英検の試験監督アルバイトは地味にキツイ！？トラブル多発の試験当日の裏側と仕事内容を大公開！

こんにちは！あるバイの中の人です！

誰もが知る日本英語検定協会（英検）の試験監督のアルバイトって興味ありますよね！
今まで受験されたことがある方なら尚のことだと思います。

このお仕事は、試験日にしか仕事がないこと、勤務場所も様々で毎回同じ場所とは限りません。
今回は、横浜市中区のパシフィコ横浜や横浜市金沢区の関東学院大学、横浜市鶴見区の白鵬女子大などで、実際に試験監督のアルバイトをされていた方にインタビューさせていただきました。

ちょっと特殊なアルバイトになると思いますが、実際の仕事の流れや大変さについても詳細をお聞きしたので、気になっている方は必見です！

• 年齢：43歳
• 職業：社会人
• 性別：女性
• 働いていた時期：2021年
• 働いていた期間：単発・半年以内に何度か
• シフト：週末のみ1日8時間

Ａ．幼児から小学生に対し英語を教える英語教師J-SHINEの資格を取得した際に、英検サービスセンター　試験監督募集係からメールで募集のメール案内があり応募しました。
応募メールには、個人情報や経歴、どのくらい勤務できるか等を入力し返信しました。
実際の応募に関しては、試験監督応募システムのURLよりログインし、「募集会場一覧」から希望勤務会場を選択し応募しました。
勤務会場は各種学校、イベント会場があり、比較的自宅から近くなど希望で選ぶことが可能です。
通勤費込みで日給9500円なので、通勤交通費のかからない勤務地会場を選ぶことができます。
また、昼食としてお弁当も支給されることが募集案内に明記されていました。

Ａ．自身も英検を受験したことがあり、丁度そのころ子供も英検受験に興味を持ちだした頃であったので、現在の英検受験環境など知ることが出来で良かったです。
J=SHINEの資格は特にこの試験監督バイトでは使いませんが、同じように英語を勉強している学習者や受験者の方の少しでもお役に立てたら嬉しく思ったのが応募した理由です。

会場には、老若男女問わずたくさんの受験者が来場しており、不安のないよう案内することを心がけようと思いました。
また、初回でできなかったことを反省し、何度か応募しこの試験監督アルバイトを経験しました。
特に予定のない週末にその場で日給で現金払い(私の勤務当時)で頂けるのもありがたかったと思います。

Ａ．面接はありません。
専用webサイトから都合の良い日と希望試験会場を選択し、応募し、採用メールが届きます。

Ａ．会場受付担当に配属された時に、小学生の受験者がご両親といらして、不安そうにされていました。
当時私も同じころの子供がおり、お子様・ご両親のお気持ちがとても理解できお役に立ちたかったので、丁寧に受験票と証明書で個人確認をし、ご両親からお預かりして教室へ案内し、教室担当のアルバイトさんへ引継ぎました。

ご両親様は現地の待機室でお待ち頂き、できるだけ近くで何かあればすぐご報告できるように、ご安心頂けるように手配しました。
お帰りの際に、受験者のお子様から安心して受験でき、とてもよくできたとおっしゃっていて、ご両親も嬉しそうな表情をされていたのがとても嬉しく次回も頑張ろうと思いました。
今は若年者の受験が増えていますので、こういった対応はさらに必要かと思います。

Ａ．冬の試験日程で受付担当は、会場にとっては出入口に近く、正直寒いことが辛かったです。
初回で学びましたので、次回からはタイツにパンツスーツで、ホッカイロを持参するなど私を含め皆さん寒さ対策をされていました。

教室内担当の場合は寒さ対策は不要でしたが、一度、回答用紙と問題用紙の数が合わないことがありました。
大きい受験教室でしたので、列ごとに再確認し、受験者が間違えて問題を持って帰ろうとしたことが原因と分かり、解決しましたがちょっとしたトラブルとなりました。
教室担当は複数でダブルチェック体制となっていますので、アルバイト個人に責任を負わせるようなことはありませんので、心配はありませんが、何かトラブルがあった場合にマネージャーを呼び、受験者も教室内に待機させ続けなければいけないので、責任感のある丁寧に仕事ができる人が向いています。

時間に厳しい社会人の受験者もいますので、厳しいご意見をいただくこともあるようです。
全ての仕事が問題なく終わった場合は、拘束時間終了前に帰宅可能な時もありました。
また、同じ会場で何度か経験すると、前に会ったアルバイトさんと知り合いになったり単発バイトですが、仲間感もあります。

Ａ．1.試験会場に到着したら出勤確認の点呼を行う
2.どのエリアを担当するのか現場マネージャーから指示をもらう
3.エリア担当者から仕事の詳細や1日の流れについて説明を受ける
4.試験会場が開場したら受験者の案内に徹する
5.試験中に仕事がなければ昼食のお弁当を会場内の空いている教室でいただく
6.試験終了後や忘れ物がないか確認し、受験者を見送る
7.最終確認後に日給を頂き帰宅する

