実はハードで体力勝負!?千葉市中央図書館でのアルバイト体験談!求人の見つからないレアバイト!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
千葉県千葉市中央区にある千葉中央図書館は、JR千葉駅から徒歩5分というアクセスの良い立地に位置する図書館です。
この図書館でのアルバイトに興味がある方、あるいは図書館で働く日常を覗いてみたい方にぴったりの記事です。
今回のインタビューでは、図書館アルバイトの実情、やりがい、困難、そして思わず笑ってしまうようなエピソードまで、幅広く掘り下げています。
この記事を通じて、静かで落ち着いた図書館の中に隠された、意外と忙しく奥深いアルバイトの日常を知ることができるでしょう。
図書館に関心がある方も、そうでない方も、ぜひ読み進めて新たな発見を楽しんでください。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:10代
- 職業:大学生
- 性別:女性
- 働いていた時期:2004
- 働いていた期間:1年半
- シフト:週3~4日
千葉市中央図書館バイトに応募した経緯
Q
千葉市中央図書館にどのように応募しましたか?
A.学校で司書課程を履修しており、その担当教授から図書館でのアルバイトをやってみないかと紹介をもらったことです。
司書課程の中で図書館実習という2週間公共図書館での実習があり、アルバイトしていた図書館で実習を体験しました。
これまで先輩もこの図書館で実習をやってからアルバイトとして採用されてきた経緯もあり、同じ学校の先輩もいるのでは安心して働けるのではないか、授業では得られない体験もできるので勧められました。
図書館でのアルバイトは一般の求人ではなかなか見かけることがなく、一度働くと辞めずに何年も何十年も働き続ける方が多いので募集がない中での紹介だったので、図書館の勉強をしている身として一度は図書館での働きを経験したいと応募に至りました。
Q
千葉市中央図書館に応募した理由を教えてください。
A.応募した理由は、司書課程を履修して座学中心だったので、座学では学べないことを体験したいこと、実習を経験してもっと図書館の裏側や詳細を知りたい、探求したいと考えるようになったからです。
司書課程の中で図書館に見学に行くということがありましたが、実際の図書館で図書館員として体験するといったことは図書館実習という科目でありますが、この科目は必修ではないので全員受ける必要がないものでした。
図書館実習を履修して、大変なことも沢山ありましたが、教科書だけでは学べないこと、これまでの図書館のイメージとは違った見方ができるようになって、実習生としてではなく今度はいち図書館員として責任をもって、もっと知識を深めていきたいと思い応募しました。
Q
千葉市中央図書館の面接はどんな感じでしたか?
A.面接は実習をしていた図書館だったので実習を担当してくれた職員が面接官で2対1の(面接官2人に応募者1人)形で行いました。
司書課程履修をしていたこともあったので志望理由や動機よりも、どのくらいのシフトで働けるか、夏休みや春休みなどの長期休暇はシフト以外の曜日でも勤務可能か、希望の曜日があるか、他とバイトをしていたりしていないか(兼業禁止だったので)を確認されました。
履歴書や応募書類に対して掘り下げる感じよりも、これから働く上での確認がメインでした。
千葉市中央図書館バイトの実態
Q
千葉市中央図書館でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.良かったことは図書館の本の修繕作業や整理作業が自分に合っていたことです。
図書館の本の修繕は借りてく中でページが破れたり、雨などで濡れてボロボロになってしまった書籍を専用の糊やテープで直していく業務です。
コツコツとモクモク、集中してできる作業だったのと、本を修繕して次借りる人が気持ちよく借りられたらと考えると嬉しくなり、修繕を頑張ろうという気持ちにもなりました。
図書の整理作業は、返却された本を棚に戻していく作業なのですが、最初は沢山棚があって分類番号を覚えるのに必死だったのが、整理作業を重ねていく中でこのジャンルの本はこの棚にあるとわかるようになって、利用者にもスムーズに案内できるようになったり、棚を整理して本を触る時間が楽しみでもありました。
Q
千葉市中央図書館のアルバイトはきつかったですか?
A.色々な利用者がいるので、時にはキツイ言葉をかけられたり、注意しなくてはいけない場面があったり、問い合わせにうまく答えられなかったり、うまく案内できなかったりしたことがきつかったです。
持ち込みの教材での自習は禁止されているので、それを注意したところ「前までは言われたことなかったけど」と返されてしまったり、なんでこういう本を置かないのか、本を置く気があるのか、リクエストに何度も書いているのに応えてくれないと怒鳴られたり、利用者が探している本がなかなか見つけられず、うまく案内できなくて、もういいよと諦めて帰られてしまった時は自分を責めました。
図書館と言えども利用者との対話や接客がメインなので、色々な人がいて大変なことも多いですが、対応を重ねていくことに言葉遣いや言い方を工夫したり、リクエストにはすべて応えられるわけではないこと、意見としてはちゃんと上に届けていますという旨を伝えてみたり、持ち込みの教材で自習をする場合は自習室があるのでそちらを利用してもらいたいことと図書館という場所は図書館の本を読んだり、それを使って勉強したり知識を得る場所なので、自習室とは違うものと丁寧に説明したり、ただ「だめですよ」というだけでなく、なぜダメなのかを示せるようにすることで、全員ではないですが「図書館ってそういうところなんだね」と納得してくれる方も増えました。
Q
千葉市中央図書館ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.仕事内容は、返却本を受け取る業務、返却された本を並べる業務、貸出カウンター業務、レファレンス業務、修繕業務の多岐にわたり、その日によって時間で業務の割り振りがあります。
たとえば、この日は返却された本を並べる作業から始まったり、返却カウンター業務から始まったりします。
主にカウンター業務が多いです。
返却された本を受け取る業務は返却ポストや直接持ってきてくれた本を棚に戻せる状態に整理したり、次の人の予約が入っている場合は予約本として別の場所に置いておき、予約本を受け取るカウンターへ運んだりします。
返却された本を並べる作業は、返された本を元あった棚に戻します。
文庫本、児童書、文芸、雑誌など多岐にわたる棚に番号が割り振られていて、更に本1冊ごとにも分類番号が割り振られているので番号通りになるように棚に戻します。
返却された本を並べないと在庫があるのに棚にはない状態になってしまうので、スムーズに行う必要があります。
貸出カウンターはカウンター業務の中心と言っても良い場所です。
貸出カードと共に貸出したい本を持ってきてくれるのでバーコードでスキャンして貸出手続きをしたり、問い合わせを受けたり、棚にはない閉架倉庫にある本を出したいと言われた場合に出庫手続きをして渡せる状態にしたり、新規で貸出カードを作成したいといった方の手続きを行います。
レファレンス業務は貸出カウンターでの問い合わせでは答えることが難しい専門的な質問に対して、こういう本があると案内する業務です。
ある程度の経験や知識が必要となりますが、こういう内容が書かれている本を探して欲しい、どんな本があるのかを探すお手伝いをするところです。
修繕作業は返却された本や利用者が破れやページ破損に気づいた場合に専用の糊やテープを使って修繕をする作業です。
月に一度蔵書点検と言って実際の在庫とあっているかどうかを棚卸する作業がありました。
Q
千葉市中央図書館でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.本を読みながらソファーで寝てしまった方がいて、起こすのに苦労しました。
声をかけすぎてしまうと迷惑になってしまったり、本当に具合が悪くて動けないのかという可能性もあったり、危害を加えられる可能性もゼロではないので慎重な声かけや他の利用者に迷惑や負担にならないようにそっと声掛けすることを繰り返して、ようやく自分が寝てしまっていたということに気づいて、慌ててしまった現場に遭遇したことがありました。
悪気があったわけでもなく、図書館は冷暖房もきいていて、本を読んでいると気持ちが落ち着いてついウトウトしてしまうこともあり、私もアルバイト中カウンター業務で換算している時に眠気に襲われてしまったことも何回もありました。
面白い話だと、僕が書いた自伝をこの図書館に置いてくれと懇願する人がいました。
そういうのは受け付けていないので丁重にお断りしましたが、自作の自伝を図書館に持っていくなんてすごい度胸だなと思います。
それから、返却された本の中に書きかけの手紙が入っていたり、落書きをされてしまったり、落書きは良くないことですが笑ってしまうくらい面白いものもあり、色々な珍事件がありました。
千葉市中央図書館バイトの条件
Q
千葉市中央図書館の研修はありましたか?
A.初日は図書館内の案内や図書館とはどういったところか、図書館の目的についてを職員から座学で説明がありました。
次の日からまずは貸出カウンターに入って貸出処理の方法を学んだり、返却された本を棚に戻す作業を行い、どんなジャンルの本がどこにあるのかを覚えていきました。
業務で困ったときは常にカウンターには自分の他に複数人いるので、他の人に聞きながら対応しました。
職員でないと対応できない、レファレンスカウンターで対応する必要がある場合はお願いをして、基本はカウンターに入っている人達同士で問い合わせに応えていく、業務を覚えていく感じでした。
マンツーマンで指導というわけではないので、他人によって教え方には多少の差が合ったりもしました。
Q
千葉市中央図書館にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.働いている方は職員、パートも含めて全員で40名ほどいたと記憶しています。
職員はフルタイムで出勤していますが、学生さんやパートさんは週に2回から3回程度なので全員と会うことはありませんでした。
全員の顔と名前が一致しないほど人数が多く、シフト制なので会う人会わない人がいました。
図書館は静かな場所というイメージもありましたが、対応している場面が多いので接客メインで応対に追われてバタバタすることが多かったです。
ガヤガヤした感じではなく、バタバタしているもののそれを利用者には分からないようにしている感じでした。
一緒に働いてたアルバイトはほとんど女性で、学生もいましたが、既婚者で扶養の範囲内で働く方が多かったです。
男女比は女性が多く、カウンター業務など窓口にいる方はほぼ女性でした。
Q
千葉市中央図書館の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.私がアルバイトしていた図書館は土日祝日も開館していたので、土日祝日を含めたシフトで組まれました。
土日祝日は絶対どこか出勤は必須でした。
土曜は授業があったので、日曜日と祝日はフルタイムの方と同じ時間帯で入り、授業のある日は授業が終わる夕方から閉館の21時まで勤務していました。
ほぼ曜日固定だったので入る曜日が決まっていたので、それに合わせてシフトを作成してくれました。
シフト提出は20日頃にシフト申請書類が渡され、休みたい日に×を付け、25日頃に勤務表が完成します。
人数の関係で出勤をお願いされることもあり、曜日固定であってもその曜日以外での出勤も夏休みや春休みの時期は多く発生しました。
Q
千葉市中央図書館のシフトは入りやすいですか?
A.曜日固定なので基本固定された曜日は出勤必須で、どうしても変わりたい場合は考慮してくれることもありましたが、基本固定シフトはシフト通り出勤という決まりがあるので自由にこの日休みたい、入りたいは難しかったです。
Q
千葉市中央図書館の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装は動くことが多いので下はジーパンにチノパンで、上はシャツを着たりシンプルなデザインであればTシャツやニットでの勤務もOkでした。
動きやすい服装であれば基本Okなのでラフに近い格好で勤務も可能でした。
Q
千葉市中央図書館の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.特にありませんでした。
学生にとっての千葉市中央図書館バイト
Q
千葉市中央図書館のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.高校生が実習体験で来ることはありますが、実際に働いている高校生はいません(高校卒業以上なので)ので、向いているかどうかという点では厳しいと思います。
本を並べたりする業務など単純作業があり、実習体験に来た高校生は本を棚に戻す作業メインだったので順番やルールを覚えてもらってその通りに並べるだけなら任せられそうな気がします。
Q
千葉市中央図書館のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
大学生も一部働いていました。
働いてた大学生のほとんどは司書課程を履修している方で、それ以外の大学生は見かけませんでした。
司書課程を履修中の学生は分類番号は習っているので、そういった知識を活かせる場として図書館勤務は向いていると思いますが、司書課程を履修していない学生は専門的な知識を習ったことがないのでただ並べればいいというわけでない点では厳しいと言えます。
Q
最後に、千葉市中央図書館でアルバイトしようとしている人に一言!
図書館は落ち着いた雰囲気でゆったりと働ける場所というイメージもありますが、実際にはカウンター業務での問い合わせや本を並べる作業といった動くことが多く、ハードな部分もあり、体力勝負なところもあります。
ですが、カウンターには複数人同じアルバイトがいるので分からないことはすぐに教えてもらえたり、並べ方のルールや位置を覚えてしまうとスムーズに仕事ができるようになったり、案内もできるようになる楽しさもあります。
特に司書課程を履修している、履修中の方にとっては座学では学ぶことができない、知識だけでは分からない部分が身体で感じることができるので、いい刺激になると言えます。
色々な本があるのを見ると楽しくなったり、こういう本があるんだという新たな発見もでき、他の職場には体験できないことがたくさんあるので面白いです。
千葉市中央図書館アルバイターの特徴
千葉市中央図書館アルバイトのお仕事の特徴
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