塾講師と学校教師の違いとは？京進の個別指導スクール・ワン「洛西教室」で働いていた元学校教員に、塾で教えることのやりがいを聞いてみた！

こんにちは！あるバイの中の人です！

今回は京都市南区桂川駅から徒歩とバスで25分程度進んだ、京都市西京区の京進の個別指導スクール・ワン「洛西教室」でアルバイトをしていた方にインタビューを行いました！

元々教師として働いていた経験のある方のようで、学生さんがアルバイトをする時とは違う視点からのお話も伺うことが出来ました！
塾で教えることと学校で教えることの違いは何なのでしょうか！？教師として働いた経験がある方必見です！

• 年齢：27歳
• 職業：社会人
• 性別：女性
• 働いていた時期：2017年
• 働いていた期間：2年
• シフト：週4回

Ａ．よく通っていたスーパーの掲示板にアルバイト募集のチラシがあり、興味を持ったのがきっかけです。
教員免許を持っており、以前は教員の仕事をしていたので、近所で塾講師のアルバイトがあると知ってすぐに応募しました。

書類を送るとすぐに面接に来て欲しいと連絡が来て、面接を受けました。
塾長と世間話をするようなアットホームな面接で、その日のうちに簡単な試験を受け（一般常識や専門知識）、翌週からすぐに働き始めました。

希望していた教室には空きなく、数ヶ月後に退職予定のアルバイトさんがいたので、その方がやめられるまでは一駅離れた教室でシフトに入りました。
教員の経験があったからかもしれませんが、授業の時間は進め方は任されており、事前に研修などはありませんでした。

Ａ．まず自宅から徒歩圏内で通勤することができる場所にあったことが1番大きな理由です。

また、教員という仕事が好きで、結婚を機に退職したので、まだ「誰かに何かを教える」仕事をしたかったことも理由の1つです。
中高生を中心に仕事をしていましたが、塾では小学校低学年から指導することもあり、低年齢の学習についても興味があったので、塾講師の仕事に応募しました。

私が応募したのは個別指導塾で、勉強が嫌いな子供たちから難関大学を目指す子供達まで、能力の差が幅広い塾でした。
私はその中でも勉強に苦手意識のある子達に、学ぶことの楽しさを伝えたかったので、個別指導塾を選びました。

時給で換算すると効率よく働くことができるのも魅力でした。

Ａ．面接をしてくれたのは塾長1人でした。
前職での経験と、得意科目・教えることが可能な科目を世間話を交えて聞いてくれたので、話しやすかった記憶があります。

Ａ．勉強が苦手で学校の授業にも全くついていくことができなかった小学校2年生の女の子を担当したことが1番記憶に残っています。

その子は本当に勉強が苦手ですが、努力家でいつも私に会うのを楽しみに塾に通ってくれていました。
私目当てで来てくれるということも嬉しかったですが、細かく丁寧に指導しているとみるみるうちにテストの点数が上がっていき、学校の授業も問題なく受けられるようになりました。

最初は「勉強難しいから嫌い」といっていたのですが、「今日はなんの勉強するの？」と次第に授業に対しても前向きになってくれて、一緒に成長できたと実感できたことが嬉しかった出来事として記憶にしっかりと残っています。
学年が上がるにつれて担当が変わりましたが、いつまでも明るく挨拶してくれました。

Ａ．夏期講習や冬季講習など長期休みのときにシフトがパンパンに入っていた時はきつかったと思います。
小学校低学年の中学入試の対応や、高校2〜3年生の大学入試対策など授業準備の幅が広かったので、授業準備に時間がかかりました。
他にも長期休みには学校の課題が山のように出ます。

小学校低学年はその課題の確認や難しかったところや解けなかったところの指導も合間合間に入ってくるので、常に勉強や課題・試験のことが頭の中にありました。

業務時間内では到底追いつかないので自宅に持ち帰って仕事をしたことも何度かあります。
試験期間中も同様に、試験対策の問題を作ったり苦手分野の補習を行ったりするので、働く時期によってしんどさが変わります。

Ａ．教室に入室してからすぐにタイムカードを押します。
その後、授業に入っている生徒の名前と科目を確認し、授業準備に取り掛かります。
生徒や科目が急遽変更になることもあるので、必ず確認が必要です。

毎回の授業で大体の席が決まっているので、掃除をしたり教科書や参考書を準備して、授業開始時間にすぐに授業が始められるようにします。
ミーティングを行ったあと、時間に余裕がある時は、授業内容を確認したり教材研究をしたりして過ごします。

担当する生徒が来室したら、挨拶をし席まで案内します。
学校での出来事などを話しながら、今日の授業でわからなかったことなどを事前に聞けたら聞き、授業に臨みます。
授業後は宿題のち次回授業の確認をしてから、お見送りをします。
授業後は塾長に授業内容を報告し、担当する授業が終わればタイムカードを切って退勤します。

Ａ．仕事をしながら授業のやりかたを自分なりに考えていく感じです。
座学などはありません。ぶっつけ本番でした。

Ａ．ほとんどがアルバイトの大学生でした。休み時間は塾長や生徒を交えて談笑するような、暖かい雰囲気でした。
そのため見学や体験に来ていた生徒や保護者も安心して質問できているようでした。
初めてシフトに入るバイトの方がいたときも、誰かしらが率先してタイムカードの押し方や電話の受け方、教材がどこにあるかを丁寧に教えてくれていました。教室の雰囲気が全体的に優しく丁寧です。

授業時間になるとみんながすぐに切り替えて授業モードになり、休み時間はしっかり楽しむような塾でした。
そのため生徒たちもメリハリがあって、勉強する時はする、休む時はしっかり休む切り替えができていたように思います。働いている人みんなが楽しそうにしていたのが印象的でした。

Ａ．1コマ80分授業で、コマ数の計算で給料を計算していました。
週４で1コマずつ持っていましたが、月で3万程度もらっていました。夏期講習や冬季講習などは入れるだけ入ることができます。
夏休み冬休み中の大学生は朝から夜までシフトに入ることができるので、たくさん稼いでいる様子でした。

Ａ．基本的に生徒が希望する時間と曜日で固定のシフトが入っているが、代わりを探すことができればいつでも休むことができた。

Ａ．派手な髪色は禁止されていました。服装は原則スーツ。

Ａ．社割や特典などは特にありませんでした。

Ａ．小学校低学年の指導もありますが、ほとんどが中学校3年〜高校生に向けての授業なので、高校生で塾講師は向いていないと思います。
歳が近い人に教えてもらいたい方も中にはいましたが、高校生だと歳が近すぎて先生というよりは友達感覚になってしまいます。

Ａ．向いていると思います。私以外にシフトに入っていたのはほとんどが大学生か院生だったので、アットホームで楽しそうに話す姿が見られました。
社会人で働く方は私を含めて3人ほどでしたが、社交的な学生が多かったので、和気藹々とした雰囲気でした。

Ａ．塾講師は教員とは違い、ほとんどの業務が授業になります。
人に何かを教え流ことが好きな方は、やりがいのある仕事なのでおすすめできます。
集団指導と個別指導でやりやすさが異なりますが、学校よりも少人数クラスが多いので、教員未経験でも十分やっていけると思います。

学校現場での経験がある方は、授業準備をしっかりすることができるので、現場で働いていたときよりも理想の授業ができると思います。子供たちの反応も間近で感じることができるんので、やりがいも感じやすいです。

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