1996年のファストフードのレジ打ちバイトってどんな感じ?マクドナルド調布北口店でのアルバイト体験談!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
「高校生がバイトを始めるならどんな仕事がいいのか」「学業や部活と両立できるバイトってあるの?」そんな疑問を抱いている方にぜひ読んでほしい体験談です。
この記事では、東京都調布市・調布駅近くにあるマクドナルドでレジ打ちのアルバイトをしていた女性が語るリアルな仕事の裏側をご紹介します。
応募のきっかけから仕事内容、働く中で得たものや辛かった経験まで、アルバイト初心者でも知っておきたい具体的なエピソードが満載。
これを読めば、マクドナルドでのバイトの実態がわかり、アルバイトを探している人やこれから働く予定の方に役立つ情報をお届けします。
ぜひ、この先を読んでみてください!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:17歳
- 職業:高校生
- 性別:女性
- 働いていた時期:1996年頃
- 働いていた期間:約3年
- シフト:週2~5日
マクドナルドバイトに応募した経緯
Q
マクドナルドにどのように応募しましたか?
A.お金が欲しくて日頃から求人情報のチラシなどに目を通していた。
たまたま店舗で求人情報を見かけた。
学校の友人が数名、マクドナルドでバイトをしていて、週2回、2時間〜働かせてもらえたり、夏休みや週末にはちょっと多めに働くなど融通がきく勤務体制である事を聞いていた。
またその友人たちが部活・学業と両立しており、社会経験にもなる事も聞いていたので、候補としては考えていた。
時給が低いのがネックで迷っていたが店舗の求人情報を見たら土日の早朝や、平日の夜など、自分の入れる時間の時給がやや高めの設定になっていた事と努力次第で昇給があると提示されていたので電話で応募した。
当時はメールもネットもなかったので、バイト探しから応募までが今思うと大変だった。
Q
マクドナルドに応募した理由を教えてください。
A.習い事のお金や、必要な道具の費用を自分で出したかった。
私服校で、服代はある程度は親が制服の代わりに出してくれたが、好きな服に手が出ないので、もう少し追加で資金が必要だった。
ほどほどに遊ぶお金も欲しいし大学進学を思うと家計の足しにもしたかった。
とにかくお金が欲しかったが、進学校+部活(週5〜7、長時間)+習い事2つ、とかなり稼動できいる条件が厳しく土日を丸々潰すようなバイトでなく、隙間時間でちょこちょこ稼げるシフトがよかった。
同じ部活の友達が別の店舗で働いていて、学校名が面接で信用してもらえる事を聞いていたり、うまく日常を回している様子も見ていたのでこの系列なら他のバイトより働きやすそうだと思って応募した。
Q
マクドナルドの面接はどんな感じでしたか?
A.超適当だった。
余程言葉遣いや容姿に問題がなければ採用されていたと思う。
一応社員さんが面接はしているが、今思えば店舗勤務の社員さんはマック内では下っ端の方で
そこまで人事に精通しているわけでもないし人が足りてないからとりあえず採用してみて、という感じだった思う。
なので、続かず早い段階で辞める人もまぁまぁいた。
マクドナルドバイトの実態
Q
マクドナルドでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.時間を有効に使ってお金を稼げたのはよかった。
それ以外にも一生の友人に出会ったり仕事に対する考え方、人材の育て方、経済の仕組みなど
社会勉強の小さな1歩をかじれた事がよかった。
友達はいたが、進学校のあまり好きではなく、人種も偏っていたので人間関係に物足りなさを感じていたので、年齢、学校、ステータス、価値観など生きてる世界が違う人とたくさん知り合えたのがよかった。
マックのバイトのマニュアルや、バイトの昇進のシステムは当時有名だったらしく、その後、別のバイトや就職の面接でもマック歴が長く、その中でそれなりの昇進をしていた事、さらに学業・部活・習い事(2つもかなり本気だった)を両立していた事を評価してもらえてのがラッキーだった。
Q
マクドナルドのアルバイトはきつかったですか?
