これだけやっても最低賃金!?「紋別セントラルホテル」アルバイトで高校生が得た学びと忘れられない経験とは!?

こんにちは！あるバイの中の人です！

今回は、北海道紋別市にある「紋別セントラルホテル」でのアルバイト体験談をご紹介します。

北海道・紋別といえば、冬に見られる美しい流氷が有名ですよね。
そのため、流氷シーズンには全国から観光客が訪れる人気の観光地です。
そんな観光客が滞在するホテルでのアルバイトでは、どのような仕事を経験するのでしょうか？

今回の体験談では、当時高校生だった方が「紋別セントラルホテル」で働いた際の衝撃のエピソードをお届けします！

普段なかなか聞けない観光ホテルでのアルバイト事情、この機会にぜひチェックしてみてください！

今回は北海道門別市にある「紋別セントラルホテル」でアルバイト体験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：18歳
• 職業：高校生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2008年
• 働いていた期間：3ヶ月程度
• シフト：週3～5回

Ａ．友達の母親がこのホテルでアルバイトをしており、その友達が学校にて高校生の冬休み～春休みにかけて空き時間ができる子にアルバイトを探しておりました。
特に私の地元、北海道紋別市は、流氷が接岸する関係で冬の期間のホテルが一年を通して一番忙しく、人手が足りていないとのことでした。

私は春から専門学校の入学がすでに決まっており、冬休みから春休みにかけては暇になることが予想されていました。
そのため、自分の母親に相談し、友達の母親に話をしてもらいました。

面接などは特にありませんでした。
おそらく友達からある程度の話しを聞いていたのだと思います（人柄や仕事をまじめに行えるかどうかなど）。

その後、いつから来られるかや、週何回ほど働けるかなどの話しが友達からあり、働くことになりました。

Ａ．私は春から専門学校の入学がすでに決まっており、冬休みから春休みにかけては暇になることが予想されていました。
それまでアルバイトの経験もなく社会経験もなかったため、内向的な性格も含めて何かアルバイトをすることで明るく前向きに生きていけるきっかけになればいいなとも思い、決めました。

また、春から専門学生になることもあり、お金が必要になることも考えられ、親からの援助はありましたが、少しでも自分でお金を稼ぎたかったこともありました。

それまでアルバイトをしたことが全くなかったので、お金を稼ぐ重みなども全く分かっておりませんでした。
そのため、良い社会経験になればいいと思い応募しました。

結果良かったかなと思います。

Ａ．私は友達を通じてアルバイトの申し込みをしたので、面接などはありませんでした。
ただ、ホテルは人手不足なので、普通に受け答えができれば問題なく受かると思います。

Ａ．メインの仕事内容はホテルの客室のベッドメイキングだったのですが、毎日何回も行っていると、自分のベッドメイキングもとても手際が良く、コツをつかんで早くできるようになったことです。

また、客室周りはパートのおばさんとセットで行うのですが、そのおばさんによっては、捨てるような備品を持って帰ってもいいよと言ってくれ、ブラシや歯ブラシなどを持ち帰って使っていました。

あとは、客室清掃のコツや、自分がホテルに泊まった時にどのようにして退出したらベッドメイキングの方々が清掃しやすく、お互いに気持ちが良いかなどを考えて行動ができるようになったことです。

あとは、これだけやってもこれしかお金がもらえないのか…とお金の重みが分かったことです。

Ａ．冬のベッドメイキングの仕事は、一番つらいのは静電気でした。
慣れているパートさんはゴム手袋をつけたりしていましたが、アルバイトの高校生がゴム手袋をつけたいなど言えるわけがありません。
パートのおばさんも、若いから大丈夫！などと言って気を使ってくれるわけでもありません。

もちろんホテルの客室なので汚いものもたくさんあります。
ながされていない汚物がそのままのトイレや、ベッドやテーブルに置かれた避妊具など…素手で触るのは嫌なものがたくさんありました。
パートのおばさんは手袋をしているのにアルバイトには支給されません（今思えば私物を持参すればよかったです）。

一番最悪だったのは、レストランの床磨きを社長にやらされたことです。
強アルカリの洗剤を使用しているのに、それも素手で行えと…社長は危険性を分かっていたのでしょうか。
普段は業者に頼むと言っていました。
お金を浮かせるために安いバイトの高校生に任せたのでしょう。
同じアルバイトの子の爪は溶け、私は膝をやけどし、今でも膝に傷跡があります。
仕事だとしても、嫌なものは嫌としっかり言えないとだめです。

嫌なものは嫌、できないものはできない、ゴム手袋をつけたかったら、きちんと自分から言わなきゃダメです。

Ａ．まずメインのお仕事はホテルの客室のベッドメイキングです。
それと時間が余ったら、ホテル内の清掃（掃除機かけがメイン、一度だけレストランの床磨き）を行っておりました。

