ゲーセンアルバイトはクレーム対応がキツイ！アドアーズ相模大野店での仕事内容の実態とは？

こんにちは！あるバイの中の人です！

ゲームセンターでのアルバイトは、接客を通してお客様との距離が近く、日々さまざまな対応力が試される仕事です。
アーケードゲームやクレーンゲームの管理、メダル機の補充やメンテナンス、時にはトラブルへの迅速な対応も求められます。

明るい雰囲気の中で働ける一方で、機械トラブルやクレーム対応など、裏方の苦労も多い現場。
この記事では、相模原市南区にかつて存在した「アドアーズ相模大野店」(相模大野駅から徒歩3分)で実際に働いていた方の体験談をもとに、仕事内容のリアルややりがいなどを詳しくお伝えします。

『アドアーズ相模大野店』は2015年に閉店しており、現在は『快活CLUB 相模大野駅前店』になっていますが、ゲームセンターのアルバイトを考えている方の参考にしていただければと思います。

• 年齢：21歳
• 職業:：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2013年
• 働いていた期間：1年
• シフト：週3回、１日3～5時間

Ａ．私が相模大野のゲームセンター「アドアーズ」に応募したのは、大学1年生の春でした。
新生活が始まり、ある程度学校にも慣れてきた頃、生活費を少しでも補いたいと考えてアルバイトを探し始めました。
家の近くで、シフトの融通が利き、できれば自分の趣味にも合った職場が良いと思い、求人情報サイトで「ゲームセンター」「接客」などのキーワードで検索していたところ、アドアーズ相模大野店の求人に出会いました。

明るい店内の写真と、「ゲームが好きな方歓迎」という文言に惹かれ、すぐに応募しました。
応募フォームから簡単なプロフィールと志望動機を入力して送信したところ、翌日には店舗スタッフから電話があり、面接の日時が決まりました。
面接当日は少し緊張しましたが、店長さんがフレンドリーに接してくれ、和やかな雰囲気の中で志望動機やシフト希望などを話しました。
結果は数日後に電話で連絡があり、無事採用が決まりました。

Ａ．私がアドアーズ相模大野店に応募したのには、いくつかの理由があります。
まず第一に、大学進学を機に一人暮らしを始めたことから、親の負担を減らすためにも、自分である程度の生活費を賄いたいと考えていました。
とはいえ、せっかく働くなら「好きなことに関われる仕事」が良いと思い、自分の趣味であるゲームやアニメに関連した職場を探していたのです。

そんな時に見つけたのがアドアーズでした。
駅から近く、通学ルート上にあるため通勤も便利ですし、雰囲気が明るく、お客さんも楽しそうにしていたのが印象的でした。
また、アルバイトを通して接客スキルを身につけたり、社会経験を積むことで、将来的な就職活動にもプラスになると考えていました。
単なるお金稼ぎではなく、自分の成長にもつながる環境だと思い、応募を決意しました。

Ａ．相模大野のゲームセンター「アドアーズ」での面接は、全体的にリラックスした雰囲気で行われました。
面接官は店舗の店長で、場所は店内の事務所スペース。
ガチガチに緊張するような空気ではなく、どちらかというと「会話形式でこちらの人柄を知ろうとしてくれている」という印象でした。

面接で聞かれた内容はそこまで難しいものではなく、主に以下のようなものです。
なぜこのバイトを選んだのか（応募動機）、接客の経験があるかゲームセンターに来たことがあるか・どんな印象があるか、週にどれくらい働けるか・希望のシフト時間帯、土日祝や年末年始に出勤できるかどうか、学業やほかの予定との兼ね合い

「特にゲームに詳しくなくても大丈夫」と言われたのを覚えています。
ただし、明るくハキハキと話すこと、そして接客に対して抵抗がないことは重要視されていたように感じました。

Ａ．アドアーズで働いていて良かったと感じたのは、何といってもお客さんとの距離が近く、感謝の言葉を直接もらえる機会が多かったことです。
特に印象に残っているのは、毎週末に来店される親子連れのお客様で、クレーンゲームでなかなか景品が取れずに困っていたお子さんにアドバイスをしたところ、見事に景品をゲットできたことがありました。
その時の「ありがとう！」という笑顔は今でも忘れられません。