A.暇な時は、立ちっぱなしが多くて、暇疲れするし、後々混んだ時に今やっておけることはないかとか前倒しでできるタスクを探したり、別の疲れ方をするとは思った。
暇を持て余してぼーっとしても同じ時給をもらえたと思うが暇だったのに補充や清掃などを怠ると
後に入る迷惑がかかるしサボってたのもバレるのでそういう無駄なサボりはしなかった。
忙しい時は体以上に、次に何をするか、どう動くか、思考回路が忙しいくる。
もちろん店舗内での運動量も激増するし、疲れる。
たまたまメンバーの仲がよかったり、仕事のできる人が多かったので、どこまでお店を回せるか協力し合いながら頑張る雰囲気があった。
社員さんや店長の人望によるところも大きいかもしてない。
残念な社員さんは辞めたり、異動していく事もあった。
食品を扱うので、ゴミ捨てやグリル掃除の際にすごく臭かったり塩素消毒や手洗いによる手荒れ
高温の鉄板や油による怪我を防ぐのには気を使った。
それでもお酒は扱わないので、吐かれて汚いのを掃除する。みたいな辛い事はなかった。
同時に人が多いし、チームワークなところが大きいのでシフトによって当たり外れもあるし、苦手な人もいた。
自分が昇進していって、新人さんが入ってきた頃に肉体以上に頭脳労働の方で疲労を感じることが多くなってきたが。
これも社会勉強のひとつだと思っている。
Q
マクドナルドではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.オーダーを受けながらレジを打ち、お会計、商品を渡す。が基本。
レジの操作や、商品のラインナップ、入っているもの、セットの組み合わせ、各アイテムの置き場所、省略名など基本的な事を覚える。
当時は現金一択だったので、お金の数え方(お客様との確認)も教わった。
慣れてきたらレジをしながら
・商品の載せ方(詰め方)
・商品の揃え方(オーダーを受けてからの動き全般)
・ドリンク作り(氷の入れ方、蓋の締め方、各種ドリンクマシーンの操作方法)
・ポテト作り
・テーブル拭き
・テーブル拭きクロスの消毒、消毒水の交換
・フロア清掃
・ゴミ出し
・お客様誘導
・資材補充
・トイレチェック(簡単な清掃、資材補充)
など、どんどんながら仕事が増えていく。
ランクが上がると時給も上がり、今度は同じような工程を教える立場になる。
オペレーション(バーガーなどを作る方)も少し教えてもらえて、もっとバイトに専念する人は、ごく限られた社員さん限定の業務以外をほぼマスターしてアルバイトマネージャーになっていく。
Q
マクドナルドでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.変な人はいました。
美人すぎる同僚が、店舗外の路上や別の場所で、来店していたお客さんに名指しで声かけされた事もありました。(今はどうかわからないが、名札の着用が必須だった)
独特なオーダーをする人がいて、毎回ワンパなので、そのお客さんが来店した瞬間に”いつもの”を作り始めたら別のオーダーをされてしまった事があって、みんなで笑いました。
幸い、数分以内に別のお客さんが前のめりで用意したものをオーダーしてくれて無駄にしないで済みました。
当時はギャルブームで、禁煙や分煙も進んでいなかったので素行の悪い高校生がたむろされそうになったり、シャッターを壊されたりもした。
溜まり場にならないように早めに対策するなど迷惑客への対策も学べた。
マクドナルドバイトの条件
Q
マクドナルドの研修はありましたか?
A.初日から制服を着て店頭のレジに立たされた。
仕事しながら研修、という感じだった。
スタッフルームで簡単にマニュアルだったかビデオを見た覚えはある。
他の人の接客の様子を見本にした後、カンペみたいなマニュアルに沿ってセリフを覚えるように手順を覚えた。
最初はお客様と喋る方を先輩が担当しレジ打ちだけを行った。
レジに慣れてきたら、レジを打ちながら先輩とお客さんとの会話を覚えたり商品揃える作業などできる事を増やし、次は自分が会話、先輩がレジ。
更に慣れたらレジと接客の両方、先輩が商品を集めてくる。
更に慣れると全部1人でのように徐々に独り立ち、プラスmoreで業務の幅を広げるようになっていた。
[できる事リスト]のようなチェックシートを持たされていて自分のスキルや知識が可視化できるようになっていた。
そこがクリアできると昇給。
システムとしてよくできていたと思う。
Q
マクドナルドにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.大学生・高校生が多いが、フリーターや主婦の方もいた。
いろんな年代の方がいて面白かった。
たまたまかも知れないが、近くにある国立大学の学生が多くて、仕事ができる人が多かった。
駅近の立地もあるが当時、近隣エリアの中でも業績がよかった。
早朝や夜は接客2〜3人、オペレーション2〜3人、昼ピーク時は接客、オペレーションともに7〜8人ずつ+フロア誘導係+指示係のマネージャーのような感じでかなりの人数だった。
ただ1人で2、3人分の店を回す仕事をできる人もいれば、半人前の人もいて、シフトに当たり外れもあった。
留学生や障害者(軽度)も1名ずつ雇用されていた。
留学生は接客をしなくていい厨房で働いていたが、業務内容や同僚との会話に困らない程度の言語力はあった。
障害者の方は簡単な言葉は理解でいて、ポテト関連の単純作業を任されていた。
Q
マクドナルドの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.稼働できる曜日と時間帯は面接の時におおよそ伝えている。
土日どちらかは入って欲しいとも言われた。
シフト打ち込み用の小さな機械があって [提出したorしない] にならないように、打ち込んだものをレシートのように印刷して出力して保管きるようになっていた。
自分の入りたい日を6〜1週間前まで入力できた。
基本、1週間前までにはシフトが決まって発表されっていた。
人が多く集まり過ぎた日は、カットされて入れない場合もあるし、人が足りない場合は募集がかかっていた。
結構みんなで調整したり、足りないところに入る代わりに、人が余ってる所から抜いてもらうなど
アナログなりに調整していた。
試験勉強や部活の大会など、イレギュラーで入れない事が分かり次第、社員さんに報告するようにしていた。時給は前出のチェックシステムで昇給していく。
早朝、深夜は時給が高かった。
Q
マクドナルドのシフトは入りやすいですか?
A.面接の時にすり合わせ済みだったので入りやすかった。
Q
マクドナルドの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.ピアス(空いてる場合は外せばOK)、派手なヘアカラー、あまりにい派手なメイク(当時ギャルブームだったので)はNGだった
Q
マクドナルドの社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.ちょっと安く食べられた。時々クーポンも使えた。
学生にとってのマクドナルドバイト
Q
マクドナルドのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.言葉遣い、接客、社会人経験の端くれとして、労働力をお金に変える、賃金に見合うスキルを提供するなど、大人に必要なことをバイトという社会的責任が比較的軽い身分で学べるのはある意味ありがたいシステムだと思う。
Q
マクドナルドのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
上記同様、働くこと、社会の勉強になると思う。
バイトの先輩、同期、後輩、社員さんなど上司と部下、同僚との関係構築なんかは社会人になってからも通用する部分があると思う。
また、自分がカスハラにならないように接客する側の立場を知れるのもいい経験だと思う。
Q
最後に、マクドナルドでアルバイトしようとしている人に一言!
多少コミュ障でも、最初はお金のため、と割り切って頑張ってみると、見知らぬ他人と会話せざるを得ない状況に追い込まれた時の耐性がついてくる。
他のバイトにくらべると未経験でも応募しやすいジャンルなので、その後別のバイトにチャレンジする前に、接客の基本を学ぶのにもいいと思う。
あとは、単にお金稼ぎとしてそれだけを粛々とこなすかそこから人間関係を充実させたり、自分の人生の糧にするかなどは接客に限らず自分の意識の問題だと思う。
自分の取り組み方しだいで、いい経験にもなるし、手応えがなかったり、ミスマッチを感じるなら、それは決してマイナスなことではなく、他に自分に向いている仕事に出会えるためのきっかけにもなると思う。
マクドナルドアルバイターの特徴
マクドナルドアルバイトのお仕事の特徴
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下記の記事で、他店舗のマクドナルドアルバイトについて、体験談を掲載しております!
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