ベッドメイキングの仕事は、まずパートさんとペアで動きます。
何号室は退出したから部屋に入ってOK、何号室は清掃なし、など一通り今日回る部屋をざっくり確認します。
そこからパートさんがカギを開け、私がタオルなどを回収し、清掃に入ります。

部屋にあるタオルを用いて部屋の掃除をします（少し汚いのですが）。
時間がかかりそうなお風呂場などから始め、コップを洗っている間に私物以外のごみやタオルの回収、一通り清掃が終われば最後にベッドメイキングをします。

ホテル内の清掃は掃除機かけがメインでした。
一度だけ行ったレストランの清掃は、高校生バイトだけが食堂に集められ、強アルカリ洗剤を素手で使い、床の石を磨かされました。
その後はきれいに手を洗ってねとだけ言われました。

Ａ．一番はやはり強アルカリ洗剤で床磨きをさせられたことです。
当時の私は高校生で、誰かに何かを意見することもできず、ただ痛みに耐えて掃除をすることしかできませんでした。
今思えばそれは社員さんに言うべきだったなと思います。
腹は立ちますが、今思えば笑えます。
なにやってんだろうと。

あとは、外国人のお客さんも何人かいて、退出したはずなのに、パートのおばさんと部屋に入ると男女裸で抱き合っていたことがありました。
あれはおばさんのミスだったのか、外国人客のいたずらだったのかは未だに分かりません。
でも外国人客は笑っていた気がしたので、もしかすると悪質ないたずらだったのかもしれません。
これも今思えばなんなんだと笑えます。

Ａ．座学などはありませんでした。
ベッドメイキングという仕事内容のせいでしょうか？実際に見て覚えてくださいといった感じでした。

客室を回るときは、常にパートのおばさんとペアだったので、分からないことはその都度聞く感じでした。
確かにベッドメイキングの仕事では、座学よりも実際にやっているところを見て覚える方が覚えやすい気もします。

パートのおばさんも当たりはずれがあって、優しく聞いたら教えてくれるおばさんもいれば、いつも機嫌が悪く、聞いても文句を言われたり、怒られたりすることもありました。
ただ、高校生のアルバイトはかなり社会的地位が低いので、パートのおばさんに従うしかありませんでした。

仕事内容自体は難しいものではありませんでした。

Ａ．ホテルの雰囲気自体はとても落ち着いていてよかったです。
紋別でも割と有名なホテルで、きれいにしている印象があります。
そして、ホテル自体が海に近いこともあり、流氷が来る季節は常に満室になっている印象があります。

高校生のアルバイトは５人いて、私以外は男性。
しかも昔に私のことをいじめていた男子が３人ほどいて初日からかなり気まずかったです。
ただ、もう卒業も迫っていましたし、昼休憩（あとは一度あったレストラン清掃）のときしか顔を合わせることもなかったので我慢できました。

パートさんはほぼ百パーセントがおばさんで、50代～70代がほとんどだった気がします。

当時は外国の方などはスタッフにはいませんでした。（お客さんにはいらっしゃいました）

Ａ．時給は当時の高校生の最低賃金でした（具体的にいくらかまでは覚えていませんが…700円台だった気がします）。
今思えば安すぎる時給だなと思います。

シフトは月末ごろにこちらのシフト希望を提出して、決定したものを社員さんから渡してもらうようなものでした。
どうしてもここを働いてほしいと言われることや、もっと働いてほしいと言われたりすることはありませんでした（高校生アルバイトだからかもしれませんが…）。

パートさんもゆるゆると働いている印象でした。

性格的にいつも機嫌の悪い人はいましたが、シフトが入りすぎてイライラしているような人はいませんでした。

Ａ．入りやすく、休み希望も取りやすかったです。

Ａ．当時高校生だったこともあり、華美なものでなければOKでした。

Ａ．高校生だったためか、まったくありませんでした。

Ａ．時給は低いかもしれませんが、黙々と仕事をすることができるので、初めてのアルバイトなどにいいかもしれません。
人と話すことが苦手な人にもお勧めできると思います。
いきなり接客業などはハードルが高いかもしれませんので…

Ａ．人と話すことが苦手な人には向いていると思います。
ただ、大学生であれば、もう少し時給の良いところで効率よく働くのもありなのかなと思います。
大学生ですともう社会に出るまで間もないので…社会勉強もかねて、接客業などもいいのかなと思います。

おそらく私が働いていた時よりも仕事環境は改善されており、無理な仕事（強アルカリ洗剤を素手で使い石の床を磨かされるなど）はさせられないと思うので、嫌な思いをせず、働くことができるのではないかと思います。

ただ、私が働いていた時よりもインバウンドが増え、外国の方が増えていると思うので、絡まれたりしないように毅然とした態度で働くのがいいと思います。

また、ベッドメイキングの静電気対策にはゴム手袋が効果的なので、パートさんに相談して使うのがいいと思います。
ベッドメイキングの仕事自体は割と無心で行うことができ、私は結構好きでした。

程よく社会勉強にもなると思いますし、安いかもしれませんがお金も貯まります。

頑張ってください。