「関西個別指導学院」のアルバイトはかなり過酷！？学習塾「今福鶴見教室」で働いた人に教室のクチコミ・評判を聞いてみた！

こんにちは！あるバイの中の人です！

大阪府大阪市鶴見区の大阪メトロ長堀鶴見緑地線今福鶴見駅から車で５分程の距離にある「関西個別指導学院 今福鶴見教室」でのアルバイトクチコミ・評判のご紹介。
今回は、正社員として採用が決まった会社への事前勉強という形でアルバイトをされた方のお話です。

数多くある個別指導塾ですが、各塾によって教室運営方法や指導形態はさまざま。
この「関西個別指導学院」ではしっかりと体系化されたマニュアルのもと、社員とアルバイトに分業制によって運営されているようです！

「関西個別指導学院」や他の学習塾でのアルバイトを検討中の方は、この記事をチェックして参考にしてみてください！

今回は大阪府大阪市鶴見区にある「関西個別指導学院 今福鶴見教室」でアルバイト体験がある方にクチコミ・評判について取材を行いました！

• このクチコミの執筆者の名前：manami8911
• このクチコミの執筆者の年齢：22歳
• このクチコミの執筆者の職業：大学生
• このクチコミの執筆者の性別：女性
• このクチコミの仕事をしていた時期：2017～2018年頃
• このクチコミの仕事をした期間：10ヶ月程度
• このクチコミの仕事のシフト：週1回（繁忙期は週2～3回）

Ａ．大学3年生の終わり頃から就職活動を始め、教育業界を志望していた私はその時にこの塾の存在を知りました。
それから選考に参加し、4月末に内定をいただきました。

この塾は社員は一部例外を除き原則授業を行いません。
教室責任者としてマネジメントを行うのが社員の業務です。

そのため、入社前に少しでも講師としての業務を知っておくべきという部長の意見により、内定後卒業までの期間、アルバイトとして働くことが決定しました。
自宅から最も通いやすい教室での勤務が決まりましたが、通常の講師採用同様、教室長との面接、および採用試験(簡単な中学内容の英数国の問題)を行いました。

本来のルートでの応募なら一度帰されて採用不採用の通知が後日送られますが、私の場合はその場でアルバイトとしての契約まで行いました。

Ａ．上述の通り、アルバイトとして応募した理由としては、社員として働く前にアルバイト講師の業務内容を知っておくためです。
つきましては、この設問ではさらにその理由を深掘りするために、なぜそもそもこの会社に就職活動で志望したかを記載いたします。

私は学生時代を通じて進学校に所属していたこともあり、学びを深く続けていたのですが、常に疑問を抱いていました。
それは「受験で点を取るには」など、受験を目的として、受験で結果を出すことが前提となっている環境に対してのものです。
私は学ぶことそのものに楽しさ、充実感を感じていたため、本来学びとはそうであるべきでないかと思っていました。

そんな私の思想をこの企業では還元できそうだと企業理念を見て感じたため、この企業を志望するにあたりました。

Ａ．私は社員になった後講師採用を頻繁に担当していましたが、志望動機は必ず聞きます。
採用試験は中学レベルの簡易的な英数国テストと、大学受験レベルの本格的な英数国テストがあり、前者は必須で、後者は状況によって課せられます。

Ａ．やはり担当生徒の成長が感じられたり、担当生徒との絆が深まったと感じられたりした時に喜びを感じました。

先ほどの設問でも記載した通り、私は学びは受験のためではなく本人の自己向上のためだと強く思っていたため、その思想を直接生徒に授業を通して伝えられたことはは違いに繋がりましたし、生徒のただ学校のテストや模試の成績が上がるという結果ではなく、学びの大切さ、面白さに気づきを得るという成長を見られることに最も喜びを感じました。

また、この塾は担当制を取っており、生徒が何名かの授業を受けたのちに担当の先生を選ぶのですが、その際に私の卒業(3月末までの勤務)が確定していたにも関わらず、短い間になることを承知の上で私を選んでくれたことはとても嬉しかったです。

Ａ．この塾の業務内容はかなり過酷で、全体を通して生半可な気持ちで働くことはできないと思います。
この塾の仕事は「ただ授業をすること」のみではありません。
むしろ授業という業務は一番シンプルだと言えるほど、その背景にある業務には重みがあります。

具体的には、担当の生徒の学習カリキュラム(どんな教材を使ってどんな順番で、どんなペースで授業を実施するか)を全て一から自分で組み立てなければなりません。
そして、それも独りよがりの計画ではもちろんいけないため、先輩講師にカリキュラムをチェックしてもらって承認を得た上で、実際保護者の方に自分の口で面談を通してその計画の意図を伝えなければなりません。

先述の通り、教室責任者である社員は全講師、生徒のマネジメントを行う必要があるため、一人一人の生徒のことを深く考え、責任を持って対応できるのは担当講師しかいません。
もちろん学習が計画通りにいかないなど困ったことがあれば社員は真摯に相談に乗ってくれますが、反対に、こちらから報連相を行うことが前提となっているので、一人で抱え込んで結果うまくいかなかったということはあるまじきことです。

教室責任者や先輩講師、または担当生徒の他の科目の担当講師などと積極的に連携を取りながら、包括的に業務を行う必要があります。

Ａ．1年の業務の流れを記載いたします。
まず、年間3回学習計画を立てる機会があります。
生徒の現状と目標を把握した上で、目標達成までのアプローチをバックキャスティング思考（理想とする未来の目標を先に設定し、そこから逆算して解決策を探る考え方）で組み立てていき、カリキュラムとして可視化します。
そしてそのカリキュラムを元に保護者との面談を行い、現状の課題や成果、今後の計画をお伝えします。

年間3回と申し上げましたが、これはそれぞれ春期講習、夏期講習、冬期講習の前に行う業務です。
ですので、面談を通して、通常授業では網羅することができない単元について、不足分を講習コマとして提案します。
その面談を通して保護者と講習コマの契約を結んだら、講習コマの配置を行い、講習が始まります。
講習コマの配置も、生徒の他の科目とのバランスを見ながら負担のないように組む必要があります。
追加コマが多すぎて自分一人で授業を実施することが難しい場合は、他の講師に自分で代行を依頼します。
そして講習が終わったら、振り返り面談を実施し、講習の成果を保護者の方にフィードバックします。

これを年3回繰り返します。

Ａ．本当に個人的なエピソードになりますが、私が講師として入った教室には、地元だったということもあると思いますが、私と同じ高校を卒業した同級生と、私と同じ中学を卒業した同級生が偶然いました。

二人とも卒業後は全く接点がなく、もっと言うと中学の同級生の方は覚えてすらいなかったので、最初は少し気まずかったです。
しかし、一度働き始めると、話す機会も必然的に訪れますし、また新たな気持ちで交流することができました。

高校の同級生の人は当時から先生や授業内容にチクチク辛口で、でも笑える冗談や指摘をする人だったのですが、それはこの塾でも変わらず、教室長に対してチクチク言っていて、人って変わらないよなぁと面白いような呆れたような感情を感じました。

Ａ．研修はかなり体系化されています。
まず講師に一人一冊手引きのようなものが配布されます。
そこには業務に対しての基本姿勢から初回授業までの流れ、授業の実施方法、カリキュラムの作成方法等年間の業務を全て網羅したマニュアルが記載されています。

研修は全てで10以上の項目に分かれており、それぞれ社員から対面で受けるもの、先輩講師についてもらうもの、一人で動画を視聴するもの等形態が異なります。
そうして研修を全て受講した講師は独り立ちするのですが、困ったときはいつでも助けを求めることが可能です。

むしろ、独りよがりにならず、常に周りの意見を取り入れながら講師としてレベルアップしていくことが求められます。
具体的には、困ったときは先輩や社員に時間を取ってもらって質問することができます。

