忙しい分お金は稼げる!「能力開発センター」でのアルバイト体験談!「金沢本校」で働いて分かった驚きのエピソード大公開!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
石川県金沢市の北陸鉄道北鉄金沢駅から徒歩6分程度の距離にある「能力開発センター 金沢本校」でのアルバイト体験談のご紹介。
学習塾の仕事と言えば、生徒への授業が真っ先に思い浮かびますが、実は仕事はそれだけではありません。
少しでも質の高い授業の提供や生徒の成績向上のため、研修会や講習会などを実施している塾も数多くあるようで、さらに事務作業や掃除まで含めると、どうしても勤務時間が長くなりがちなのが特徴とも言えます。
学習塾で実際に働いた方のエピソードをチェックして、今後のアルバイト探しの参考にしてみてください!
今回は石川県金沢市にある「能力開発センター 金沢本校」でアルバイト体験がある方に体験談について取材を行いました!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:25歳
- 職業:社会人
- 性別:女性
- 働いていた時期:2007年頃
- 働いていた期間:3年
- シフト:週5回(講習期間は週7回)
能力開発センターバイトに応募した経緯
Q
能力開発センターにどのように応募しましたか?
A.インターネットの求人サイトで見つけ、ネット上のフォームに必要事項を入力し、応募しました。後日求人サイトを通して面接日等が知らされ、改めて紙の履歴書を作成して面接に行きました。
その塾には「集団授業」、「個別指導」、「ネット授業」の3形態があり、求人サイトもそれぞれバラバラのページを持っています。
私は「集団授業」の求人ページから応募しましたが、面接当日にどの形態で働きたいかを改めて聞かれました。
面接では模擬授業も行いましたが、それを見た試験官が集団授業の適性がないと判断すれば、「個別指導」や「ネット授業」の形態を進めることもあるとのことでした。
志望動機などは応募サイトに書き尽くしたせいか、面接当日はほとんどの時間を模擬授業に充てられました。
Q
能力開発センターに応募した理由を教えてください。
A.独身時代は自営業をしていたのですが、結婚を機に事業をたたむことになりました。
しかし何か仕事をしたいと思い、全国に支店のある能力開発センターに応募しました。夫が仕事の関係で頻繁に転勤するので、全国規模の会社が良いと思ったのです。
子どもの頃学習塾に通った経験はありませんでしたが、勉強は得意な方でしたし、塾講師ならできるかと思いました。
また当時はちょっとした病気で通院していたので、平日の午前中に自由な時間が必要でした。
そういう意味でも学習塾なら営業は午後からなので、都合が良いと思いました。
学習塾でも朝から出勤が必要な会社もありましたが、能力開発センターは午後から出ればよかったので、この会社に決めました。
Q
能力開発センターの面接はどんな感じでしたか?
A.9割が模擬授業でした。
試験官は取締役が1名のみで、授業後も評価は特にありませんでした。
残り1割は履歴書を見ながらの会話でしたが、これも同じ取締役が1人で行いました。
能力開発センターバイトの実態
Q
能力開発センターでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.時給が高いほうだったことが嬉しかったです。
また、スーツでの出勤というのもありがたかったです。
周りはほとんどが大学生の若いアルバイトばかりでしたが、みんなスーツを着ればそれなりに若い先生に見えます。
私はアルバイトの中では年齢が高かったですが、みんな同じ格好をしてしまえば、若い先生として認識されていたように思います。
土日や講習会の時は、昼食が提供されたのも嬉しかったです。
所帯の大きな会社だったので、出前で毎回温かい弁当を取ってもらえました。
会社の飲み会にも何度か行きましたが、アルバイトはお金を出さなくてよかったのもありがたかったです。
教室単位の飲み会でも、必ず教室長が全部支払ってくれました。
そういうお礼も込めて、教室長が辞めるときはアルバイトでお金を出し合って高額なものをプレゼントしました。
Q
能力開発センターのアルバイトはきつかったですか?
A.金沢本校の掃除が苦痛でした。
床やトイレの掃除は業者さんが入ってくれているのですが、テーブルやいすは、職員やアルバイトが毎日の業務終わりに掃除をします。
ところが、ボロボロの雑巾で水拭きするだけなのです。
とにかくその不潔さが嫌でした。
一度助言したこともありますが、「伝統」の一言で片づけられてしまいました。
子どもたちは鉛筆を使って勉強するので、学習塾の机はどこも吹けば真っ黒になるのはわかります。
でも、真っ黒になった雑巾を洗剤で洗うでもなく、水でさっと流して絞ってその辺に置いておくので、臭いもひどかったのが大変苦痛でした。
今思えば、自宅から台拭きようの洗剤でも持ってくれば良かったです。
もう1点、能力開発センターは頻繁に研修会を行いました。
研修会に出ても給料は出ませんでした。
定休日の水曜に集まり、半日程度、講演を聞いたり模擬授業をしたりするのです。
それが年に4回ほどありました。
私は社会人でしたが、学生たちは大学を休んできていた子もいたようです。
欠席が何度もあるアルバイトは適性がないとみなされるので、みんな頑張ってきていたようです。
実際勉強にはなるし、通常の時給は他のアルバイトに比べればいいほうなので、そうやって納得するのが大事かなと思いました。
Q
能力開発センターではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.出迎え、宿題チェック、試験監督、試験採点、授業、質問対応、見送りがあります。
授業が始まる前には、玄関先に並んで生徒を出迎えます。
時間ごとにいろいろな年齢の子どもがやってきて、それぞれに声掛けをします。
他のクラスの生徒はよく分からないのですが、保護者から玄関先で問い合わせをされたりもするので、なるべく全生徒と親の顔と名前を覚えるよう訓練されました。
来た生徒には順番に宿題を出させ、授業の前にはテストをします。
テストの数を数え、配ったら試験監督をします。
テストは大体5教科行うので、1科目目が終わったら採点を始めます。
採点が終わると授業です。
自分が授業の担当でない時間は、採点の続きをしたり弁当を食べたりします。
あるいは他のクラスの生徒が質問に来たりもするので、その対応もします。
出された宿題のチェックもします。
正社員によっては、アルバイトに授業の見学をさせたがる講師が何人かいて、正社員の授業の見学をする日もありました。
授業が終わると宿題のノートとテストを返却し、玄関前で最後の一人まで生徒を見送ります。
Q
能力開発センターでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.毎年講習会の最終日に、先生たちが生徒に向けて出し物をします。
物まねや仮装など、素人がやる簡単なものですが、生徒は喜んでくれます。
ですがある年、バラエティ番組を模倣したような、暴力性やハラスメント性がある出し物をした回がありました。
私はさすがに不快で、わがままを言って参加しませんでした。
実際、ワサビを食べさせられたりみんなから叩かれたりしたアルバイト講師がひとり、それを機に辞めてしまいました。
他のアルバイト講師も引いていました。
でも生徒たちは、講師が叩かれているのを大爆笑しながら見ていて、社員たちも同じでした。
保護者からのクレームも1件もなく、空恐ろしさを覚えました。
私が辞めたのもそのすぐ後だったのですが、現在はそのようないじめを助長するような催しがなくなっていればいいと思います。
能力開発センターバイトの条件
Q
能力開発センターの研修はありましたか?
A.年に4回ほど、地区ごとにすべての社員とアルバイトを集めて研修会を開いていました。
座学が半分で、それ以外は毎回企画が変わります。
ある時は模擬授業をしたり、ある時はディスカッションをしたり、という具合です。
座学では、仕事のやり方を教えてもらうのではなく、やってはいけないことを教わります。
模擬授業でも、良い授業の仕方を教わるのではなく、アルバイトに順番に模擬授業をさせ、正社員がダメ出しをするという感じでした。
業務で困っても、「なんとかしろ」といわれることが多く、社員を頼れる雰囲気はありませんでしたが、アルバイトが矢面に立って対処することにより、社員もアルバイトも生徒の目からは平等に映っていたような気もします。
Q
能力開発センターにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.あまり余裕がなく、それぞれが目の前の仕事をとにかくこなしているうちに1日が終わっていくような職場でした。
ですから、雰囲気がいいかどうかはわかりませんが、雰囲気が悪くなる暇がないという感じでした。
アルバイトの大半は大学生でしたが、30代~60代までまんべんなくアルバイトはいました。
学生の中には女性アルバイトもいましたが、それ以外はほぼ男性の職場でした。
外国人は一人もいませんでした。
受付事務だけをするアルバイトもあり、そちらは女性の主婦ばかりが担っていました。
金沢本校のスタッフ数は全部で200人ぐらいいたのではないかと思います。
みんなが忙しく、困っても誰も助けてくれないので、自ずとそれぞれが独自の価値観やルールの中で仕事をしていたと思います。
Q
能力開発センターの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給ではなく、コマ給でした。
1コマが80分換算で、80分で1800円ぐらいからのスタートです。
授業以外の出迎えや採点は1000円ちょっとに下がります。
ただ、授業の数や時間は当日変更もよくあり、正確に授業給が出ていたわけではありません。
でも、損をすることはなかったと思います。
シフトは、基本的に毎週土日は必ず出勤とされていたので、シフトを聞かれたことがほとんどありません。
夏期講習会などの連日出勤が必要になるときだけ、シフト表を出しました。
50代や60代のアルバイトの人は時給5000円ぐらいもらっているという噂がありました。
Q
能力開発センターのシフトは入りやすいですか?
A.4月の段階で1年のシフトが決まるような感じで、入りやすかったです。
逆に、入院でもしない限り休めない雰囲気がありました。
正社員の人も休んでいる人は見たことがありませんでした。
Q
能力開発センターの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装はスーツ、髪を染める場合は明るすぎる色はNGで、白髪染めはOKでした。
ただ、50~60代のアルバイトのおじさんは本当に自由な格好や髪形が許されていました。
Q
能力開発センターの社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.特典は何もありませんでした。
学生にとっての能力開発センターバイト
Q
能力開発センターのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.高校生には向いていないと思います。
能力開発センターでは、高校生は個別指導かネット授業かのどちらかになってしまいます。
中学生の時に集団授業だった子はネット授業のほうにいくことが多いです。
つまり、アルバイトや社員が高校生の質問に対応できないからです。
高校生で働くという意味であれば、高校生は募集していないので不可です。
Q
能力開発センターのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.土日のアルバイトをするなら、いい稼ぎになると思います。
講習会や夏期合宿などにも参加すれば、1回で数万円を稼げます。
とにかく土日や講習会は朝から晩までですし、合宿は山奥の施設にこもりきりになるので、お金を使うことがないのです。
そういう意味で、すぐにお金が貯まります。
Q
最後に、能力開発センターでアルバイトしようとしている人に一言!
社会人でも、アルバイトの募集は常にしていると思います。
私のように平日午前中に時間が欲しい社会人などは、平日出勤を選べば午後からの出社でよいので大変ありがたいです。
アルバイトとして60代まで勤めている人も何人かいるので、正社員を目指さなくても生活はできそうです。
大学生にとっては、簡単に休むということができないのが最大のネックですが、お金を稼ぐのが目的なら、悪くない職場だと思います。
特に就職で営業や教員を目指しているなら、人前で喋る良い勉強になると思います。
スーツを着て仕事をするので、スーツを着慣れることができるのもメリットではないでしょうか。
ちなみに正社員も常時募集しているようです。
大学生のアルバイトがそのまま就職する例も、毎年かなり多いです。
能力開発センターアルバイトのお仕事の特徴
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