不動産事務のアルバイトが操作ミス！？オーヴィジョン桜木にALSOKが駆けつける大惨事！複雑な仕事内容は慎重に！

こんにちは！あるバイの中の人です！

山口県周南市、徳山駅から車で10分のオーヴィジョン桜木のモデルルーム兼事務所は、不動産会社エストラストが分譲マンションの販売拠点として運営していた施設です。
来場者対応や資料配布、電話応対などの事務作業を中心に、多くのアルバイトスタッフがサポート業務に携わっていました。

現在は分譲終了に伴い閉鎖されていますが、住宅業界の現場を体感した貴重なクチコミとして、オーヴィジョン桜木でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介します！

• 年齢：31歳
• 職業:：専業主婦
• 性別：女性
• 働いていた時期：2020年～2021年
• 働いていた期間：1年9ヵ月
• シフト：週3、4日、9-16時の勤務

Ａ．インディードでパート探しをしていると、そのマンションの販売事業として未経験可、平日のみの勤務、パートは女性多め、交通費支給あり、モデルルーム見学の来場者への案内や誘導という仕事内容の詳細を読み、自分の希望していた条件にほぼ一致するため不動産事務のバイトに応募しようと考えた。

不動産に関する仕事経験はこれまでなく、募集内容にある来場者への接客などは行ったことがなく不安はあったが、前職では4年間看護師として勤務しており、他者へ何か話すことは慣れていたしトークスキルもそれなりにある自信があった。
さらに、家から徒歩圏内で通勤できること、タイピングが速く事務作業にも役立てるのではないかと思い夫に相談し応募した。

Ａ．結婚を機に退職し、それと同時に夫の転勤で山口県周南市に引っ越した。
専業主婦として過ごしていたが、近くに身内や友達もおらず、一人でさみしさを感じていた。
家事もすぐに終わり、日中は時間を持て余すようになった。

これまで看護師として勤務していたが、妊娠出産も考えていたため新たな地で常勤で看護師として仕事をすることは考えていなかった。
夫は不規則勤務であり、朝早く家を出て、帰りも遅く夜勤がある日もある。一人でいる時間が長く、次第に孤独感を感じるようになり社会のつながりを求めて、何かパートをしようと思い仕事探しを始めた。
家から近い勤務先、平日のみの勤務、未経験可を探していると不動産事務バイトがヒットし応募した。

Ａ．履歴書を持参し、社員１名が面接。　
ざっと履歴書に目を通し、事務作業をやったことはあるか確認はされた。
アピールポイントと、交通費の関係で家の場所を聞かれた。

Ａ．もともとタイピングは早くエクセルも得意であったため、不動産事務バイトに応募した。
そこで一緒に仕事をしていた販売代理の方は独立して個人事務所も構える準備をされていた。

そのかたに、タイピング能力を見込まれて、販売代理の方が今後自分が契約者様に使用する重要説明事項の作成を依頼され、作成すると賃金が払われた。
その後もいくつかその方に個別で依頼され、不動産にかんする書類を作成し賃金を得ることができた。（すべて見本があり、それを打ちこむだけの作業）

県内で多数マンション販売を行っている会社であるため、同じ系列のマンション設備の操作方法や仕様については理解でき、今後マイホームを持つことの選択肢の一つとなった。

Ａ．事務作業をするのは自分しかおらず、同じ作業を一緒にする仲間はいないので心細さはあったが、社員にすぐに聞ける体制は整っていたので問題解決は比較的すぐに行えた。
同じ仕事を同じ時間にする人はいないため、全責任は自分にあるということは常に意識して働かなければならない。
どの仕事においても共通であると思うが、教わったことはメモをとり、わからなければ聞くというスタイルが必須である。

仕事上の事件としては、モデルルーム事務所以外に、会社関連の物品を置く建物があり、ごくたまに社員に頼まれて行かないといけないのであるが、そこはALSOKの警備システムがついており、説明は受けていたものの実際に操作したことはなかったため、操作方法を誤り、サイレンが鳴りＡＬＳＯＫ職員が駆けつけてきたことがあった。

仕事自体は簡単な作業も多く、勤務時間中もなにもしなくていい時間もあるので、販売代理の人とおしゃべりをして楽しむ時間もあった。
バイト仲間も人柄のいい人ばかりだったため、行き帰りの時間に少し雑談をしたこともあった。
モデルルームの掃除も行っていたので、将来的に自分が持ち家を買うときの参考にもなったし社員にアドバイスも受けられた。

Ａ．９時に出勤し事務所の掃除や来場者カウンターの設置をする。
その後本社から社員が到着し、当日に来場予約やその他業務があるか指示される。
来場予約があれば、来場者をカウンターまで案内しアンケート記入してもらい社員へ引き継ぐ。
モデルルーム見学や社員が行う接客が終わったあとに、記載されたアンケートを指定された様式に入力する。
来場者がない時間は、ポスティング用のチラシを折り、ポスティングバイトの方へ引き渡す。
16時モデルルームをすべて施錠し業務終了。
＜詳細＞
完成済みのマンションの1室に事務所を構えていたため、まずはそこに出勤する。
事務所全体に掃除機をかけ、事務所の内、２室が来場カウンターとなっていたため、そこに来場者アンケートを設置する。

通行人や車にアピールするためマンション外構に「好評販売中」と書かれた幟を立てる。
モデルルームは販売状況により5～10室あったため、各部屋の掃除をし点灯やエアコンをつけていつでも見学可能な状態にしておく。
来場者予約があれば、来場者をエントランスまでお迎えし、当マンションが初めての見学か、どの地域にお住まいかなどのトークをしながら事務所までご案内する。
社員へ引きついだあとはしばらく事務所待機をする。
来場者が帰宅後、見学をしたモデルルームのモップ掛けをする。
来場者アンケートの回答を会社用パソコン内の指定された書式に入力する。

