ホテルバイトは想像の何倍もキツイ!?「レンブラントホテル厚木」のアルバイト体験談!フォーマルな環境で自身を高めたい方にはおすすめかも?
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
今回は、「レンブラントホテル厚木」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
「レンブラントホテル厚木」は、学生から中年のパートの方まで幅広い年代が一緒に働いており、良好な人間関係の中で協力して業務を遂行していたようです!
今回は、 神奈川県厚木市の本厚木駅から徒歩約5分の「レンブラントホテル厚木」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:22歳
- 職業:大学生
- 性別:女性
- 働いていた時期:2014年
- 働いていた期間:約1ヶ月
- シフト:週5日
レンブラントバイトに応募した経緯
Q
レンブラントにどのように応募しましたか?
A.当時、私は大学4年生で「就職氷河期」と呼ばれる就職活動の真っ最中でした。
中でも華やかなイメージであるホテル業界に憧れを持っておりましたので各ホテルに応募し選考が進む中、試験選考とは別に実際にアルバイト体験をさせていただけたホテルがレンブラントホテル厚木さんでした。
アルバイトをさせていただけるのは希望者全員というわけではないのです。
私が最終選考まで進んだのですが落ちてしまい、悔しい思いでホテルの総務に直接お電話したのがきっかけで、そこまで言うならまずアルバイトとして現場を知ってみないかとホテルの総支配人からの提案でした。
私は迷わずOKを出し夏休みの長期休暇を使って初めてホテルでのアルバイトをしました。
Q
レンブラントに応募した理由を教えてください。
A.大学生の時に国際社会学部の英語コースを専攻しておりましたので、英語を使用した仕事に就きたい、地元が田舎なので都心部の方で働きたい、接客の仕事をしたいという理由でホテルや航空会社、貿易系の会社を志望しておりました。
大手企業になると選考の際に人数が数千人になることもあり、仕方のないことなのは承知ですが、選考中も番号で呼ばれ個人を名前で呼ぶこともないまま選考が進むのが、まるでロボットみたいで悲しいなと思う中、レンブラントホテルさんは地域密着型のホテルで多い選考人数にも関わらず、個性を大切にするようなグループセッションやそこで出会った実際のスタッフさんの人柄の良さに魅了されてここで働きたいと強く思ったことを今でも覚えております。
Q
レンブラントの面接はどんな感じでしたか?
A.各ホテルの面接を受けてきましたが、なぜこのホテルで働きたいかを明確にすることを心掛けました。
他のホテルではなく、このホテルではなきゃいけないのだ、という強い信念をもって伝えることが採用に繋がると感じております。
レンブラントバイトの実態
Q
レンブラントでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.最初に配属されたのが、料飲部門で中華と和食の掛け持ちで接客スタッフとして働かせていただきました。
私は大学生でコース料理など食べたことがなく、食事のマナーなども皆無だったので一から勉強し食事のマナーや作法が身についたのは良かったと思います。
なかなか自分でお金を出して高級な食事はできないのでとても良い経験でした。
中華や和食でそれぞれ異なるマナーもあるので大変勉強になり、日頃でも使える役に立つ知識だったと思います。
また、和食でのサービス時は着物を着て接客なのでレッスンなどに通わなくても着物が1人で着れるようになったのは素晴らしい経験でした。
着物も買う必要もなく全てレンタルで先輩方が優しく教えてくれたおかげで数年たった今でも1人で着られます。
Q
レンブラントのアルバイトはきつかったですか?
A.正直、ホテルでの業務は想像以上にきついです。
また、希望の部署に配属できないことが往々にしてあります。
そしてホテルは一見華やかで厳かなイメージで誰もが憧れを持つ職業だと思います。
実際にお客様の前に立ち笑顔で接している時間は2,3時間程度であとは裏方の仕事です。
まさにアヒルの水かき、ということわざがぴったりな表現です。
ホテルの料飲部の際に、お客様のご予約が大人数の場合には大型のテーブルを用意するのですが、自分の体よりも大きい直径約2メートルほどの丸テーブルを宴会場4Fから1Fのレストランまで運び込まなくてはなりません。
これが本当に大変で、1個ならまだしも多いときは7つほど借りることもあります。
人数がいればいいのですが従業員の休憩、シフトの関係で2人~3人までしか稼働できず夜の営業までにクロスも敷いて食器も並べるとなると休む暇なく働かなくてはいけません。
営業後は片付けもあるので、並べた7個の丸テーブルをまた4Fまで運ぶので、業務終了時間が終電ギリギリの時まであります。
これが忘年会、新年会などの繁忙期になると大人数での宴会が増えるので体力と根気が必要な職場です。
ですが最後にお客様に笑顔で「おいしかったよ、また来るね」と言われると、とても嬉しいのでそれがモチベーションとなって頑張れました。
Q
レンブラントではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.私は料飲部門でしたので中華と和食を掛け持ちし、人数が足りない方に当てこまれます。
和食の担当が多かったので和食部門で回答すると、基本的には朝8:00に出勤し着物を2時間ほどかけて着用します。(慣れれば30分でできるようになります)
10:00にレストランの現場に出て予約の確認、予約人数に合わせてレイアウトと個室や畳部屋の掃除、レジ金準備、料理長と予約コースの擦り合わせなど開店に向けて準備をします。
11:00に開店し予約と新規のお客様のご案内、お食事の提供、片付け、見送りなどで15:00に一旦閉店です。
そこから夜の予約の準備で部屋のレイアウト変更し中間レジ金の集計、アルバイトの方々のシフト作成、予約電話の対応、1時間の休憩など17:00まで行います。
18:00に夜の営業が始まり21:00に閉店です。
ただお客様がまだお席にいれば22:30まで営業することもあります。
そこから片付け、レジ金集計、売り上げ日報報告、明日の予約の確認をして退勤です。
Q
レンブラントでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.ホテルにはビジネスマンから観光客、地元の方々なのたくさんの方がお見えになりますが、その中でも印象的だったのが80代くらいのおばさまです。
この方は数年以上ホテルに住んでおり、毎朝ゆっくりとした足取りでホテルのラウンジまで下りてきてコーヒーを飲んだり、和食レストランでその方が食べやすいようにとオリジナルのおそばを楽しんでいたり皆から愛される方でした。
たまに私の顔を見に中華のレストランにも来たりして可愛らしい方でした。
この頃の私は「ホテルは宿泊する場所」と思っていたので、住んでる人がいて驚きました。
どうやら息子さんがお支払いをしているとのことでした。
あれから12年ほど経ちますが今でも元気でいらっしゃるのか気になります。
レンブラントバイトの条件
Q
レンブラントの研修はありましたか?
