忙しすぎて息つく暇もない！？「特別養護老人ホーム 吉祥苑」のアルバイト体験談！1日の仕事の流れも大公開！

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、老人ホーム「特別養護老人ホーム 吉祥苑」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
和気藹々とした雰囲気の「特別養護老人ホーム 吉祥苑」の職場では、様々な介護業務を経験することが出来、やりがいの多い環境のようです。
しかし実際には体力的、精神的にきつい一面もあるようで、、？
今回は、千葉県山武郡横芝光町の横芝駅から車で約10分の「特別養護老人ホーム 吉祥苑」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：21歳
• 職業：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2018~2019年
• 働いていた期間：1年
• シフト：週4回

Ａ．実家の近所にある施設で、昔からその施設のことはよく知っていました。
近所の人が働いていたり、利用しており評判がいいことも知っていました。
母からそこで働いてみてはどうかと勧められました。

とりあえず求人があるかどうかを確認するために個人的に施設に直接伺い、働くことができないか施設長に聞きました。
人員を募集しているとのことで、後日履歴書と職務経歴書などを用意し、面接を受けました。
面接では、業務内容やどれくらい仕事に従事できるかなどについて聞かれました。施設についての説明も聞きました。

その日に合格とお返事をいただき、翌週から勤務を開始しました。
ホームページを確認すると、求人情報が出ておりWEBからも応募できるようです。

Ａ．当時私は看護学校に通っており、看護師を目指していました。
いずれは高齢者看護に携わりたいと思っており、何か学生のうちに経験できないかと思っていました。
高齢者施設での経験を希望していました。

また、実習の費用を自分で工面していたためアルバイトをする必要がありました。
そのため、バイトをするなら何か将来のためになることをしたいと思っていました。
特別養護老人ホームは比較的介護度が高いことが多く、様々なことを学ぶことができました。

メインは介護士の助手でしたが、看護師が常駐していたため、色々なことを説明していただき勉強になることが多くありました。
今看護師として働いていますが、その時の経験が生かされていることが多くあります。

Ａ．履歴書と職務経歴書を持っていきました。
施設長と所属長（介護リーダー）と、働き方や志望理由などを聞かれ、施設の説明をしていただきました。
お返事はすぐいただけました。

Ａ．介護士や看護師の仲がよく、とても居心地のいい環境でした。
当時は資格がなくできることが限られていましたが、「いつもきてくれてありがとう。」とスタッフさんから言ってもらえるたびに嬉しい気持ちになっていました。

利用者さんからも、「いつもあなたがいて楽しい。」など声をかけていただき、やりがいにつながりました。
業務は大変だったけれど、優しいスタッフと利用者さんに囲まれて仕事をできたのはとても楽しかったです。

介護施設は、季節によって様々な行事が多く開催されて、参加してとても楽しかったです。
特にその地域で採れた野菜で行う天ぷらの会は、利用者さんと共にワイワイ一緒に作って美味しく食べて、いい思い出になっています。

Ａ．業務内容はかなりきつかったです。
1日を通して忙しくて息つく暇もなかったです。

特に入浴介助は、全介助の利用者さんを1日20人ほど、脱衣から着衣まで2人体制で行います。
暑くて蒸している環境の中、体力勝負で、業務の中でも1番きつかったです。

排泄介助も車椅子移乗も自分よりも体重が重い人を持ち上げるのはかなり体力が必要でした。
忙しいのに人手が少なくて、転倒事故などのアクシデントがかなりありました。

また、特養はエンゼルケアが多く、月に数回は必ず自分の番に当たりました。
普段仲良くなった利用者さんが亡くなると心が辛かったです。
体力的にも、精神的にもきついことがたくさんありましたが、その分やりがいも多かったです。

Ａ．8：30に出勤・朝礼と申し送り→
～9：00その日入浴がある利用者さんのバイタルサインを測定する→
看護師へ報告をして入浴の許可を得る→
9：00〜11：30入浴介助（ある日はメイン）・レクリエーション・排泄介助→
11：00〜12：00 食事を配膳・介助→
12：00〜13：00 お昼休憩→
13：00〜13：30 入浴がある利用者さんのバイタルサインを測定する→
看護師へ報告して入浴の許可を得る→
13：30〜16：00 入浴介助（ある日はメイン）・レクリエーション・排泄介助→
浴室の掃除をする・おむつなど消耗品の補充を行う→
16：30〜17：30 利用者さんとお話などをする・夜勤者に申し送りをする・終礼

Ａ．仕事をしながら先輩たちに教えてもらいます。
稀に、介護士の講習（嚥下訓練や関わり方など）が開催されていて、参加させていただくことがありました。

Ａ．みなさん仲がよくて和気藹々としていました。
冗談も言い合えるような仲で、すごく居心地が良かったです。
みんな協力し合って業務をこなしていました。

その時はバイト雇用は私だけで、正社員のスタッフさんと働いていました。
スタッフの年齢層がかなり高くて、親世代と働いていました。
でもみなさん気さくに話しかけてくれたので、すぐに溶け込むことができました。
他部署（デイサービス）の方々も枠を超えてヘルプに進んできてくれるなど、協調性がかなりある職場なんだなと感じました。

施設長の方も、積極的にケアに参加したり、レクリエーションを自分で企画して主催するなどかなりアクティブで、現場のことを理解していたので、こういう環境が作り上げられているんだなと思いました。

Ａ．私は無資格だったので当時の最低賃金（900円）でしたが、介護士さんたちは月給26〜28万（夜勤込み）円くらいだったようです。
シフトは、日勤と夜勤（2交代）がランダムで組まれていました。私は日勤のみ週に4〜5日勤務でした。

Ａ．働きたいだけシフトに入れました。

Ａ．服装は、施設指定のジャージが支給されていました。
髪型の規定はなく、常識の範囲内でした。

Ａ．昼食は、希望すれば利用者と同じものを安く食べられました。

Ａ．高校生にはあまり向いていないと思います。
特養は体力面でも精神面でも思っているよりハードで、大変なことが多いと思います。
社会勉強として始めるとしたら、別のバイトかデイサービスなど比較的介護度の低い方がいる施設が良いと思います。

Ａ．医療や介護分野を志している大学生にはとてもいい経験になると思います。
その業種のリアルを知ることができるし、その経験が就職後にも活かせます。
お金をもらいながら実習をしているという感じで、勉強にもなるし一石二鳥です。

大変なことも多い分野ですが、とても楽しくやりがいがあります。
人の役に立っていると思えます。
利用者さんと接することで温かい気持ちになります。

施設勤務は資格が必要だという印象がありますが、実は資格がなくてもできることはたくさんあるので、まずは施設に問い合わせてみると良いかと思います。
介護の分野を視野にいれるとよりバイトの視野が広がります。
稼ぐだけではなく、経験になる仕事をお探しの方にぴったりだと思います。