体力勝負⁉多忙な学童のアルバイトの実態とは⁉高砂児童館での体験談を紹介!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
仙台市宮城野区にある陸前高砂駅から徒歩で11分に位置する「高砂児童館」でのアルバイト体験談をご紹介します。
教員免許を活かして高砂児童館でアルバイトを経験した筆者が、そのリアルな体験談をお届けします。学童保育の仕事に興味がある方必見!仕事内容や面接の流れ、楽しかった行事、そして少人数のスタッフで大勢の子どもを見守る厳しい現場でのエピソードもご紹介。
支援を必要とする子どもたちとの関わり方や、スタッフ同士の連携、心温まる出来事など、学童保育の現場を深く知ることができます。
興味のある方はぜひご一読ください!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:30歳
- 職業:フリーター
- 性別:女性
- 働いていた時期:2018年ごろ
- 働いていた期間:1年半ほど
- シフト:週5回 1日5時間~7時間45分
高砂児童館に応募した経緯
Q
高砂児童館にどのように応募しましたか?
A.施設管理をしている運営団体のホームページで求人を見つけ、電話で応募しました。
私は大学在学中は教育に関わる勉強をしており、以前から子供とかかわる仕事に興味がありました。
学童保育の存在は知っていたのですが、近くにどんなところがあるのだろうと調べ始めました。
自宅近くに学童保育施設があることを知り、運営団体のホームページを調べていると、求人情報と一緒に1日の仕事の流れなどが紹介されていました。
もしも、自分が働くとしたらどうなるだろう…?と、自分がもし採用された時のイメージが湧きやすかったのも応募につながりました。
電話で応募後、採用担当の方に履歴書を持参することを伝えられ、面接へと至りました。
学童の場所ではなく、運営団体のオフィスでの面接でした。
Q
高砂児童館に応募した理由を教えてください。
A.私は教員免許の資格を持っており、以前から子供と関わる仕事に興味がありました。
児童館の仕事に興味がありました。
教育実習の時から思っていたことなのですが、私は生徒に「評価」をつけることがとても苦痛で、テストの結果を「評価」をするよりも、日々の生活や活動の中で遊びながら子供の様々な可能性を伸ばしてあげられたらいいなと思っていました。
私がやりたいことは、学校という施設ではなく、学童をいう場所の方が向いているのではないかという考えに行きつき、そのころから学童保育の仕事を調べ始めていました。
あと、単純にその頃から家族が全国転勤の可能性が出てきて、公務員である教師の仕事は無理かなと思い始めたこともきっかけです。
Q
高砂児童館の面接はどんな感じでしたか?
A.学童の場所ではなく、運営団体のオフィスでの面接でした。
給与の事、休みの事、シフトの事などの疑問点をすり合わせ、特に問題もなく終わりました。
採用後、打ち合わせとして学童の場所へ行き、仕事前に一度施設長や主任とお話する機会はありました。
高砂児童館バイトの実態
Q
高砂児童館でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.様々な行事やイベントに関わらせていただいたことです。
仕事の基本は、日常の遊びの中での見守りですが、定期的に行事やイベントが開催されます。
小規模なものや大々的なものまで色々です。
小規模行事では、工作教室や将棋教室などがありました。
事前に計画書をもらい、当日どういったふうに動くか打ち合わせをしたり、この内容で対象年齢に合っているかなどを話し合ったりしました。
子供の発達段階に合わせて内容を工夫したり、子供がやりやすい教材を用意したりするのは大変でしたがやりがいのある仕事でした。
大々的なものでは学童のお祭りや区の公民館などでのお祭りがありました。
各ブースで縁日や遊びのコーナーの担当になり、普段接していない子供や小さいお子さんなどとも触れ合う機会があり新鮮な気持ちになりました。
Q
高砂児童館のアルバイトはきつかったですか?
A.正直きついことも沢山ありました。
採用されたところは、とても子供の利用者が多いところでした。
共働き世帯が特に多い地域で、大人数の子供たちを少ないスタッフ数で見るのはとても大変でした。
繁忙期にはスタッフ同士の休憩時間も取れないほどでしたが、正職員さんがうまくシフトを調整してくれたようで、事なきを得ました。
また、様々な特性を持った子も利用します。
小学校の特別支援クラスの子の利用もありました。
支援学級でなくとも、通常学級で支援を必要としている子供もいます。
そういった子がほかの子供とうまく関係を築けずにパニックやトラブルになってしまうことがありました。
そういった子の対応はとても難しいですが、正職員さんが主体となって対応を考えてくださいます。
小学校と学童、運営団体などが連携して対応策を考えてくださることもあるようです。
また、スタッフ同士が仲が良いと、どういった対応をしようか、などフランクに話せるので、仕事のことで一人で悩む……といったことは無かったと思います。
基本的に業務内での出来事は日誌に記録され、スタッフ同士で共有される決まりになっているので、一人で抱え込む、対応に悩む、などということはありません。
あとはシンプルに春~秋くらいまでは外遊びが多いので、体力が無くなってきついという点はあります。
Q
高砂児童館ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.
