本が好きなだけじゃ無理!時給が安い本屋のアルバイト、思わぬギャップに驚いた?正育堂書店稲城店でのアルバイト体験談!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
東京都稲城市JR南武線、矢野口駅が最寄り駅の「正育堂書店 稲城店」という本屋でのアルバイト体験談をお届けします。
「本が好きだから本屋でバイトしたい!」という気持ちで始めたアルバイトですが、思わぬギャップに驚いたそうです。
時給は低く、お客さん側から見るとただ立っているだけの様に見えますが、実際はレジをしながら作業をこなしていくのが大変との事です。
大変なことだけでなく、楽しいこともたくさんあったようですので、本屋でのアルバイトも良いな~と思いました。
なお、現在、正育堂書店 稲城店は閉店しておりますので、他の本屋でのアルバイト体験の参考になさってください。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:19歳
- 職業:大学生
- 性別:男性
- 働いていた時期:2007年頃
- 働いていた期間:約2か月
- シフト:週3~4日で一日4時間程度
正育堂書店バイトに応募した経緯
Q
正育堂書店にどのように応募しましたか?
A.まず、本屋でバイトしようと先に決めていたので、求人広告やインターネットの求人で探しました。
学生だったこともあり、夏休みの間だけバイトをしようと思っていたのですが、短期で募集している書店はなかったので、自宅から通えそうな書店に絞ってから、夏休みの間だけバイトをさせてもらえないか電話で確認しました。
OKをもらえた書店に応募したい旨を伝えて、そのまま面接の日時を伝えられました。
当時はまだバイトの経験がなかったので、求人に書かれていることは絶対だと思い込んでいましたが、問い合わせてみると意外とすんなりと許可が出たので驚いたのは覚えています。
それから、面接当日に履歴書を持っていって、面接を受けるという流れでした。
Q
正育堂書店に応募した理由を教えてください。
A.当時は大学生で学業が忙しかったため普段バイトはできませんでしたが、夏休みの間だけでもバイトをしようと思っていました。
バイトは未経験でしたが、もともと本が好きだったので、以前から最初にするバイトは本屋にしようと思っていました。
求人は夏休みに入ってから探し始めましたが、本屋という条件で探していたので、探すのに時間はかからなかったです。
とにかくバイトを経験することを重視したので、時給がいくらかはあまり考えませんでした。
自宅から通えそうな場所にある書店の求人で短期募集をしているところはありませんでしたが、電話で長期ではなく夏休みの間だけバイトをさせてもらえないか問い合わせて、最終的にOKをもらえた書店に応募しました。
Q
正育堂書店の面接はどんな感じでしたか?
A.履歴書を渡して、それに基づいて志望動機を聞かれたりどれくらい入れるかなどの確認をする簡単なものでした。
正育堂書店バイトの実態
Q
正育堂書店でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.お客さんに聞かれても答えられるように売り場のどこに何のジャンルの本を置いているかは品出しをしながら把握しておいてほしいと言われていたのですが、実際に「○○の本はありますか?」とお客さんに聞かれても在庫がなくて期待に応えられないことも多かったです。
そんな中、「○○の本はありますか?」と聞かれた時に、本が置いてある場所を思い出して「こちらになります」と場所を正確に案内できた時は嬉しかったです。
また、他のバイトさんから「○○っていうマンガを探しているそうなんですが、知っていますか」と聞かれて、自分も読んだことはないマンガでしたが、場所は知っていたので案内できたのが良かったです。
あとは本好きとしては本の売れ筋が分かるようになることが良かったです。
Q
正育堂書店のアルバイトはきつかったですか?
A.書店の規模や立地にもよるかと思いますが、私がバイトしていた書店は売り場が広いわりに品ぞろえが良いとは言えなかったので、多くのお客さんが買いに来るお店ではありませんでした。
そうなると、レジでただ立っているだけの時間が長くなり足腰も痛くなってくるので、それはしんどかったです。
お盆の時は閑散期で店内にお客さんがいても、レジには一人も来ないでバイトが終わった日もありました。
レジ業務は、書店独自の本にカバーや輪ゴムを掛けたり、図書カードの販売や本の予約受付など多岐にわたる作業があるので、慣れるのに時間がかかると思います。
バイト先ではそういった研修がちゃんとはなかったので大変でした。
これから書店でバイトしようとされている方は、そういった研修をしっかり受けられる書店の方がおススメです。
書店のバイトはレジにいる店員さんを見ると仕事が楽そうに見えるかもしれませんが、開店前から作業していて、荷解き、袋掛け、品出し、レジ打ち、電話対応、在庫確認、お客様対応など多岐にわたりますので、臨機応変な対応が得意な人の方が向いているかと思います。
個人的には、レジに自分一人しかいない時にあらゆる対応をしなければいけないのが一番大変でした。
Q
正育堂書店ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.シフトは午前・午後・夜の3つに分かれていましたが、私は主に午前に入っていたので、開店の1時間前から仕事が始まります。
まず店内の掃除と、店舗の前の歩道の掃き掃除をします。
私がバイトした書店は何かのビルに入っている店舗ではなく、独立した建物でしたので、書店の周辺の掃除をしないとお店の印象を下げてしまいますから周辺の掃除も重要な仕事でした。
それからその日に入荷した書籍の搬入作業をします。
入荷量が多いときはより重いものを運ぶことになります。
書店は毎日何らかの新発売の本が入荷しますので、この作業は毎日あります。
荷解きが終わると付録がついている雑誌にビニールひもを掛けたり、マンガの単行本にシュリンク(本にピタッと張り付くビニール袋)を掛ける作業をして、棚に並べます。
この作業量が多い時は開店後でも行っていました。
開店後はレジ打ちや電話対応、予約対応などを中心に行います。
時間が来たら次のシフトの人と後退して一日の仕事は終わりです。
Q
正育堂書店でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.レジ業務をしていた時に煙の臭いがしたので何かと思ったら、他のバイトさんがシュリンク作業で本を2,3冊焦がしてしまったことがあります。
シュリンク作業とは、本をビニール袋に入れた後、小さいベルトコンベアに載せて流すと熱源の下を通過するときに熱でビニールが縮んで本にピタッとくっつくというものですが、終わったものを一冊づつ取らずに連続でやると、本どうしがつっかえてしまう機械の構造になっていたため、放置していると最終的に熱源の下にある本はビニールが溶けて焦げてしまいます。
気を付けるように言われていたので自分はこんなミスをしないと思っていましたが、作業に慣れてきた時で時間がない時に、一冊づつ丁寧にやっていられないのでつい連続で作業してしまい、私もマンガを2,3冊焦がしました。
正育堂書店バイトの条件
Q
正育堂書店の研修はありましたか?
A.マニュアルはあるのですが、これは時間があるときに読んでおくように言われたぐらいなので、自分で読んで覚えるしかありませんでした。
具体的には言葉遣いや接客態度、電話応対の仕方などが載っていたと思います。
それ以外の大まかな仕事の流れは初めは長年勤めていらっしゃったパートさんに教わりながら仕事をするといった感じでした。
仕事の内容と注意事項の説明も口頭で受けながら仕事しました。
店長さんや社員さんもいましたが、他の仕事をされているので基本的に教わるのはパートさんでした。
レジでの仕事も最初はパートさんがついていてくれましたが、他の仕事があって自分一人になる時もありましたので、そういう時は何かあったら内線電話で事務室に連絡してヘルプを呼んだりすることもありました。
Q
正育堂書店にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.私がバイトした書店で働いている方はほとんどが女性でした。
店長さんと社員さんは男性でしたが、あとは自分以外のパート・アルバイトの方は全員女性でした。
バイトの方は20代が多かったと思います。
基本的に同じシフトで働くバイトが2人ずつで回していました。
書店ではクレームが来ることがあるので、暇な時間帯でもレジ内でバイト同士の私語はあまりしないように言われていましたから、落ち着いた雰囲気でした。
ただ、店内は常時音楽を流していたので静かすぎてしょうがないという感じではありませんでした。
人数は全員で6~7人だったと思います。
これは書店の規模によってかなり差があると思います。
お店は広かったですが、お客さんも多くなく、レジ台数も少なかったので少人数でも忙しくてしょうがないということはありませんでした。
Q
正育堂書店の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.今でも書店はそうだと思いますが、時給は最低賃金にかなり近いものでした。
シフトは月ごとに希望を出したと思います。
シフトは午前・午後・夜の3つに分かれていましたので、平日は夜を中心に入っていて土日中心に出る方や平日だけ午前・午後両方を中心に入っている方などもいました。
私は予め午前中を中心に出てほしいといわれていたので、週3日程度で曜日の希望だけ伝えて、時間帯の割り振りは全てお任せにしていました。
午前中だけのシフトのときは一日4時間勤務でした。
時々ですが、棚卸作業がある日などは午前と午後両方出る時もありました。
Q
正育堂書店のシフトは入りやすいですか?
A.週3程度を希望していたのですが、日数は大体希望通りになりました。
ただ他の方のシフトとの兼ね合いで時間帯はこちらからあまり指定できなかったと思います。
Q
正育堂書店の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装は私服でOKですが、重い本を運ぶことがあるので半ズボン等や歩きづらい靴は禁止されていたと思います。
他には貸与されたエプロンを着用します。
Q
正育堂書店の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.本の社割はあったかと思いますが、使用しませんでした。
学生にとっての正育堂書店バイト
Q
正育堂書店のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.シフトが短時間で夕方以降からでもできますし、シフトに融通が利くので高校生に向いていると思います。
夕方以降であれば仕事の大半はレジ業務になると思うので、重いものを運んだり掃除をしたりすることもないのではないでしょうか。
レジ打ちと接客を経験したい人にはお勧めだと思います。
Q
正育堂書店のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
シフトが短時間で夕方以降からでもできるバイトなので大学生でも向いていると思います。
レジ打ちと接客を経験したい人にはお勧めだと思いますが、書店のバイトは時給が低いことが多いですから、本が好き、本屋の雰囲気が好きといった理由がなく接客業をしたいのであれば他のバイトを探したほうが良いかもしれません。
Q
最後に、正育堂書店でアルバイトしようとしている人に一言!
書店はシフトに融通が利くところが多いと思うので学生さんでもバイトしやすいと思います。
また、本が好きな人、本屋さんの落ち着いた雰囲気が好きな人はこのバイトは向いていると思います。
しかし、私が本屋のバイトを経験して思ったのは、ただ本を読むのが好きな人全員が必ずしも本屋のバイトが楽しいと思えるわけではないということです。
本を読むのと売るのでは自分から本に対する見え方が全く異なってきます。
本を読むのは自分一人でできますが、本を売るのは人が相手ですから接客が仕事になります。
したがって、ただ本を読むのが好きという人よりも、人と接するのが好きな人の方がこの仕事は向いている気がします。
もちろん本に興味があった方が良いとは思いますが。
書店員になるとお客さんからは本に詳しい人として見られますが、いくら本が好きでもあらゆるジャンルの本に詳しい人はそうそうないと思いますから、新しいジャンルの本を発掘しながら仕事するなど楽しみながら働けると良いかなと思います。
正育堂書店アルバイターの特徴
正育堂書店アルバイトのお仕事の特徴
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