食事を提供する為のお皿がない！？「博多屋台市場」の居酒屋アルバイト体験談！人手不足時の壮絶な業務内容をご紹介します、、！

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、「博多屋台市場」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
「博多屋台市場」の職場は、ワイワイガヤガヤとしたまさに大衆居酒屋といった雰囲気で、接客業を楽しみたい方にはピッタリだったようです！
今回は、東京都大田区の蒲田駅から徒歩約1分の「博多屋台市場」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

なお、当該店舗は現在は閉業しているので、他の居酒屋バイトの参考にしていただければ幸いです！

• 年齢：18~25歳
• 職業：フリーター
• 性別：女性
• 働いていた時期：2015~2022年頃
• 働いていた期間：約7年
• シフト：週5~6日

Ａ．元々彼氏が居酒屋でアルバイトをしていて、そこになんどか遊びに行っていました。
ご飯行くと店長やスタッフさんから一緒に働いてほしいと声をかけて頂いていましたが、昼間のアルバイトがあったのでお断りしていました。
一人暮らしを機にアルバイトの掛け持ちをしたいと考えるようになり、彼氏に相談したことがきっかけです。

昼間のアルバイトは続けたかったので、時間が空いている夜帯にアルバイトをしたいと考えていました。
彼氏に俺と一緒に働こうと誘ってもらい、店長に話を通して貰いました。
一緒に何度かご飯に行っている居酒屋でしたので、店長さんやスタッフさんとも顔見知りで快く受け入れて下さいました。
当時は未成年でしたので22時前には退勤できるようシフトを組んで頂き、帰りも彼氏と同じ時間になるよう設定してもらったり色々とお世話になりました。
面接までもスムーズですぐに日程を組んで下さり、即採用となりました。

Ａ．一人暮らしがしたかったのですが、昼間のアルバイトだけではなかなか難しく、アルバイト先を変えるか仕事を増やすか悩んでいるところでした。
昼間のアルバイトも続けたかったので、時間帯が空く夜のお仕事をしようと考えていましたが、彼氏もいたので個人的にキャバクラや風俗関連のお仕事は視野に入れずに探していました。

当時の彼氏が俺のバイト先で一緒に働こうと誘ってくれたので、まずは職場体験として1日アルバイトをさせて頂きました。
居酒屋での仕事は初めてではなかったですが、こちらの店舗は個人店にも関わらずとても繁盛して大変でした。
疲れ以上にお客様が常連様ばかりで新人さん宜しくね、店長いい人でしょと声をかけてくださるような暖かい方ばかりで負担も少なかったので働いてみようと思いました。
何より、働いてる方が顔見知りで、彼氏もいると思えば不安はありませんでした。

Ａ．元々知り合いでしたので履歴書の提出や、簡単な業務説明、希望シフトなどを店長と話し合いました。
当時は学生さんが多かったようで、土日に入れる人を募集していたとのことでした。
私はフリーターでしたので平日にお休みを頂ければ土日も仕込みから営業後までサポートしますとお伝えしました。

Ａ．1.2年も経つと常連様には顔を覚えて頂き、乾杯のお酒をご馳走になったりと忙しくても楽しいという気持ちの方が上回っていました。
自分の出来る仕事も増え、いつしか彼氏よりもシフトに入っていたので自分の成長も感じられたことが嬉しかったです。
近くで働いている友達が飲みに来てくれたり、家族も応援しに遊びにきてくれたりと毎日ワイワイしていたのでストレスがありませんでした。

学生の子達が辞める頃にはひとりでお店を回せるようにもなっていたので、あとから入った方に仕事を教える責任感や、店長から見ても安心してお店を任せて頂けているという環境が自分の更なる成長にも繋がり嬉しかったです。
お客様から直接ご馳走様、またくるねと声をかけて頂けるのが自分の努力の結果だと思え、仕事のやりがいを感じられました。

Ａ．仕事内容は簡単ではありませんでした。
主におつまみやドリンク調理、提供、オーダー業務、レジなどやることはたくさんありましたが、何よりスピード重視でてんやわんやしていました。
早くても盛り付けが汚くなってしまっては提供できないので、丁寧かつ迅速に対応する必要がありました。

キッチンスタッフが少ない日は魚料理、肉料理、おつまみ料理をひとりで回すこともありました。
料理で手一杯になっていてもホールやドリンクも気にかけなければ行けないので、効率的に動けるよう頭は常にフル回転です。
どんな事があってもお客様の機嫌を損なうような接客はしてはならないので、第1にドリンクはまずファーストという頭で動いていました。
料理提供に時間がかかりそうであればすぐに出せるおつまみをお客様におすすめしたり、飲み放題のお客様にはピッチャーで提供して少しでも自分が動ける時間を増やそうと努力しました。

混雑時によく見られたのが、ドリンクや料理に気を取られていて洗い物がパンパンに溜まっているということがありました。
お皿がもうないという状況で自分の仕事がひとつ増えたような気分でした。
そうならないためにも1.2枚でも合間で洗って食洗機を回しておくという効率さは必要かもしれません。

とにかく、お客様第1で仕事をしていればそこまでクレームに繋がるという出来事はないと思います。
ひとりの時はお席が空いていても予約が入っていますと伝えて、自分が見れる範囲で接客をしたこともありました。
柔軟に、混乱しないように立ち回るのも接客業では必要かと思いました。

Ａ．17時オープンなので、14時には出勤して仕込みをしていました。
まずは店内清掃とトイレ掃除をします。
それからキッチン周りとホール周りの準備にかかります。
それぞれホール担当、キッチン担当に別れて作業をしますが、私は主にキッチン担当でした。
焼き鳥メニューがあったので、16時頃には炭を焼き始めます。
その間に焼き鳥の肉を串うちしたり、他の料理で少ない材料を仕込みます。(サラダ菜の水切りや鍋に使う具材カットなど)

手が空いたらドレッシングやタレの補充、備品確認をします。(各テーブルに割り箸や取り皿を配置)
揚げ物類は冷凍のものもあるので、フライヤーも16時半頃には温めておきます。
宴会や大人数でのコース予約がある場合は、提供スピードを早めるために仕込み時間の最後にある程度準備をしておきます。
オープンまでに30分ほど時間があくので、最終確認をしてまかないを作ります。

10分前頃から朝礼をして、各自配置につきます。
オープン以降は上記に記載したようなドリンク、料理提供や接客をします。
すべてのお客様がお帰りになったらグラスや食器を片付け、洗い物をします。
次の日の仕込み状況によっては足りない具材を仕込みます。

宴会後などはほとんどの材料が完売になるのでその日のうちに発注をします。
終わり次第キッチンの床を清掃、ダスターを漂白剤につけたり、ドリンク作業場まわりを掃除します。
ホール担当はホールまわりとトイレ清掃、備品補充をして完了です。

Ａ．働いて間もない頃、ドリンクを作っていた時にお酒をお酒で割ってしまうということがありました。
うちのレモンサワーはレモンサワー単体ででてくるサーバーがあり、グラスに注ぐだけで提供出来るのですが、レモンサワーをさらにサワーで割って提供してしまいました。
お客様に提供してから判明して、お客様が常連様でお許し頂けましたがご新規の方なら間違いなくクレーム物だと思うと恐ろしいです。
焼酎やレモンサワーは色が似ているので間違いやすいですが、味見をしたり、作る前に確認しようと思いました。

別日ですが、焼き鳥の炭がなかなか燃えず、何十本と焼き鳥のオーダーが入ってきていたのにオーダーを捌けないということがありました。
その時は自分で対処しようとしてしまい、結果的にお客様やスタッフに迷惑をかけてしまいました。
そうならないためにもピンチになる前に報告、相談することが大切だなと身をもって感じました。

