高校生の居酒屋アルバイト体験談!「和民 狭山市駅前店」は学校と同じくらい価値のある場所だった!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
大手居酒屋チェーン店の一つとして有名な「和民」。
今回は埼玉県狭山市の西武新宿線狭山市駅からすぐの場所にある「和民 狭山市駅前店」でのアルバイト体験談のご紹介です。
最初は「自分の好きなことのためにアルバイトを始めた」高校生のこの方ですが、最終的には「高校生活と同じくらい価値のあるもの」とまで語るようになりました。
「和民 狭山市駅前店」は単にお金を稼ぐだけではない、一つの居場所のような存在になっていったようです。
そんな職場で皆さんも働いてみたいと思いませんか?
「和民」や飲食店でのアルバイトを検討中の方は必見です!
今回は、埼玉県狭山市の「和民 狭山市駅前店」でアルバイト経験がある方に、体験談について取材を行いました!
なお、現在「和民 狭山市駅前店」は閉店しているため、他の店舗でのアルバイトの参考にしていただければと思います。
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:16歳
- 職業:高校生
- 性別:女性
- 働いていた時期:2009年頃
- 働いていた期間:2年
- シフト:週5~6回
和民に応募した経緯
Q
和民に応募した理由を教えてください。
A.まずは紙のアルバイト求人雑誌や、アルバイト求人サイト、あとは、町中を実際に歩いてみて、働きたいなと思う求人を探しました。
私は高校生だったので、時間帯を特に重視してみていました。
時給が高くても平日の昼間は働けないので、学校が終わったあとの時間で働ける日を探しました。
何個か他の飲食店の候補を出し、家からの距離や、高校生でも働けるか、時給はいくらか、週どれくらい入れるのかなどを考慮し、家から一番近く、時間帯も丁度よく、他の飲食店よりは少しだけ時給の高い居酒屋に決めました。
その日にwebサイトから応募して、お店から自分の携帯に連絡がきました。
その時は軽くお話しして、面接日時を決めて、当日店舗に出向いて面接という形でした。
Q
和民にどのように応募しましたか?
A.中学生の時とは違い、割りと校則が自由な学校だったので色々試せる環境でした。
それ故にファッションにもメイクにもお金がかかり、高校1年生の時はダンスサークルにも入っていたので毎月の月謝代もかかりました。
私の家計はごく一般的な収入だったので、自分のやりたいことをやるには自分でお金を稼いでやってねと小さい頃から言われていました。
好きなものやことをやるためにお金がもっとほしいなあと思い、それならアルバイトをしようと思ってアルバイト探しを始めました。
どうせやるなら学校が終わったあと、少しでも時給が高いところがいいなあと思っていました。
当時居酒屋は他のバイトに比べても少しだけ時給も高く、学校が終わった16,17時からの時間帯から働くには丁度いいなあと思い、思いきって応募しました。
Q
和民の面接はどんな感じでしたか?
A.基本的なことを聞かれます。
何処に住んでいるのか、交通手段や、週どれくらい、何時から何時に入れるのか。
居酒屋なので特に週末や柷前日でも働けるのか?などです。
和民の実態
Q
和民でアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.周りは20代前半だらけの中に高校生ということで、だいぶ可愛がってもらいました。
賄いをおまけしてもらえたり、営業時間前に社会の色んなお話を教えてもらったり、とにかく環境に恵まれていました。
お客様からも高校生ということで、頑張ってねとか、励ましの言葉をもらえたり、失敗してしまっても多めに見てもらえたり、とにかく出会う人がすごく良い人だらけでした。
あとしっかり頑張りを評価してくれるお店だったので、働いた分だけ認めてもらえるのが当時高校生の私からすると、大人扱いしてもらえてるみたいで嬉しかったです。
忙しい日や、忘年会シーズンが終わったときには慰安会で、バイトも社員もみんなで旅行に行ったりもしました。
とにかく仲の良い職場でした。
Q
和民のアルバイトはきつかったですか?
