アルバイトでも100名のコースを捌く!レストランウェディング「フェルミエール」で味わえる特別な体験とは!?
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
学生の飲食店アルバイトと言えば、居酒屋やファミリーレストラン、ファストフード店が人気ですよね!
今回は少し珍しいフレンチレストランでの学生アルバイト体験談!
東京都国立市のJR中央線国立駅から徒歩10分程の場所にある「フェルミエール」は老舗フレンチのレストランウェディングです。
少々敷居が高そうと感じてしまいがちですが、そんな場所でのアルバイトは普段とても経験出来ないようなことばかり!就職活動を控えた大学生としては面接で話すネタにもなるはずです!
ちょっと変わったアルバイト体験をしてみたい学生の方は是非チェックしてみてください!
今回は、東京都国立市の「フェルミエール」でアルバイト経験がある方に、体験談について取材を行いました!
なお、現在は「フェルミエール」は閉店しているため、他のフレンチレストランやレストランウェディングのアルバイトの参考にしてみてください。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:21~23歳
- 職業:大学生
- 性別:男性
- 働いていた時期:2009~2011年頃
- 働いていた期間:3年
- シフト:週3回
フェルミエールに応募した経緯
Q
フェルミエールに応募した理由を教えてください。
A.フェルミエールに応募した経緯は、元々働いていたバイト先の社長が経営していた店であったことから、手伝いに行くようになり固定のアルバイト要員になっていった経緯です。
当時、いろんなタイプの飲食店で働いてみたいと思っていた私にとって、フレンチレストランで働くことは新しい挑戦であり、非常に面白い経験でした。
地元では結構有名なお店で、客として入るには敷居が高かったものの、実際にスタッフとして働くとなるとワクワクする気持ちになりました。
また、「平日はフレンチレストラン、週末はレストランウェディング」という二面性が魅力的でした。手伝いに行ってみるか?と打診を受けた時に、正直自分に務まるのか不安もありましたが、「経験として面白そうだし、フォーマルな飲食店でのマナーも身につきそう」と決心しました。
その後、店長との面談も経て、働き始めました。
Q
フェルミエールにどのように応募しましたか?
A.接客スキルを磨きたいという思いと、フォーマルなレストランでのテーブルマナーや結婚式の裏側を経験してみたいという好奇心からです。
当時、就職活動の手前で、大学でやってきた経験等のネタに困っていたこともあり飲食店、特にウエディング関連での実務経験は就職活動のネタになるかもと考えました。
さらに、このお店の特徴である「平日はフレンチレストラン、週末はレストランウェディング」というスタイルに強く惹かれ、一度に様々な経験を積める効率の良さも魅力的な点でした。
日常的な接客だけでなく、一生に一度のイベントをサポートする機会が得られるのは社会人になった今でもなかなか経験できることではないです。
また、店舗が地元にあり通いやすいこともポイントでした。
スタッフ同士が和やかに仕事をしている様子や、料理のクオリティの高さは事前に分かっていたため、一度決心すれば迷いはなかったです。
Q
フェルミエールの面接はどんな感じでしたか?
A.社長の斡旋があったので堅苦しい面接はなかったものの、店長との面談は和やかな雰囲気で、なんで飲食店でアルバイトをしたいと思ったのか聞かれました。
フェルミエールの実態
Q
フェルミエールでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.イベント運営のチームの一員として達成感を味わえたことです。
特に印象的だったのは、100人規模のウェディングのサービスでリーダーを務めた経験です。
新郎新婦やゲストから感謝の言葉をいただく瞬間は、何とも言えない喜びがありました。
また、フレンチ料理の知識やテーブルマナーを学ぶことができ、個人的にも成長を感じました。
スタッフ間の雰囲気も良く、仕事終わりにみんなで成功を振り返る時間が楽しい思い出です。
ある日、リーダーの先輩が熱で急遽休むことになってしまい、店長からお前なら回せる、と激励され100名のコース料理を捌いたことがあります。
中にはアレルギーのお客様、お子様プレートも数種類あり、式の進行と合わせてコース料理を進行させていく難しさに天手古舞な状況でしたが、途中からアドレナリンが出て必死にやり遂げました。
あんなに夢中になった瞬間は今までで初めてでした。
Q
フェルミエールのアルバイトはきつかったですか?
