女子専門学生の泊まり勤務ってどうなの！？「社会福祉法人あらぐさ福祉会 ケアホームいろどり」のアルバイト体験談！仕事を通して心情の変化もあったようで？

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、「社会福祉法人あらぐさ福祉会 ケアホームいろどり」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
障害を持つ方が利用する「社会福祉法人あらぐさ福祉会 ケアホームいろどり」の職場では、優しい職員の方が多く専門学生でも安心して介護体験が出来る環境が整っているようです。
実際に泊まり勤務とはどんなものなのか、仕事内容から賃金までご紹介しているので参考にしてください！
今回は、京都府長岡京市の西向日駅から車で約11分の「社会福祉法人あらぐさ福祉会 ケアホームいろどり」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：21歳
• 職業：専門学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2015~2017年
• 働いていた期間：2年3ヶ月
• シフト：週1回

Ａ．泊まり勤務でのアルバイトをしたいと思い、インターネットと学校に来ている求人とを見比べながら探していました。
先にインターネットに掲載されているこの施設でのアルバイトを見つけました。
ただ、介護福祉・障害福祉系の場所で働いた経験もなく、全く知らない施設に行く勇気が出ずに応募を見送っていました。

後日、専門学校に来ている求人を見ている時に、この施設からの求人を発見しました。
学校と繋がりのある施設や法人から来たものをまとめてあるので、先生方に話を聞きに行き、「良い法人がやっている施設だからきっと大丈夫。話を聞きに行くといい。」と言われました。
そこで、求人広告に載っていた担当の方宛に電話をかけ、応募させてもらいました。

Ａ．私自身が福祉系の学校に通っていて、授業と単位の関係で初任者研修(ヘルパー2級)を修了したところでした。
そのため、この資格を生かせるアルバイトかつ、就職活動の時に話ができるようなアルバイトをしたいと思っているところにこの施設と出会いました。
ここでのアルバイトは週に一度の泊まり勤務ということで、メインでやっているアルバイト(福祉に全く関係がないものでした)の合間でも働くことが出来ると思い応募しました。
障害福祉にも興味があり、身体介護的な支援をしつつ、障害のある方と関わる機会もできて、勉強にもなるのではないかと思いました。
応募の電話をした際に、ひとまず様子を見に来てそれで決めたらいいと言われたのも心強かったです。

Ａ．応募時に見学においでと言われてまず見学に行きました。
利用者さんの様子も見せてもらい、そこで正式に応募するかを聞かれました。
後日、日を改めて面接に行きました。
入れる曜日と時間を聞かれ、仕事内容を説明して貰いました。
家からどれくらいかかるかと、通勤手段を確認されました。

Ａ．泊まり勤務のみとの掲載でしたが、夕方から仕事があるということで、泊まり勤務になれた頃から夕方から泊まりまで働くようになりました。
まず、全身性障害の方々の支援に入らせていただき、初任者研修で習った介護技術を頭に置きながら実際に介護する機会ができたことが良かったと思います。
また、回数を重ねる毎に利用者の皆さんが私に慣れてくれて、色々な話をしてくれるようになったのも嬉しかったです。

はじめは介助に関することだけしか話ができなかったのですが、休みの日に出かけた話や家族の話、学生時代の話など色々してくれました。
障害の重い方の感情や表現が全く分からなかったのに、辞める頃にはちょっとした表情の変化などが分かるようになってきたのも嬉しかったです。

Ａ．障害がある方々への支援なので、思うように行かないことや、意思の疎通が上手くいかない時は大変だなぁと思い辞めようか考えていたことを覚えています。
そんな時に、職員の方が気づいて「大丈夫？」と声をかけて話を聞いてくださったり、しんどいと感じている場面にサッと現れてヘルプしてくださったのは有難かったです。
あと、泊まりの時間は男性職員さんと女性側の自分だけでどうにかしないといけないので、毎回何も無ければいいなぁと思っていました。

着替えやオムツ替えなどは男性職員さんが正社員でも女性の介助には入れないので全て私がしていました。
大体は何も無いのですが、自分でトイレに行ける方の排泄失敗時の処理などは結構時間がかかり大変でした。

