ラーメン店の初アルバイトで丼ぶりをひっくり返す？壱番館 下妻店での忙しい仕事内容とは！

こんにちは！あるバイの中の人です！

ラーメン店でのアルバイトは、飲食業の中でも忙しさやチームワークが求められる仕事のひとつです。特に地域密着型の店舗では、常連客への対応や繁忙時間帯の効率的な動きなど、実践的なスキルが身につく機会が多くあります。

今回ご紹介するのは、茨城県下妻市、下妻駅から徒歩16分の壱番館 下妻店で実際に勤務していた方の体験談です。
ホールや厨房での業務内容、働く環境の雰囲気、そしてやりがいと大変さについて、リアルな声を伺いました。

• 年齢：16歳
• 職業:：高校生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2015年頃
• 働いていた期間：3年
• シフト：週4～5日、1日3～４時間

Ａ．私の母がそのお店に10年以上勤めていて、小さい頃からよく母について行って、仕事姿を見て帰りを待っていたり、少しお手伝いをしたりしていました。
そのおかげか、お店のスタッフの方はみんな小さい頃からのよしみだからと、親切にしてくださっていました。
店長も「高校生になったら、アルバイト来てね」と歓迎してくださっていて、高校に入ったらアルバイトをするとずっと決めていました。

ですが、いざ高校生になった時に、「親と同じところで働くのは恥ずかしい」という気持ちや「違うところで色々な経験をしてみたい」という気持ちが出てきてしまい、面接を受けることを悩んでいました。悩んだ結果、「母や店長との約束もあるし、やってみよう」と決意し、応募に至りました。

Ａ．母が長く務めてきた場所で、自分自身もお店やスタッフの方との親しみがあり、アルバイトをするにあたって、居心地が良いと思ったからです。
また、自宅からの距離も近く母も働いているということもあり、母と一緒に通勤できるのが通いやすくていいなと思いました。
お店にも何度もお客さんとして来店したことがあるので、接客の仕方やメニューの内容などアルバイトに入ってから役立つことが多く、仕事内容でつまずくことが少なく、早く仕事を覚えられることもメリットでした。
そしてなにより、小さい頃から自分にとって大好きな場所で、スタッフの方々と母が楽しく働いてる姿をずっとそばで見てきて、親切にしてくれる優しい人達でいっぱいのお店だからです。

Ａ．なぜ、このお店を選んだのか、人とのコミュニケーションは好きか、週どのくらい働きたいか、などの一問一答が多かったと思います。

Ａ．スタッフの方々や母と楽しく、和気あいあいと仕事ができたことや、元気よく挨拶することや笑顔を忘れないことを心掛けていたのでお客さんに「活気があっていいね」「笑顔が素敵だね」など褒めてもらえた時は、自分の頑張りを認めてもらえたような気持ちになって嬉しかったです。

同じ高校生のアルバイトの人達とも仲良くなり、交流が増えたこともよかったなと思います。また、ホールでの接客だけでなく、掃除や仕込み作業、レジ打ちなど自分にとって経験値が高められた作業もあったので、良かったです。
自分より後に入ったアルバイトの人達に、教育係として「人に教える」というあまり経験できないようなことに挑戦できたこともやりがいを感じられて、嬉しかったです。

Ａ．私が働いていたお店がラーメン屋ということもあって、まずラーメンを両手に抱えて素早く、丁寧にお客様に届けるという力仕事が多く、心身ともに疲労感が大きかったのが大変でした。
一度だけ、ラーメンをお客様のテーブルに運んでいた時に手を滑らせてしまって、どんぶりごとお客様の前でひっくり返してしまったことがあり、すごく恥ずかしい思いをしました。
幸い、そのお客様がとても優しい方で「大丈夫？私は大丈夫だから、気にしないでね」と優しく声をかけてくださったおかげで、あまり落ち込まず、切り替えて仕事に戻ることができました。

お会計でミスをしてしまったこともありました。
打ち直しに時間がかかってしまい、レジの前に行列ができて、「まだか」としびれを切らしているお客様もいて、焦って空回りして、とうとう頭が真っ白になり、他のスタッフの方に交代させてしまったことは今でもトラウマで忘れられません。

その後、交代してくださったスタッフの方に何度も謝り、同じミスをしないよう、「分からないことはすぐに聞く」ということを心掛けて仕事に励みました。
色々なミスをしても、「次は気を付けようね」「また頑張ろう!」と励ましてくれるスタッフの方々がいてくれたおかげで、辞めることなく、楽しく続けることができました。

Ａ．朝礼を行い、タイムカードを切った後、まず手が足りていない場所を探します。
基本は、注文をとり、商品を提供し、バッシングや食器洗い、レジ打ちなどを行います。
退勤時間が近づいてきたら、上がり作業を行い、タイムカードを切って終了します。

まず、朝礼ではスタッフの方と「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」などの挨拶を大きな声で言い合います。
声出しをして、気持ちを引き締めるために行います。

注文はお客様の「すみません」という声や、チャイムの音で伺いに行きます。
手書きで受けた注文を書き、最後に間違いがないよう、受けた注文を繰り返し確認してから、キッチンに大きな声で受けた注文を読み上げます。