A.Fermier(フェルミエールでの仕事は、やりがいがある反面、体力的・精神的にきつい場面もありました。
特に忙しいウェディングシーズンでは、一日中立ちっぱなしで、複数のタスクを同時進行でこなさなければならない状況が続きました。
例えば、大人数のパーティで料理をスムーズに提供するため、厨房スタッフとの連携が必要で、間違えや遅れが許されないプレッシャーがあったり、お客様の要望が厨房に伝わっていなかったりしてスタッフ間でトラブルになることもありました。
印象的な出来事としては、ある日、突然のキャンセルやメニュー変更が相次いだことです。
その際、スタッフ全員で情報を共有し、臨機応変に対応しましたが、終わった後は疲労感が大きかったです。
さらに、特別なイベントではゲストの数名が嘔吐したこともあり、神聖な場でスマートに対応するには迅速な判断力と柔軟性が求められました。
これらの困難を乗り越えるためには、チームワークが非常に重要です。
スタッフ同士で互いに助け合い、どんな状況でも慌てず、冷静さを保つことを心がけました。
また、自分自身の体調管理も大切です。
忙しい日々の中でも、休む時はしっかりと休むことで、モチベーションを維持しました。
Q
フェルミエールではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.一日の仕事内容は、出勤後の準備から始まります。
まずは開店前にテーブルセッティングや清掃を行い、その日の予約状況を確認します。
その後、ランチタイムやディナータイムの接客が主な業務です。
お客様を案内し、オーダーを取って料理を提供するほか、空いたお皿の片付けや次の料理の準備も並行して行います。
ウェディング時には、料理提供以外にセレモニーのサポートも加わります。
チャペルへのゲスト誘導、花びらやライスシャワーの清掃と片付け、欠席者の確認や伝達などを行い、料理の最終的な提供数を確認する業務もありました。
仕事内容の詳細としては、接客においては料理やワインの知識が求められる場面が多くありました。
また、ウェディングでは音響や映像、マジックなどの特別な演出をサポートすることがあり、タイミングを正確に合わせるスキルが必要です。
不測の事態はつきもので、どんな状況でも迅速かつ丁寧に対応することが求められ、全員の連携が重要でした。
アルバイトでありながらも各業務は細かい部分に気を配る必要があり、その分やりがいを感じる仕事でした。
Q
フェルミエールでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.ある日、ウェディングのパーティで、新郎新婦が式の前日に離婚を決めたということがありました。
ゲストも近隣に前泊していたり、全ての準備が整っていたので今更キャンセルすることもできず、挙式、披露宴は予定通り行うことにしました。
新郎新婦がサプライズで用意したデザートも日の目を浴びることなく、コースデザートの一つとしてひっそりと提供しました。
何とかその日のすべてのイベントを終え、片付けの際に新郎新婦に送る品物を仕分けていた時、ふと結婚誓約書が目に留まりました。
離婚を決めた夫婦が何を書いているか…とダメだとわかりつつもこっそり開いてみると、新婦の誓約欄にはへのへのもへじが書かれていました… 新郎の欄は空白で(おそらくへのへのもへじを見て頭が真っ白になったんだと思います)、いろんな意味で胸が締め付けられる思いでした。。
フェルミエールの条件
Q
フェルミエールの研修はありましたか?