会場受付担当の場合は、教室外にて受験者が来場したら受験票と証明書で確認後に受験者リストの消込み、受験番号の教室へ案内する
　
試験教室担当の場合は、受験者が教室へへ行って来たら、受験番号で席を案内する
　証明書と受験票と電源を切った携帯電話を机上に用意させ、確認する
　時間になったら音声テープを流し、音量確認、受験者数確認をし、問題配布
　試験中は不正がないか監視監督する

試験終了後には会場受付の場合は早めに帰宅できることもありました
　試験教室担当の場合は、問題と解答用紙の枚数が合っているかダブルチェックで確認
　教室内に忘れ物が無いか確認し、退室が終了したら、マネージャーへ問題と解答用紙を提出する

Ａ．研修は事前に専用websiteからビデオで1日の流れを確認し、ビデオ視聴の確認テストをweb受験したのちに勤務可能となりました。
実際の勤務については、経験者の方がたくさんいたので、仕事を一緒にしながら覚えたり、現場マネージャーに都度確認できる体制となっていました。

初めて勤務した時にも最初は全く分からず不安でしたが、問題なく勤務出来ました。
後に受験者となるかもしれないので、当日試験監督の人々がどのように動いているのかを知れたのは、とても興味深かったです。
また、web研修ではマナーや言葉使い、当日の服装規定なども細かく教えてもらい、当日の準備がしやすかったと思います。
現場マネージャーたちも頼りがいのある心強い存在でした。

Ａ．大学生のアルバイトや主婦や社会人など色々な立場のひとがアルバイトをしていました。
初心者も経験者もどちらもたくさんいて、和やかな協力し合える良い雰囲気だったと記憶しています。女性が多く、アルバイトの人数は会場規模や受験者数によって異なりますが、数十人規模でした。
日本語の堪能な外国人は応募対象のようですが、私の勤務した日はおりませんでした。

試験会場受付は和気あいあいとした雰囲気で仕事をし、受験教室内担当の場合はほぼ私語厳禁、静かな厳しい監督者の雰囲気での仕事となりました。
アルバイトの方の雰囲気も、同じ日給と会場ですが、担当エリアによりかなり仕事の量、雰囲気は異なっていたと思います。
良い経験となりました。

Ａ．シフト提出をする仕組みではありません。
予め決まった試験日程(年3，4回の本試験、準会場試験、2次試験)が年に数回～多くて10回ほど募集があり、自分の都合の良いに希望の勤務会場を選んで応募します。

勤務会場により、勤務時間が多少異なり、日給も500円ほど異なっていました。
応募は英検センターの試験監督webサイトからになります。
他に誰が応募しているかなどは一切分かりません。
また、採用決定は後日メールで連絡がありました。
やむを得ず欠席しなかればならない場合は、早めに英検センターに連絡しますが、何度かやると応募しても採用されずらくなるそうです。

Ａ．シフト制ではなく、年に数回～10回程度、週末限定で8時間拘束です。

Ａ．スーツに準じた服装、華美でない髪型、音の鳴らない靴

Ａ．お昼にお弁当支給です。

Ａ．残念ですが高校生は募集要件に達していないと思います。
受験者の人生に何らかの影響を与える試験の試験監督アルバイトなので、大学生以上の責任感のある丁寧に仕事ができるアルバイト学生が対象となるからだと思います。

Ａ．大学生には大変意義のあるアルバイト経験になると思います。
募集要項にも大学生可(日本語が堪能であること)と記載あります。

受験者の人生に何らかの影響を与える試験の試験監督アルバイトなので、大学生以上の責任感のある丁寧に仕事ができるアルバイト学生や、時間のある週末に社会貢献をしたい社会人や主婦の方にとって大変意義のあるアルバイトだと思います。

受付担当の場合は、初対面で緊張のある試験受験者に対し、丁寧に和やかに接遇が出来る人が向いています。
試験教室担当に配属された方は、正確な仕事が求められますので、丁寧に責任感を持って他のアルバイトと協力して仕事ができる人が向いています。

交通費込で日給1万円弱、お昼にはお弁当が出ますので、社会貢献及び社会経験ができ、私はおすすめできるアルバイトで、時間ができましたらまた再開したいと思っています。

学生の頃、試験監督のアルバイトに対して「見ているだけでお金がもらえていいな」と思っていました。
そんなわけないのですが、子供の発想でした・・。
こうやってインタビューを見てみると、真剣に仕事に取り組まれているのも伝わってきましたし、丁寧に仕事をされる方に向くお仕事だなと思いました。

今回は日本英語検定協会（英検）の試験監督のアルバイトをした方のインタビューをご紹介しました。