来場予約がなければ、ポスティング用にチラシを折り100枚を１束としてまとめておきストックをつくっておく。
１６時に退勤のため１５時30分ごろから各モデルルームの消灯と施錠を行い、幟も片づけて退勤する。

Ａ．第一印象から明らかにマンション購入をご検討されていないであろう方が来場され、カウンターへご案内した際に「ジュースはないんか？」と聞かれました。コロナがはやりだしたころであり、飲食物の提供は控えていたため、「コロナのためお出ししておりません」と言うと、「ジュース飲めるかと思ってきたんやけど、そしたら帰るわ～」と言ってそのまま帰宅されました。

モデルルームで使用していた家具を使用しなくなったため業者が引き取りに来るから対応してほしい、その日に社員は立ち会えない。という理由で任されており、業者さんをお通しして作業終了時に報告してもらい施錠しにいくと、クローゼットのなかにモデルルームで使用していた物品が残っていたため、急いで業者を追いかけたことがありました。（無事間に合いました）

Ａ．研修はなし。
初出勤の日に社員により大まかに各モデルルームの場所や設備の説明、コンスキーの保管場所、来場者の駐車場案内、来場者アンケートの記載内容の説明があった。
初めての作業があるごとに説明を受けていた。
口頭で説明を受けてメモをとっておくスタイルであった。
忘れていたり、1回で覚えきれなかったりしても、その都度社員の業務のすきまを見計らってわからないところがありますので教えてください、と言って指導してもらった。

来場者がない日は社員がモデルルーム内事務所に来ない日もあり、その時に困ったことがあれば電話相談をし教えてもらっていた。
契約に至ったかたへの重要説明事項の冊子に部屋番号や名前をテプラで作成し貼付する作業や、その中のページの一部に手書きで記載する部分があるが、ミスをすると書き損じとなり本社報告となるため慎重な作業であった。
それに対しては社員と一緒にダブルチェックをしながら作業をすすめた。

Ａ．バイト仲間の雰囲気はアットホームで和気あいあいとしていた。
バイトは30-50代の女性が自分を含めて５人、私が勤務するモデルルーム事務所に出勤する社員は日によって1～5人、販売代理１人であった。（社員はすべて男性で20-50代）

バイトは5人いるが、シフト制であり私のように基本的に事務所内にて事務作業をするパートが日に1名、モデルルームを含むマンションの空室を掃除（ベランダ掃除や窓ふきも含め）する掃除のバイトが2名おり、他事務バイトの2名とは面識がなかった。

勤務中、事務所内にいるのは私と販売代理、社員がくれば社員とともに過ごすため、勤務中はほとんど会話はなし。
販売代理は基本的に毎日事務所にいるため、二人でいる時間も長く次第に他愛のない話もするようになった。
掃除のバイトの人とは、出勤時と退勤時に会う程度ではあったが、話しやすい雰囲気であった。

Ａ．私の時給は850円/時であった。
土日の事務は950円/時、掃除のバイトは900円/時であった。

シフトは前月の10日までに社員へ出勤できない日をショートメールで送信した。私の契約条件は平日のみの9時～１６時であったため、週3-4日出勤していた。
同じ事務のバイトのうち1人は私が出勤できない日に出勤する（月の出勤日が同じくらいになるように社員がシフト調整）。お子さんがいたため9-14時までの勤務であった。
もう一人の事務は土日のみ9-16時までの勤務であった。
掃除のバイトは平日のみで、一人は9-16時、一人は子持ちのため9-14時の勤務であった。

Ａ．シフトは入りやすかった。月に何日以上は入れてほしいとお願いすれば調整してくれた。

Ａ．服装はスーツスタイル。その他指定なし。

Ａ．なし

Ａ．むいていると思う。
事務といっても、パソコンの使用は簡単な来場者アンケート入力だけであり、アンケートのファイリング、チラシ折り、モデルルームの掃除や片づけといった雑務が中心なので経験がなくても十分行えると思う。

Ａ．大学生にも向いていると思う。
高校生と同様の理由もあるが、勤務時間中にも何も仕事がない空白の時間があり、社員からも仕事がなければ本を読んだりしてもよい（スマホは不可）と言われていたので、自学や読書をする時間に充てられるから。

不動産事務と名前だけ聞けば、宅建の資格がいるのではないかと思う人が多く、一見読み飛ばしてしまいそうな募集内容ですが、各社の仕事内容にもよりますがそこまで精神的、肉体的にきつい仕事では全くないと思いますし、単純作業も多く覚えやすいことのほうが多かったです。
社員も複数おり、来場者がいなければ社員も事務所にいるため、わからない点は聞きやすく解決しやすい環境は整っているほうだと思います。

物件の案内や契約をするわけでもないですし、裏方作業と思えば敷居は高くないと思います。
ただし、契約に関することやほかの入居者さんのこと情報を書いた文書などが多数保管されているので、個人情報の取り扱いには十分な注意は必要です。

綺麗なモデルルームでお仕事できるのには憧れますが、暇疲れしそうなイメージが実はありました。
でも、このインタビューを見て意外にやることがあるんだなと思いました。
本当にお客さんが来ない時には本を読めたりするのもいいですね！
質問を常にしやすい環境が整っていることも、初心者には嬉しいことですね。

今回ご紹介した山口県周南市、徳山駅から車で10分のオーヴィジョン桜木は、販売拠点として活用されていたので、現在は既に分譲が完了して閉店しています。
同じような仕事でお悩みの方の参考になればと思います。