「もういいわ！」利用者との口論に！？「グループホーム やまと椿館」の介護アルバイト体験談！要支援者・要介護者など様々な利用者がいるグループホームの内情とは！

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、老人ホーム「グループホーム やまと椿館」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
認知症の方が多く利用している「グループホーム やまと椿館」の職場では、様々な介護業務を経験することができ、大変な反面、やりがいも大きいようです。
様々な境遇の利用者がいるこの職場の、実際の仕事内容はどのようなものなのでしょうか？
今回は、愛知県一宮市の西一宮駅から車で約6分の「グループホーム やまと椿館」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：39歳
• 職業：社会人
• 性別：女性
• 働いていた時期：2014年
• 働いていた期間：6か月
• シフト：週5日

Ａ．ニチイの介護職員初任者研修に３か月かけて毎週通っていました。
研修終了前に仕事を紹介して頂けるということで、ニチイから紹介を受けました。
当時住んでいた場所から近くの職場を探してもらい上記の職場に派遣社員として応募しました。
介護の仕事をするに当たって施設がたくさんあると勉強しました。
その中で一番興味をもったのが認知症の方がいるグループホームでした。

他にも特別有料老人ホームや介護老人保健施設など、老人施設だけで８種類の施設があります。
認知症の人とそれまでに関わったことはなかったですが初任者研修を受けている中でどんな人なのか興味がありました。
他の施設は希望せずにグループホームのみで求人を探して頂き上記の施設に応募させて頂きました。

Ａ．当時、母子になったため手に職をつけたいと思い、市役所の母子家庭相談窓口に行きました。
資格をもっていなく、子どもを育てながら働くなら事務仕事だと思い、最初は事務仕事で探していました。

しかし、30近くでほぼ未経験の私を採用してくれる職場は簡単に見つかりませんでした。
そんな時相談していた市役所の方に介護なら未経験から始められるからどうかとお話がありました。
自分に合った仕事がずっとわからなくてやりたいこともなかったですが、介護の仕事は全く自分の中で想像してなかったので正直驚きました。

働きながら資格が取れるとのことだったのでまずは職員初任者研修を受講することになりました。
受講終了後、紹介して頂いた上記の施設に応募させて頂くことになりました。

Ａ．当時いた施設長と部長、派遣担当者と私の４名で面接がありました。
特に変わったことはなく働ける日数や時間などをお伝えしました。

Ａ．私が働いていた施設は認知症の方が住んでいるグループホームだったので70歳～100歳近くの利用者様が７名入居していました。

はじめに認知症の方がいる施設で働いたことは良かったと思いました。
なぜなら数分後には私のことを忘れてしまいます。
少し言い合いになりもういいわ！と部屋に行かれてしまうこともありましたが、数分経つと自分が部屋になぜいったのかも忘れてしまい、出てきてくれました。
私にとってはとても助かることでした。

もちろん忘れてしまうので、お風呂に入ったことや、ご飯を食べたことなど忘れてしまいますが、お声がけして部屋に戻って頂いたりなどの対応をしていました。
認知症の方とのコミュニケーションは大変ではありましたがとてもやりがいがあり楽しかったです。

Ａ．洗濯や料理など可能な要支援の軽い症状の方から、寝たきりの要介護の方まで様々な症状のある方たちが入居していました。
軽度の症状の方でも認知症を患っていましたので、数分前にやったことや話したことを忘れて同じことを繰り返し行うことがありました。

また会話が難しい方(いわゆる独語)なども多く排せつをトイレで出来ない排泄物を触ってしまわれる方など認知症特有の症状を持った方も多くみえました。
会話した内容を忘れてしまう方が多くいる中で、私が母子家庭だということを覚えている方がいて、今後は個人のことを話さないようにしようと思いました。
子どもの頃の記憶が強いのか両親の話をされる方も多くいました。
大変だと思うこともありましたがとてもやりがいがありました。