商品ができるまで、食器洗いや拭きものをしたり、空いてるお皿を下げに行ったりします。
商品が出来たら、速やかに商品の提供に向かいます。
バッシングでは、忘れ物の有無をチェックした後、素早く片付けて拭き掃除を行い、綺麗な状態に戻します。
上がり作業では、減った分のお通しのストックを補充し、終わり次第ドアの拭き掃除とトイレ掃除をして終了となります。

Ａ．「2名様、ご案内します」という場面で「2名様、いらっしゃいます‼」と大きな声で言ってしまい、スタッフ全員が振り向いたことや、「ごゆっくりどうぞ」と言おうと思ったら、盛大に嚙んでしまい、言い直そうと焦って「ゆっくり食べてください‼」と言ってしまったことがすごく恥ずかしかったです。

また、同じ職場に母が働いていたので、名札の名前が同じだったのですが、カウンターに座っていた常連のお客様に「○○さん」と苗字で呼ばれて、私が「はい‼」と返事をしたら、「お母さんの方‼」と言われ、近くにいたお客様がみんな笑っていて、恥ずかしい思いをしました。
それ以来私の名札には、苗字の後に（娘）と書かれてしまい、より一層恥ずかしいことになってしまったという出来事がありました。

Ａ．研修内容は、座学と実務の両方を約１ヶ月かけて行います。
座学では、会社の理念から学び、1日の仕事の流れや注文を取る際のメニューの略し方の暗記を行います。
実務では、先輩のスタッフ１人が付き添い、お客様のお出迎えやご案内からお見送りまでの一通りの作業内容を覚えます。

私が入りたての頃は、分からないことだらけで「まずは分からないことはちゃんと聞いて、メモに取ってね」と教えられました。
あるお客様から「○○抜きの○○多めで○○トッピング」と複雑な注文を受けた時に、頭が追い付かず混乱していると、近くにいたスタッフの方が注文を聞き直して、「こう書いてね」と親身になって教えてくれたり、クレームを言われた時に「まだ新人なので…」とかばってくれたスタッフの方もいました。
何がどこにあるのか分からなくなった時には、丁寧に説明してくれる親切な方達ばかりでした。

Ａ．和気あいあいとしていて、スタッフ同士の仲が良く、活気のある明るい雰囲気のお店で、いつも混んでいるイメージでした。
アルバイトは高校生が5人ほどいて、男の子が多かったです。
仕事中はみんなで支えあって、分からないことを教えあったり、仕事終わりにはみんなで雑談したりすることもあり、社交的でコミュニケーション能力が高い人が多い印象でした。

パートや社員の方は、10人くらいで女性が7割を占めていました。
優しく穏やかなおばあちゃんがいたり、あまり口数の多くない物静かな人もいましたが、明るく元気ではきはきとした人が大半で、男性の社員の方にも物怖じせず、ハッキリと意見を言う女性が多く、女性の方が強い職場という印象でした。

Ａ．アルバイトの時給は平日900円、土日祝日は950円で、残業代は15分単位で出るという仕組みでした。
シフトは、毎週水曜日に週ごとに休みたい日を直接店長に申告したり、メモを残したりして提出していました。
その後、休みなどを考慮して、シフトを作成してくれます。
もちろん、お休みの申告がすべて通るわけではありませんが、「誰かがお休みを代わって出勤した時には、次は代わってあげる」という暗黙の了解がありました。
また、アルバイトだけの日や新人が多い日を作らないように、社員、パート、アルバイト、新人を均等に振り分けて、お店が効率良く回るように分担してくれていました。

Ａ．入りやすいですし、基本休みたい日は事前に申告すれば大体は休むことができました。

Ａ．お店で決められているユニフォームがあり、全身黒で頭にバンダナを付ける決まりがありました。髪は奇抜過ぎない色で、長い人は後ろで結ぶ規定でした。

Ａ．まかないは、４割引きでメニューの中から好きなものを選べました。

Ａ．ラーメン屋ですが、お酒を飲むお客様が多いお店なので、明るく元気で活気があり、人とのコミュニケーションが好きな人は向いていると思いますが、人との接することが苦手な人や静かに仕事がしたいという人には向かないかもしれません。

Ａ．明るく覇気のある方は向いていると思います。
朝早い時間から、夜遅い時間まで営業しているお店なので、夜遅くまで働きたいという人や早朝から午後までなど限られた時間の中で働きたいという人にも働きやすい環境であると思います。

このお店は、ただ働いてお金を稼ぐことだけではなく、人との関わりやコミュニケーション能力、協調性、責任感、やりがいなど、これから生きていく上で大切な事をたくさん学べるような職場です。
人と接することが苦手な人やあまり明るい性格ではない内気な人でも、明るく前向きに変われるような場所だと思います。

はきはきとした女性が多く、わいわいがやがやとしたお店なので、不安なことや心配なこともあるかもしれません。
ですが、働いてみたらきっと、すごく暖かくて元気をもらえて働くことが楽しいと思える職場になっていると思います。
ラーメンが好きな方や明るく元気に和気あいあいとしたところで働きたいと思っている方に自信を持ってオススメできるお店です。

母娘でアルバイトなんてとても仲のいい親子関係で羨ましいと思いました。
でも、名札に(娘)は少し恥ずかしいでしょうね・・見た人も、突っ込みたくなるしお母さんの方を探してしまいそうです。
職場の明るい雰囲気が伝わってきて、サポートし合える素敵な職場だなと思いました。

今回は、茨城県下妻市、下妻駅から徒歩16分の壱番館 下妻店でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました！