしまうからと急いで拭き掃除をせめばなりません。
これがすごく大変で、夏場の洗車はしたくないって感じる程でした。
ガレージFバイトの条件
Q
ガレージFの研修はありましたか?
A.研修は車三台分の洗車で終わりました。
私自身車を持っていて洗車経験があるということで、このように簡単なもので終わったんだと思います。
最初は洗車に用いる道具はどれか、車を移動してくる前にどこまで準備をしていくか。
後片付けする場合はこのようにする等をオーナーから教えてもらいました。
洗車に関してですが、一台目はオーナー自身が洗車をし、どのように洗車していくかを口頭で私に説明しながら洗車作業を始めました。
最初は上から水をかけ、次に下回り。
とにかく水で汚れを落としてから、そして上からするようにと重要な点を口頭で私に教えながら作業をしていました。
スポンジを使った洗い方やワックスの塗り方やふき取り方も説明を受け、一通りの洗車作業が終わったら次は私が洗車しました。
二台目は私が洗車しているところをオーナーが眺め、気になったところを随時オーナーが指摘していくという形です。
洗っている最中にオーナーが寄ってきて、ここの洗い方が甘い、ここに拭き残しがある等指導されることもありました。
三台目は二台目と同じような感じなのですが、この時はオーナーから口を出されることはありませんでした。
洗車を終えてからオーナーがチェックをし、これなら大丈夫だ、次からお前ひとりでやっていくようにと言われて研修は終了しました。
Q
ガレージFにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.洗車バイト自体はほぼ私一人でした。
私自身落ち着いた雰囲気の人間なので、バイトの雰囲気も落ち着いているという感じでした。ですのでバイト仲間はいません。
ただこちらの店舗は中古車販売店ですし、お客様が来なくて手の空いたオーナーや営業スタッフが私に声を掛けに来る場面がありました。
ですのでそういう場合は会話等ありましたけど、それだけですね。
こちらのスタッフは高圧的に接してくるということもなく、むしろ洗車してくれるからすごく楽でいい。
車もキレイだと売れやすい等こちらの労苦をねぎらってくれるような声掛けが多かったです。
ですので比較的和やかな雰囲気で洗車バイトはできました。
男女比は全員男で、外国人はいません。
洗車バイト自体は私一人で、職場はオーナー、営業と私以外が二名。職場全体だと私を含めて三人です。
オーナーが30代後半、営業の方が30代前半、私が20代後半ということで平均年齢は30代前半ぐらいでした。
Q
ガレージFの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給や日給ではなく、車を一台洗ったらいくらという形式の給料でした。
洗車した車は私が事務所においてあるノートに記載していくという自己申告式です。
たいていは就業後にオーナーが私の給料を計算し、退出前に支払ってもらっていました。
シフトのようなものはなく、働ける日をオーナーに前々日までに報告しておくという感じです。
オーナーに電話で連絡する時もありましたが、たいていは通っていたテレフォンクラブで顔を合わせた時に今週いけるけどどうかなとお伺いを立てて仕事をするという感じです。
私以外に洗車バイトがいなかったので、他のバイトとシフトが被る等もなくかなり自由でした。
Q
ガレージFのシフトは入りやすいですか?
A.私の入りたい日を前々日までに伝えておけば入らせてくれるので、すごく入りやすかったです。
Q
ガレージFの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.特に規定のようなものはなかったです。
Q
ガレージFの社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.自分の車を無料で洗わせてもらえました。
学生にとってのガレージFバイト
Q
ガレージFのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.向いていないと思います。
というのも車を洗車する際、洗車スペースまで車を運転する必要があります。
免許を持っていて、しかも運転したことない車でも問題なく運転できるなら大丈夫でしょうけど高校生なら運転歴も1年ないですし難しいと思います。
ですので向いていないですね。
Q
ガレージFのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.向いていないと思います。
理由は車の運転に慣れていないから。
大学生なら自分の車を持っていたり、家の車を運転する機会はあると思います。
でも3ナンバーのでかい車を運転したり、ミニバン等車やスポーツカー等色んな車を運転せねばなりません。
運転歴が短いとこれが大変だと思うので、向いていないと思います。
Q
最後に、ガレージFでアルバイトしようとしている人に一言!
洗車作業自体はそれほど大変ではないですけど、数をこなすとなると結構大変です。
ですので決して楽ではないので、その点に注意して応募した方が良いと思います。
あと夏場は大変なので、できるかぎり夏場は避けるようにした方がいいです。
屋外での作業となるので暑いですし、水滴が渇く前にふき取る必要があるのでこれまた大変。
ただ店舗内の短距離移動とはいえ、少しでも車を運転する機会があったのは良かったです。
見ているだけではわからなくとも、実際に運転してみてわかることってありますから。
アイポイントが高いので運転しやすい、シフトの位置が微妙。
こういう内装装備もあるのか等々車の知識が増えました。
ですので車好きの方には向いている仕事だと思います。
ガレージFアルバイターの特徴
ガレージFアルバイトのお仕事の特徴
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