・子供が帰ってくる放課後までは各々決められた仕事をこなします。
主に掃除、おもちゃの整理、修理、事務作業、などです
・放課後に子供たちが帰ってきたら出席を確認します。
・手洗い、うがい、荷物の整理などの指導をします。
・子供たちは様々な部屋で思い思いに過ごすので、見守りをしながら一緒に遊びます。
晴れた日には外で遊ぶので、付き添ったりもします。
・学童から一人で帰る子供は時間になったら声掛けをして帰します。
・保護者のお迎えの子は保護者の方が来たら、引き渡します。
・夕方になって子供の数が少なくなってきたら、この時間に次の日の子供の利用人数を確認します。
・全員が帰ったら、正職員さんと片付けと戸締りをして帰ります。
保護者対応は主に正職員さんの仕事です。
小学校低学年の子の利用が多いので、ケンカやトラブル、ケガにならないように見守り、時にはケンカの仲裁もします。
トラブルの仲裁は解決しなかったり、対応が難しければ正職員さんと相談して行いますので最初は戸惑うかもしれませんが不安にならなくて大丈夫だと思います。
Q
高砂児童館でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.学校が夏休み中の出来事です。
隣接する広場に大型バスが停まり、子供が「先生、あれ芸能人が乗ってたりして」と言い出し「まさか~」なんて思っていたら、本当にテレビの撮影のロケバスで、某有名芸人が地方ロケで訪れていたようでした。
芸人さんがロケバスから降りてくるころに子供たちはちょうどお昼ご飯の時間で部屋の中でお弁当を食べており、芸人さんを見ることはありませんでした。
が、私服姿をちらりと一瞬拝見できました。
もし外遊びの時間とかぶっていたら芸人さんを目撃した子供たちが大騒ぎになり大混乱だったな……と安心しつつもなんだかもったいなかったなと思った出来事でした。
芸人さんはテレビで見るよりもさわやかな好青年、といった感じでした。
高砂児童館バイトの条件
Q
高砂児童館の研修はありましたか?
A.座学や研修は特にありません。
基本的には仕事をしながら覚えていきました。
施設との顔合わせの際に、1日の流れなどを書いた書類は渡されましたが、細かなことは実際にやりながら覚えました。
・子供のけんかの仲裁などはとても苦労しましたが、正職員さんにコツなどを教わりました。
・子供に遊ぼうとせがまれると、つい頑張って遊びに協力してしまいがちですが、基本は見守りなので部屋全.体を見渡せるようにいることを教わりました。
・子供と遊ぶことが基本の仕事ですが、子供たちのコミュニケーション能力を育てるのも大事なので、「少し遊んで子供たちだけで軌道に乗ったらそっと抜ける」ことがコミュニケーション能力育成のコツだと教わりました。
Q
高砂児童館にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.働く人数は、施設の規模によって変わってきます。
大きな施設で子供の受け入れ人数が多いところだと職員の数も多いです。
特に子供の人数が多い地域だと、一つの施設では間に合わず、分室なども作られました。
男女比は、ほとんどが女性でした。
20代から50代まで幅広く、60代で短時間アルバイトをする方もいました。
若い方以外は、保育関係の仕事をしていた人や、子育てが終わった主婦の方などが多かったです。
基本的に和気あいあいとしており、ベテランの主婦の方は保護者の方と打ち解けていて、子供の子育て相談に乗っているアルバイトさんなんかもいました。
正職員さんは、運動が得意な方、工作が得意な方など、それぞれの強みを生かした仕事をしていた方が多いように思えました。
Q
高砂児童館の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.正職員、臨時職員、非常勤職員…など、様々な雇用形態の人がいました。
教育関係や保育関係の資格を持つ人は月給が少しいいようです。
採用後に研修を受ければ資格を取れることもあるようです。
シフトは前の月の決められた日までにカレンダーに休み希望日を書く形式でした。
これは施設によってやり方が違うと思います。
正職員で小さいお子さんを持つ方もいたので、休みの希望はよっぽどのことがない限りは希望通りになりました。
年に数回、お祭りの日や行事の日は土日に駆り出されることはありましたが、めったにありませんでした。
正社員でも土曜出勤は月に1回ほどのようでした。
Q
高砂児童館のシフトは入りやすいですか?
A.シフトは考慮してもらえました。
入りやすいと思います
Q
高砂児童館の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.明るすぎる髪色は不可でした。
Q
高砂児童館の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.正職員さんにはありましたがアルバイトにはありませんでした。
学生にとっての高砂児童館バイト
Q
高砂児童館のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.採用基準的に働けないかもしれません。
中学生の職場体験などが来ることはあるらしいのですが、採用基準をホームページなどで調べたほうがいいかもしれません。
子供と遊ぶという仕事内容ゆえに、ある意味体力のある高校生は向いてるといえるかもしれません。
Q
高砂児童館のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.向いていると思います。
こちらも子供と遊ぶ体力が必要な仕事なので、若い学生の力は必要だと思います。
また、学童の夏休みは繁忙期なので、休みが合えば大学の夏休みなどを利用してアルバイトをすることも可能だと思います。
Q
最後に、高砂児童館でアルバイトしようとしている人に一言!
子供が好き、遊ぶことが好きならおすすめの仕事だと思います。
私の働いた学童はシフト形態が様々で、ダブルワークをする方、子育てが終わった主婦の方、働きながら勉強をしている方、1日4時間だけ遅番で働く方、など、それぞれのライフスタイルで働くことができます。
学童によってシフト編成が違いますので、採用情報を確認することをおすすめします。
午前中家事と介護をして午後から夕方まで働く女性の方などもいました。
子供ですが、「人を相手にする仕事」なので困ったことや悩むことにぶつかるかもしれませんが、基本はチームプレイの仕事です。
一人で悩む必要はなく、困ったことは気軽に上司やスタッフ同士で相談できる仕事だと思います。
高砂児童館アルバイターの特徴
高砂児童館アルバイトのお仕事の特徴
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