大宴会の対応は地獄の忙しさ！？「梅の花 パンジョ泉北店」の飲食店アルバイトクチコミ・評判！懐石料理店アルバイトの仕事内容とは？

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、「梅の花 パンジョ泉北店」でアルバイトをしていた方のクチコミ・評判をご紹介します。
「梅の花 パンジョ泉北店」は、配膳に使用される焼き物の名前から覚える必要があるらしく、ただのアルバイトという枠を超えて専門的な知識も身に着けられる職場のようです！
今回は、 大阪府堺市南区の泉ヶ丘駅から徒歩約11分の「梅の花 パンジョ泉北店」でアルバイト経験がある方にクチコミ・評判について取材を行いました！

• 年齢：20歳
• 職業：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2007年頃
• 働いていた期間：約3年
• シフト：週3日

Ａ．大学2年生になってようやく通学に慣れてきて、本格的にアルバイトを考えるようになりました。
周りの友人は無料の求人の雑誌で探していた子が多く、私もそちらを利用しました。
はじめは大学の近くで探そうと思っていましたが、休みの日にわざわざ大学付近まで出るのは億劫と思い、家から一番近いショッピングセンターに入っているところで探しました。
土日が大学がなかったため、土日に働ける接客業に決めました。

そのなかでも、当時大量募集していたこと。
高校生はまだ勤務が不可だったため、客層も落ち着いているかなと懐石料理店への応募を決めました。
友人のお母さんがその店舗にお客様として行ったことがあるらしく、「大変そうだけど、ファーストフード店よりあなたに合いそう」と言ってくれたので決めました。

Ａ．制服だった高校生の頃と違い、毎日の通学の服がいること。
また、メイクなどの美容代もかかるようになり、アルバイトを始めることにしました。
当時、外国語学部のある大学に通っていたため、友人と海外旅行もたくさんしたいと思っていました。
外国語学部の留学生とも交流を広げたかったため、日本っぽさのある懐石料理店での接客の話は話題になるかなと思い、応募しました。
まだ、募集要項に「マナーも学べる」と書いてあったため、全くマナーがわからないため、今後の就活に役立つかもと思いぜひ学んでみたいとも思いました。
最後はやはり、家から原付バイクで10分以内で通勤できることが大きかったです。
家から近いことで、親も安心してくれました。

Ａ．志望動機、入れるなら週何回入れるか。昼と夜、どちらに入れるか。土日祝の勤務は可能か。といった、基本的なことで終わりました。

Ａ．基本的に、個室で2時間程度のコース料理の配膳をしていました。
利用するお客様は、商談や会社の歓送迎会、結婚の両家お顔合わせや、七五三、お宮参りの家族などでした。
そのため、必死で配膳していると、「若いのに言葉遣いが綺麗やね。」「大変そうやけど、頑張ってね。」と、嬉しいお言葉をお客様からいただくことができました。
また、毎年結婚記念日にお店を利用してくださっているお客様から、次の結婚記念日に、初めて配膳のご指名をいただけました。
とても嬉しかったですが、それ以上に、社員のかたや先輩が「配膳の指名とか初めてやで！」「いっつも丁寧やから、安心できるわ！」と、私以上に喜んでくれて、それもとても嬉しかった思い出です。

Ａ．一番きつかったことは、とにかく覚えることがかなり多いと感じました。
個室のお部屋には、それぞれ「備前」などの有名な焼き物の名前が付けられています。
そのお部屋の名前に応じて、配膳する器はそのお部屋名の器を準備しないといけません。
焼き物のことなどまったく知らなかったので、まずは焼き物の特徴、名前、そしてお客様から聞かれたときに、その焼き物はどこの発祥であるかを答えられるようにならないといけませんでした。
その器ですが、やはりかなり重いのです。

また、店内は靴を脱いで畳になっており、個室はお茶室の入り口になっています。
そのため、正座をしてから扉の開け閉めの仕方、お膳の入れ方を教えてもらいます。
つまり、部屋の前までお料理を運んできては、一度座り、部屋にお料理を入れてから立って配膳。
その後、また座って出ては立ってパントリーに運ぶを繰り返します。
立ったり座ったりがかなり多いので、体力的に辛かったです。
また、普段膝をそこまで使わないので、みんな膝に青タンがたくさんでした。
夜のシフトはほぼ大学生だったので、部活のようにみんなで励まし合いながらできたので、なんとか乗り越えれたと思います。
ランチ時は50代くらいのお姉様方が多いので、とても頼りになりました。

Ａ．入ってすぐ、振り分けられた自分の個室の担当を確認。
自分の担当する個室の準備。
小鉢などのお料理、湯豆腐の準備。
開店から閉店まで、ずっと配膳の繰り返し。
最後のお客様が帰ると、店舗掃除、パントリー掃除。
次の日の準備。

振り分けられる個室はいつも違います。
何時に何名のお客様が、何のコースを予約しているかチェックします。
人数が多ければ、コースが決まっていたら、小鉢を先にセッティングできます。
コースによって、小鉢や大鍋の内容も違ってくるので、みんなで手分けして予約が決まっている分の小鉢や大鍋を盛り付け、部屋にセッティングします。
また、予約なしでのお客様のいらっしゃるので、小鉢を多めに盛り付けします。

