昔の地域医療の現場は大変？アルバイトの仕事内容を「川原クリニック」での体験からやりがいと苦労を探る

こんにちは！あるバイの中の人です！
鹿児島県薩摩川内市にある「川原クリニック」は、地域の方々に親しまれている医療機関です。
クリニックならではのアットホームな雰囲気の中でも、医療現場ならではの忙しさや責任が伴う仕事があり、大変さもあるようです。
今回は、川内駅から徒歩15分の位置にある「川原クリニック」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：31歳
• 職業：無回答
• 性別：無回答
• 働いていた時期：2003年
• 働いていた期間：6ヶ月
• シフト：週1回

Ａ．紹介で、どうしても人が足りないから、来れる範囲で全然かまわないから、ぜひ来て欲しいというオファーを、頂きました。
職場からも、「困っているみたいだから、申し訳ないけど、同業者という事で、応援に行ってくれないか？」との打診。
半分、上司命令の様な形でのご依頼でした。
その後、先方との希望日などの日程調整すり合わせを行い、お試しで、数回、行かせて頂き、その後、定期的なお手伝いとなりました。

初日、院長にご挨拶をさせて頂き、ざっくばらんな方でしたので、「君は、連続幼女誘拐殺人事件の犯人の宮崎勉に似ているね～」と、褒めてもらっているのか？良く分からないご挨拶をさせて頂き、試験的なお手伝い、その後、正式なお手伝いとなりました。

Ａ．応募と言うよりも、「人が足りなくて困ってる」「誰か知り合いで、ちょこっとで良いから、お手伝いに来てくれる人はいないかな？」「時間や日程は、可能な限り調整するから」と言う様な感じで、人を探されていたようでした。

たまたま、私の上司の所にも、その、ご相談が来て、その時期、お手伝いに行けそうな人間が、私しかいなかったものですから、「○○君、ちょっと、お手伝いに行ってきてくれんね？」という、上司からの打診がありました。
上司からのお願いですので、断る理由もありませんので、「はい、喜んで！」の精神で、お手伝いへのエントリーとなりました。

先方も、どんな方が来るのか？と言う点がありましたので、事前に、数回、お手伝いをさせて頂き、正式にお手伝いと言う流れとなっております。

Ａ．面接と言う様な堅苦しいものは無く、フランクな面談と言う感じでした。
素直に正直に答えることが、一番大事だと思っております。

Ａ．私の勤務地と違い、外来・外傷・お若い方・難病だけど、まだ一人で動ける方等など、普段の業務では、関わる機会が少ない方々へのサービス提供が出来て、非常に良かったです。
また、完全に一人で、お任せ！状態でしたから、自分一人でなんとかせねばという、責任感を強く持つことが出来たのも、貴重な体験でした。

たまにしか、お手伝いで勤務していない上に、飛び込みの方も多く、情報が少ない中、自分でリスクヘッジをしたり、トリアージをしたりなど、プライマリケアな視点での、動きを要求されましたので、かなりトレーニングであったと思います。
勤務時間・勤務期間自体は、そんなに長くありませんでしたが、貴重な体験をたくさんさせて頂き、ありがたかったです。

Ａ．端から、眺める限り、アットホームな感じで、きつそうなイメージはありませんでした。
しかし、こじんまりしている割に、それも、田舎の方であるのに、あまり、職員間交流が少ない？印象を受けました。

また、お手伝いで来ている職員である私に対して、ほとんど、サポートは無く、一人で全部をこなすことが多く、不安なことも多々ありました。
簡単に言えば、お金払っているから、丸投げで、ちゃんとやってね的な感じでした。

同セクションの方からの情報共有なども、ほとんど無く、全てワンオペ状態。
武者修行に近かったですので、今の時代であれば、この様なお手伝いは成立しないと考えます。
記録などは、そんなに難しくも無く、ノルマも大きくなかったので、ほんと、お手伝いと言う印象でした。

Ａ．朝、８時頃到着し、更衣。職員の皆様へ、本日、お手伝いに来ている旨をお伝えする。
８時３０分までに掃除を済ませて、本日、来訪予定の方のカルテを確認させて頂き、必要事項をメモさせて頂く。
オーダーが入ると、クライアントが部屋に来られるので、ルーチンを行い、その後、主訴とのマッチングを確認し、治療開始となる。

かなりの確率で「初回」という事もあり、評価に時間を要し、結構大変だった印象です。
看護師さん達のお手伝いはほとんど無し。
自分で動いて、声をかけない限り、完全に独りぼっちでの勤務でした。
なじみのクライアントの方も、あまり申し送りが無く、自分で情報を取る形で、実践的な治療介入を行いました。

お手伝いなので、記録を丁寧に行い、情報の共有化に努め、ギリギリまで患者さん対応、お昼を食べさせて頂き、その後から、自分の本来の職場で、午後から勤務しておりました。

Ａ．基本的に、全くの放置プレイ。
「出来るでしょ！」と言うスタンスでしたので、研修などは、一切、存じ上げません。

Ａ．雰囲気は、いかにも、昔ながらな浪花節なオーナーがいて、昭和な匂いのする業務スタイル。
人手が足りないという事で、私以外もお手伝いの方が来ていると聞いておりましたが、その程度の情報のみ。
アルバイト仲間のような存在は、全くありませんでした。
この辺りも、昔ながらの、卒業しているので、１人前の仕事が出来て当たり前というスタンスであったと考えます。

雰囲気は、建物自体が老朽化しており、物理的に暗い感じでした。
さらに、スタッフ間のコミュニケーションも、ほとんど見かけませんでしたので、雰囲気は、やはり暗いイメージでした。
勤務終了後、帰る際にご挨拶を毎回しておりましたが、看護師の方々から、ご挨拶を頂いたことはありませんでした。

Ａ．基本的に、正規社員の方の勤務表が出来てから、私の所に、穴を埋めて欲しい曜日の指定がありました。
勤務調整が難しい場合は、正規職員の方が、日程変更されたり、私が日程調整をしたりして、１回／週のペースでのお手伝いと言う感じでした。

Ａ．正規職員の方が、割と、休みの曜日パターン固定をして下さったので、私の方の変更は少なく、ありがたかったです。

Ａ．服装は、白衣などKCメイン、髪型は、特に指定はありませんでしたが、髪の色を染めている方は、年配看護師が白髪対策と言う感じでした。
基本、華美にならないと言う感じでした。

Ａ．お昼ご飯を提供して頂き、ご飯のお替り自由で、助かりました。

Ａ．高校生では、残念ながら、ライセンス未取得なので、勤務自体が不可能であります。
助手としてであれば、勤務も可能です。
この様な業界での経験値を積みたいという方には、自由度が高かったので、向いているかもしれません。

Ａ．大学生では、残念ながら、ライセンス未取得なので、勤務自体が不可能であります。
助手としてであれば、勤務も可能です。
この様な業界での経験値を積みたいという方には、自由度が高かったので、向いているかもしれません。

現在は、私が勤務していた時と、かなり異なる環境になっていると、噂を聞いております。
特にM&A後、運営方針がガラッと変わって、売り上げ重要視が強くなってきているのではないか？と考えます。

古き良き時代とは異なる体験談でありますが、現在の診療報酬・介護報酬の流れに即した対応が求められると考えますので、なんとなくと言うよりも、目標を、漠然とで構いませんので、ある程度「見える化」していると、良いのではないかと考えます。