認知症の利用者から理不尽に怒られることも！？介護施設「鶴翔苑」でのアルバイト経験者に詳しくお話を聞いてきました！

こんにちは！あるバイの中の人です！

熊本県熊本市東区にある介護施設「鶴翔苑」でのアルバイト体験談をご紹介します。
この施設は、JR東海学園前駅から徒歩約15分の場所にあり、地域に根付いたアットホームな雰囲気が特徴です。
体験者は当時21歳の大学生で、医療や介護に興味を持ちながら、週2～3回のシフトで半年間アルバイトとして働いていました。

このアルバイトを通じて得た学びや苦労、そして人とのつながりについて語ります。
施設での仕事の実態や条件、学生ならではの視点での気づきなど、リアルな現場体験を基にした貴重なエピソードが詰まっています。

• 年齢：21歳
• 職業：大学生
• 性別：男性
• 働いていた時期：2009年
• 働いていた期間：6ヶ月
• シフト：週2, 3回

Ａ．学校に募集が来ていたと記憶しています。
そこに載っている情報を元に、実際にお電話にて連絡し、面接を取り付けていただきました。
応募は随時行なっていたと思います。

実際に募集を見て応募までは特に時間はかかりませんでした。
また他のバイトも行っていたため、そこが大丈夫かは気になったことは覚えています。
また医療や介護分野で働きたいと思っていたため、介護や医療系のバイトがないのか探してはいました。

実際にお電話では、学校に募集が来ていたため、お電話させてもらったこと、働きたいと思っていることを告げ、詳しい内容は特に聞かれませんでした。
またその後日程を調節していただいた後に面接となりました。
面接ではどのくらい働けるか？なぜ働こうと思ったか、などの質問がありました。

Ａ．私は医療系の学校に行っていたため、病院かまたは病院併設の施設の介護など、そのようなところで働きたいと思っていました。
理由は先輩から医療系や介護系のバイトをしていることは就職に有利だと言われたからと言うのも大きな理由でした。

そのためバイトだけでなく、ボランティアも行っていましたが、介護分野で働いた事で、この経験が私自身も就職面接の際に、話しやすかったり、有利に働くと思いました。

また一度介護施設を経験し、そこの内情や情報収集をしていきたいと思ったのも理由の一つです。
就職は、医療系や介護系は収支等がわかりにくいですし、また職場の雰囲気も見学にも行きずらいため、実際に働いてみて、体感しようと思ったのも理由の一つです。

Ａ．まずはなぜ希望したか。どのようなことが介護施設で働く上で必要と思ってるかなどをマイルドな書き方で聞かれたと思います。
また、どの程度入れるかも聞かれました。

Ａ．たくさんあります。
あまり人から褒められる経験はいままでありませんでした。
心からのお礼や、労いの言葉をいただいたときはとても嬉しかったです。

またお年寄りの方と話す機会がなかった分、話すことも楽しかったですし、入院され病状が悪くなられた方が、また戻って来られる際に、あなたに会いたくて頑張ったのよ。
と言われた時は涙が出そうなくらい嬉しかったと思っています。

何かをする事で感謝されると言う経験は初めてでとても嬉しかったことを覚えています。
また、働いてきて、中々話してくれない利用者の方がある時から挨拶をしてくれるようになりました。
この経験もとても嬉しかったです。
諦めずに、真摯に向き合っていけば、わかってくれると思った経験でした。

Ａ．何よりもきついのは肉体です。
身体は酷使されますし、全介助が必要なご高齢の利用者様を移乗するときには腰は痛いですし、身体は疲れていたのが一番きついです。

またべんの匂いも独特で、薬の影響なのか、ご飯の影響なのかわかりませんが、はじめはべんのにおい、おむつ交換などはとても辛かったと思っています。

また嬉しかった事であげたように感謝されると言いましたが、逆に認知症でかなんでかはわかりませんが、理不尽に怒られることもありました。
なんで？となりましたが、理由もわからず、でも私に非がないのにも関わらず、怒られて謝らなければいけないことがあり、とても辛くやめようと思ったきっかけでもありました。

人が亡くなる経験も初めてでそれも辛かったです。

Ａ．まずは一日働く時のことをお話しします。
まず出勤したら掃除をします。
ある程度は業者の方が行ってくれていますが、机の上や物品の拭き掃除を行います。
また当日の予定患者の申し送りなどを行います。
入浴担当や、患者ごとにグループにわかれており、その他はフリーで、各仕事が、割り振られています。

その担当を受け持ったり、お世話をしたりしながら過ごします。
レクレーションやリハビリがある方もいらっしゃいます。

時間になれば昼食の準備を行い、必要な人には食事介助を行います。
またその都度、トイレ誘導や、寝たきりの人の体位変換やオムツ交換を行なっていました。
また夕方からの場合は、グループ分けしてあり、そのリーダーさんに仕事を聞きながら仕事を受けると言う感じでした。

Ａ．仕事をしながら覚える感じでした。
一応相談役の方が1人ついていたため、その方に相談するケースがおおかったです。

Ａ．とても良い雰囲気でした。
とても明るく、元気が良い40代程度の女性がおり、リーダーでいらっしゃり、その方のおかげもあり、とても良い雰囲気でした。

問題意識も共有しており、とても雰囲気も良かったと思います。
また理不尽なことで患者さんから怒られたり叱られたりした時も、患者さんにも注意したり、私たちにもフォローしてくださったりしてくださいました。

また私と同学年、同年代の女性も何人かいらっしゃり、若い方からご年配の方まで多くいましたが、介護の特性かわかりませんが、よくお話しされる方が多かった印象です。

また看護師やDrの先生とも和気藹々に話されており、上下関係というか、アットホームな雰囲気はありました。
とても良い雰囲気だと思います。

Ａ．時給は900円で当時としては高かったと思います。
休日は950円程度だったと思います。

シフトは、週に3回程度で、1ヶ月に1.2回は土日に入るようにはなっていたと思います。
また主婦の方もいらっしゃり、割とフレキシブルだったとおもいます。

Ａ．入りやすくはありましたが、中々変わりがいないと変更はしにくかった印象です。

Ａ．そのまだ厳しくはありませんでしてが、髪やピアスなどは常識の範囲でした。
服装は制服がありました。

Ａ．賄いはありませんでした。
特に特典もありませんでした。

Ａ．向いていると思います。
話す職場でもあるため、会話の幅が広がりますし、なかなか若い高校生のような方は少ないので、周囲からも、患者さんからも喜ばれます。
きついこともありますが、勉強になることの方が多いです。

社会人になる上で、とても大切なことを学べると思います。
コミュニケーションや会話のやり方、高齢者や上の人との話など、学ぶことも多いと思います。
また医療、介護を目指す方にとっては雰囲気も学ぶ機会になると思います。

嫌なこと、大変なことは多いですが、それ以上に勉強できることや、学ぶことも多くあると思います。
また患者さん、利用者さんの笑った顔や感謝された言葉は今でも鮮明に覚えています。
人に心から感謝されることは中々ないことです。

とても人間にとって成長という側面からも良いことだと思います。
年齢がまた幅広いことで、会話の幅や引き出しは増えると思います。

マニュアルにはない対応や会話も多く、臨機応変な対応も身につくことができるのではないかと思います。