チューターアルバイトの仕事内容は超多忙？筑波進研スクール 東大宮教室アルバイトの真剣ぷりが凄い！

こんにちは！あるバイの中の人です！

学習塾のアルバイトは、生徒の学力向上をサポートするだけでなく、自分自身の責任感やコミュニケーション力も鍛えられるやりがいのある仕事です。

今回は、さいたま市見沼区、東大宮駅から徒歩15分の筑波進研スクール東大宮教室でアルバイトされていた方にインタビューさせていただきました。
筑波進研スクール東大宮教室は、「めんどうみ主義」で知られ、生徒一人ひとりと向き合う丁寧な指導が特徴。
その分、講師側にも熱意と根気が求められる現場です。

筑波進研スクールでお仕事しようか迷っておられる方必見の内容です！

• 年齢：19歳～24歳
• 職業:：フリーター
• 性別：女性
• 働いていた時期：2006年～2010年
• 働いていた期間：4年
• シフト：週3～4日

Ａ．求人サイトで塾講師のアルバイト募集を見つけました。
つぎに、塾のホームページを訪れて塾の詳細情報を確認しました。
学習指導に対する理念や指導スタイルが、当時の私の考えと一致していたことから、この塾で働いてみたいと思い応募フォームから応募しました。
その際にメールアドレスを記入する欄があり、後日、対面での面談による２次審査にすすめる旨を連絡いただきました。
その際の日時調整は、メールにて行いました。

２次審査はグループ面談で、「志望動機・アピールポイント・塾講師になって頑張りたいこと」などを１人ずつ発言するというものでした。
自分の教育方針や指導方法について具体的に説明し、実際の授業でどのように生徒をサポートしていくつもりなのかを語りました。
また、面接官からの質問にも、自分自身の経験を交えながら丁寧に答えました。３日後に先方から電話連絡があり、採用となりました。

Ａ．父が中学校で先生をしており、母がピアノ講師だったため、幼少期から「先生」という職業にあこがれを持っておりました。
小学校の卒業文集にも「中学校の先生になる」と書いてあります。
大学では教育についても学び、中学校教諭一種免許状と高等学校教諭一種免許状を取得を目指していました（卒業時に取得しました）。

大学４年で教育実習に行くことが決まっていたのですが、「現在の中学生について、何もわからない」と不安になり「どのような指導が響くのか、事前に知っておきたい」と考えるようになりました。
そこでみつけたのが、塾講師のアルバイトです。
以前から母のもとでピアノ講師はしていたので、「指導する」という経験はゼロではなかったので自信をもって応募できたように思います。

Ａ．志望動機や自身のアピールポイント、塾講師になって頑張りたいことなどを聞かれました。
自分の教育方針や指導方法について具体的に説明し、実際の授業でどのように生徒をサポートしていくつもりなのかを語ると良いと思います。
また、塾のサイトをみて理念などを確認しておくことも重要かと思います。

Ａ．生徒の成長を実感できた瞬間が一番だと思います。
数学が苦手だった中学2年生が、3ヶ月の指導で定期テストで80点を取れた時だとか、第一志望の高校に合格した生徒から「先生のおかげです」と言われた時など。

一緒に苦手部分を重点的に学習し、弱点を克服するためのプランを立て、毎週細かく進捗を確認し、地道な努力が実を結び、期末試験で大幅に成績がアップした生徒の姿を見たときは、私も本当に嬉しくやりがいを感じました。

あとは、自身の成長を感じた時です。
「わかりやすかった」と素直に伝えてくれる生徒がいると、「分かりやすく説明する力が身についたんだな」と実感しました。
生徒との信頼関係を築く中でコミュニケーション能力も向上したように思いますし、教えることで自分の知識も深まったと感じています。

Ａ．やる気のない生徒への対応が難しかったです。
「親に通わさせられている」というタイプの生徒です。
本人に「成績向上したい」という意思がないので困りました。
生徒の興味のある話題から教科の内容に繋げる工夫をしたり、小テストをすることで緊張感を持たせるなどの工夫をしました。

教室長に相談し、保護者との三者面談を実施したこともあります。
あとは、規模の小さい塾でクラス数も多くないので、同じクラスに基礎が必要な生徒と応用を求める生徒が混在しており、苦労しました。
基礎問題と発展問題を用意し、個々の進度に合わせて提供することで解決するのですが、集団指導なので指導する側としては難しい局面が多かったです。