また、夏の繁忙期には、店内が非常に混雑し、機械トラブルやお客様同士のトラブルなどにも対応する必要がありましたが、スタッフ同士が連携して対応し、店長から「よく対応してくれたね」と褒められたことも自信になりました。
店内のBGMやイベントの雰囲気も楽しく、ただのアルバイトではなく、楽しい思い出や達成感を得られる職場でした。
UFOキャッチャーの景品補充や、イベント企画の準備など、ゲームセンターならではの業務も経験できたのが嬉しかったです。

Ａ．正直に言うと、アドアーズでのアルバイトは楽しいことばかりではなく、「きつい」と感じる場面も多々ありました。
たとえば、繁忙期の土日祝日や大型連休、特に夏休みは家族連れや学生グループで店内が溢れかえり、対応が追いつかなくなることもありました。
お客様同士のクレーンゲームの順番トラブルや、故障したゲーム機へのクレーム対応、景品の不正取得を疑われる場面など、神経を使う場面が多かったです。

ある日、クレーンゲームのアームが不調で、お客様が「金返せ！」と怒鳴り込んできたことがありました。
最初は動揺しましたが、冷静に状況を説明し、謝罪と再プレイ用のサービスコインを渡すことで、なんとか納得していただけました。
こうしたトラブル時には、「まずは相手の話を最後まで聞く」「事実を冷静に伝える」「店長や先輩スタッフにすぐ報告・相談する」という基本がとても大切だと学びました。

また、閉店作業もなかなか大変でした。
各ゲーム機の点検、レジ締め、清掃などを限られた時間で終わらせなければならず、ミスがあると翌日のスタッフに迷惑がかかるため、プレッシャーもありました。

でも、そんな中でも「やってよかった」と思える瞬間はたくさんありました。
特に、常連のお客さんから名前を覚えられて「○○さん、今日もいるんだね」と笑顔で声をかけてもらえたときは、本当に嬉しかったです。
また、景品の配置やイベント準備などで自分のアイデアが採用されたときは、やりがいや達成感を感じられました。

結局、どんなにきつくても、「お客様に楽しんでもらいたい」という気持ちと、仲間とのチームワークがあれば乗り越えられる、それがこのバイトで得た一番の学びだったと思います。

Ａ．ゲーム機の状態をチェック。UFOキャッチャーやメダル機、音ゲーなどに異常がないか、景品が取りやすい位置にあるかなどを確認しながら、必要があればその場で調整を行います。

接客では、特にクレーンゲームの景品について「これどうやって取るの？」と聞かれることが多く、取り方のアドバイスや、必要に応じて配置の微調整をすることもあります。
中には景品が引っかかって出てこないなどのトラブルもあり、その都度お客様に丁寧に対応します。
平行して景品の補充作業も行い、見栄えよく並べる工夫が求められます。
人気景品はすぐになくなるので、在庫チェックも重要です。

夕方以降はお客様の数が増え、特に週末は忙しさが一気に増します。
飲み物をこぼしたり、ゲーム機の順番を巡って口論になったりと、突発的なトラブルもありますが、落ち着いて対応することが大切です。
そして閉店が近づくと、レジ締めや清掃、ゲーム機の電源オフなどの作業に移ります。
すべてを終えて店内が静かになると、一日の達成感を感じられます。
忙しさはあるものの、常連のお客様との交流や、接客を通して「ありがとう」と言ってもらえる瞬間が、何よりのやりがいでした。

Ａ．ある日、子ども連れの家族が来店したときのことです。
お父さんが子どもたちにゲームをさせていたのですが、途中でお父さんがゲームに夢中になってしまい、気づくと子どもが一人で店内の広いエリアを走り回っていました。
慌ててスタッフ全員で探し回る大騒ぎに。
幸いすぐ見つかりましたが、その時は一瞬パニックに。
結局お父さんも反省して、その後は子どもたちと一緒にゆっくり遊んでいました。
この経験から、子ども連れのお客様には目を配ることの大切さを改めて学びました。

また、ある夜のこと。
閉店間際に突然、店内のゲーム機の一部が故障してしまい、急遽修理担当のスタッフを呼ぶことに。
お客さんも多く、混乱しそうなところを、スタッフ同士が迅速に連携して、他のゲーム機の案内やお詫び対応をしながら何とか切り抜けました。
修理が終わるまでの間、待っていたお客様の中には「大変だね、ありがとう」と励ましてくれる方もいて、接客の難しさと同時に温かさも感じた出来事でした。