Ａ．当時、9時から18時までの業務でした。
朝出勤後はフロアやトイレの掃除、利用者様の服やタオルなどの洗濯をしました。
10時過ぎにはおやつの提供。
その後昼食作り。
初めて大人数の調理をしたので最初は要領がうまくいかなくて大変でしたが慣れると何とか出来るようになりました。
昼食後は片付けをして入浴準備。
そこの施設ではご自身で出来る利用者様は毎日入浴でした。
1日4～5名ほど、1～2名は寝たきりの利用者様でした。
寝たきりの利用者様は2名体制で介助を行いました。
入浴のない職員はラジオ体操やテレビの視聴。
乾いた洗濯物などを畳んでいただいたりもしました。
16時過ぎ夜勤の職員が出勤して夕食作りをしている間に1日の日報作成。(パソコンは看護師が使用していたので、介護士は手書きで記入していました。)
昼食やおやつは利用者様と一緒に座って食べていました。
座っている時間があるからと他での休憩時間はありませんでした。

Ａ．私が当時働いていた職場は利用者様1階に７名、2階に７名のグループホームでした。
私は1階の利用者様の見守りやお手伝いを行っていました。
日中の職員も３名ほどしかいなかったため座学や研修などは全くありませんでした。

しかし未経験の私に少しずつ介護の仕事を教えてくださいました。
最初の3か月は掃除、洗濯、料理などの家事がほとんどでしたが、4か月を過ぎると一人では難しい利用者様のトイレや入浴を教えて頂きました。

半年しか働きませんでしたが最後の方には寝たきりの利用者様のおむつ交換や入浴も教えて頂きました。
日勤勤務のみだったのもありますが家事業務がほとんどでしたが、他には食事の介助なども教えて頂きました。

Ａ．私が働いている職場は1階、2階と合わせて50代女性の施設長がいました。
1階には20代のフロア長(当時の正式名称は不明)、他常勤で男性2名、女性１名、アルバイト職員の40代女性と、夜勤のみの20代男性職員、パートの60代女性、フィリピン出身の30代の女性、週1、２回みえる看護師の女性が働いていました。

1階の職員の雰囲気はとても良く働きやすかったです。
パート職員の方には食事の作り方をよく教えて頂きました。

またその方や看護師、常勤の女性の方には今までのご経験などをたくさんお聞きしました。
離婚して子どもにも会っていない方や旦那さんを亡くされた後も人生を謳歌している方や結婚生活での大変な話などたくさん教えて頂きました。
20代フロア長には介護での細かな事を細かく教えて頂きました。

Ａ．私は当時派遣社員として働かせて頂いていましたので、直接雇用の方の時給は知りませんですが、派遣で900円で働いていました。
シフト制ではありましたが、私は月～金曜日の9時～18時勤務(土日祝休み)で働かせて頂いていました。

Ａ．派遣社員だったのでシフトなどは関係なかったです。

Ａ．ポロシャツやTシャツに黒のパンツが指定でした。
髪型は派手でなければ特に決められたものはなかったです。

Ａ．社割、特典はなかったです。
まかないというか、利用者様に作るご飯を職員も食べていました(食べても食べなくても食費代500円が引かれました)

Ａ．高校生は基本働けなかったと思います。
ただ、未経験高校卒業後でも働けるのですぐに働きたいと思う方にはおすすめだと思います。
後は、高齢者や認知症の方の支援をしてみたいと思う方も初めての場所だと利用者様も7名と少人数なので働きやすいと思います。

大学生が働けるかは不明です。
しかし、大学卒業後に介護士として働きたい方、高齢者や認知症の方の介護をしてみたいと思う方には７名と少人数なのもあるのでおすすめです。
後は職場から近くの方にも駐車場もあるのでおすすめです。

初めて介護士として働いた職場で何もわからず始めたばかりの私に皆さん丁寧に説明して教えてくださいました。
グループホームという場所だったこともあり炊事、洗濯が主な仕事でした。
家事もまだ慣れてない頃だったので最初はわからないことばかりでした。
少しずつ利用者様の一人ひとりの情報も覚えていきどう接していけばいいのかなどわかるようになりました。

わずか半年という短い間でしたが、介護の仕事だけでなく働くことの楽しさを教えて頂けるいい職場でした。