休憩時間を利用して個別フォローすることも多かったです。
しかし、生徒との信頼関係が深まり、学習以外の相談も受けられるようになった時は、やはりうれしかったです。
難度の高い問題を一緒に解決できると達成感がありますし、他の講師と協力して教材を作成してより良い授業を作り上げられた時も満足感がありました。

粘り強さと創意工夫が重要なアルバイトだと感じます。
生徒が理解できるまで諦めず、様々な視点や手法で教える試行錯誤が求められます。
また、時間がかかってしまった時にも焦らないよう心がけ、生徒のペースに寄り添うことも大切だと、振り返っても思います。

Ａ．①出勤：出勤後は、授業前の準備を行います。担当するクラスのカリキュラムや、生徒の進捗状況を確認します。出欠に関する連絡が来ていないかも確認します。
②授業の準備：授業開始前に、授業で使用する教材の用意やホワイトボードに記入する内容を整えます。
また、授業で使用するプリント類を確認し、必要に応じてコピーを取ります。
また、一人ひとりの理解度や宿題提出などを把握するための資料を作成しており、個別対応のためのプランも考えていました。
③授業開始：時間になったら、授業を開始します。
出席を確認し、宿題のチェックを行った後、その日の授業内容に入ります。
④授業の進行：授業は、カリキュラムに沿って、分かりやすく進めていきます。
生徒からの質問には随時対応し、生徒の理解度や反応を見ながら、柔軟に指導方法を変えることが求められます。
板書を使いながら説明したり、グループワークを取り入れたりして、生徒が主体的に学べる環境を作ります。
⑤授業終了後のフォロー：授業終了後は、生徒から授業内容についての質問を受け付けていました。
授業以外でも、生徒が勉強について相談したいことや悩みを持っている場合、その相談にも応じることで、生徒の信頼関係を築くことが重要だと感じていました。
⑥事務作業：生徒の出席状況や、授業での理解度を記録としてまとめます（これは個人的にやっていたことです）。
必要に応じて、他の講師との情報共有を行います。
⑦退勤準備と反省：最後に、教室の掃除を行い、翌日の準備として必要なことをメモして退勤します。授業内容の反省点や改善点を振り返り、次回の授業に活かします。

Ａ．現代文の解釈で笑った話があります。
評論文で「パラドックス」という語が出てきた際、ある生徒が「パラドッグス？犬に関係ある言葉ですか？」と質問してきました。
「パラ（para）」と「ドックス（dogs）」に分解して解釈したようです。
これを機に、カタカナ語の語源や接頭辞についての小話に発展し、生徒たちの興味を引くことができました。

社会の授業では、憲法の三権分立を説明していた時にある生徒が「立法・行政・司法を三権分立というなら、親・学校・塾も三権分立ですね！」と発言したことがあります。
クラス全体が笑いに包まれましたが、身近な例えで理解しようとする姿勢は素晴らしいと感じました。

これらの出来事から学んだことは、生徒の「勘違い」や「思い込み」は、実は貴重な教育の機会だということです。
単に間違いを指摘するのではなく、その発想を活かして新しい視点を提供したり、より深い理解につなげたりすることが大切だと実感しました。

また、こうした予想外の反応に対して柔軟に対応できる余裕を持つことで、授業がより活気のあるものになり、生徒との信頼関係も深まっていきました。
時には思わぬ質問で授業計画が変更になることもありましたが、そういった臨機応変な対応も、塾講師の醍醐味だと感じています。

Ａ．私が勤務した塾では、実務開始前に基礎研修がありました。

①塾の理念や基本的な指導方針について資料を見ながら、座学。
②先輩講師の授業見学
③実際に模擬授業を行い、フィードバックをいただく（教室長から「合格」をもらえるまで②③が続く）

その後、実務開始後も、最初の何度かは経験豊富な先輩講師が近くで指導方法を見守ってくれました。例えば、生徒の理解度に合わせた説明の仕方や、効果的な板書の方法などを、実際の授業を通じて学ばせていただきました。
授業の進め方について悩んだときは、いつでも事前にそうだんすることが可能でした。

また授業中に予想外の質問を受けて戸惑った時、すぐに隣の教室の先輩講師に相談できる体制が整っていました。
休憩時間に先輩講師に確認して、より分かりやすい説明方法を教えていただき、次の授業で活用することができたこともあります。

また学習面だけでなく、生徒の集中力が続かず授業運営に困っていた時も、社員の先生が助言をくれました。
クイズ形式を取り入れたり、5分ごとに短い休憩を入れたりするなど、具体的なテクニックを教えていただき、その後の授業運営が大きく改善されました。

Ａ．これは教室によって様々です。
最初に配属された教室では、教室長が気難しく、教室長がいると嫌な緊張感がありました。
私が個人的に合わなかったのか、２か月ほどで別の教室に配属になり、その教室はとてもアットホームで協力的な雰囲気でした。
その後も、各教室に代講で授業に行きましたが、多くの場合はアットホームな雰囲気の職場だと感じます。

正社員とアルバイト講師を合わせて各教室に約5～15名ほどが在籍しており、そのうちアルバイト講師は3～10名ほどです。
講師のほとんどは大学生で、当時は男性が多かったです。
帰国子女はいたかもしれませんが、外国人はおりませんでした。

仕事の合間や休憩時間には、講師同士で授業の進め方や生徒対応について意見交換を行っていました。新しい教材の使い方や、生徒の成績向上のためのアプローチについて積極的にアイデアを共有し合っているため、自然と職場全体が協力的な雰囲気に包まれています。

勤務外で授業の予習をしなければならないので、教育に関心が高く教えることに情熱を持っている人ばかりがいる職場です。
お互いに切磋琢磨し合いながらスキルアップを目指し、自分の授業を改善するために意見を聞いたり、他の講師の授業を見学することもあります。　　　　　　　

Ａ．小学部 (１コマ80分)は2,500円ほどで、　中学部 (１コマ100分)は3,000円ほどがスタート時給でした。授業外の業務にあたった時間は、申告制で時給1,000円程度を支給していただいていました。
シフトは、時間割を見ながら相談をしました。

塾は平日夕方から夜にかけて授業を行っているため、主に夕方以降のシフトが中心です。
学生講師が多いため、授業や試験のスケジュールに合わせてシフトを調整できます。
緊急の用事ができた場合や学業に専念したい時には、事前に相談することで柔軟にシフトを変更することが可能でした。
基本的には１年通して同じ講師が同じクラスを担当できるよう調整します。

Ａ．夕方から夜の限られた時間しか授業がないので、長期休みの講習の時期でもない限りはあまり稼げませんでした。
ただ、小学部も中学部も担当出来て、さまざまな教科を担当できると、シフトは入りやすいですし、稼げると思います。

Ａ．黒髪・スーツが基本です。

Ａ．なかったように記憶しています。

Ａ．高校生はたしか受け付けておらず、応募できなかったように思います。
もし応募可能なのであれば、「生徒のために時間を割けるなら」という条件は必須だと思います。個人的には、高校生であればご自身の学業に専念した方が良いように感じます。

Ａ．教師志望なのであれば、かなり向いています。
というか、向く人材になれる職場です。

生徒対応と保護者対応の両方を、さまざまな局面で習得することができます。
また、教師志望でなくても社会に出る前に、電話のかけ方や目上の人への対応などを学べることは、後の人生において大きな財産になります。

塾講師の仕事は、単なる「教える」という作業以上に、多くの発見と成長の機会に溢れています。
時には予想外の出来事に戸惑うこともありますが、そういった経験一つ一つが、かけがえのない思い出となり、自身の成長につながります。
大切なのは以下のような点だと私は考えています。

①柔軟な対応力：予期せぬ事態が起きても、臨機応変に対応する心構えを持つこと。
失敗を恐れず、むしろ学びの機会として捉えること。
②生徒との関係作り：一方的な指導ではなく、生徒との対話を大切にすること。
時には冗談を交えながら楽しい学習環境を作ること、など。
③向上心：日々の経験を振り返り、より良い指導方法を考えること。
他の講師との情報交換を積極的に行うこと、など。

塾講師の仕事は、時に大変なこともありますが、それ以上に楽しく、やりがいのある仕事です。
生徒たちと共に成長できる素晴らしい職場ですので、ぜひ前向きな気持ちで挑戦してみて欲しいと思います。

塾講師やチューターのアルバイトは時給も高いので人気のアルバイトですが、これだけ真剣に準備をして授業に挑んでるんだと思うと、安いくらいですね！
学校の先生には期待せず、塾で学ぶという時代が続いていますが、本当に学校の先生並みにしっかり責任感を持って仕事をされてるんだなと思いました。

今回は、さいたま市見沼区、東大宮駅から徒歩15分の筑波進研スクール東大宮教室でアルバイトされていた方のインタビューをご紹介しました！