スーパーのアルバイト初心者が惣菜調理はキケン？アスタラビスタ城島店の広すぎる仕事内容！

こんにちは！あるバイの中の人です！

「スーパーのバイト＝レジ打ち」と思っていませんか？実はそれだけじゃないんです。
今回インタビューしたのは、大学生の頃にアスタラビスタ 城島店で働いていたという方。

彼女はレジだけでなく、惣菜コーナーの惣菜を作ったり、他部署との連携など、スーパーの仕事としてはあまりイメージが湧かない部分を語ってくれました！
意外と知られていないスーパーの仕事内容や、忙しさの中にあるやりがいについて詳しく話を聞きました。

注）こちらは1999年頃のお話になるので、現在は変わっている可能性もあります

福岡県久留米市、犬塚駅から4.7kmのアスタラビスタ城島店のインタビューをお届けします！

• 年齢：22歳
• 職業:：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：1999年頃
• 働いていた期間：2ヶ月
• シフト：週3、9:00-17:00

Ａ．大学生になってから初めて一人暮らしをしていたのですが、大学４年生の夏休みに車の免許を取るため、約２か月間実家に帰りました。
長い休みなのでこれから働き出したら教習所に通う時間もなくなるだろうし、今のうちに免許を取っておこうと思い教習所に通うことにしました。

実家に戻って新聞を読んでいて、偶々挟まって入っていた広告をみていると、近くのスーパーで求人の募集が掲載されているのを見つけました。
ちょうど長い休みの間教習所に通う以外特に予定も入れていなかったので、近所で教習所に通うお金を少しでも稼げたらいいなと思いました。
何度か買い物に行ったことがあるし、自転車で行ける距離だったのでスーパーの求人に応募してみました。

Ａ．私がこのスーパーのバイトに応募した理由は、まずは家から近かったこと、そして車の教習所に通うお金を少しでも稼げればいいなと思ったことです。
車の免許を取得するにはかなりの金額がかかるので、親にお金を出してもらうのは心苦しと思っていました。

そんな時にこのスーパーでの募集を見つけて、ちょうどよい機会だと思い応募することにしました。
田舎なのでそれほど働く選択肢が多いわけでもないので、この求人を見つけたときはすごく嬉しかったのを覚えています。
家から近いので何度か買い物に行ったことがあり、お店の雰囲気もよく知っておりどんな感じなのかだいたい想像がついたので大きく外れることはないだろうと思いこの求人に応募しました。

Ａ．私が働いたお店の面接は、簡単なものでした。
履歴書を記入したものを面接官に提出し、志望動機とシフトに入れる曜日の確認をされたと思います。

Ａ．私がこのお店で働いて良かったことは、実際に働くことによって社会人の経験ができ、働くことはどういうことなのか、お金を自分で稼ぐということはどんなことなのかを体験できたことだと思います。

それに地元密着型のお店だったので、働いている人達も地元愛が強く、お客様にもフレンドリーに対応していて親切で、その時々の会話を交わしながら少しでも良い印象を持ってもらおうと接客されていました。
もちろん時間帯によってはとにかく忙しく、休憩する暇もないくらいでしたが、一緒に働いていたベテランの年配の方々がとても明るくお喋り好きでいつも励みになりました。
そして仕事も素早いので、その方達の仕事ぶりが仕事をする上で参考になりました。

Ａ．スーパーでの仕事は想像していたよりも大変できつい部分がありました。
色んな部署があるため、自分の部署だけではなく、こまめに他部署とも連携を取らなければ仕事ができません。
例えば、スーパーの中で人気のお惣菜を販売するためには、野菜や生鮮食品担当の部署からその食材をもらわないと作れませんし、材料を切って料理を作ったり、使った道具を洗ったり直したりもします。
出来上がったものにラップをかけて、値段をつけて表に並べてやっとそのお惣菜を販売することができるのです。

なので、決して自分ひとりでできる仕事ではなく、積極的に周りの職員さんや他部署の人達とコミュニケーションをとっていかないと思いがけないミスに繋がることがあるので、そのあたりは慣れるまでとてもきつかったです。
待っているだけでなくその雰囲気にとけこめるように、自分から他の職員への働きかけが大事な職場だと思います。

ある時、他部署との確認ミスがあり、総菜を作る際の材料が足らなくなったことがありとても困りました。
その時はベテランの職員さんが機転をきかせて別メニューを即興で作って下さったので事なきを得ました。
どんなに大変なことがあっても、最終的にはお客様に感謝の気持ちを伝えてもらえると大変な気分も吹き飛びました。

Ａ．私の仕事の部署はお惣菜の担当コーナーでした。
朝10時からお店が始まるので、9時40分頃出勤し、専用のロッカーで制服に着替えてタイムカードを押します。
それからその日の仕事の流れを上司が説明をし、仕事を振り分け、簡単な朝礼があり、各自振り分けられた自分の仕事に取りかかるという流れでした。

具体的には、その日作るメニューの材料を他部署に受け取りに行ったり、総菜に使う野菜を洗ったり切ったりします。
実際の調理や味付けなどはベテランの職員が担当するので、それ以外のことを自分で考えて取りかかっていきます。

そして、総菜が出来上がったら今度は、販売用のトレイに詰めます。
詰め終わったら専用の機械でラップをし、重さを量って値段のシールを貼っていきます。出来上がったら、お惣菜を店頭に並べていきます。
11時頃からその時の忙しさなどを見て、順番にお昼休憩に入ります。
1時間の休憩が終わったら、同じようにお昼からの業務にとりかかります。
手がすいたら、使用済みの器具などを洗います。
終わったら、だいたい17時前頃になっているので、17時で業務終了となります。

Ａ．アルバイトをしていた時、ある日ベテランの職員の方が当日病気でお休みされました。
その日は、元々午前中からの出勤の人が少なく、午後から出勤の人が増える予定でした。
そしてそんな日に限って、食材の発注ミスや値札貼りの機械が故障し、一時業務が全てストップしてしまいました。

お店はもう開いているのでお客さんは次々来店されます。
パートから社員まで真っ青になりちょっとしたパニック状態となりました。
その後、慌てて上司の方がどこかに連絡を取り、食材をなんとか調達し、シール貼りの機械は動かなかったのですが思い切って手動で動かしやっとお客様のもとにお惣菜を並べて販することができました。
本当に大変な状況が重なったのですが、こんなこともあるのだなとおもわされた貴重な日になりました。

Ａ．私が働いたお店の研修は、座学は全くありませんでした。
担当部署のベテランの方が実際にについて下さり、仕事の流れを見学させてもらえました。
どういう流れで他部署から食材を受け取るのか、野菜の洗い方、切り方、販売しているメニュー、専用のラップをする機械の使用方法、値段のつけ方や商品の並べ方などを、とりあえず入社したその日1日使って説明を受けました。
その他は特に研修などはなく、あとは日々の業務の中でわからないことがあればその都度誰か職員の人に質問するというやり方でした。

意外に色んな仕事内容があるため、1日で全てを覚えることはできずにその都度確認していました。
専用のラップを綺麗にかけることが難しく、よく皺が寄ったりしていたのでベテランの職員の方にコツを聞いたら、実際に機械を動かしながら丁寧に教えて下さいました。
値段をつける際の機械の動かし方を忘れてしまったときも、説明を再度してもらいながら実際に同じ作業を復唱していきました。

Ａ．私が働いたお店は地元密着型のスーパーだったので、働いている人も近所の方や地元の方がほとんどで、とてもフレンドリーでおしゃべり好きでにぎやかな方が多かったです。
割と年配の方の人数も多かったので、あまりギスギスすることもなく明るい雰囲気でした。
若い方は少なかったです。

家庭であった話などをしながら楽しく仕事をしていた記憶があります。
田舎なので、物をはっきり言う方が多かった印象です。
同じ部署で11人ほど職員がいました。
アルバイトは当時、同じ部署には他におらず、パートの方が７人ほどでした。
１人だけ男性で、あとは女性だったと思います。
総菜など料理を作る部署だったので、調理に慣れている主婦の方がほとんどで年齢も高めでした。

Ａ．私のお店の時給は、田舎なので都心部などと比べてそれほど高くはなかったと思います。
シフトは他のパートさんとの兼ね合いもありますが、希望はそのまま通った気がします。

シフトの提出は前月中ごろまでに用紙に記入し、所属長に提出する方法だったと思います。
提出した希望で一旦シフトが組まれて、パートさん同士や社員の方同士で都合が悪い日を代わってもらえるよう交渉したり自分たちでされていました。
同じ部署のバイトは私一人だったので、交渉が難しかったので基本的にはシフトが出来上がったらそのまま指定のシフトでバイトしていました。

Ａ．入りやすかったです。

Ａ．髪型の規定はありませんでした。
制服はお店のエプロンをつけていました。

Ａ．特にありませんでした。

Ａ．スーパーのバイトは高校生には少し難しいかなと思うことがあります。
案外、自分の部署だけでなく他部署との連携が必要になることが多く、臨機応変な対応が必要な場合があるからです。
普段勉強が優先される高校性には他部署とのコミュニケーションなどが大変かなと思いました。

Ａ．大学生にはスーパーのバイトは向いていると思います。
本格的に社会にでる前に色んな人とのコミュニケーションを練習しておくということが有効だと思うからです。
自分だけでなく、他の人にも協力を仰がないと難しい職種ではないかと思うので、社会に出るちょうどよい練習になると思います。

スーパーで働くということは、思っている以上にほかの人とのコミュニケーションが必要となる仕事だと思います。
自分が働いてみるまでは案外簡単に考えていたのですが、実際に働いてみると色んなタスクが要求され中々思ったようにスムーズにはいきませんでした。
それでも、地元の方々は温かく、親切丁寧に何度でも仕事のやり方を教えてくれましたし、バイトである私のことを気にかけてくれました。
仕事に通っているうちに、自分からもコミュニケーションが取れるようになり業務内容がとても楽に感じてきました。

お客様を相手にする接客業なので基本的には明るく優しくよく気が付く人が向いているのではないかと思います。
だけど、そういうタイプの人でなくても様々な人達が働いている場所なので、経験することによって自分の人生にプラスになることが多い職場だと思います。

スーパーのレジのアルバイトの募集はよく見かけますが、お惣菜まで作るというのはなかなか見ない気がします。
地域密着型スーパーで働いている方の雰囲気が伝わってくるような、いいインタビューだなと思いましたが、結構前のことになるので現在はどうなっているのか気になりますね！

少し調べてみましたが、現在も地域密着型スーパーとして地域の方の生活を支えているそうで、働く方の雰囲気も変わってなければいいなぁと思いました。

アスタラビスタ城島店は福岡県久留米市、犬塚駅から4.7kmなのですが、バスで行くと「高津」から2分だそうなのでバス利用がオススメです！