Ａ．きちんとした研修のようなものはありませんでしたが、先輩方の仕事を見て覚えたり、メモをとって逐一確認して自分でもやってみるということの繰り返しでした。
自家製ダレなどは店長やキッチンスタッフにしかわからないので、忘れないよう比率や味は何度も確認して覚えました。
工夫したのは、ほとんど自分しか担当していないポジションの場合は自分なりのやりかたを身につけて、やりやすいようにものを動かしたり、効率的に出来るように忘れそうなことはオーダーの横に付箋を貼ってすぐ確認できるようにしていました。

業務で立ち止まるということが1番遅れをとると思っていたので、何回も聞いたけど大丈夫かなという不安は二の次で、忘れた場合はこれなんでしたっけ？と店長にすぐ確認するようにしていました。
店長がいない場合はその日の責任者に聞いて、自分が責任者になった日は店長に電話をして確認していました。
自己判断で大事になると困るので、お金関連や業者関連は絶対ひとりで解決はしませんでした。
前回はこうだったけどやり方が変わっていた、新しく導入されたということも珍しくないので、不明点はすぐ聞くということさえ気をつけていれば大丈夫だと思います。

Ａ．大衆系居酒屋という感じで、ワイワイガヤガヤしている店内でした。
USENやYouTubeを流していたり、サッカーや野球の試合がある際は中継を繋いでみんなで応援するというようなお店だったので、静かな日は基本少ないです。

働いている人は様々で、外国籍の方もいれば学生さんや同じくフリーターで掛け持ちしているという人もいました。
男女比は半々で、年齢層は10代後半から20代前半が多かったです。
たまに日払いサイトからお手伝いさんがくることもありました。

アットホームという言葉があっていて、みんな本当に仲が良かったです。
私は元々彼氏の繋がりでスタッフみなさんのことを知っていましたが、新人さんでもすぐに溶け込めるような暖かい職場で、年齢性別関係なくみんなで一致団結しているようなお店でした。

Ａ．シフト制でしたが基本学生の子達が土日に入ってくれるので、平日は我々フリーターやパート民が対応していました。
土日の仕込みは学生さんにお任せして、土日の仕込み時間帯はお休みを頂いたり、平日フリーター、バイト民で話し合って交代でお休みの申請を出していました。
みんな協力的なので、お子さんがいるスタッフや店長には休んで欲しいと自ら交代を申し出るスタッフもいました。
提出期限は基本前半シフト15日締め、後半シフト月末締めでした。
体調不良などの欠員補充や代行で代わる場合は振替でお休みを貰う仕組みです。
繁忙期や忙しい時間帯は休憩が取れないこともあるので、アイドルタイムに休憩を回します。

Ａ．基本希望通りにシフトを組んで頂いていました。

Ａ．特にありませんでした。

Ａ．まかないあり、社割は25%オフでした。

Ａ．居酒屋バイトは誰もが通る登竜門のようなもので、特にファーストバイトとしてもぴったりだと思います！
高校1年生はまだ業務経験もないと思うので、仕事の大変さや接客とはなにかということだったり、お金を頂く有難みのようなものを感じられると思います。
私も人生で初めてのバイト先は居酒屋でした。

向いていると思います。
学生さんは昼間に働くことが難しいと思うので、学業と併用できる夜帯のお仕事が向いていると思います。
サークルなどある日はお休みしたりと調整もしやすい仕事だと思うのでオススメです。
私の専門学生時代は学校から近い居酒屋でバイトをしていました。

飲食店や居酒屋は幅広い年齢層の方が働けて、お客様の年齢層もバラバラです。
接客業は簡単そうに見えて奥が深い仕事なので、経験として働くと将来的にも役に立ちます。
年齢を重ねてからは仕込みのみ勤務や短時間勤務も叶えやすい仕事かと思うので、家庭と両立して働きたい方にもおすすめです。
私は実際子供が1歳、2歳の大変な時期でも居酒屋で働けていました。

出勤時間も午後からとプライベートも大切にしつつ、しっかりお給料も頂けて働きやすかったです。
店長の人柄や他スタッフの援助も頂きつつ、仕事で返せたことがなによりやりがいを感じました。
最初は大変かと思いますが、必ずやりがいを感じる日が来ると思います。
これから頑張ってください！