債権回収アルバイトの仕事内容とは？クレディセゾン成増支店では時給よりも経験が残った3年間だった！

こんにちは！あるバイの中の人です！

今回は、東京都板橋区、成増駅にあったクレディセゾン成増支店でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介します。
※クレディセゾン成増支店は現在は移転しているので、他の債権回収のアルバイトの際の参考になればと考えております！

コールセンターのバイト、と聞いてどんな仕事を思い浮かべますか？
今回お話を伺ったのは、クレディセゾン成増支店のコールセンターで約3年間アルバイトとして勤務していた女性の方。
応募当初は仕事内容をよく知らずに説明会へ参加し、そこで初めて「債権回収業務」と知ったそうです。

「正直、最初はちょっとだまされた気持ちもありました」と語る彼女。
しかし実際に働いてみるとそこには想像以上のやりがいと、社会を知る学びが詰まっていたと言います。

この記事ではそんな彼女の体験を通じてクレディセゾン成増支店のアルバイトの実態や雰囲気、働くうえでの注意点などをリアルにお届けします。

• 年齢：26歳
• 職業:：フリーター
• 性別：女性
• 働いていた時期：2003年頃
• 働いていた期間：3年ほど
• シフト：週4日、週28時間位

Ａ．街におかれているタウンワークのようなフリーペーパーを見て応募しました。
当時は座り仕事で1日7時間くらいのアルバイトを探していたため、ちょうど良いと思って応募しました。
求人の広告の中にお客様に案内をするコールセンターのオペレーターの募集と書いてありました。

求人を見て分からないことがあれば問い合わせる電話番号が書いてあったため、疑問点を電話をして問い合わせました。
クレジットカードの会社がお客様に案内する内容とはどんな事なんだろうと想像がつかなかったためです。
問い合わせると女性のスタッフがでてお客様に疑問点を案内する仕事ですといったニュアンスの回答をされました。
以前にコールセンターのような電話対応のある仕事をしていたため、ちょうど良いと思い説明会に応募しました。

Ａ．広告を見て応募する段階ではその求人が債権回収のアルバイトであることはわかりませんでした。
求人の内容にもそのような内容は書いてなかったし、電話で問い合わせ先に聞いた時も債権回収の話は出なかったからです。

応募した理由は事務職など座り仕事を探していたのでコールセンターは座り仕事なので良いと思ったから応募しました。
以前にコールセンターのような電話対応の仕事をしていたため、電話対応は慣れていてできるのでないかと思ったのも理由です。

クレジットカード会社で働きたいとは特に思っていませんでしたが、有名な会社であったのでアルバイトであっても経験として良いかなと思いました。
仕事を早く決めたいと思っていたのも応募した理由です。

Ａ．履歴書と職務経歴書を提出したと思います。
これまでの仕事の経験やコールセンターで働きたい動機を伝えたと思います。

Ａ．説明会に行って初めて債権回収の仕事だと知ったため、最初はだまされたような気分もありました。
しかし、コールセンターは基本的にお客様と話すため、職場のスタッフと必要以上に協調性が求められることがなかったので気楽な面がありました。

債権回収の電話をするとお客様から八つ当たりのような態度をされることもありましたが、ほとんどの人は大人しい方が多かったと思います。
相手の返済の都合を聞いたり、利用金額を説明したりとできるだけ丁寧に接客することで仕事がスムーズに進んだ時はやりがいを感じることもありました。
債権回収の中期担当だったので色々な事情の方とお話する機会があり、社会勉強になったと思います。

Ａ．電話が苦手な人にとっては債権回収のアルバイトは大変かもしれません。
なぜならまずは自宅に電話してその後は携帯に電話する、それでもダメな場合は職場に電話することもありました。
家族や会社の方から不審な電話と誤解されることもあり、冷たい態度をとられる方もいます。
また、電話にでた方は本人でなく配偶者でもなく、内縁の妻といったこともありました。
マニュアルには本人にしか伝えられないこと、家族にだけ伝えられることなどが細かく設定されていました。
そのようなことを間違えなく判断しなければいけないので、その場の対応力が求められる仕事だと思います。

本人が亡くなっている、自己破産をした、など通常の場合とは異なる事例も頻繁にあったためマニュアルにそって、適切な対応を心がけました。
上司の方はなるべく多くのお金を回収することを目標にしており、目標金額も設定されていたのかもしれません。
私は1度に200万円の振り込みの約束をお客様と交わした事がありました。
上司に報告すると少しあわてた様子だったのでやはり沢山のお金を回収することが大切な仕事であると感じました。
だたし、お客様の状況を聞いて無理のない範囲で回収することを心がけました。

Ａ．私が最初に働いた部署は債権回収の滞納期間が中期にあたるお客様の対応をする部署でした。

朝の朝礼が終わると席についてパソコンのシステムを使用して荷電してきます。
留守番電話になっていれば「〇〇会社の〇〇です。クレジットカードの件でお電話しました。〇〇番号へお電話をください」といった感じで話ました。
電話をかけて誰かがでた場合、債務者の名前を言って本人に変わってもらいます。
本人がいない場合は家族の方に折り返し電話の依頼をしました。
本人と話ができた時はクレジットカードの支払いの滞納分について説明し、振込先を伝えて何月何日にいくら振り込めるかを確認して、パソコンのシステムに内容を細かく入力していきます。

