高松市役所アルバイトのリアル:気楽だけど、立場の違いにモヤモヤ?
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
香川県高松市にある「高松市役所」は、琴電琴平線瓦町駅から徒歩13分というアクセスの良い立地に位置でする市役所です。
高松市役所でのアルバイト経験を基に、仕事内容や雰囲気、面白かったエピソードや苦労した点などを徹底的に振り返ります。
特に、市役所特有の人事の話題や、アルバイトならではの立場の違い、職員の内情を垣間見た経験談は興味深い内容です。
また、公務員の働き方や職場の空気感に触れることで、市役所での仕事に対する新たな視点を得られるでしょう。
これから市役所でのアルバイトを検討している方や、公務員の職場に興味がある方におすすめの記事です。
ぜひ読み進めて新たな発見を楽しんでください。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:22代
- 職業:フリーター
- 性別:男性
- 働いていた時期:1998年
- 働いていた期間:1年
- シフト:シフトはなくて、1週間に40時間。
高松市役所バイトに応募した経緯
Q
高松市役所にどのように応募しましたか?
A.学就職浪人していたときに、ハローワークで役所の臨時職員募集という求人を見つけた。
(今では会計年度採用職員というらしい。)
その頃、就職試験の勉強は、2時間ほどしかしていなかった。
試験までまだまだ期間があったので、勉強を1日中できるような集中力もなかったので何か時間を有効に使おうと考えた。
また、社会との繋がりを持っておくほうが就職試験の際の面接で活かせるような情報を得るために有効かなと思ったことと、当面のおこづかいを稼いでおきたいと思ったことで、応募してみようかな、と考えた。
役所で働くことは公務員にならなければ実現できないことで、当時の自分のレベルでは到底無理な話だったので、せめてアルバイトという形ででも役所の中で働くという体験をしてみたいと思った。
それで、地元の県庁と市役所の臨時職員に応募してみた。応募はホームページから申込書をダウンロードして申し込むことでできるので簡単にできた。
Q
高松市役所に応募した理由を教えてください。
A.親の世代の親戚に公務員の人がいて、法事かなにかで親戚が集まったときにその人の話を聞いたことがあった。
その人の話では、役所の忙しさは部署によるものだが、地方の町役場はたいてい楽で暇なことが多いとのことだった。
それは、就職してから長年勤めて感じられるようになった1つのメリットであって、当時は役所は給料が安いため、誰も就職を希望していなかったそうだ。
実際、その人の同級生は民間企業に就職して2倍も多く貰っていたらしい。
その人は民間に就職できなくて仕方なく役所に入ったらしい。
それが、今では給料の格差もなくなって仕事は楽になって、倒産する心配もないので、気楽な毎日を送っているということだった。
そんな話を聞いて役所にいることを羨ましいと思った。
しかし、現代は公務員試験は難関であり、自分の実力ではとても突破できそうになかった。なので、せめてアルバイトででも役所というものを体験してみて、親戚の人が言うことは本当なのか見てみたいと思った。
Q
高松市役所の面接はどんな感じでしたか?
A.面接は、あとから職員に聞いたところによると、人事担当部署の役付きの人がが面接官とのことでした。志望動機を簡単に聞かれました。
高松市役所バイトの実態
Q
高松市役所でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.良かったことは、毎日決まった時間に働いて生活リズムが整ったので、体調が良くなったことが良かったです。
風邪をあまりひかなくなりました。
生活リズムが整って、就職試験の勉強も毎日同じように時間を割けるようになったので、良い勉強ができたと思いました。
嬉しかったことといえば、忘年会や歓送会があって、そのために給料から少しずつ積み立てられているのですが、アルバイトはほんの少ししか積み立てに取られなくて、それでも忘年会や歓送会の時には一人前の席が用意されるので、お得にお酒が飲めて、高級な料理をたべることができました。
あと、面白いと思ったのは、公務員は妙にプライドが高くてメンツが悪くなることや間違いを認めることを避けているように思えることがありました。
酷い言い訳では、「電話がかかってこないのを不思議に思っていた」というのを聞いたことがあります。
「待たずにかければいいのに」と思いました。
Q
高松市役所のアルバイトはきつかったですか?