Ａ．社員としても3つほどの教室を経験しましたが、雰囲気は教室によって千差万別です。
私が講師として働いていた教室は、学生の講師がほとんど(15名程度)で、社会人の講師は2、3名。
そのため少しわいわいした雰囲気があり、業務外でも遊びに出かけたりするような仲の良い教室でした。
男女比はほぼ半々だったかと思います。
理系・文系もほぼ均等でした。
社会人の講師は、英語を教える人が圧倒的に多いです。
中学受験、中学理科を担当できる講師がやや少なめで貴重な存在でした。

しかし、最初に記載したようにこの辺りは教室によって大きく異なります。
例えば、私が社員として携わった教室の中には、社会人講師が多めな教室や、大学院生が多めな教室などもありました。

Ａ．時給は最低時給からスタートしますが、年に1回評価制度がありますので、生徒の成長や教室全体への貢献度などを加味して昇給は比較的積極的に実施されています。

シフトの仕組みとしては、基本的に固定シフトです。
例えば、木曜日の5-8コマに出ますと最初に登録すると、延々とそのコマはオープンされており、変更しない限り毎週毎週授業が入る可能性が発生します。
大学生が多い教室がほとんどですので、前期後期の切り替わりのタイミングでシフトの変更申請期間があります。

また、講習期間は別途シフトを提出します。
オープンの箇所を提出して、そこに授業を配置していく形式は通常期と同様です。

Ａ．5コマ目など早い時間は不登校の生徒や小学生しかいないため入りづらいですが、それ以外の時間は授業が入りやすいです。

Ａ．華美なものはNGです。
この塾ならではの特徴としては、白衣を着て授業を行うため、白衣から外に出てしまうパーカーや、白衣に隠れてしまうショート丈の服はNGです。

Ａ．年に1回、講師の頑張りや教室運営についての評価が行われるサミットがあり、それで賞を受賞した教室は報酬を得ることができます。
大体はその報酬は打ち上げの飲み会代として使われます。

Ａ．高校生がアルバイトをするのに向いているかという意味であれば、大学生以上しか働くことができないので向いていません。
高校生が塾生として通うのに向いているかという意味であれば、この塾は小学生から高校生、ひいては社会人まで状況に応じて一人一人にカリキュラムを作成するので向いていると思います。

Ａ．大学生がアルバイトをするのに向いているかという意味であれば、向いていると思います。
特に、物理・生物・化学・地学・日本史・世界史・政治経済・倫理・地理などの科目については、よほど大学でその内容を専攻していない限り忘れてしまうものだと思うので、大学1年生で共通テストを受けた経験が直近であればあるほど優遇されます。

また、塾生としても稀ですが通うことはできます。
私の知っている例では、既卒生(大学生以上)に小論文やTOEIC対策を行った事例があります。

この塾はただ授業をするだけではなく、生徒の学習カリキュラムを作ったり、面談に出席したり、もっと言えば契約を取ったコマの配置や面談のアポイントまで講師が担当しています。
大学生についてはかなり良い社会経験になると思いますし、社会人にとっては多岐に渡る経験を活かせる職場になっていると思います。

ただし、それらのやりがいが報酬と見合っていると感じるかは人それぞれかと思います。
一度働き始めると担当生徒がつくため、簡単には辞められないのも事実です。
この塾に限らず、塾で働こうと考えている場合は、それなりの覚悟を持った上で、実際に応募する前に可能な限りの内情を把握しておくことが重要だと思います。

今は塾も色々ありますので、塾によって働き方は大きく異なると思います。

大阪府大阪市鶴見区の大阪メトロ長堀鶴見緑地線今福鶴見駅から車で５分程の距離にある「関西個別指導学院 今福鶴見教室」の学習塾アルバイトクチコミは、単に授業をするだけではなく、生徒の学習計画の作成や面談対応まで求められるため、非常に責任感のある仕事だと感じました。
特に、授業を通じて生徒が学びの楽しさに気づく瞬間に立ち会えることは、大きなやりがいになりそうですね。
一方で、業務量が多く生半可な気持ちでは続けられない点は大変そうでしたが、教育業界を目指す人や成長したい大学生には貴重な経験になりそうです！