Ａ．まずは、社員の方から利用者さんのここまでの様子や体の傷などの状態や今している処置について情報を聞きます。
そこから利用者さんたちが帰ってくるまでに少し時間があるので、ご飯を盛り付けたり、洗濯物を畳んでお風呂のセットをしたりとお迎えする準備をします。
みなさんが帰ってきたら、お迎えをしたり屋内用の車椅子に乗り換えたりします。そこからお風呂の時間まで担当の方にお茶を提供したり、一緒に話をしたりして過ごします。
お風呂の時間では、普通のお風呂に入る方と機械浴に入る方とそれぞれ別れて担当の方の入浴介助をします。
その後、時間になったら夕食の食事介助をします。
服薬もお願いされるので社員さんに確認してもらいながら介助します。
そのあとはそれぞれゆっくりされるので、オムツ替えをしたり、寝る前の服薬をしたりして、各々の寝る時間に合わせて就寝準備をします。
みなさんが入床されたら、片付けなどをします。
その後、泊まり勤務に入ります。(はじめ泊まりだけの時はここからでした)
基本的には待機ですが、定時に見回りに行きます。
また、夜間トイレに行く方の介助やオムツ替えもあります。
朝方に朝ごはんの準備をして終了です。

Ａ．はじめに全体的な概要をオリエンテーションとして教えてもらい、その後は現場の社員さんに着いて教えてもらいます。
社員さんの動きについて行きながら、その説明を受けて流れを教えてもらう感じです。
泊まりの時も、最初の1回か2回は女性職員さんも一緒に泊まってしっかり教えてくださいました。

Ａ．だいたいが50〜60代のヘルパーさんでした。
社員さんは20代後半〜40代くらいです。
基本的に皆さん優しく、分からないことはしっかり教えてくださり、私が自分なりにやり方を考えて支援に入ってる時は見守ってくださる感じでした。
命に関わるミスなどをしたことがないのでなんとも言えませんが、日常の小さなやらかし(利用者さん私物のお皿割ってしまったり、オムツの当て方が悪く漏れてしまったり)で怒られた記憶がありません。
職員さんは、お皿などまた持ってきてもらうのにご家族に謝ったりしないといけないんだと思いますが、優しかったです。
基本的に忙しくバタバタしているので懇切丁寧に教えてもらうのは難しい感じですが聞いたらちゃんと教えてもらえる安心感はありました。

Ａ．時給は、最低賃金+資格手当(詳しい値段は忘れてしまいました)
泊まり勤務は、宿直手当をいただいていました。
シフトは週に一度で曜日固定だったので、学校の都合などで行けないところは事前申告でお休みを貰ってました。

Ａ．自分が入ることになっている曜日は飛ばされることはありませんでした。
長期休みなどで、入れる日があることを早めに伝えていると必要に応じて勤務をお願いされていました。

Ａ．動きやすい汚れてもいい服装でとだけいわれていました。

Ａ．とくにありませんでした。

Ａ．高校生は向いていないと思います。
泊まり勤務もあるのでそもそも高校生は募集していないと思いますので、まず働くことができません。
夕方支援も16時からで学校との両立も含めて難しいと思います。
繰り返しますがまず何より高校生を募集していないと思います。

特に介護・福祉系の学校に通っている人にはかなり向いていると思います。
学校で習ったことや、介護技術を実際に肌で感じてやってみることができるのはとても楽しかったです。
また、実習に行った時も、アルバイトでしていることも多く、障害のある人とのかかわりにも少しだけ慣れた状態だったので余裕を持って学ぶことが出来ました。
また、他の学部の方でも一泊で6000円くらいなので月24000円くらいは貰えて、待機中は1人で過ごせるので課題やり放題でいいと思います。

介護や障害やと言われると構えてしまうかもしれませんがとても楽しく働くことができた施設でした。
また、障害者の人をそれまでは「障害のある人」というような見方をしていましたがこの施設で働き、障害ではなくその人自身を見ることの意味がわかったような気がします。
福祉系の学校に通う方には特におすすめできると思います。
ただ、立地があんまり良くないので原付とかに乗れると楽だと思います。
同年代はいませんが、年上の知り合いが沢山できるのも楽しかったですよ。