A.アルバイトに重要な仕事を任せることは無いという雰囲気があったので、仕事できついことはほとんど無かったです。
ただ、下働きの身分なので、例えばコピーを大急ぎで頼まれたら、何をおいてもそれを最優先にしなければなりません。
時には夕方に大量のコピーを頼まれて、「明日の朝一番に必要だから」と言われ、仕方なく残ってコピーをとりつづけたことがありました。
その時はもちろん手当て無しのタダ働きでした。
でも、そんなきついことはめったになくて、その時も翌朝、大いに感謝してくれました。
公務員はみんな出世に大いに興味があるようで、特に部署のトップに誰が来るのかということは一大関心事で、トップが誰になるかによって来年以降が楽な年になるのかそうでないのかが左右されるのだそうです。
いつも3月末頃になると、中堅から若手の職員たちは上層部の人事に関する噂で盛り上がっていました。本人たちも出世に関しては、「私なんてとんでもない、出世なんて無理です」と謙遜しながらも、議員がらみの案件に対してはいつもよりも一際神経を使って丁寧で慎重な対応をしたり、上層部への説明などでは資料作りを頑張ったりと、アピールに余念がありません。
こんな様子を見ていると、役所の人たちは市民のほうを見ないで、内側の上司の方ばかり見ているのではないかと思ってしまいます。
Q
高松市役所ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.私がアルバイトとして採用されて配属されたのは、市役所の建設部署の道路関係の部署でした
。一応、本庁舎内の勤務で、ちゃんと自分の席も割り当てられていました。
1日の仕事の流れは8時30分から始業し、12時から13までが昼休みで、午後は17時15分まで働きます。
デスクワークが中心で、来客もそこそこあります。
私が行っていたのは、来客対応と電話の取り次ぎがメインでした。後は書類の縦横計算のチェックを行ったり、コピーをとったりしていました。
基本的にアルバイトは残業手当が無いので残業はしません。
どんなに周りの人たちが忙しくしていても定時になると、「お先に失礼します」と告げて帰っていました。
他の部署では、同じ道路関係だけど書類の提出を受け付けしていて、来客がひっきりなしに来ていてとても忙しそうにしているアルバイトの人がいました。
また、理不尽な苦情を言ってくる人もいて、職員が対応に困っているのも何度か見たことがあります。
Q
高松市役所でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.面白い出来事は、それほど多くは無かったです。
公務員の習性として人事と出世にとても興味があるということがわかったのが面白かったことです。
3月末頃になると、今の部署にきて3年経過する人は異動する気があるのか、仕事に手がつかなくなって、残業時間が激減して急に定時に帰宅するようになっていました。
また、その頃は仕事中でも人事の噂話で盛り上がっていました。
トップが誰になるかによって来年が楽な年になるかどうかが変わってくるので、話が盛り上がります。
こんな様子を見ていると公務員は市民のほうを見ていないで、内側の上層部のほうを見て仕事をしているのではないかと思ってしまいます。
このような閉塞感があるところを見ると役所の仕事というものにあまり魅力を感じられなくなってきます。
高松市役所バイトの条件
Q
高松市役所の研修はありましたか?
A.研修は基本的に無しで、いきなり配属先に行かされました。
アルバイトなのでそれほど難しい仕事は頼まれたことはなくて、計算のチェックなどは職員の人がやり方を見せてくれて、それを真似して繰り返すだけでした。
また、苦情が来たときには、すぐ近くの席の人に内容を大まかに告げると、担当はあの人だと教えてくれたので、簡単に取り次ぎすることができました。
役所らしいと思ったことは、公務員が不祥事を起こしたときに研修をすることがあり、そのような研修は臨時職員も対象になっていました。
臨時職員といえども市民からしたら職員な訳で、公務員らしく言動には気を付けるよう啓発されました。特に選挙の前や年末年始には、注意喚起が行われていました。
Q
高松市役所にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.基本的にあまり責任のある仕事は任せないという雰囲気でした。
重要な政策判断をするような会議に参加すること等はまず無くて、議員や市長への説明なども行ったことはありませんでした。
そういう面では、アルバイトは気楽に過ごすことができて、役所の職員たちが上層部の言うことに振り回されたり、いわゆる忖度をしているのを横から眺めているような感じでした。
アルバイトは女性の割合が多かったように思いました。
アシスタント的な意味合いもあるのではと思いました。アルバイト仲間同士で仲良くなることはあまりなくて、同じ部署の同年代の若い職員と仲良くなって、たまに一緒に飲みに行ってました。
でも、やはりアルバイトと職員の間には身分の差があり、こちらは下に見られていました。
Q
高松市役所の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.シフト制度はなくて、基本的には職員と同じように働きます。
1日の仕事の流れは8時30分から始業し、12時から13までが昼休みで、午後は17時15分まで働きます。
1週間では、月曜日から金曜日まで働き、完全週休2日制が導入されていて、とてもゆとりがありました。
給料はアルバイトなのでとても安く、お役所らしく労働者の権利は守るが最低賃金ギリギリの給料に設定しているというところでした。
ボーナスももちろんありませんでした。
職員はボーナスを貰って喜んでいましたが、それを傍目に悔しい思いをしました。
いつか自分もちゃんと就職してボーナスをもらいたいなと思いました。
Q
高松市役所のシフトは入りやすいですか?
A.自由はあまりなくて言われた仕事をしなければならない。
Q
高松市役所の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.スーツで公務員らしい髪型をするように言われた。
Q
高松市役所の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.無かったです。
学生にとっての高松市役所バイト
Q
高松市役所のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.高校生年代は募集していません。
でも、仕事の内容はとても簡単なことばかりなので、高校生ぐらいの人であればできると思いました。
ただし電話応対などが社会人としてできることは求められるのでそこが難しいのではと思います。
Q
高松市役所のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
大学生年代は募集していません。
就職の参考としてインターンとして経験させるのも良いのではないかと思いました。
また、公共政策に関する学部の学生はアルバイトで体験することが学習に役立つようになるのではと思いました。
Q
最後に、高松市役所でアルバイトしようとしている人に一言!
月曜日から金曜日まで、1日の仕事の流れは8時30分から始業し、12時から13までが昼休みで、午後は17時15分まで働きます。
このような公務員の生活を体験することができるので、一度は経験してみたら面白いと思います。
スーツ姿で大きな市役所のビルに出入りするなんて、なかなか経験できないことだと思うので、トライしてみてはどうでしょうか。
ただし、アルバイトといっても市民からしたら職員と同じなので、襟を正して公務員らしくしていなければならないことは忘れてはいけないと思います。
例えば飲酒運転などで捕まると公務員と同じようにバッシングされてしまうし、役所全体のイメージダウンに繋がる恐れがあります。
経験して思ったことは、下働きなので言われたことは断れなくて何でもやらなければならないのだが、仕事の内容は思ったよりも難しくなかったのと、重要な仕事はまず回ってこないので、気楽に毎日が過ごせると思います。
高松市役所アルバイターの特徴
高松市役所アルバイトのお仕事の特徴
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