眼科の医療事務は楽じゃない？資格持ちアルバイトの本音と働きやすさを未経験から「町屋駅前眼科」で働いていた人にインタビュー！

こんにちは！あるバイの中の人です！
クリニックや病院の受付で、患者さんと直接関わる医療事務の仕事。
特に眼科での医療事務は、専門的な対応が求められる一方で、落ち着いた環境で働けることも魅力です。
今回は、かつて東京都荒川区の町屋（町屋駅前）駅前にあった「町屋駅前眼科」で医療事務の資格を活かして眼科でアルバイト勤務をしている方に体験談について取材を行いました！

なお、「町屋駅前眼科」は現在は閉業しているため、他の眼科クリニックの医療事務の参考になればと考えております！

• 年齢：20歳
• 職業：フリーター
• 性別：女性
• 働いていた時期：2009年
• 働いていた期間：3年
• シフト：フルタイム

Ａ．ネットでアルバイト求人を探していたところ、女性向けの転職サイトを見つけました。
結構たくさんの求人が掲載されていて、アルバイトから正社員まで幅広く募集されていました。
その中で掲載されていたこちらの求人を見つけて、興味を持ったので応募しました。
応募フォームに必要事項を記入して送信、次の日には電話で連絡がきてすぐに面接日程が決まりました。
履歴書は面接時に提出で良かったので、選考スケジュールが早くて、すぐに働き始めたかった私にはとてもよかったです。

面接は主任の方が1人で、事務室で15分程度でした。
面接の次の日には合格連絡が来て、働き始めたのは応募から1週間後くらいだったと思います。

Ａ．学校を卒業してからしばらく飲食店でアルバイトしていましたが、何か手に職をつけたいと思い、医療事務の資格を取りました。
医療事務の資格を取ったばかりで、資格を活かして働きたかったけど、未経験で働ける正社員求人がなかったのでとりあえず近場で未経験でも働けるところをアルバイト求人で探しました。

家から通える範囲の場所だったことと、他の求人より少しだけ時給がよかったのでこちらを選び応募しました。
正社員かアルバイトか迷いましたが、当時付き合っていた彼と結婚していずれは他県に引っ越す予定もあったので、アルバイトでもいいと割り切りました。
また、病院だと風邪をもらいやすいという話も聞いたので、内科ではなく眼科だったのも決め手になったと思います。

Ａ．きっちりした面接というよりは、世間話も混ぜながらフランクな感じの面接でした。
そんなに緊張しなかった思い出があります。

Ａ．嬉しかったのは常連の患者さんが名前を覚えてくれたことです。
待ち人数がその人ひとりしかいない時なんかは、その方とよくお話しました。
お孫さんのことや、家族のことなんかも教えてくれて、私も悩み相談なんかもしました。
とっても優しい方で、実のおばあちゃんのような感じがして大好きになりました。
辞めるときはその方に会えなくなるのが寂しかったです。

あと、職場の先輩にひとりとても仲良くなった方がいて、仕事だけじゃなくて仕事帰りによく飲みに連れて行ってもらいました。
お酒の飲み方を覚えたのも、その先輩のおかげだったと思います。
おかげで少し酒グセが悪くなりましたが（笑）飲みすぎてふたりで二日酔いで仕事に行くこともよくありましたが、今ではいい思い出です。

Ａ．仕事内容は医療事務なので、患者さんが来たら受付して、カルテ出して、検査にまわして、診察終わったら会計して処方せんを出すというルーティンワークなので覚えれば大変なことはありません。

ただ、当時の院長先生が何かと厳しい方で、しかも気分屋で、診察終了時間ギリギリに来た患者さんを受付しちゃうとめちゃくちゃ怒鳴られたり、院長先生がカルテ記入中にしゃべりかけるだけで怒鳴られたり、とにかく少しのことでめちゃくちゃ怒られることがあったので、それがはじめはきつかったです。
先輩スタッフと愚痴り合いながらなんとか3年続けた感じです。
たまに来る研修医も変な人ばっかりで、当時は医者って変なやつ多いんだなって思っていました。

