図書館バイトは意外と重労働!?「早稲田大学図書館」のアルバイト体験談!都心の有名大学内でのバイト事情とは!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
今回は、「早稲田大学図書館」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
「早稲田大学図書館」は、有名大学の図書館ということで中々空きが出ないので、募集していたら早めの応募が吉のようです!
今回は、東京都新宿区の早稲田駅から徒歩約9分の「早稲田大学図書館」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:28歳
- 職業:主婦
- 性別:女性
- 働いていた時期:2004年
- 働いていた期間:5年
- シフト:週3~4日
早稲田大学図書館バイトに応募した経緯
Q
早稲田大学図書館にどのように応募しましたか?
A.人材派遣会社を通じて大学図書館のアルバイトに応募しました。
そもそも求人の存在を知ったきっかけは、アルバイトを募集する旨を記したチラシがコミュニティスペースに掲示されているのを見たことです。
私自身、大学生のころは、国文学を専攻していたこともあり、図書館はなじみのある場所でした。
当時住んでいた家の近くの大学図書館でアルバイトを募集していることを知り、憧れもあって派遣会社に電話を入れました。
大学にはたくさんの派遣社員や派遣アルバイトが働いており、人材派遣会社は大学と共同で立ち上げたものでした。
そういう意味でも信頼感があること、シフトも柔軟に対応できるといわれたことが決め手となり、アルバイトを始めることにしました。
Q
早稲田大学図書館に応募した理由を教えてください。
A.図書館に応募した理由は、いくつかあります。
ひとつは、自分にとって身近な場所だったことです。
アルバイトをした大学図書館は利用したことはありませんでした。
しかし、地元の公立図書館は定期的に出入りしており、親近感がありました。
もうひとつは、その大学では、事務作業や軽作業などのアルバイトをしているご近所さんもおり、自分もやってみたいと思っていたことです。
日ごろから大学生を見かけることも多く、親近感があることも動機づけになりました。
また、大学の図書館は、すごく立派な職場という印象があったことも理由です。
その大学はいわゆる有名校のため、アルバイトであっても一員になれたらいいなという気持ちもありました。
図書館で働いている知人から、人気の仕事なのでなかなか空きがないと聞き、余計に興味がわきました。
アルバイトは司書の国家資格を必要としないことも、応募する気持ちを高めてくれました。
Q
早稲田大学図書館の面接はどんな感じでしたか?
A.人材派遣会社の担当社員による面接がありました。
話し方や振る舞いなどを面接でチェックされました。
あまり厳しいものではありませんでした。
早稲田大学図書館バイトの実態
Q
早稲田大学図書館でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.図書館で働いてよかったことは、大学生と触れ合えることです。
10代から20代にかけての若者と一緒の空間にいると、自分も若返った気になれます。
お昼ご飯をご一緒することもありました。
その結果、毎日がすごく楽しくなりました。
また、知的な会話ができることや、知的な活動をしている人と知り合えることも、アルバイトながらも世界を広げてくれました。
図書館でときどき開催されるセミナーも面白かったです。
本が見つからないと相談してきた大学生に、やっと探し出した本を渡したら、「ありがとうございます」と言われ、自分が役に立ったような気持ちになれました。
また、本に対する知識が増え、自分の読書量も増えたことも、アルバイトの成果だったなとも思っています。
Q
早稲田大学図書館のアルバイトはきつかったですか?
A.図書館のアルバイトできつかったことは、力仕事が予想外に多いことです。
大量の本が、至るところにある棚に返却されるため、それを元の場所に戻す作業はけっこう大変でした。
特に古い本は重いだけではなく崩壊しやすいので気を使いました。
また、古い本は埃や小さな虫が紛れ込んでいるため、手が荒れるのもきつかったです。
大学図書館は100年前の本も普通にあるので、仕方ありませんが…。
何度も手を洗うので、アルバイトが終わることにはガサガサでした。
ハンドクリームは必須で、いつもポケットに入れて仕事をしていました。
肌の弱い人は薄手の手袋をして作業する人もいました。
埃っぽいフロアもあるためマスクも必要不可欠でした。
図書館の本を返却しない人や、本を傷めて返却する人に、注意をするのは気を遣いました。
基本は大学生なので、そこまで大変なことはありませんが、ときどき逆切れされることもありました。
そのようなときはベテランのアルバイトスタッフや正規職員さんに担当してもらいました。
また人気のアルバイト先なので、みんな積極的に入りたがるため、働き始めの頃はなかなかシフトに組み込めませんでした。
しかし地道に仕事を続けているうちにチャンスが回るようになってきました。
Q
早稲田大学図書館ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.図書館は、朝9時から開館します。
しかし、正規職員さんとアルバイトはその前から勤務しています。
朝いちばんにするべき仕事は、棚に残っている、前日に返却された本を戻すこと。
そのうえで、情報管理データをアップデートするなどです。
午前中は授業に出席している学生も多く、図書館は比較的静かです。
そのため本の移動や確認などの力仕事は午前中に集中していました。
館内の清掃は、別に専属のスタッフが担当していました。
しかし、追いつかないときは、図書館アルバイトが担当することもありました。
休憩は1時間。
窓口が閉まる12時半から13時半と決まっていました。
最近の大学は学食が充実しているので、みんなで学食に行くことも多かったです。
午後は、窓口対応のほか、新しく入ってきた本の情報を更新したり、壊れた本を補修したりするなど、雑用がメインでした。
時々開催されるセミナーの準備を任されることもありました。
大学の先生とお話する機会もあり貴重な経験になりました。
Q
早稲田大学図書館でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.大学の図書館では、有名な研究者が亡くなると、その方が所有していた膨大な書籍が寄贈されます。
なかには100年を超える本も少なくなく、普通に読んでしまいたくなるような明治時代の雑誌なんかも入っていました。
それらのデータを入力するためアルバイトも点検に参加するのですが、明治時代の週刊誌などはめくっているうちについつい手が止まってしまいます。
一度はみんなで盛り上がってしまい、業務がなかなか進まなかったこともあり、注意されてしまったこともありました。
その後もダッシュで頑張ったことも今となっては良い思い出です。
また、大学の図書館にはまれにですが、大学に在学中のアイドルが立ち寄ることもあります。
近くで見れた時は関係スタッフみんな大興奮でした。
早稲田大学図書館バイトの条件
Q
早稲田大学図書館の研修はありましたか?
A.人材派遣会社にて研修が行われました。
大学の歴史、教育のポリシー、図書館の特性、業務の全貌など、かなり詳しく学びました。
研修用のスライドもあり、それを見ながら1時間ほど、研修を受けました。
大学という特性上、たんにお金を稼ぐのではなく、社会貢献を意識するように言われました。
そういう点は、ほかのアルバイトとは、だいぶ意味合いが違うようですね。
研修は半年ごとに行われました。
大学生だけではなく、地元住民にも開放しているので、態度の悪さがすぐにクレームになるそうです。
そのため研修には力を入れている様子でした。
図書館内の研修に加えて、アルバイトスタッフのうち数人が、大学全体の研修に送られることもありました。
Q
早稲田大学図書館にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.アルバイトとして働いていたのは近所の主婦が中心です。
しかし、大学図書館という魅力から遠方から働きに来ている人もいました。
そのほかに、大学で直接雇われている大学生、大学院生も働いていました。
図書館司書の資格を持っている人もおり、ほかのアルバイトに比べると専門性の高い雰囲気がありました。
一般のアルバイトの人数は全員あわせて30人ほどいました。
学生アルバイトは2時間程度の勤務のため、登録している人は50人はいたと思います。
男女の比率は、一般は圧倒的に女性が多かったです。
学生アルバイトの場合は、アジア、アフリカ、欧米などの留学生も目立ちました。
みんな日本語が堪能で、仕事をするうえで困ることはありませんでした。
Q
早稲田大学図書館の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給は1300円でした。
シフトは派遣会社があいだにはいり、図書館の担当スタッフが組んでいました。
勤務に入れる日程を記したシートを決まった日に提出する流れでした。
主婦層が中心の職場ということもあり、シフトの希望はしっかり聞いてくれました。
早朝から入れる人が少なく、頼まれることが多かったです。
夜は大学生も入れるため、あまりニーズはありませんでした。
夜に関しては力仕事も多いため男性や、学生の方が重宝されていました。
夏休みなどの長期の休みのときは、図書館も閉まってしまう期間がありました。
正社員はそのあいだも働いていますが、アルバイトは休みになりがちでした。
そのため、夏季限定で、別のアルバイトを探す人も多かったです。
Q
早稲田大学図書館のシフトは入りやすいですか?
A.希望が通りやすかった
Q
早稲田大学図書館の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.黒髪推奨
Q
早稲田大学図書館の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.とくになし
学生にとっての早稲田大学図書館バイト
Q
早稲田大学図書館のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.大学の図書館では、高校生の求人はありません。
そのため働くことは難しいのですが、民間なので図書館の募集があったら向いていると思います。
利用者に本について質問されることも多いので、読書をする習慣があることはマストです。
Q
早稲田大学図書館のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
大学生は図書館の本に触れる機会も多いでしょうからアルバイト先としても適切だと思います。
図書館司書や教員免許の資格の取得を目指している人は、図書館バイトはいい経験になるでしょう。
そのため、ぜひ応募してもらいたいと思います。
Q
最後に、早稲田大学図書館でアルバイトしようとしている人に一言!
本を読むことが好きな人にとっては図書館は憧れの職場だと思います。
図書館というとカウンター業務というイメージがありますが、実は裏方として体力を要する地道な作業もたくさんあります。
図書館の利用者の雰囲気もさまざまのため、大変なこともあるでしょう。
最近の大学図書館は民間に委託する形態をとることも増え、アルバイトの募集も増加しているようです。
図書館司書の資格がなくてもできる仕事はたくさんあります。
図書館内のイベント業務も担当できることもあるので、地域の人々と交流する経験も積めます。
図書館は快適なアルバイト先ですので一度働き始めるとなかなかやめません。
ポストの空きが少ないので求人を見つけたらすぐに応募することをお勧めします。
早稲田大学図書館アルバイターの特徴
早稲田大学図書館アルバイトのお仕事の特徴
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