Ａ．相模大野のゲームセンター「アドアーズ」での研修は、いわゆる“マニュアルを座って勉強する座学”のようなものはほとんどありませんでした。
基本的には先輩スタッフと一緒に現場に出て、「仕事をしながら覚える」スタイルがメインです。
最初の1週間ほどはフロアに出ても接客はせず、後ろについて見て学ぶことが多かったです。
たとえばクレーンゲームの景品補充や配置の仕方、フロア巡回のルートや見るべきポイント、清掃のタイミングなどを、都度先輩が説明しながら実演してくれました。

印象に残っているエピソードのひとつが、初めて景品の補充を任されたときのことです。
私は取っ手のあるぬいぐるみを雑に置いてしまい、お客様が「取りにくい」とクレームを入れてしまいました。
すると先輩が「ぬいぐるみは”取りやすそうに見える配置”が大事」と教えてくれて、自分で配置を変えて再度挑戦。
するとお客様が1回で取れて喜んでくれ、「ありがとう！」と言ってもらえたことで、配置の工夫がどれだけ重要かを実感できました。

また、クレーンゲームのアーム調整も難しく、初めは「この機種はアームが弱めだから、景品の角を狙うといい」といったような機種ごとの特徴を先輩から教わりました。
メモを取っておくといいよとアドバイスされ、自分専用のノートを作って覚えていきました。

業務中に困ったときも、すぐにインカム（無線）で先輩や社員に助けを求められる環境でした。
たとえば、子供がゲーム機にメダルを詰まらせてしまい、どうしても対応できなかったとき、先輩が飛んできて対応しながら「これは詰まったメダルの取り出し手順だよ」とその場で教えてくれました。
そういうリアルな“現場力”は、マニュアルでは学べない大事な経験です。

他にも、レジ締めのときに数字が合わなくて焦っていたら、先輩が一緒に電卓を叩きながら「落ち着いてやれば必ず合うから大丈夫」と優しくサポートしてくれて、安心して業務に臨むことができました。
このように、アドアーズでは現場で実際に手を動かしながら、先輩たちの丁寧なフォローを受けて自然と成長できる研修スタイルでした。
最初は戸惑うことも多いですが、困ったときにすぐ助けてもらえる環境が整っているので、未経験者でも安心して始められる職場だと思います。

Ａ．相模大野のゲームセンター「アドアーズ」での職場の雰囲気は、全体的にとても明るく、風通しの良い雰囲気でした。
スタッフ同士の距離が近く、年齢や立場に関係なくフランクに話せる環境だったと思います。
特にアルバイト同士は仲が良く、勤務がかぶったときはちょっとした会話で盛り上がることも多かったです。
休憩中におすすめのアニメやゲームの話題で盛り上がったり、シフトの相談を気軽にできる空気がありました。

アルバイトの人数は大体15〜20人程度。
男女比はほぼ半々でしたが、土日祝の忙しい時間帯には男性が多く配置されることが多かった印象です。
女性スタッフは接客対応や景品配置など、細かな気配りが必要な仕事に強く、男性スタッフはメダル機のメンテナンスや力仕事などを担当することが多かったです。
ただ、仕事の内容に性別で明確な線引きがあるわけではなく、希望や得意な分野に応じて柔軟に担当が決められていました。
社員の方々もフレンドリーで、わからないことがあればすぐに聞ける雰囲気です。
「困ったらすぐ呼んで」と言ってくれる社員さんが多く、インカムを通じてサポートしてくれました。厳しい上下関係はなく、どちらかというと“仲間”としての意識が強い職場でした。
イベント時などはスタッフみんなで協力し合い、終了後にちょっとした打ち上げのようなことをしたりもして、本当にチームワークを大切にしている現場だったと感じています。

Ａ．シフト提出は月ごとで、毎月20日あたりに翌月分の希望シフトを提出する形式でした。
提出方法は紙のシフト表に希望日・時間帯を記入するスタイル。
最近ではLINEグループやGoogleフォームに移行している店舗もあると聞きますが、当時の相模大野店ではまだアナログ式でした。
希望はある程度通りますが、土日や繁忙期（GWや夏休み）は希望者が多いため、社員が全体のバランスを見ながら調整していました。

シフトに入っている人の層はかなり幅広く、大学生が最も多く、次にフリーター、まれに主婦の方もいました。
大学生は平日の夜や週末中心、フリーターは平日昼や深夜、主婦の方は午前中～夕方の早番中心と、それぞれの生活リズムに合わせて入っていた印象です。
テスト期間や家庭の事情で急に休まなければならない時は、グループLINEなどで代打を探す仕組みがあり、みんなで助け合う文化が根付いていました。

ちなみに、土日祝の遅番は人気がなく、常連メンバーで固定されがちでした。
そのため、そういった時間帯に積極的に入ると社員や他のスタッフから感謝され、信頼も得やすかったです。
逆に、毎回同じ時間帯ばかり希望する人や、直前での欠勤が多い人は、徐々にシフトが減らされていく傾向がありました。

全体として、シフトの自由度はそこそこ高く、融通も効く方でしたが、「みんなで店を回す」という意識を持っている人が多かったため、急な欠勤や変更にはちゃんと連絡・相談するのが暗黙のルールだったと思います。
シフトの組まれ方一つでも、人間関係や信頼感が見える、そんな現場でした。

Ａ．入りやすかった

Ａ．服装は制服で、髪型は自由でした

Ａ．特になかったです

Ａ．高校生に相模大野のゲームセンター「アドアーズ」は、正直あまり向いていないと思います。
一番大きな理由は、勤務時間の関係です。
アドアーズのようなゲームセンターは、昼間よりも夕方以降や土日祝が特に忙しくなります。
そのため、シフトも必然的に夕方～夜、もしくは週末メインになります。
高校生の場合、学校の授業や部活との両立が難しくなりがちで、平日は時間に制限があるし、土日も予定が入りやすいため、店舗側の希望と合いにくい傾向があります。

Ａ．相模大野のゲームセンター「アドアーズ」は、大学生にとても向いているアルバイトだと思います。
シフトの自由度が比較的高いことが大きなメリットです。
大学生は授業やサークル、試験期間などで忙しい時期があるため、柔軟にシフトを調整できる環境はとても助かります。
アドアーズでは月ごとに希望シフトを提出できるので、自分のスケジュールに合わせて働きやすいです。また、土日祝や夜間のシフトが多いため、平日昼間に授業がある学生でも無理なく勤務できます。

もう働いていない立場だからこそ、改めて感じることや、これから働く方に伝えたいことがいくつかあります。

まず、アドアーズでの仕事は決して楽なものばかりではありませんでした。
忙しい時間帯や混雑時の接客は体力的にも精神的にも負担になることがありましたし、時には理不尽なお客様対応で悩むこともありました。
でも、その一方で、お客様の笑顔や「ありがとう」の言葉をもらった時は本当に嬉しく、働くモチベーションになりました。
何よりも、同じバイト仲間や社員と助け合いながら、チームで一つの目標に向かって働く経験は、自分の人間力を大きく成長させてくれたと思います。

また、シフトの調整や仕事の進め方など、自分で考えて動く場面が多く、社会人としての責任感やコミュニケーション能力が自然と身につきました。
今振り返ると、あの経験があったからこそ、今の自分があると感じています。

とはいえ、誰にでも合う仕事とは言えないかもしれません。体力に自信がない人や、人と接するのが苦手な人には大変に感じることもあるでしょう。
しかし、逆に言えば、そうした壁を乗り越えた時の達成感やスキルアップはとても大きいです。

これからアドアーズで働く方には、ぜひ「楽しむ気持ち」と「前向きな姿勢」を忘れずにいてほしいです。
最初はわからないことや戸惑うことが多いと思いますが、先輩や仲間が必ずサポートしてくれますし、自分から積極的に学ぼうとする姿勢があれば、仕事はどんどん楽しくなっていきます。
働く期間は人それぞれですが、そこで得られる経験や人間関係は、きっとこれからの人生にとって大切な財産になるはずです。

私も働いていた当時は大変なこともありましたが、今はあの時間に感謝しています。
新しい環境に飛び込むのは勇気がいることですが、あなたならきっと大丈夫です。
自分らしさを大切に、周りと協力しながら、ぜひ充実したバイト生活を送ってください。
応援しています。

バイト同士がこのお店を自分らで回して行こうという意識を持つことはとても素晴らしいことだと思います。
ゲームセンターのアルバイトでは、この連携や意識について結構意識高く持っておられる方のクチコミをよく見ます。
大きな店舗になるとバイトも多いので、うまくカバーしあって連携できるとやりがいや達成感を感じることができるのだと思います。

この記事では、相模原市南区、相模大野駅から徒歩3分のアドアーズ相模大野店でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました。（現在閉店済み）