悪口だらけ？グリーンホテルYes長浜みなと館の清掃員アルバイトの仕事内容と裏側に迫る！

こんにちは！あるバイの中の人です！

ホテルという非日常空間を陰で支えているのが、清掃スタッフの存在です。
お客様が快適に過ごせるよう、客室の清掃やベッドメイキング、備品の補充などを黙々とこなすその仕事は、想像以上に体力と気配りを必要とします。

今回は、滋賀県長浜市、JR北陸本線 長浜駅から徒歩5分のグリーンホテルYes長浜みなと館でアルバイトをされていた方にお話を伺いました。
現場の雰囲気や人間関係、業務の大変さ、そして感じたやりがいや不満まで、リアルな声をお届けします。

「ホテル清掃のアルバイトって実際どうなの？」と気になっている方にとって、きっと参考になるはずです。

• 年齢：55歳
• 職業:：主婦
• 性別：女性
• 働いていた時期：2012年
• 働いていた期間：6カ月
• シフト：平均週5、それ以上の時も。

Ａ．ハローワークにも折り込みチラシにも求人が出ていた。
同時期で掲載期間も同じように続いていた。
ある程度家から近所でもあったので魅力的だった。

冬はまれに多く雪が積もることもある地域なので徒歩でも行ける距離の職場を探していた。
清掃の仕事はそれまでに何度かしたことがあった。
ホテルとよく似た経営の場所でもあった。

新築のホテルで、おそらく清掃も初めの内は苦労が少ないだろうと思った。
清掃パートの求人も当然人数は他より多めだった。
人が多いのは苦手だったが、全員がそろってスタートするというのは気が楽だと思う。
　一週間ほど考えたが、こういう新規のは意外に応募が多いので、埋まってしまえばそれはそれで後悔するだろうから、とりあえずハローワークへ出向いて詳しく聞こうと思った。
職員から質問してもらった事項にも納得できたので面接の予約をしてもらった。

Ａ．　最大の理由はやはり金銭的な点だった。
そこは自分が望めば週5くらい入れると聞いた。
年齢的になかなかそういうのはこれまでなかった。
体力的には大丈夫だったので魅力的だった。

次には近くにあるということ。
徒歩か自転車で通えることが大事だった。
ホテルは通勤経路も安全で楽な所だったので不安もない。

　三番目の理由としては清掃業であること。
調理などのように人と近くに接して会話での指示なりが必要なのは苦手だった。
清掃は流れを覚えてしまえば黙々とこなせばいいものだ。
最低限の会話はあってもくっついて無駄話する間もないだろうし、これまでもその理由から清掃業を選んでいた。

　それ以外の小さな理由としては勤務時間中ずっと動いていられるということ。
暇だと時間が経つのが遅く嫌だった。
健康にもいいと思った。

Ａ．マネージャーが一人だけで、希望の勤務日数や業務経験などを聞いた。
健康状態は重視された。
時間内に揚力して動けるかどうかを確認された。

Ａ．　その頃、市のカルチャーセンターで英会話を習っていた。
ある日ホテルに外国人のお客さんが来た。
ホテル内では私語はほとんどできないが、その人が外へ出た時、ちょうどわたしはその付近にいた。
少し話しかけたら快く応じてくれて、通じたこともあり大変嬉しかった。
　
また、ある日年配の女性が「きれいにしますね」とホールを通りがかりに声をかけてくれた。
そういうことは初めてだった。元々、まだ汚れていない館内なので掃除しているか目に見えてはわからないと思ったが、差がわかる人もいるのだと思う。
　最後にそこを辞める時、フロントにいる三人の若い女性がお礼にと小さな花束をくれた。
それほど話もしたことがなかったし嬉しかった。
ホテル内の秩序やルールを新鮮な目で学習できたのもいい機会だった。

Ａ．〇ホテルの営業が始まった頃はやはり社長が度々顔を出していた。
ある時、清掃ではないちょっとした仕事をたまたまわたしに依頼された。
しかし退勤時間ぎりぎりになっていて、その仕事をしているとかなり時間をオーバーする。
そのことをそばにいたマネージャーにも伝えたのに言い方がまずかったのか二人ともにスルーされた。雇われているから、という卑屈な気持ちがあったから毅然とした言い方ができなかったのだろう。
当たり前の権利なのでちゃんと主張するべきだと思う。

〇パートの控室でに決まった仕事はなかったが、誰かが進んでしなければ停滞していく物事もあった。例えば客室から持ってきた新聞などはすぐに大量に溜まるので処理していく。
退勤する前の隙間時間にできるが、皆帰ることしか頭になくて誰もしない。
ある時誰かが帰る直前にふと、これどうする？　と大量に重ねられた新聞に目をやったが他の誰かは、いいよ、誰かがまたするよ、と言った。
　どんなことでも、する人はする、しない人はいつでもしないというのがある。
同じ勤務時間内なのだから仕事だと割り切って当番制などにすればよかったと思う。

〇以前からあった系列のホテルに勤務していたパート女性がそこを辞めて、わたしがいたホテルへ勤めた。
確かに先輩としての知識はあったので仕事は習った。
しかし、いかにも大きい顔をすることがあった。
お客さんに対しても清掃の制服のままで、その必要もない場面でホテルマンのような顔で挨拶をしていた。
マネージャーに伝えるべきだったが、人間関係の歪みを恐れた。
こんな時も一言相談してもいいと思う。

Ａ．１、リネン袋を取り出し点検　２、清掃用具の準備　3、客室の利用状況の確認　　４、パート勤務人員確認、担当分担　５、客室、大浴場清掃　６．清掃用具の点検、補充　７、業務日誌記帳　

１、倉庫には前日のリネン類他汚れ物などを入れる袋があり、毎日回収に来るリネン業者に引き渡す。異物や客の私物が混じっていないかなど点検してすぐに回収できるように準備する。

2、用具は各階ごとのある物と控室から出す物、また自分自身で用意する小物などもある。
それらを各自で準備する。

３、前日の客室の稼働状況をマネージャーに聞き、連泊客などの有無や注意事項を確認する。

4、部屋数と当日のパートの人数をみて部屋と清掃場所の分担を決める。

５、各部屋と浴場の清掃をする。

６、清掃終了後、朝持ち出した用具の数や内容、忘れ物などを点検、補充する。

７、自分が担当した部屋番や申し送り事項などを日誌に記入する。
マネージャーと部屋番の間違い、連泊の部屋の清掃状況を確認し合い記録する。　　

Ａ．　ある30代の女性がフロントスタッフとして勤務し始めました。
その仕事に就いたことが誇らしげでした。
彼女はおしゃべり好きで初めから親し気に清掃員にも話していました。
気さくでいいという声もありましたが、慣れてくると仕事中の清掃員のそばへ来るようになりました。清掃員からは不満が出始めました。
何より彼女は、清掃の仕事などしなくてよかったと発言したそうでいっそう反発を買いました。

　フロントの主任が彼女に説教をしたようでした。
どこかの部屋から泣いて出て来る姿がありました。
注意しただけかはわかりませんが、その後しばらくしてホテルを辞めていきました。
　もし彼女が清掃員の仕事に応募して来ても即不採用だろうと面白おかしく噂されていたものです。

Ａ．〇新築だったので営業開始前の数日間、清掃をしながら今後の流れを習った。
初めはマネージャーや経験ある先輩のうしろを全員がぞろぞろついて歩いて、彼らの口頭からのやり方を聞いてメモしたりした。
その後数人ずつに分かれて軽く実際の清掃をした。
わかる人のどちらかがついてその都度教えた。
　翌日、マネージャーは参加せずに先輩が時間ごとに数人のグループの中に入って、指導した。
　
〇業務開始後、当然時間が迫っているので、清掃がスムーズに終わりそうになかったので、先輩を呼ぶことになった。
しかし彼女がどの部屋にいるのかわからず、当時は携帯を持って来ていない人も多くて、連絡に困った。
　
〇清掃員に対して不満そうな態度を取る客がいた。
まだ部屋を出ないと言う。
時間もあるので、マネージャーに対応してもらいたかったが休みを取っていた。
しかたなくフロントに助けてもらった。
　
〇客室の子どもがおねしょをした。
シーツはリネン業者で処理できるが、床の上で寝たのか絨毯が汚れていた。その処理に困りマネージャーを通じてフロントに相談した。

Ａ．　新築で新規募集だったので上下の差もなく、割と仲良くやっていた。
全員で10～15人くらい採用された。
シフトがあるし主婦が多かったので多すぎるとは思わなかった。
全部女性だった。
一日で顔を見るのは稼働率にもよるが７，８人だった。

　40代の子持ち女性は、運転免許以外はなんの資格もないので掃除くらいしかできないと愚痴っぽく言っていた。
わたしはそんな卑下するのはおかしいと感じた。

同じ年代の別の女性は、うまく仕事をこなせていなかった。
話は普通に通じるのだが、いつも何か一つ、二つ、やり忘れている仕事があった。
同じ部屋に何人かは入るので他の人がカバーしていた。
　30代らしい女性は若い割には動作が緩慢で、口でもそう言いながら何かと手を抜きたがった。
連帯責任になるので嫌だと思う。

Ａ．　時給はあまり覚えていないが750円くらいだったと思う。
シフトはマネージャーが翌月の分を作成するので、休みたい日を各自が申告する。

誰がたくさん休むというようなクレームはなかった。
主婦が多いのでむしろ皆休みたいほうだった。
その中でわたしは子育ても終わっていて身軽だったので、できれば多めの出勤を望んだ。

　マネージャーも他の人との調整でまずい点はないので希望をきいてくれた。
しかし、シフト表を見て、わたしだけたくさん入ってると不平を言う人もあった。
じゃもっと入れてもらえばいいのに、聞けば入りたくないと言うらしい。

Ａ．自分とっては希望をきいてもらえたし、外野のうるさい声は気にならなかったので、入りやすいシフトだった。

Ａ．普通に見て清潔な長さ、手入れの髪型　　制服貸与（揃いのエプロンだったので家から着用でも可だった）

Ａ．それらはなし

Ａ．　向いていないと思う。
学生なら土日しか勤務できないと思うが、稼働率が一番高いので気ままには休めない。
また清掃に慣れていないとついていけないと思う。　
化粧や爪などのおしゃれなどをしている場合は部屋の装飾品などを傷つけやすい。

Ａ．あまり向いていないと思う。
高校生と同じ理由の他、稼働率が高い夏、年度替わりは大学でも忙しいイメージがあるのでシフトも入りにくい。
主婦ばかりなので、人間関係を気にしない人ならいい。
ホテルマンになりたい人は清掃でもいい勉強になると思う。

　住めば都と言いますが、職業も好みや向き不向きだけに焦点を当てると迷いが消えません。
雇い主には悪いけれど、どうしてもできなければ辞めさせてもらうこともできます。
いざやってみたら案外面白い、向いていたということもあると思います。

　このホテルはいい景色が見渡せて静かで落ち着く場所にあります。
地域的にも住民は穏やかな人が多いです。
清掃自体はそんなに仕事量が多くもなく時間内で終われば残業などということもありません。

　シフトでの同僚との協調性を意識して手を抜かずに掃除をしていれば批判されることもないでしょう。
休みは早めに伝えれば調整してもらえます。
　備品なども、希望を伝えれば新たに使いやすい道具も買ってもらえました。
まじめにやっていれば何の問題もない職場です。

清掃の仕事になんの偏見もありませんが、女の人の多い職場は大変だと思いました。
黙々と作業するのが好きな方で、周りの人との距離をうまく取れる方には向くのではないでしょうか

滋賀県長浜市、JR北陸本線 長浜駅から徒歩5分のグリーンホテルYes長浜みなと館でアルバイトをされていた方のインタビューをお届けしました！