A.座学の研修が何度かあり礼儀や挨拶、自己啓発に関しての研修がありました。
少し体育会系なところもあるので発声練習などもありました。
私が1番ためになった研修はオンラインの英会話授業です。
23:00に仕事が終わったらフィリピンの企業とSkypeで会話をするレッスンです。
会社負担で英語が学べて今でも役に立ってます。
業務に関しては研修はなく現場で見て学ぶタイプです。
営業時間外に先輩が1対1で料理のサービスの練習や電話対応のロールプレイングなど付き合ってくださいました。
接客にマニュアルはないので想定したとおりにいかないことが多いので、イレギュラーなリクエストやトラブルがあれば即時先輩社員の方に相談し解決しておりました。
Q
レンブラントにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.レストランに7人ほどアルバイトはいましたが年齢は様々で、40代の女性の方もいれば学生の方もいて仲の良いチームでした。
男女比は半々でそれぞれの能力が高いので、1人に対する仕事量が多くてもしっかりとこなせるメンバーでした。
休憩中にはプライベートの話やレストラン自体をどう良くしていくかなど、楽しい話から真剣な話までよくしておりました。
社員の方も2名おりましたが20代なので比較的若く非常に接しやすい方々でした。
調理場の方は平均年齢は4,50代なので対応も少しクールな感じで仲良くというよりは淡々と目の前の仕事に注力するような感じです。
厨房に立つ料理長は仕事の時は少し怖いですが、営業が終われば笑顔で優しい方でした。
Q
レンブラントの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.お給料は自給1200円ほどです。
私は総支配人から社員になる前提の提案でアルバイトをしていたので基本的に週5です。
休みの希望は聞いてくれるので融通はききました。
シフトの出し方は1冊シフト用のファイルがあり名前が縦に、月日が横一列に書かれているのでそこに出られる日には〇、出られない日には×を記入していきます。
1か月スパンで申請する形でした。
学生のアルバイトが多かったのもありテスト期間などは出られない方が多くて困ったこともありましたが、そういう場合は他レストランからのヘルプをお願いして補っておりました。
Q
レンブラントのシフトは入りやすいですか?
A.アルバイトですので休み希望もほとんど通りますし、入りたいところに入れる環境でした。
Q
レンブラントの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.和食であれば着物、中華であればロングスカートのチャイナドレス、髪色は黒で前髪はきっちり固めてお団子にまとめる形でした。
Q
レンブラントの社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.社員食堂がありましたので1食250円で頂いておりました。
料理長の新作や余ったデザートなどをもらうこともありました
学生にとってのレンブラントバイト
Q
レンブラントのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.最上級の接客を求められるホテルではフォーマルな雰囲気で正しい日本語を使い、正しい電話対応や想定外のことに対しての臨機応変なスキルが身につくので、自分自身を高めたい高校生にはお勧めではあります。
コンビニやファミレスなどでは得られないスキルが身に付きます。
Q
レンブラントのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
もちろん大学生も向いていると思います。
社会に出ると正しい日本語の言葉遣いや電話対応など社会に出てから学ぶより、あらかじめ身に付けておいた方が社会人デビューした際に他の人よりも差がつけられると思います。
Q
最後に、レンブラントでアルバイトしようとしている人に一言!
皆様が想像している以上に体力勝負な部分はありますし、根気強さ、提案力や受け身ではなく自ら発信し行動しなければならない仕事です。
また、自分が希望していない部署に配属されることがありますので、その現場でも活躍していけるような前向きな姿勢が大切です。
大変な一面もある中、ご予約の内容が結婚祝い、入学祝いなどイベント事で来客する方も多いので、そういった時にお客様からの感謝の気持ちを頂くと、この仕事をしてて良かったなとやりがいを感じます。
常連のお客様のお顔を覚えて、より親密な接客や対応を心掛ければ相手方も親身に応えてくれる暖かい業務だと感じます。
現在AIが進み人間が接客せずともホテルのチェックインやチェックアウト、予約なども可能な中、やはり人間同士しかない愛のあるやりとりは、今後AIでは感じ取れないハートフルな部分だと思うので大切にしていきたいものです。
レンブラントアルバイターの特徴
レンブラントアルバイトのお仕事の特徴
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