A.体力的には少ししんどかったです。
当時は学校がおわってすぐ17時から夜22時まで働いて、次の日も朝8時から学校の繰り返しでした。
特に団体様の予約が連続で入ってるシーズンは、スピード勝負なのできびきび動かなければなりませんでした。
バッシングのあとに桶いっぱいに入ってるお皿やグラスたちを洗い場まで持っていったり、ビールジョッキを両手で10杯くらい持っていったり大変な重労働でした。
また、忙しくなってくるとケアレスミスが増え、オーダーミスをしたり、キッチンからお客様に料理を提供する間に料理を落としてしまったり、片付けの際にお盆に乗ったお皿やグラスを落として割ってしまったり、、、。
そういうときは一旦落ち着いて、一つ一つの物事に取り組むのがいいと思います。
また、働いているのは自分一人ではないので、常に周りに助けを求めるのも大事です。
忙しくて声をかけにくかったら自分のペースで物事を進めていく方が、焦って動くより早い場合もあります。
あと、忙しいときほどイライラしてしまいますが、そんなイライラをお客様には勿論、同じ従業員同士でも出さないように心がけていました。
それは上の先輩たちが私にそう接してくれたので、私も自然にそういう心構えになっていました。
きつくても、最後にお客様が帰って束の間のゆったりタイムに大人の皆さんが気を遣って飲み物をくれたり、お菓子をくれたりしてくれたので、頑張ることができました。笑
Q
和民ではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.仕事内容は基本的には大きく分けて、ホールとキッチンで分かれています。
ホールは表に出てお客様に接客する係、キッチンは表には一切出ないで厨房で料理を作る係です。
ホールの中にも一応役割は決まっていて、ホールに出てお客様を案内、注文をとる、お客様が帰ったあとの後片付けを中心にやる人、お会計付近にいて、お会計がきたらお会計専門にやる人など。
また、ホールにはドリンカーといい、ドリンクを作るスペースがあるのですが、お客様からドリンクの注文を頂いたらドリンカーでドリンクを作る人がいます。
あとキッチンとホールの間に通路があるのですが、そこまで忙しくないときはその通路に待機していて、キッチンから料理が提供されたらその料理をお客様のテーブルまで持っていく人などです。
キッチンはサラダ、デザートを作る人、揚げ物担当の人、パスタやご飯もの焼き物担当の人、でセクション分けされていました。
出勤 オープン準備 ・掃除 ・仕込み ・予約確認 オープン ・接客 ・片付け ・電話対応 ・レジ対応 ・クレーム対応 ・皿洗い ・ドリンク作り ・料理提供 まかない 上がり ・上がり前片付け
Q
和民でアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.アルバイトをしていたとき、大学生の団体から電話番号を渡されました。
連絡はしていないですが、当時高校生の私からしたら大学生ってチャラいなーと思いました。笑
あとは、忘年会シーズンで私のお店は飲み放題メニューがあったのですが、3件20人越えの団体予約、その他の席も10人などの少団体予約で、ドリンカーの注文の紙が溢れかえって大変なことになっていました。
こうゆうときに限ってビールの樽が切れたり、ドリンクの在庫が足りると思っていたのに全く足りなかったり、グラスも途中で洗わないと足りなくなったり、てんやわんやでした。
それに料理も提供しなきゃいけないし、団体の予約が終わった後にまた団体の予約が入っていたりすると片付けもしなければで、忘年会シーズンはいつも大変な思い出です。
でもその分団結力が上がっていったと思います。
和民の条件
Q
和民の研修はありましたか?