朝礼は正社員の方が挨拶をしていたと思います。
留守番電話に吹き込む内容はマニュアルがあって定型の言葉を入力していました。
家族がでた場合、電話の用件の内容を聞かれても答えないように指示されていました。
本人と話せたときは本人の返済の意志の強さなどを入力する項目がありました。

Ａ．コールセンターの仕事では個人情報を扱うため、その扱いはとても慎重に行われていました。
荷電システムでお客様の情報が次から次へと表示されますが、あるお笑い芸人の方の名前と一文字違いび人がいるなどがあり、色々な名前の人がいると思いました。

また、荷電をしていてとても声が綺麗な女性にあたったこともあり新鮮な気分になりました。
他には荷電をして小さな女の子の声に聞こえたため「お母さんはいますか？」と言ったら「わたしですけど」と怒りぎみ言われてきまずくなったことがありました。

あとはコールセンターの暖房が午後になると効き過ぎてスタッフの方がうちわであおぎながら電話していたのがおもしろかったです。

Ａ．まず、最初の説明会は大きめのホールで行われました。
大勢の募集した人と一緒に説明を受けました。
その後、少人数のチームに分かれて会議室のような所で仕事の内容を説明されました。
年配の女性のスタッフが仕事の説明をして、アルバイトの人たちに自己紹介とマニュアルを読むように指示をだしました。

私は初対面の人が沢山いる状態でマニュアルを読むときに緊張していました。
すると、女性スタッフから「声が小さい」と注意されてしまいました。
また、マニュアルに少し難しい専門用語があり読み間違えたら隣の女性の方が正しい読み方を教えてくれました。

説明会はクレジットカード会社の仕組みといった全体的な話からコールセンターの仕組みを説明されました。
業務で困ったときは直属の女性スタッフに質問して教えてもらいました。

Ａ．圧倒的に女性が多い環境でした。
男性は夜のシフトなどで学生の男性アルバイトがいました。
私は昼間に働いていたので周りのアルバイトの方は20代～40代くらいの人が多かったと思います。
フリーターや契約社員、主婦の方のパートなどが多かったと思います。

最初に働いたコールセンターでは広いホールに50人以上のオペレーターがいるオフィスでした。
お客様からの受電の部署も同じ部屋にあったため、いつも人が話している感じで騒がしいコールセンターでした。
廊下に喫煙所があり、喫煙者が多かったせいかオフィスが少しタバコくさい所がタバコを吸わない私としては少し嫌でした。
男女比は男性2割、女性8割くらいでした。

Ａ．9時くらいから20時くらいまでコールセンターは稼働していたとおもいます。
夜に働いているアルバイトは昼よりも時給が上がっていたと思います。
アルバイトの人がほとんどで、事前にシフト表に出勤日を書き込んでいました。
6人くらいのチームになっていて、リーダーの人からシフトの変更ができないかと言われるなどチームでシフト調整をしていたと思います。

夜に働く人は午後から出勤して夜まで働いていたようです。
人によっては早番、遅番などをシフトで組んでいました。
ベテランのリーダーのような人がいて、その人は早番と遅番をシフトで組んでいました。

Ａ．シフトは入りやすかったです。

Ａ．普通の私服でOKで、髪型も自由でした。

Ａ．クレジットカードを作ることが必須となっていました。
アルバイトなので、社割はなかったと思います。

Ａ．電話をかけること、人と話すことに抵抗がなければできると思います。
幅広い年代がいて年上の方と話すことになるので敬語が使えればできると思います。
あとは責任感があり、接客経験があれば楽しく仕事ができると思います。

Ａ．大学生は向いていると思います。
なぜなら午前や午後、夜の時間帯も仕事があるからです。
シフトの調整もしやすいですし、難しい研修もないためスキマ時間にアルバイトするのに向いていると思います。
あとは夜に働いて高時給で働くのも良いと思います。

私は債権回収のアルバイトは事前に内容を把握しないで応募しました。
だまされた気分になりましたが、多くのオペレーターの人がいて仲の良い友達も多くできたのでとても楽しい職場だったと思います。

仕事内容はお客様に怒られるのでないかと想像するかもしれませんが怒られる機会はほとんどありませんでした。
なぜならお客様は債務者のため、カード会社に強い態度をする事は少なかったからです。
長く働いていると話がこじれてしまうお客様にあたって困惑することもありました。
しかし、そんな時は電話を替わってくれる先輩が対応する仕組みが整っているため、特に不安を感じる必要はないと思います。

厳しい面もある仕事ですが、お客様に丁寧に対応するとやり甲斐を感じました。

「債権回収」というと、少し堅く厳しいイメージを持たれるかもしれませんが、実際には丁寧な対応や冷静な判断力が求められる、コミュニケーション中心の業務でした。

ときに相手の人生や背景に触れることもあるこの仕事はマニュアルでは割り切れない“人と向き合う力”を鍛えられる職場でもあります。

一見するとハードルが高そうに見える仕事も事前にきちんと理解し、環境や自分との相性を見極めれば大きな成長ややりがいにつながることを教えてくれる内容でした。

アルバイトを探している方が「知らなかったけど、案外自分に合っているかも」と新しい選択肢に出会うきっかけになれば嬉しいです。

今回は、東京都板橋区、成増駅にあったクレディセゾン成増支店でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました！