水分補給もままならない！？当時女子高生の店員が語る！「JA掛川市 新鮮安心市場 さすが市」でのアルバイト体験談

こんにちは！あるバイの中の人です！

静岡県掛川市にある「新鮮安心市場 さすが市」というJA系列のスーパーでのアルバイト体験談をご紹介します！
最寄り駅はJR掛川駅で、徒歩約20分と少し距離がありますが、地域の人々に愛されるこのスーパーでは、買い物を通じて地元とのつながりを実感できます。

当時、さすが市は家族のような温かい雰囲気があり、スタッフやお客様との交流が日々の活力になっていました。
その一方で、慣れない立ち仕事や接客で苦労することも。
実際の業務内容や職場の雰囲気を振り返りながら、これからアルバイトを考えている方にも役立つリアルな体験談をお届けします！

• 年齢：17歳
• 職業：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2003年頃
• 働いていた期間：2年
• シフト：週2回

Ａ．私は当時高校生で、高校でアルバイト自体が完全にダメというわけではなかったものの、進学と天秤にかけた時に先生の反応がグレーな雰囲気が強く、当時家庭の事情もあり少しでもアルバイトをしたかったけれどやはり一番の本分は学業なので、そういった都合をわかってくれるアルバイト先を探していました。

結局母の知り合いの知り合い、くらいのつてでたまたま求人のあったらしいこちらのスーパーのレジ業務の求人を、土日の夕方だけという条件を母と先方で話し合ってくれたようで、高校生だった私は応募したというより「知り合いのつてでアルバイトをさせてもらえることになった」という言い方が一番正しいのかなという印象の始まり方でした。今風ではないですが。

Ａ．私自身が私立高校へ行くことになり（公立受験でうまくいかず）もともと両親に負担をかけているなと感じていました。

そこに、塾なども入ってきたり、兄弟の学費のことなども気になり始めていたころに、身内が事故に遭い、幸い早めに回復はしましたが、私のことで身内にかける金銭的な負担を、お小遣いや携帯代分だけでも自分でなんとかしたい、しなくては、と思い始めたのが、アルバイトをしたいと思ったきっかけでした。

さきほどのように、アルバイト先を決めたのは親ですが、実際知っている店でそこで買い物をした時の雰囲気なども好きだったので、そのスーパーで働くことにネガティブな感情がなかったので、紹介を受けてすぐに「面接を受けてみる」と決めました。

Ａ．高校生だったので、学業に支障が出ないか、や、夏休みとかもっと入れるかといったシフト面の話を聞かれました。

Ａ．当時は、このスーパーで働く中で、高校生の私は一番の若手でした。
主婦の方々は、娘が私くらいの世代の方も多かったためか、いろいろ年頃女子ならではの悩みや葛藤にも寄り添ってくれたり、一緒に働くアルバイト仲間が「母にも言いづらいことをわかってくれる（相談しやすい）人生の先輩」といった、大人の人を信頼できる経験をここでたくさんさせてもらえたように思います。

もちろん、仕事面では、何度言われてもミスをする私はきびしく注意を受けたり、レジの金額が合わなければ白い目で見られてしまったり、恐縮することや反省することはたくさんありました。

でも、ずっと見捨てず優しく教えてくれて、最初は同世代がいない初めての場に不安でしたが、いつしか安心できる、やさしいみなさんに出会えたことが嬉しかったです。

Ａ．レジ業務なので、立ち仕事という意味ではきついです。
現在のスーパーのレジの方のシフト制とかどうなっているのかはよくわかりませんが、当時は水分補給もままならないまま、5時間なら５時間ずっとレジ、基本お客様との対話接客をつづける、という仕事内容でした。

お客様が途切れたら、つまれたカゴを戻しに行ったり、各部署の搬入などを手伝ったり、力仕事も多かったです。
そして、お金や個人情報（当時はポイントカードの作成のための申し込み用紙をレジで預かったりおわたししていました）を預かる仕事なので、万が一、があってはならない緊張感もありました。

持ち場を離れる時のマニュアルもレジ操作がややこしかった記憶があり、基本レジで半日をすごします。

Ａ．タイムカードを打刻したら、交代時間より少し早めに、メモをもって売り場を一周回ります。
値札の貼っていないコロッケや手作りパンなどの、その日出ているものの形状や名前や価格をメモし（慣れたら記憶でいけます）、フェアやセールも頭に入れつつ、巡回中に傾いている商品などの手直しをしながら、持ち場のレジに向かいます。

交代時間で一度前の方が金額を合わせる（その方の分のレジをしめる）のを一緒に確認し、ひきつぎをし交代します。
あとは、お客様が来られたらレジ打ちをし、カゴの整理やお年寄りの方の袋詰めの手伝い、駐車場へ運ぶ手伝いなど、また売り場の質問などに答えたり、レジ周辺の接客全般を担います。

わからないことは社員を呼びます。
時間が終わるとレジのクローズ作業をし、消灯された店内を巡回確認し、終わりです。

Ａ． レジの基本仕様などを、座学（というかお客様をいれないレジ）で社員の方から教わり、何度かイメージ接客（スタッフが買い物客を演じる）をしながらフィードバックをもらい、2回ほどはレジに二人体制で入ってもらい教えてもらいながら覚えました。

Ａ．アルバイト仲間は、主婦が多かったです。
農協系列のスーパーということもあって、青果コーナーや総菜が充実していて、それぞれ社員もアルバイトもベテランと若手（若手と言えど私より年上の20～30代）の方々が協力しあいながら、異年齢間で良い雰囲気のコミュニケーションをとれていた職場だと思いました。

地方部だったので、閉店間際にはあまり混むことはなく、ピークタイムが終わると主婦の方々は先に退勤されて年上のフリーターの方と一緒に二人でレジをすることが多かったですが、土日にしか来ない私のことも平日みなさん気にかけてくれていたみたいで（テストが近い、など）、そういう話をこっそりきくと嬉しくて仕事で恩返しを少しでもできたらなと思いながら働きました。

Ａ．高校生時給は、当時だと700円少しだったと思います、業界内でも安めで申し訳ないと言われた記憶があります。
一般の方はわかりません。
シフトは私は土日の夕方固定だったため、休みが欲しい時は事前に言うシステムでした。

Ａ． 固定シフトで入りやすかったです。

Ａ．既定のエプロンと帽子があり、清潔感のあるシャツパンツスタイルなら、基本自由といった感じでした。

Ａ．特になかったと思います。

Ａ．自分自身が働いていた年齢で、私も初めての社会経験がここで本当に良かったと思っています。

理由は先ほどまでに書かせてもらったような、人の良さ、でも仕事に対する目は真剣な方々の姿勢から学ばせてもらうことが多かったし楽しかったためです。

Ａ．自分で考えながら、お客様に笑顔になってもらったりお店に貢献したりできる、やりがいのある仕事だと思うので、体力のある大学生の方には私はおすすめさせてもらいたいです。

人や接客が好きなら、向いていると思います。

このお店は、今はもう名前が変わってしまったようで、私が退職してからかなり時間が経っているのでもう人も変わってしまっていると思いますが、地域密着の、スタッフもお客様もわきあいあいと笑顔あふれるお店でつづいてくれていたらいいな、と陰ながら願っています。

地域で住む人が、その地域を支えるお店で働く、まさに地域密着型のお店で働くよさややりがいが、ここにはあると思います。未経験でも丁寧に教えてもらえるので、頑張ってください。