楽だけど暇すぎてきつい?試験監督バイトについて、駿台予備校市ヶ谷校舎で働いてた方に仕事内容を聞いてみた!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
事前準備不要で土日に働ける、試験監督の体験談を紹介します。
語ってくれるのは、東京都新宿区の市ヶ谷駅前にある「駿台予備校市ヶ谷校舎」でアルバイト体験をした方です。
塾講師の様な予習は不要で、効率よく稼げるという試験監督のアルバイトですが、その裏側を知っていますか?
お金は稼げるけれど暇がつらい…という、忍耐力が求められる試験監督のアルバイト。
大学生が実際に経験して感じた良い面と大変さを紹介します!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:20代前半
- 職業:大学生
- 性別:女性
- 働いていた時期:2010年
- 働いていた期間:3年
- シフト:月1~2回
駿台予備校バイトに応募した経緯
Q
駿台予備校にどのように応募しましたか?
A.大学受験の時に駿台予備校で模試を何度か受けていて、その時に「塾講師募集」「試験監督募集」のチラシを貰ったのが最初だったような気がします。
両方とも、駿台予備校の過去の塾生や模試受験生だけが応募できる案件だったようです。
しばらくその事は忘れていたのですが、大学生になっていざどこかのバイトを探そうと思い立った時、自分のニーズに合うような勤務状況や勤務場所に一致するものがたまたまここの試験監督バイトだったので、もしまだ募集があったら応募しようと思いました。
幸いにも下宿先の近所に駿台の校舎があるので、実際に出向いて聞いてみるとまだ空きがあるとの話だったので書類を貰って帰り、無事に応募することができました。
Q
駿台予備校に応募した理由を教えてください。
A.大学になったら周りがだいたい塾講師のバイトをしていたのですが、「時給はいいけれど拘束時間を考えると大して高くない」とか「予習がきつくて大学の課題をやってられない」といった話をよくしていました。
時給はいいので私も応募を考えていたのですが、大学の授業でいくつか面白いものもあるし、必修の授業が私にとってはかなり難易度が高い内容だったので、留年しないためにも「留年しないためにもシッカリ勉強時間を確保したい。でもお金も欲しい。」と思っていました。
そんな時に、試験監督にも募集があったのを思い出して話を聞きに行きました。
当日行けばオッケーだし自分の都合でシフトに応募できるし、お金が当日貰えるとの事。
しかも模試はだいたい土日なので平日の勉強時間は確保できます。
これは好都合だと思い応募しました。
Q
駿台予備校の面接はどんな感じでしたか?
A.面接はありませんでした。
募集自体が元駿台生限定だったのと、塾で教える方のバイトではないので緩かったんだと思います。
校舎に行って申請書みたいなものを貰って終わりでした。
駿台予備校バイトの実態
Q
駿台予備校でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.事務仕事が意外と後々に役に立ちました。
試験監督業務では答案を回収したり数えたり、欠席の調査をしたり、無記名の答案を見つけて名前を書いてもらうなど、きめ細やかな作業を短時間で行わなければなりません。
その後、会社勤めで経理部や総務部を経験しましたが、その時の仕事内容がけっこう試験監督バイトと似ているところがあって、思わぬところでバイト経験が活かせたので良かったと思います。
また、私がいた当時、駿台には独特の「駿台縛り」なる結束方法がありバイトは皆練習してマスターしていました。
これはしっかり縛れるのにほどくのが楽な方法なので、引っ越しの時の荷造りや、仕事で大量の紙類をまとめる必要がある時などに大変重宝しています。
Q
駿台予備校のアルバイトはきつかったですか?
