シフトの大半が待機でかなり楽！？「ホテル エル・シド」のラブホアルバイト体験談！業界的に牽制しがちでも意外に働きやすい環境？

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、「ホテル エル・シド」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
「ホテル エル・シド」の職場は、あまり忙しいこともなく従業員同士の仲も良く、良い環境にあるようです！
今回は、茨城県日立市の常陸多賀駅から徒歩約15分の場所にかつて存在した「ホテル エル・シド」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

なお、当体験談は1990年代のもので当該ホテルは現在は閉業しているようなので、他のラブホバイトの参考にしていただければ幸いです！

• 年齢：20歳
• 職業：大学生
• 性別：男性
• 働いていた時期：1993~1995年
• 働いていた期間：2年
• シフト：週3日

Ａ．大学の同級生が知り合いづてでアルバイトをしていて、その友人からアルバイトが2人学校卒業でやめてしまうため働いてみないかと誘われて応募しました。
ラブホテルという環境に多少抵抗はあったもののホテルの場所が自宅から車で10分程度と近くちょうどその時期にそれまで勤めていたファミレスのバイトを辞めてしまっていたため友人の誘いを受けました。

募集対象については特に業界経験などの必要性などもなく18歳以上のできれば男性希望という条件だけでしたので、一応履歴書を作成して友人から事前にホテルのオーナーに提出してもらいました。
オーナーに履歴書を見てもらい特に問題ないとのことだったため、日程を調整させてもらい面接に行きました。

Ａ．ホテルが自宅から近かったことが大きいですが、勤務時間が18時～24時までまたは24時～9時までのどちらかのシフトで時間の都合がつけやすかったことと、他のアルバイト、コンビニやスーパー、ファミレスなどと比べて時給が100円前後高かったところが魅力でした。

業務内容はフロントでの料金精算とルームキーの受け渡し、利用後の室内清掃だったのですが、友人の話では曜日と日にはよるものの客足が切れるとかなり暇で控室でテレビや映画を観たり読書、仮眠を取るなどかなり自由な時間が多いということも応募した理由でした。

紹介してくれた友人の他にも2名ほど同じ大学の友人が先に勤務していたことも都合が悪い際にシフトを交換したりできるなど融通が利くと思い利点でした。

Ａ．オーナーとホテルの事務室で1対1面接で先に履歴書も提出していましたが、特に経験などを聞かれることもなく夜勤が可能かということと深夜出勤のため交通手段はあるか、多少体を使うため体力的にスポーツ経験はあるかなど程度の質疑でした。　

Ａ．深夜から早朝までのシフトの場合、だいたいは24時前後には満室になり朝6時頃にチェックアウトが始まるまで6～7時間ほとんど業務がなく楽だったのが最も良かった点です。
また、受付は仕切りがあり顔を合わせることはないのですが一部の常連のお客さんなどで仲良くなった方などからは料金を多く支払ってくれてお釣りはチップとして受け取ってくれと言ってくれる場合もあり少額（1000円～2000円程度）ではあるものの学生の臨時収入としては非常に助かったのを覚えています。
嬉しかったのとは少々異なりますが対面することはないものの防犯カメラの映像は見ることができ、ホテルの場所が近所だったため車両などからおそらく知り合いの〇〇だ、など少々スキャンダラスな楽しみ方もできました。

Ａ．受付業務は事務室に座ってひたすら料金と鍵の受け渡しをするだけのためかなり楽でした。
室内清掃についてはシーツの交換や歯ブラシ、石鹸、シャンプー、タオルなどの交換と風呂場の掃除、部屋全体の掃除機掛けなどのため力仕事ではありませんが、やはり他人が行為をした後の清掃のため汚れや衛生面では慣れるまでは結構キツイ部分はありました。
女性が生理にも関わらず行為をされるお客様などもいるため、シーツやタオルが血液で多量に汚れている場合などはかなり嫌な作業でした。

ホテル自体は4階建てで2～4階各フロアに6部屋づつでしたので合計18部屋、多少回転もあるため多い時では20部屋前後をアルバイト2名で清掃をおこない1部屋あたり15分が実作業でした。