A.私が働いたところの研修は、初日に大まかな流れ、動き、テーブル番号、伝票の書き方、その他重要事項などをオープン前の1時間で教えてもらい、あとはお客さんに徐々に接客して慣れていくという感じです。
業務で困ったときはとにかくすぐ先輩に聞く。
例えば、お会計作業をしていてクーポンの使い方が分からなかったりしたら、お客様を待たせてでも空いている人を捕まえて、聞きに行っていました。
オーダーを間違えて取ってしまった時は、とにかく先にキッチンの人に謝り、ハンディで取り消し作業をします。
その際も、まずはキッチンに行く前に先輩方にオーダーの被りないか確認してからキッチンに行くようにしていました。
後は、ハンディの打ち忘れで料理提供が遅くなってしまったときは、先にお客様に謝ってからキッチンの人に事情を説明し、優先的にそのお客様の料理を作ってもらうなどです。
Q
和民にはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.お店の雰囲気は、アルバイトが20代前半の若い人が多く、学校みたいな感じでした。
大学生の人や、フリーター、専門学生、高校生、社員の方、店長です。
学生の人もフリーターの人も夢がある人が多かったです。
何かやりたいことがあるから、昼間は自分のやりたいことに時間を当てて、夜働きに来ているという感じでした。
私が働いていた職場は本当に仲が良く、ホール同士、キッチン同士は勿論、ホールとキッチンも仲がよくいつも楽しく、冗談を言い合ったりして仕事していました。
忙しい時もみんなで力を合わせて仕事に取り組んでいたので、バイト同士というよりはチームみたいな感じでみんなで助け合って働いていました。
アルバイトの人数は10人前後で、+店長と副店長社員さん2,3名でした。
男女比は少し男性のほうが多いかなという感じで、全員日本人でした。
何組か大学生同士のカップルもいました。
Q
和民の時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.時給は900円くらいだったと思います。
シフトは前月の20日くらいまでに提出し、シフトリーダーか、店長がシフトを決めます。
ホールとキッチンは別のシフトに別れていて、ホール、キッチンともに大体毎日4,5人くらいのシフト構成でした。
団体客が入るのが前もって分かっている場合や、週末、柷前日など、混みそうな日は6,7人の大人数体制でした。
大体レギュラーで入れる人たち+週3,4の人たちといった感じで、お店が暇そうな日は出勤希望を出しても削られることもたまにありました。
けれど、少人数の職場たったのでほぼ希望通りに仕事には入れました。
また、前もって休み申請を言っておけば、週末や柷前日でも休みは可能でした。
Q
和民のシフトは入りやすいですか?
A.入りやすかったです。
Q
和民の服装や髪型の決まりはありましたか?
A.服装は制服、髪型は規定無しです
Q
和民の社割や特典などはありましたか?
A.まかないが毎日一食ついていました。
学生にとっての和民
Q
和民のアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.向いていると思います。
大変なこともありますが、私自身はここで働いた経験が後々すごく役に立っています。
忍耐力や、酔っぱらいの方のあしらい方。笑
なにより素晴らしい先輩たちと過ごした時間は今でも鮮明に覚えていて、良い思い出です。
Q
和民のアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
A.向いていると思います。
大学生だと同じ年代の人たちが割りと働いてるのが多いと思うので、人間関係も作りやすく、サークルみたいな感じでわいわい楽しく働きたい人には良い仕事です。
夜だけのシフトなので、昼間の時間は自分の好きに使えるのも良いと思います。
Q
最後に、和民でアルバイトしようとしている人に一言!
これからこのお店でアルバイトを考えている皆さん、今はメンバーも働く形態も変わっていると思いますが、私はここで働いた2年間は高校生活と同じくらい価値のあるものでした。
賄いも美味しかったし、初めて働いてお給料をもらうことの大変さや、飲食店で働いてる人側の気持ちも分かり、勉強になることしかなかったです。
また高校が終わったあとに、楽しみな場所があるのも良かったです。
高校生活で嫌なことがあっても、バイトに来たらみんな大人だし、楽しくて嫌なことを忘れたりもできました。
自分のいる空間を増やすということも大切なことなんだなと学ばせてもらいました。
もし居酒屋で働こうと考えている人は是非おすすめします。
皆さんが楽しい居酒屋バイト生活を送れますように。
和民アルバイターの特徴
和民アルバイトのお仕事の特徴
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