チューターアルバイトの仕事内容はキツイ？日能研 新百合ヶ丘校で感じた大変な瞬間と苦労したこと

こんにちは！あるバイの中の人です！

学習塾でのアルバイトは、子どもたちの成長を間近で感じられるやりがいのある仕事です。
授業の準備や教材の整理、生徒の出迎えや見送り、時には簡単な質問対応など、講師をサポートしながら教室全体を支える役割を担います。

教育に興味がある方や将来教職を目指している方にとっては、貴重な経験となるでしょう。
一方で、業務の幅広さや保護者対応など、大変さを感じる場面もあります。

今回は、川崎市麻生区、新百合ヶ丘駅より徒歩3分の日能研 新百合ヶ丘校でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介します！

• 年齢：21歳
• 職業:：大学生
• 性別：女性
• 働いていた時期：2015年
• 働いていた期間：4年
• シフト：週1～3回、月8回程度

Ａ．将来教育業界への就職を考えていたため、大学生になってから子どもと接することができるアルバイトを探していました。
近所で授業と両立しやすいアルバイトはないか、と考えていた時に、自分が通っていた中学受験塾が頭に思い付いたのです。

ちょうど知り合いがアルバイトをしていると聞いていたので、どんな仕事内容かなどを教えてもらい、アルバイトを募集しているかどうかも確認してもらったので、そのまま電話で問い合わせて応募しました。
またその際に実際に校舎へ足を運んで、アクセス状況や周りの雰囲気などをチェックしました。
元々社員さんに話を通してもらっていたので、電話で応募→面接→採用までの流れがスムーズに行うことができました。

Ａ．将来教育業界への就職を考えていたという理由が大きいです。
具体的には幼稚園教諭を目指していたため、教育実習を前に子どもと接する仕事に携わってみたいと考えていました。
しかしながら、幼稚園でのアルバイト募集はなかなか見つけることができなく、保育園なども保育士資格が必要な求人がほとんどでした。

そんな中、自分が通っていた中学受験塾を思い出したのです。
ちょうど大学受験を終えたばかりだったので、これから中学受験に挑戦する子ども達とはテスト対策をして合否に直面する、という立場が同じです。
気持ちが共有しやすいし、子どもとも密に接することができるため、是非力になりたいと思い、応募してみようと思いました。

Ａ．教育業界での仕事を希望していましたので、そのことを伝えました。
また私自身も同塾の出身者だったのでその頃の話を伝えました。

Ａ．子どもと仲良くなると、気軽に話しかけて貰えるのが嬉しかったです。
小学校での出来事を教えてくれたり、また中学校生活はどうだったかを聞いてきてくれるのでそれに応えたり、その日の塾での授業の感想やお弁当のことなども、雑談する楽しさがありました。

チューター業務では頑張って伝え方を試行錯誤した結果、相手が嬉しそうに理解してくれた時は大きな満足感を得られました。
また頑張って取り組んでいた生徒さんが志望校に合格した報告を受けると、まだ学生の身分でしたが、友達のような親のような不思議な立場で喜ぶことができました。
先生でもなく、かといって友達でもない不思議な距離感で子どもたちと接することができる貴重な体験だなと感じました。

Ａ．正直に記載しますと、きつい業務はほとんどなく、大学生が働きやすい職場だったように思います。
すぐに先輩や社員さんにわからないことを質問できる環境だったように認識しています。
ただ、先輩がたくさんやめてしまったことがあり、その時は人手不足でしたので、シフトも少人数で回さなくてはならないことがあり、まだあまり業務を把握できていない後輩と組む時は結構時間に追われていました。

また、生徒さんと接する個別あるいは集団指導作業と、事務作業があるため、生徒さんとのコミュニケーションが上手く行かなかった際に、モヤモヤを引きずりながら事務作業を行うと高確率で失敗することがありました。

生徒さんとの業務ではコミュニケーション力、事務作業では集中力が必要になりますので、そのオンとオフの切り替えが難しかったです。
事務作業では配布プリントの枚数や、クラスの仕分けの失敗など、大変な時はパソコンでの採点ミスも生じました。

また時には生徒さんから心ない言葉を浴びることもありました。
指導の力不足を指摘されたり、他のチューターと比較されたり。
そんな時は全て真正面から受け取らずに自分なりの回避方法を身に付けること、また作業においてスイッチを切り替えることが大切だと学びました。

Ａ．平日アルバイトと休日アルバイトで仕事内容が異なりました。
平日アルバイトでは、15時半に出勤してから、先生方のお菓子・コーヒー等の準備をします。
お湯をわかしたり物品の在庫確認、チョークの整備なども行います。

次にその日に配るプリントを社員さんから受け取り、クラスごとにクリアバッグに仕分けていきます。生徒さんが集まりだしたら、授業が始まる前にプリントを配布します。
授業が始まったら、次の授業の準備の手伝い、保護者の方の対応を行います。
授業後は質問のある生徒さんの個別対応(チューター業務)を行います。
個別対応が終わり次第、ごみを集めて、忘れ物を確認した後退勤になります。

休日アルバイトではテスト監督が主な仕事です。
出勤してからその日に配るテストを仕分けます。
塾生番号ごとに受けるクラス、座席等が違うのでその打ち合わせ、確認、伝言方法を確認します。
生徒さんが集まりだしたらクラスへの誘導、座席への誘導を行います。
時間になったらテストプリントを持って担当クラスへ行き、テスト監督を行います。
テスト修了後は個別対応を行い、ごみを集め、忘れ物を確認した後退勤になります。

Ａ．これといった大きい珍事件はありませんでしたが、強いてあげるならば、夕食時間のお弁当での出来事が、楽しいことが起こることが多かったです。

基本的には生徒さんが家からお弁当を持参するのですが、中には出前を注文してしまう生徒さんがいました。
お寿司の出前を届けに宅配業者の方が入ってきました。
てっきり先生の注文かと思っていましたら、そのまま生徒さんが受け取り、お皿に盛り付けられたお寿司を15分の休憩中に食べている様子を見るのは思わず顔がにやけてしまいました。

またマクドナルドを注文する生徒さんが多く、とり間違えのないように必死で名前の付箋を張り付ける作業も印象に残っています。
お弁当に添えられた保護者の方からの「頑張ってね」等のメッセージも心暖まりました。

Ａ．座学研修などはありませんでした。
入職して１～２ヶ月は先輩と同じ業務に入り、教えて貰うスタイルでした。
平日アルバイトは２人体制なのですが、研修期間中は３人体制になりました。
なので、どちらかの先輩にすぐ確認することができましたし、先輩が忙しそうな時は社員さんに確認することができましたので、わからなくて困るようことはありませんでした。

休日アルバイトに関しては、入職してから割りと早めに独り立ちとなりました。
担当クラスのテスト監督を一人でしなければならなかったので、困惑することも多かったように思います。
子どもたちをどう話に集中してもらうかなど、自分で考えて指導していかなければならなかったので、毎回試行錯誤して臨んでいました。

Ａ．私が入職した頃はかなりわきあいあいとした雰囲気でした。
求人条件に大学生とありましたので、働いている人は皆近所の四年制大学に通う学生さんで、大学サークルのような印象でした。
飲み会なども多くありました。

また大半が同塾の出身者で中学受験の経験者でした。
女性の方が多く、人数は８～１５人程度でした。
大学４年生になると大抵の先輩は就職を理由にやめていくので、毎年アルバイトが入れ替わっていました。

２年して一気に先輩がやめた後は、新人さんが多くなり、わきあいあいとした雰囲気から静かに黙々と作業する環境に変わりました。
どこもそうかもしれませんが、一緒にアルバイトする人の雰囲気でかなり左右されるアルバイトだなと思います。

Ａ．時給は900円前後で、平日シフトは15時半から21時、休日シフトは午前中４時間、午後４時間、また終日丸々働くという３つのシフトから選べました。
平日も曜日によって科目が違うのでやることが異なりました。
シフト希望表が配られ、出勤したい希望日にマルをつけてシフト希望締切日までに提出します。

休日は３つの中から選ぶことができます。(終日を希望した方がシフトにいれて貰える可能性が上がりました)
平日は大学の授業がありますので、休日シフトは人気で、なかなか入れないこともありました。
また低学年のお子さんを対象にした公開模擬授業などのイベントもあるため、幼稚園教諭志望の私はそのイベントの日を希望日にすることが多かったです。

Ａ．休日シフトは人気で、なかなか入れないこともありました。

Ａ．派手な髪型の人はいませんでしたが、ネイルが許可されたりと割りと自由だと感じました。

Ａ．アルバイトには特典はありませんでした。

Ａ．残念ながら、求人条件が大学生となっていますので、高校生には難しいと思います。
ただ、業務内容は子どもとの接することが好きな人であればできるような内容だと感じました。
テスト監督や個人情報の保護など、責任感が必要な仕事ですので、その点も大学生からが求められるのかなと思いました。

Ａ．求人条件が大学生ですので、向いていると思います。
また、大学受験を終えたばかりの立場の人が多いと思いますので、中学受験へのアドバイスにもぴったりかと思います。
平日・休日シフトと選べるので授業との両立もしやすい環境でした。

教育業界での仕事を希望されている人に是非オススメだと思います。
生徒さんや保護者の方、先生方とのコミュニケーション力や気配り力、チューター業務における指導能力、テスト監督などクラスをまとめる能力、事務作業での集中力など様々な力を養うことができます。

受験に不安を抱えているお子さんに寄り添って、一緒に切磋琢磨していくのはとてもやりがいがあるお仕事です。
子どもが好きな方、それから事務関連のお仕事を希望されている方にもぴったりだと思います。

またチューター業務では、自分の中の基礎知識を振り替えることができ、復習にもなりますし新たに学習することがたくさんあります。
私自身、自分の社会人としての仕事に大きく役立つことができました。

この方のように将来子供と関わる仕事をすることが決まっている方にとっては学ぶことも多くいいアルバイトだと思います。
夕食のお弁当時間のエピソードはほっこりするとともに、お寿司を食べてるところをにやけてみているこの方は、いい先生になるだろうなと思いました。
チューターのお仕事を考えておられる方の参考になったのではないでしょうか。

今回は、川崎市麻生区、新百合ヶ丘駅より徒歩3分の日能研 新百合ヶ丘校でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました！