看護師バイトは薄給な上に重労働ばかり!慢性的な人不足で、ブラックすぎる!ときわ病院でのアルバイト体験談
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
大阪市大正区の大正駅から徒歩2分にあった「ときわ病院」でアルバイトを経験した方の体験談です!
ときわ病院は、日給が高く、他の病院に比べてシフトの融通を利かせ易く働きやすい環境だったようです。
ただ、ときわ病院に限らず、慢性的な人不足が深刻で、常に多忙な状態だったとのこと。
特に、入浴業務が重労働で大変だったそうです。
看護師の資格がなくても働ける仕事もあるようですので、ぜひ病院でのアルバイトを検討している方は参考になさってください。
なお、「ときわ病院」は現在閉院しています。他の病院のアルバイトでの参考にしてくださいね。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:25歳
- 職業:看護師
- 性別:男性
- 働いていた時期:2009年~2011年頃
- 働いていた期間:3年程度
- シフト:週1回程度か、月によってはそれ以上
ときわ病院バイトに応募した経緯
Q
ときわ病院にどのように応募しましたか?
A.看護師として働きだしてすぐの時は給料が非常に少なく、寮費も引かれていたのでほとんど貯金できない状態であった。
このままの安い給料では満足に貯蓄ができないので、何か空き時間や休みの日に副業をしようと思い、同期の看護師と副業について色々意見交換を行っていた。
すると同僚の看護師が、以前お世話になった人が大阪の病院で働いていてバイトを募集しているという情報を入手しました。
同僚と二人でその病院に出向き面接を受けることにしました。
その病院で働いていたスタッフの方に病院案内や業務の説明などを受け、この病院であれば自分の技量でも働けそうであると判断し、またシフトにも融通が利いて好きな時に無理なく入れるように気遣ってくれたので、その病院にバイトに行くことにしました。
Q
ときわ病院に応募した理由を教えてください。
A.当時の私は看護師1年目、社会人なりたての人間でした。
当時は勤めていた病院の寮に入っており、月々の給料から4万円弱ほどの寮費が天引きされていました。
夜勤手当の付く夜勤もないそんな状況であり、初任給の手取りはわずか13万円程でした。
初任給の額を見て、あまりの少なさに愕然としたのを覚えています。
このままの給料では生活するので精いっぱいで、満足に貯金もできないと危機感を感じていました。
正直、学生時代にバイトを掛け持ちしていた時の方が手取りが高かったのです。
危機感から、これは別で掛け持ちバイトをして収入を増やして、副業収入を貯蓄に回すしかないと思って当時働いていた同僚の紹介もあって病院バイトに応募しました。
Q
ときわ病院の面接はどんな感じでしたか?
A.面接というカッチリした面接はなかったです。
病院見学が終わった後、いつから働ける?などというフランクな感じでした。
ときわ病院バイトの実態
Q
ときわ病院でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.単純に手取りが圧倒的に増えたことが嬉しかったです。
手取り月給が13万円しかなかったのですが、日当15000円のバイトを月に4回していたので、バイトの収入だけで月に6万円も稼ぐことができました。
手取りは13万円から19万円まで増え、月々5万円以上貯金することができました。
仕事をしていても看護師という本業と同じ職種の仕事なので、バイトをとおして点滴や処置などの技術的なスキルアップをすることもでき、またそこで働いている常勤ベテラン看護師から知識の面でも色々教えてもらうことができ、まさに一石二鳥の状態でした。
働いていると、たまに常勤の看護師や入院患者から差し入れを貰う時があって、地味に嬉しかったです。
Q
ときわ病院のアルバイトはきつかったですか?
A.自分がバイトしていた病院は療養型兼リハビリができる病院でした。
自分が配属された部署は療養型病棟という、寝たきりで介護が必要ないわゆる老人病棟でした。
介護度が高いので、ケアや援助などの仕事が多く、人手が必要な病棟でした。
ですが、スタッフの人数はお世辞にも多いとは言えず、慢性的に人手不足の状態が続いていました。
そのため、常勤で働いているスタッフは疲労困憊な人が多かった印象です。
特に体力的にきつく、ネックとなっていた業務は週に何回かある患者さんの入浴介助業務でした。
ほとんど自力で歩けない寝たきりの患者さん達を、多い日では1日20~30人程度も介助で入浴を行っていました。
出勤して朝一で入浴介助が始めるも午前中で終わりきらず、夕方近くまでかかったこともありました。
一日の業務のほとんどを入浴介助に費やすのは流石に体力のいる仕事でした。
自分は当時若かったからまだできていたと思いますが、このとしになってやれと言われると、正直できる自信がありません。
絶対に腰を痛めると思います。
ただ、スタッフはみんな気さくでユニークな方が多かったし、チームワークも良かったので、きついなりに楽しみながら行うことができました。
Q
ときわ病院ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.日勤バイトなので、勤務時間は9:00~17:00で休憩時間は1時間でした。
出勤するとタイムカードを打刻して更衣室で白衣に更衣し、配属の病棟へ移動します。
9:00から夜勤者からの申し送りが開始となります。
申し送りが終わると、バイトは基本的にフリー業務を行っていきます。
その名のとおり何でも屋という感じで、毎日やる決まったルーティン業務から、突発的に頼まれるイレギュラーな仕事など、なんでもこなしていました。
入浴介助日でお風呂のある日は、ほぼ一日中入浴介助をしていました。
入浴介助に無い日はそれ以外の医療・介護業務を行っていました。
具体的に言うと、点滴の準備から実施して終了するまでの一連の業務。
傷や褥瘡、肌荒れといった皮膚トラブルがある患者さんへの塗り薬の塗布や傷の処置。
外来もあったので外来での医師の診療の補助。
レントゲンやCTスキャンといった検査がある場合、検査室へ患者を搬送する誘導業務など多岐にわたりました。
Q
ときわ病院でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.入院患者さんの1人に、脳卒中が原因で寝たきりになった人がいました。
後遺症で全く話すことも体を動かすこともできない、ほとんど意識の無い患者さんです。
年齢的には50~60代の男性でした。
そのような状態なので、排泄はオムツを着用してベッド上での床上排泄でした。
ある時、介護スタッフの手伝いで、オムツをしている入院患者さんのオムツ交換に回っていました。
そして、その患者さんのオムツ交換をしていたら非常にビックリする出来事が。
なんとその患者さんのイチモツはやたらいびつな形をしてゴツゴツしていました。
確認すると、その患者さんのイチモツの皮膚の下には真珠が埋め込まれていました。
イチモツに真珠を入れるとか、噂では聞いたことありましたが、実際に生で見るのは初めてだったので、当時は衝撃的でした。
ときわ病院バイトの条件
Q
ときわ病院の研修はありましたか?
A.小さい個人病院でのバイトであり、働いている常勤スタッフもベテラン看護師さんが多かったため、研修や勉強会といったものはありませんでした。
ただ、働いている皆さん方そこはベテランの看護師たち、どんなことが起きても適切に対応できていると見てて思いました。
若手看護師は自分だけであったため、やはりわからないことや未経験の業務に当たることもありました。
そういったことは常勤であるベテラン看護師たちに教えを乞うてもらいました。
運が良く、気さくで優しい方が多かったのと、自分のお母さんぐらいの年齢層の人達ばかりだったので、優しく教えてくれたのが印象的でした。
やはり年配の女性の人は多かれ少なかれ、若い男には弱いのかもと当時は思いました。
Q
ときわ病院にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.自分以外のバイトの人も少しですがいました。
基本的に医療現場なので外国人スタッフは皆無の状態でした。
今は時代が変わって外国人スタッフの方の医療・介護の現場で増えてきましたが。
そして、看護師という女性の職場、スタッフはみんな女性で男性は自分一人だけという状況でした。
自分が知っているバイトの人も常勤と同じ年齢か、それ以上の年配のオバチャンといった感じでした。
シフトが被ってないと一緒に働くことは無いので、あまり他のバイトさんと一緒に働く機会はありませんでした。
ただ、一緒に働いたときは協力し合って業務を淡々とこなしていきました。
雰囲気的に自分は特に悪いという印象は無かったと思います。
他のスタッフがどう思っていたかは不明ですが。
Q
ときわ病院の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.本業の仕事が休みの日に入る、完全なるダブルワークだったので、シフトに融通を利かせてくれて非常に助かってました。
病棟スタッフが勤務表を作っていたので、本業のシフトがわかり次第、そのスタッフにメールで希望を伝えるとほぼ100%希望が通っていました。
なにせ慢性的に人手不足の状態でしたから、来てくれるならいつでもウエルカムな状態でした。
そのため、シフト表が出来上がった後でも、予定が無くなってスケジュールに空きが出てしまい、その空き日に働きたいと言っても全然大丈夫でした。
なので数年単位で働くことができたのだと思います。
Q
ときわ病院のシフトは入りやすいですか?
A.融通が利いて非常に良かった
Q
ときわ病院の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装は白衣、髪型は基本的に自由
Q
ときわ病院の社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.職員食堂があって、そこで事前注文していた弁当を食べるシステム
学生にとってのときわ病院バイト
Q
ときわ病院のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.お世辞にも高校生には全く向いていないです。
資格が無くても介護スタッフとして働けはしますが、給料が安くて業務がきつい、いわゆるブラックな感じなのでオススメはできません。
人の下の世話や、医療現場独特の点滴や血液など、人によっては生理的に無理な方も多いのではないでしょうか。
Q
ときわ病院のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.高校生同様に大学生にも向いていないと思います。
先ほども記載した通り、資格が無くても介護スタッフとして働けはしますが、給料が安くて業務がきつい、いわゆるブラックな感じなのでオススメはできません。
医療・介護の現場に興味があるという人は経験値を積む目的で働くのはアリかと。
Q
最後に、ときわ病院でアルバイトしようとしている人に一言!
どこの病院でもそうなんですけど、医療・介護の現場はずっと前から慢性的な人手不足です。
少子高齢化がトレンドとなっている日本において、この流れはこの先もずっと続いていくでしょう。
業務量がどんどん増えているので、体力に自信のない人はやめておいた方が無難かもしれません。
そして給料も高くありません。
介護スタッフに至っては超が付くほどの薄給です。
どこの現場もそうですけど、いわゆるブラックと呼ばれる業界なのです。
それでも医療・介護系の職業に興味がある、従事したい、人が好き、人のために何かしてあげたいと思う人がいるなら、それはそれでいいと思います。
自分が働いていたこの病院も世間から見るとブラック病院でしょう。
正直オススメはできませんが、興味がある方はどうぞ。
ときわ病院アルバイターの特徴
ときわ病院アルバイトのお仕事の特徴
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