お部屋の準備が終わると、ずっと接客です。
ひとりで基本2つのお部屋を担当するため、ひとつのお部屋に料理を運んで、その間にキッチンのかたに作ってもらって、それをまた運ぶの繰り返しです。
お客様が帰ると、フロアは次の日の昼の予約に合わせてセッティングします。
パントリーも綺麗に片付け、終了です。

Ａ．一度、30人ほどの大人数での予約が入りました。
部屋の取り除ける襖をすべて外し、前日からの準備も大変でした。
もともとの焼き物の器が大きいので、6人の予約でも大変ですが、30人です。
揚げ物など、冷めてはいけない料理はキッチンのかたも一緒になって部屋の前まで運んでくれました。
一人は部屋に入りっきりで空いた器を下げ、部屋の外に出します。
一人はそれをひらすら洗い場に持って行きます。
その他ふたりがかりで配膳し、さらに飲み放題だったので、ほかの部屋担当の人もドリンクを作ってくれます。
最後のデザートのアイスクリームが、本当に大変でした。
溶けるので、入れた瞬間に急いでもっていってもらい、配膳になります。
その日のまかないカレーは本当においしかったです。

Ａ．はじめは、まず部屋の名前、焼き物の名前と種類を覚えることから始めます。
焼き物を覚えてないと、準備されているお料理を間違えてお部屋に持っていってしまうからです。
同時に、部屋の入り方、出方を教えてもらいます。
茶室なので、部屋の入り口は低いです。
頭を打たないように綺麗に入る方法を習います。
お料理のコースの順番は、やっていくと慣れてくる感じです。
ただ、どのタイミングでキッチンに料理を作ってもらうかを伝えるのは、お客様の食べるスピードによるので、ホールの仕事です。
そのタイミングや、出す器、仕上げのトッピング、薬味の種類もすべて覚えます。
困ったときは、大声で「どなたか！！」と叫ぶと「いけるか！！」と返してくれるので、安心です。

Ａ．ランチ時と、夜の時間帯では、雰囲気は全く違います。
ランチ時は主婦のかたが多く、ちゃきちゃきとしたイメージです。
夜は、ほとんどが大学生です。
たまにヘルプで主婦のかたが入ってくれますが、夜に入れる主婦のかたは、だいたいが50代です。
夜は3分の1くらい男性で、あとは女性です。
昼は、ほぼ女性です。
キッチンは、夜は、男性と女性半分ずつくらいです。

最初に希望を聞いてくれるので、女性がホールと決められているわけではありません。
キッチンが5、6人。
洗い場が3人。
ホールは土日で7人ほど。
受付が3人ほどです。
平日はホールは予約状況によっては3人のときもありました。
近い年齢が多かったので、雰囲気は部活のような感じです。

Ａ．当時としては割高の時給は900円でした。
土日はさらに50円アップし、お正月は出勤するとお年玉がもらえます。
シフトは基本、曜日固定です。
学校の講義によって、社員さんと相談し、平日の固定をまず決めます。
土日はどちらかはできるだけ必ず固定に入れる、といった感じです。

休みになるときは、急用や急病以外はできるだけ早く自分で交代できる人を探し、交代します。
そのため、みんなの連絡先はしっている状態になります。
予約状況によって、人が足らないときは、早めに社員さんがカレンダーで募集します。
入れそうなら、手書きで名前を書いてシフトに組み込んでもらいます。

Ａ．固定なので、入りやすいです。

Ａ．ネイルNG。
長い爪NG。
髪もまとめます。
ナチュラルな茶色まで髪色はOKです。

Ａ．社員のかたがたまにカレーを作ってくれました。
また、残ったお料理も食べていいとのことでした。

Ａ．今はどうか分かりかねますが、当時は高校生不可の案件でした。
ただ、高校生可能なら、基本自分より年配のかたへの接客になるため、言葉遣いやマナーなどを学べて個人的にいいかと思います。
高校生だけのお客様はほぼいないため、その点もよかったです。

個人的にはとても向いていると思います。
実際に新卒ではサービス業に就職が決まりましたが、面接で「懐石料理店で働いていた」ということは、かなりプラスになったと感じました。
言葉遣い、マナーもしっかり学べ、よかったです。

まずは、本当に体力がいると思います。
同期や先輩など、気軽に仕事のことを相談できる人がいると、一緒に乗り越えやすいと思います。
ただ、やりがいはかなりあります。
2時間同じお客様を接客することになるので、最後には名前も覚えてくれるかたも多かったです。
「ありがとう」とお客様から言ってもらえることが、どれだけうれしいことか、また、これを「仕事のやりがい」ということを初めて学べた場所でした。
膝と腰がかなりつらいので、その点は本当に気をつけてください。
また、忙しいときはみんなピリピリしています。
それでもそれを接客にまったく出さないので、「人間ってすごいな」って視点で気にしないでください。
みんな必死なだけです。

大阪府堺市南区の泉ヶ丘駅から徒歩約11分の「梅の花 パンジョ泉北店」の飲食店アルバイトクチコミは、一般的な飲食店のアルバイトとは一線を画す、本格的な接客やマナーを学べる環境だと感じました。
特に、焼き物の種類や部屋の名前を覚えたり、お茶室の作法に則った動作が求められるなど、専門的な知識や技術が必要になる点が印象的でした。
一方で、体力的にはかなりハードで、立ったり座ったりの動作が多く膝に負担がかかる点は大変そうですね。