Ａ．朝、出勤したら制服に着替えてパソコンを起動させたり、玄関や看板の電気をつけます。
待合室にテレビがあるのですが、受付から見える位置で、私の好きなチャンネルに設定していました（笑）
診察時間になってからは、患者さんから診察カードと保険証を受け取ってカルテを出して保険証確認、症状もこの時点で聞き取って、問診票に記入しました。　

その後、検査にカルテをまわして患者さんは検査と診察を済ませ、終わったらカルテが戻ってくるので、会計をパソコンで計算します。
処方せんも作成するので、カルテに書かれた薬を間違えないように処方せんに記載します。
作成できたら、患者さんを呼んで処方せんを渡して、会計をもらう、という流れを1日続ける感じです。

Ａ．研修期間はありましたが、プログラムとかはなくて、とにかく見て聞いて覚える感じでした。
はじめの3日間だけ、仕事後に座学の研修時間がありました。
業界用語とかがけっこうあるので、なんのことか、なんの薬のこと言ってるのかとか、最初はわからないことばかりで覚えるのに苦労しましたが、作業的にはそんなに難しいことはありませんでした。
院長先生以外のスタッフの方々は、優しい方が多かったので聞けば教えてもらえます。
院長先生の対応は怒られながら覚えるという感じでした。

3ヶ月くらいで、だいたいの受付業務は覚えられたと思います。
患者さんからの質問とか薬局からの質問対応の方がマニュアル的なものがないので大変でした。

Ａ．女性が多い職場でしたが、よくあるギスギスした雰囲気とかはなかったです。
少しキツめな先輩もいましたが、すぐ移動してしまったので。

ただ、院長先生はかなり怖かったので、みんなビクビクしてる雰囲気はあったと思います。
いない時にさんざん愚痴ってたので、雰囲気は良くなかったのかも。

同僚（先輩でしたが）とは話も合って、一緒にご飯に行くことも多かったので仲は良かったです。
年代は私が一番若かったので、旦那さんの話とか夫婦の話が多くて、いい勉強になりました（笑）
少人数の職場だったので、お昼は院長先生以外のスタッフみんなで食べていました。

ずっと一緒なので、少しうざったい時もあったかもしれません。
一年くらい立つと、周りの人にも慣れて楽しく働いていました。

Ａ．時給は1050円だったと思います。
当時他の病院だと900円くらいだったので、ちょっといいかなと思って決めました。

私はシフト制というよりは、フルタイムで働く感じだったので開院時間中は働いていました。
短時間の場合は午前中だけだったと思います。

Ａ．シフトは入れます。
むしろ休むときのほうが気を使っていました。フルタイム希望だったので、私的には助かりましたが。少人数だと休みにくいとは思います。

Ａ．服装は制服、髪型は自由でした。あまりキバツな人はいませんでしたが。

Ａ．特にありませんでした。

Ａ．高校生には向かないと思います。
スタッフも30代以上がほとんどなので浮いちゃうのと、高校生バイトっていう内容ではないと思います。
患者さんも優しい方もいればかなり怖い方もいるので、対応も難しいと思います。

Ａ．大学生くらいなら対応できるかもしれませんが、午前中だけ勤務がシフト的には厳しいかと思います。
夜間大学生とかなら、問題ないのではないでしょうか。
ある程度のマナーとパソコンスキルがあれば働けると思います。

医療事務は時給も安いので、できるだけ時給の良いところを選ぶと良いと思います。
時給や残業代でいえば、私のいた病院はキッチリ支払ってくれるので安心でした。

曜日によってはすごくゆったり仕事ができるので、それもおすすめです。
スタッフの方は優しい方が多くて、病院内は綺麗だと思います。何より、駅からめちゃくちゃ近いので通勤が楽ちんです。

あと、残業もほとんどなくて、基本的に時間内に帰れます。
仕事の後の予定も立てやすくて働きやすいと思います。