Ａ．夜勤の場合は24時少々前にホテルに入り、清掃アルバイト2名で清掃セット（シーツ、タオル類、歯ブラシなどのアメニティ類）の準備を控室でおこないます。
基本的には社員の方が受付にいるのですが社員が休日シフトの場合などはアルバイト1名が受付に別に入ります。
清掃アルバイトが控室で待機しているとチェックアウトのお客様が発生すると受付から清掃の指示が控室に内線が入ります。

清掃アルバイトは指示に従い清掃セットを持ってチェックアウト後の部屋に入り15分程度清掃を実施。
清掃中に他の部屋でチェックアウトが発生すると清掃中の部屋に内線が入り次の清掃部屋の指示が入ります。
ひと通り清掃が終わると交換したシーツ、タオル類を1階の使用済み品部屋に持っていき（翌日に業者が持ち出す）、次の清掃がなければ控室で再び待機となり、待機中に夜食を食べるなどは自由でした。

Ａ．清掃業務自体は先輩アルバイトに教えてもらいながら習熟となります。
清掃作業は部屋により多少設備などは異なるものの基本作業は同じなので3～4日でほぼ覚えることができました。

ちなみに研修、習熟期間中もバイト代は減額はありませんでした。
受付業務に関しては多少機器の使い方など覚えることはあるものの基本作業の習熟は数時間社員の方についてもらえれば覚えられる内容でしたが、常連のお客さんでこの方は〇号室か〇号室じゃなければダメであるとか、この方は1人で来るけど1時間後に連れが来るからなどといった対人的に覚えることが結構あったため実際には社員の方と2晩一緒に受付作業をした上でひとり作業が可能となりました。

Ａ．私を含めて大学生が4人と40歳～50歳の自営業の男性が副業としてやられていた方、韓国人の留学生がひとりというメンバーでした。
同じ大学のメンツはもちろんやり易かったですし、他の2名も気さくで職場の雰囲気は良かったと思います。
基本的にはそのうちの2名が一緒になるため、待機時は諸々雑談したりテレビを観たり各自読書やゲームをしたりとかなり自由でした。

社員の方オーナー含めてややそっち系（丸暴？）の強面の方3名でしたが、一緒に仕事をする際は見た目とは異なり優しい方ばかりで夕食で自分の出前を取る際などにたまに一緒に頼んでくれてごちそうしてくれるなどいろいろお世話になりました。
それぞれ日中は学生だったり稼業があったりした上で夜アルバイトをしているため業務外での交流などはありませんでしたが業務中は皆仲良く仕事をしていました。

Ａ．シフト時間帯は18時～24時までの夜勤と24時～9時の宿直勤務の2パターンで、それぞれで清掃業務と受付業務がありました。時給は当時では若干高めの800円で22時以降5時の間は950円と当時としてはかなり良い金額でした。

Ａ．週3日希望でほぼ希望通りのシフトで働けました。

Ａ．対面することがないため髪型など外見面での規定は特になく、服装も清掃し易いものであれば特に決まりはありませんでした。

Ａ．通常お客さんに出すレトルトなどの食事を1勤務に1回希望者は無料で食べることが可能でした。

Ａ．週末であれば高校生でも可能だとは思いますが、基本的に深夜までか宿泊での勤務であるため平日普通に通学している高校生には向かないと思われます。
可能であるとすれば金土の2日間のみになってしまうかと思います。

大学生であれば授業、講義の時間帯を履修時に自分で調整することも可能ですし、学年が上がれば大学が休みの日も出てくるため向いているかと思います。
ラブホテルを使うことも出てくる年齢なので社会科見学的な意味でもやってみることは良いかもしれません。

ラブホテル業務の難点はやはり私も最初に感じたように業界的に抵抗があるという方が多いこと、そういう風に見る他人が多いことかと思います。
ただ、実際の業務としてはファミレスやコンビニのような接客もなく、倉庫作業などのような力仕事もほとんどなく仕事的にはかなりお勧めできる業界だと思います。

衛生面で心配される方もいるかもしれませんが、使い捨て手袋をつけたりマスクを着用したりすることがほとんどだと思いますので実際には心配もありません。
最初の数日間は他人の行為のあとの清掃などには抵抗がありかもしれませんが人間数日あれば慣れるものです。