ブラック企業で疲弊し、心癒された「アスク日吉東保育園」でのバイト経験。

こんにちは！あるバイの中の人です！

神奈川県横浜市港北区に位置する日吉駅から徒歩15分のアスク日吉東保育園。

ブラック企業で心身をすり減らした経験を経て、保育士としての新たな道を切り開いた体験談をお届けします。
「アスク日吉東保育園」でのアルバイト経験を通して、保育のやりがいや大変さ、資格取得までの過程をリアルに描いています。

子どもたちとの温かな交流や笑いあふれる珍事件の数々、そして業務の厳しさを乗り越える成長の記録は、これから保育士を目指す方や転職を考えている方にとって、心に響く内容となっています。
ぜひご覧ください！

• 年齢：23歳
• 職業:フリーター
• 性別：女
• 働いていた時期：2013年頃
• 働いていた期間：1年半
• シフト：平日週5日で働きました。

Ａ．新卒で働いた会社がブラックで、転職を考え、昔から子どもが好きだったことを思い出し、勇気を出して保育園で働くことにしました。

前職は人とほぼ話さず孤独な仕事だったので、人と密に関われて、就業時間が決まっている仕事に就きたかったのも理由です。

当時の私は無資格だったので、無資格でも働ける保育園に応募しました。
資格は働きながら、空き時間に通信教材を使って勉強し、
年1回の資格試験を受けることにしました。
現在は保育士不足もあってか、年数回試験のチャンスがあるようです。

資格がないとお給料は低いですが、勉強も兼ねて働かせていただくと考えれば、
仕方ないかなと思いました。
ネットで無資格・保育士と検索して、なるべく近所（自転車通勤が出来る範囲の園）の求人を見つけ、応募しました。

Ａ．会社を辞め、自分は何が好きなのか、出来れば好きを仕事にしたいと考え、自分に出来そうなことを探しました。
保育士の資格を取れば、将来結婚しても、どんな場所でも、何歳になっても仕事に困ることがなさそうだと思い、保育士を目指すことにしました。
一度壊れかけた心、激務ですさんでしまった心を子どもに癒されたいという思いも正直ありました。

私が働いた保育園は家から近いこと、無資格であっても、勉強中（資格取得見込みがあること）ということを条件に、雇ってくれる園だったので、応募しました。

実際に見学に行くと、とてもきれいな園で、先生方も優しい方が多く、ここに決めようと思いました。
採用後は通信で保育士の勉強をしながら、働きました。

Ａ．スーツ姿で、園長先生と事務所で簡単な面接でした。
経歴や志望動機、どれくらい働けるかの確認といった、基本的なもので、堅苦しい雰囲気はありませんでした。

Ａ．まず、先生と呼ばれることがすごく嬉しかったのを覚えています。
そして、子どもが自分の絵を描いてくれたり、
一番好きな先生に選んでくれたり、やりがいを感じる嬉しかったことは沢山ありました。

初めて立ったり、言葉を話したり瞬間に立ち会うたび、子どもたちの無限の可能性を実感し、大きな喜びを感じました。
子どもたちが安心して過ごせる環境を作ることの大切さを学ぶことが出来ました。

保護者から「安心して預けられます」「先生にお会いするのを楽しみにしています」といった感謝の言葉がいただけると、自分の仕事が誰かの役に立つことを強く感じ、やりがいを感じました。
同僚とのチームワーク成長や刺激を得ながら、自分自身も成長できる環境はとても魅力的でした。

Ａ．こどもを4人・５人乗せたカートを押すことや、毎日のお散歩が体力的にきつかったです。
あと、障害のある5歳の子を抱っこして歩かなければならない場面が数回あり、きつかったです。
でも、お散歩で楽しそうな子どもたちの笑顔を見ると疲れは吹き飛び、パワーが湧きました。
日々、筋トレになる！とプラスに考えるのもいいかもしれません。

また、子どもたちにとってしっかり考えたいと思いながらも、同時に多くの業務をこなさなければいけない点は大変でした。
特に行事前や繁忙期は、保育の準備や書類作成、保護者対応などが重なり、きつい時期もありました。

子ども達同士のトラブルの際、どの子にも公平に接しつつ、それぞれの思いを受け入れることの難しさを感じることもありました。
そして、保育士を目指す方が心配される、職員同士の価値観の違いやコミュニケーションの難しさを感じる場面もあったことも事実です。
しかし、それはどこの職場にも少なからずあります。

課題を乗り越える中で、チームで協力する重要性や、自分の気持ちを整理してポジティブに取り組む方法を学び、少しずつ成長できると思います。
きついと感じる場面もありますが、子どもたちの笑顔や成長を見るたびに、頑張ってよかったと思えるお仕事だと思います。

Ａ．朝の受け入れ、おやつや食事の介助、お散歩の付き添い、洋服の着脱の補助、排便の処理、掃除、写真撮影、壁画等の準備、行事の準備、お便り帳や書類の記入朝の受け入れは親御さんと離れたくなくて泣いてしまう子も多くいるので、気持ちを受け止めつつ、園の活動に誘導します。

おやつや食事の介助はアレルギーや、その日の体調などに注意しながら、
事故の無いよう見守り、必要があれば介助します。
お散歩の付き添いは安全第一で、緊張感をもって公園などへお散歩に行きます。

洋服の着脱の補助は、なるべく本人がやる気を持って取り組めるように声掛けをしながら、必要があれば補助をします。
排便の処理は、おむつの子は定期的なおむつ替え、オムツの外れている子は、お子さんそれぞれの間隔や、様子を見て、声掛けをします。
掃除は、食事後の教室はかなり汚れているので、念入りに掃除します。
アレルギーがある子が口にしてはいけない食材が提供される日には特に気をつけて掃除します。

写真撮影は保護者の方へ、日々のお便りを配信するために撮影していました。
壁画等の準備は季節にあった保育園の飾りを、担任の先生の指示に従い、作成していました。
壁画等の準備は運動会やお楽しみ会・クリスマス会などで使う小道具を作成していました。
お便り帳や書類の記入は日々のクラスの様子や、個人の成長記録を記入していました。

Ａ．午後のお昼寝の時間中に起きた出来事です。
静かな教室で子どもたちがスヤスヤ眠っている中、一人の男の子が突然ムクっと起き上がり、寝ぼけたまま大声で「ライオンが来るぞー！」と叫びました。
びっくりして様子を見ていると、そのまま全力で四つん這いになり、
「ガオーッ！」とライオンの真似をしながらお布団の上を走り回り始めたのです。

他の子どもたちもその声で目を覚まし、「何だ何だ？」と大騒ぎ。
最初は驚いた私たちスタッフも、寝ぼけた顔で真剣にライオンを演じる彼の姿があまりに面白く、笑いをこらえるのに必死でした。
その後、他の子どもたちも巻き込まれ、ライオン役、ゾウ役、キリン役と「動物園ごっこ」が急に始まりました。

慌てて先生たちと一緒に「夜の動物園は寝る時間だから静かにしよう」と促し、ようやくみんな布団に戻りましたが、その日はお昼寝というより動物ショーのような時間になってしまいました。
子どもたちの無限の想像力と突発的な行動には、本当に驚かされるばかりでしたが、笑いの絶えない忘れられない出来事でした。

Ａ．年に1回ほど、他の園と合同で座学の研修がありました。
そこでは、教育理念、目標の確認や、各園の1年の報告などがありました。
また、救急救命の実践的な研修もありました。
具体的には人形を使用した人工呼吸の仕方や、ＡＥＤの使用方法、助けを呼ぶ役や、時間を計る役などに分かれて、実際の緊急事態を想定した訓練をしました。

月に1回はミーティングがあり、今後の行事の予定、業務で困ったことや、解決策、ヒヤリハットの報告と、防止策などを話し合う会がありました。
日々の保育の質を高めるための重要な機会でした。

保育中に困ったことがあれば、すぐに担任の先生や園長先生に相談できる環境が整っていて、働きやすかったです。
実際、書類の書き方が分からなかったときは、過去の書類を例として見せていただき、
参考にして書くことが出来たり、困ったときにはすぐに解決策が見つかりました。

Ａ．明るく親切な方が多く、雰囲気は良かったです。
正社員の方が、13名、20代・30代の方が多かったです。
30代の看護師さんも1名いらっしゃいました。
女性11名、男性2名でした。

男性の方は、とても面白い先生で、お子さんたちからかなり人気がありました。
男性保育士は一般的には肩身が狭そうですが、力仕事も率先してやってくれていたので、
かなり頼りになりました。

外国の方はいませんでした。

アルバイトは私の他に４名、30代の子育て中の方と、50代の方でした。
アルバイトは担任を持たないフリーの立場なので、色々なクラスの状況や、
関わり方を教えていただいたりお話が聞けたり、子育てのリアルなお話を聞いたりしていました。

私は資格試験へ向けて勉強中の身だったため、
あまり参加しませんでしたが、職員同士かなり仲が良さそうで、
仕事終わりや、休日は一緒にお出かけをしたりしていたようです。

Ａ．シフトは1カ月前に次の1か月分をカレンダーに手書きで書き込む方式でした。
具体的には働ける時間に〇、お休みしたい日は✕を付ける単純なものでした。
決定したシフトは、1カ月分がまとめて紙で配布されていました。
有休・半休など、前もって申請できるので、予定は立てやすかったです。

基本は9時～17時の中番で働いていましたが、夕方から時給が少し上がるので、週に1・2日は遅番で12時半～20時半で働いていました。
中番の日に一緒にアルバイトに入るのは、30代の方達でした。

遅番の日には遅番の正社員の先生と、
50代のアルバイトの方と一緒に教室の掃除（掃除機・雑巾がけ・ごみ捨て）や補食（18時の軽めな夕食）の提供や片付け、お迎えが遅い子の保育をしていました。

Ａ．希望が通らなかったことはほぼないので、入りやすかったです。

Ａ．清潔感のある動きやすい服装に、指定のエプロン。
おやつや給食の際には、自前のキャラクターもののエプロンとバンダナを付けていました。
髪は結べる長さなら結び、髪色は明るすぎなければ染めてもOKでした。

Ａ．正社員の方は福利厚生があったと思いますが、アルバイトは無かったので、詳しくは分かりません。
子どもと接することでコミュニケーション能力が高まる、 将来、保育士や教育関係の仕事を目指す場合の良い経験になる、 忍耐力や責任感が養われるなどのメリットはあるかと思います。

Ａ．周りの先生たちがサポートしてくださるので、高校生でも大丈夫だと思いますが、
募集があるかは不明です。

子どもと接することでコミュニケーション能力が高まる、
将来、保育士や教育関係の仕事を目指す場合の良い経験になる、
忍耐力や責任感が養われるなどのメリットはあると思います。

Ａ．実践的な経験が積めるので向いていると思います。

子どもとの接し方や保育園・幼稚園の運営について学べ、
コミュニケーション能力が向上すると思います。

保育士資格がなくても「保育補助」のアルバイト経験は履歴書に書くことで、
就活の際、好印象を与えることができたり、
他分野の就職活動でもアピールポイントになると思うからです。

保育園で働くことを考えている皆さん、子どもの成長を支える仕事はとても尊いものです。
保育の現場では、子どもたちの笑顔に癒される瞬間が多い一方で、体力や忍耐力、そして高い責任感が求められます。

特に安全管理や心のケアなど、子どもの健やかな成長を守るためには細やかな配慮が必要です。
保育士資格がなくても、補助業務や学童保育などでサポートに回る形で働ける機会もあります。
そうした経験は、将来保育士を目指す方はもちろん、教育や福祉の分野に進みたい方にとって大きな財産となると思います。

また、子どもだけでなく保護者や同僚スタッフとのコミュニケーションも重要です。
協力し合いながら信頼関係を築くことで、働きやすい環境を作り出すことができます。

保育の仕事は決して楽ではありませんが、子どもたちの成長を見守り、自分自身も成長できる、やりがいに満ちた仕事です。
一歩踏み出して、未来を担う子どもたちと素晴らしい時間を共有してください。