A.研修は、主に実務を通じて学ぶ形式でした。
初日は先輩スタッフがマンツーマンで付き添い、基本的な接客マナーや、料理を運ぶ際の動作などを教えてくれました。
また、ウェディング対応の際には、事前に簡単な座学もあり、セレモニーの流れや注意点のレクチャーを受けました。
困った時には先輩や社員がすぐにサポートしてくれました。
例えば、新メニューの説明が不十分でお客様から質問された際、厨房に確認しに行ったところ、シェフが丁寧に教えてくれ、客席に出てきてくれたこともありました。
また、忙しい時間帯にオーダーミスをしてしまった際、先輩がフォローしてくれて、お客様にスムーズに謝罪できたのも印象的でした。
オーダー後に食材の欠品が判明した時も、シェフが直接お客様に謝罪に出てきてくれ、責任を人に押し付けない良い習慣が根付いていたと思います。
Q
フェルミエールにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.職場は明るく協力的な雰囲気でした。
アルバイトは5~6人、社員を含めると全体で10人程度が一緒に働いていました。
男女比は半々で、学生やフリーター、主婦など多様な人が在籍しており、ベテランのシェフが1人と、との弟子は3人くらいいました。
スタッフ間の距離が近く、休憩時間には軽い雑談でリフレッシュしたり、良い雰囲気でした。
また、まかないは若手シェフの練習の場でもあり、高価な食材を使ったまかないも度々出され、食を通じてみんなが仲良くなっていったと思います。
勤務後にはみんなで飲みに行ったり、レストランに留まって余った食材で宴会をすることもありました。
ウェディングの繁忙期には、全員が同じ目標に向かって協力し合い、連携プレーが自然に生まれるのが魅力でした。
こうした雰囲気が、仕事を楽しく感じさせてくれる大きな要因だったと思います。
Q
フェルミエールの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給は地域相場より少し高めで、特にウェディングの日は手当が付くのが魅力でした。
シフトは月ごとに希望を出す形で、学生や主婦でも予定に合わせやすい仕組みでした。
提出は共通のノートに希望スケジュールを描いていくスタイルで、今思えば結構アナログな方法だったと思います。
勤務時間は平日がランチ・ディナータイム、週末はウェディングが中心で、特に週末は長時間になることもありましたが、その分達成感が大きかったです。
他のスタッフも柔軟にシフトを組んでおり、急な休みでもカバーし合える環境が整っていました。
これが働きやすさに繋がっていました。
Q
フェルミエールのシフトは入りやすいですか?
A.入りやすかったです。
Q
フェルミエールの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.過度な茶髪は禁止。
制服は貸与。
Q
フェルミエールの社割や特典などはありましたか?
A.まかないがありました。
若手シェフが作ってくれ、とても美味しかったです。
学生にとってのフェルミエール
Q
フェルミエールのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.高校生にも向いています。
特に接客や礼儀を学べる点が魅力です。
ただし、夜間やウェディングの長時間勤務は時間的に未成年NGとなる可能性があります。
お酒の提供もあったり、おすすめを聞かれたりするので難しさもあるかもしれません。
Q
フェルミエールのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.大学生には特におすすめです。
柔軟なシフトが授業やサークル活動と両立しやすく、接客スキルやマナーも学べるので就職活動にも活かせます。
大学生といえば居酒屋でバイトをしがちですが、ウエディングレストランというと珍しがられ、得した気分にもなりました。
Q
最後に、フェルミエールでアルバイトしようとしている人に一言!
フェルミエールは、接客スキルやチームワークを学べる素晴らしい職場です。
特にウェディングでは、大切な瞬間を支える特別な体験ができ、達成感を得られます。
最初は覚えることが多く、忙しい日もありますが、先輩や仲間が必ずサポートしてくれるので心配いりません。
大切なのは、どんな場面でもお客様を第一に考え、自分の役割に責任を持つことです。
また、スケジュールの調整がしやすいので、自分の生活に合わせた働き方が可能です。
ここで働いた経験は必ず自分の成長につながります。
少数精鋭で、能力があって慣れれば結構な重役を任せてもらえます。
若いうちに様々な経験を積むことはとても大切で、年を重ねてからでは決して出来ない経験をすることができます。
フェルミエールアルバイターの特徴
フェルミエールアルバイトのお仕事の特徴
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