A.マジ試験監督の業務を舐めてました。
こんなに暇がキツイとは思わなかったです。
特にバイトを始めたばかりはサブ的役割で、リーダーの方が答案を数えたり次の問題を分けたりしている間、試験会場で延々と待機している必要があります。
センター模試で短いものなら1時間以内、東大模試など長い時は3時間近く教室にいなければなりません。
その間に部屋を巡回したり、具合が悪そうな子やカンニングしていそうな子がいないか監視したり、鉛筆落とした等の対応もするのですが、とにかく暇。
余った問題用紙をパラパラ見て解いてみても、だいたい時間が余ります。
もちろんスマホをいじったりもできません。
ひたすら、静かな教室で、時間が過ぎるのを待つのはキツイです。
Q
駿台予備校ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.私は試験監督のみのバイトでした。
当日は試験の1時間前くらいに指定された会場(登録した駿台校舎が大半、時々他の駿台校舎や大学の時もあり)に行きます。
簡単なミーティングの後、自分の担当する試験会場と人数を確認し、受験者の名簿と一時間目の問題冊子を人数分持って会場準備をします。
黒板に時間割を書き、必要に応じて机に受験番号札を並べたり時計を持ち込むこともあります。
集合時間になったら学生たちに試験の説明をして問題冊子を配ります。
試験が始まってからは見回りと出欠確認をします。
試験が終わったら答案回収をして、事務室に持ち帰って名簿順に並べ替えます。
社会科や理科はここで細かい科目ごとに分けることも。
そして枚数確認をして紐でくくって採点するセンターに送れるよう梱包します。
それを科目数だけくりかえし。
昼食などは適宜事務室でとります。
試験が終わったら忘れ物確認と会場の片づけをし、お給料を貰って解散です。
駿台予備校バイトの条件
Q
駿台予備校の研修はありましたか?
A.研修はありませんでした。
試験監督は2~3人1組でひとつの教室を担当するのですが、初回の時に同じ教室担当の先輩からやり方を教わりました。
また、初めて教室の責任者(答案をまとめたりする立場)になった時も、他の教室を担当している責任者たちからやり方を聞いて、教わりながら答案処理をしました。
Q
駿台予備校にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.だいたい試験監督バイトたちは大学1~3年生が多く、同年代でワイワイ楽しくやっていました。
シフト制なのであまり同じ人と遭遇せず、初対面の方が多い状況で仕事をしていたのですが、皆同じ状況なのでお互い協力してやっていました。
もと駿台生ということで、東大・慶応・早稲田や有名大学出身者もいて、お互いの大学の情報交換をしたりして休み時間はけっこう盛り上がりました。
中には塾講師の方のバイトも兼ねている人がいて、校舎の備品の場所などの問い合わせ対応とかをやってくれて頼もしかったです。
校舎のスタッフさんも数名ついていて、不慣れな間は教室を見回りに来てくれるなどキチンとフォローしてくれたので安心してバイトができました。
Q
駿台予備校の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給は最初900円くらいからだったと思います。
回数を重ねたり責任者をやるとプラスいくら、という計算だったと思います。
1日でだいたい1万円前後もらえました。
シフトは、模試の数週間前になるとメーリス(時代ですね…)で「この模試に来れる人は返信ください」みたいな感じで回ってきます。
年何回入らなければならない等のノルマはなかったと思います。
Q
駿台予備校のシフトは入りやすいですか?
A.応募すれば入れました。
Q
駿台予備校の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装はスーツ指定でした。
髪型は特になかったと思います。
染めている人もいました。
巡回をするので、靴は音の出ないもの推奨でヒールはあんまり…という感じでした。
Q
駿台予備校の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.特になかったと思います。
学生にとっての駿台予備校バイト
Q
駿台予備校のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.土日の空き時間にさくっと稼ぎたい人には向いていると思います。
本当に事前準備が必要なく、稼働時間がそのまま時給換算されるので、予習とかやるのが嫌だという人にとってはいい案件なのではないでしょうか。
ただし多少の忍耐力は必要です。
Q
最後に、駿台予備校でアルバイトしようとしている人に一言!
自分がかつて受けていた模試の試験監督をやるのは、その事自体も「あ、大学生になったんだな、自分はここを乗り越えたんだな」という実感が持てて感慨深いものです。
また、自分が受けていた模試が、裏でどんな処理をされていたのかとか、ただ問題を配っているばかりに思った試験監督にも実際沢山の業務がある事とか、物事を色々な側面からとらえるきっかけを与えてくれる仕事だとも思います。
確かに地味な仕事ですけれども、稼働した分が全部お給料になるので、考え方によってはお得です。
駿台予備校アルバイターの特徴
駿台予備校アルバイトのお仕事の特徴
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