真夏の厨房で脱水症状に!?「ロイヤルホスト竹の塚店」の飲食店アルバイト体験談!人気ファミレスでのキッチンの仕事内容をご紹介!
目次
こんにちは!あるバイの中の人です!
今回は、「ロイヤルホスト竹の塚店」でアルバイトをしていた方の体験談をご紹介します。
「ロイヤルホスト竹の塚店」は、キッチン担当の場合特に研修はなく、OJTで先輩から調理を教えてもらい徐々に覚えていくようなシステムのようです!
今回は、東京都足立区の竹ノ塚駅から徒歩約12分の「ロイヤルホスト竹の塚店」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました!
アルバイターの基本プロフィール
- 年齢:16歳
- 職業:高校生
- 性別:男性
- 働いていた時期:1992年頃
- 働いていた期間:約2年
- シフト:週3~5日
ロイヤルホストバイトに応募した経緯
Q
ロイヤルホストにどのように応募しましたか?
A.新聞の折り込みチラシのアルバイト募集等に目を通してましたが、たまたま、ロイヤルホストの店舗前に、アルバイト募集のチラシがあったのを見て応募したのを覚えてます。
当時、料理を作ることに興味があったので、厨房で作ることが希望という事で応募しました。
当時はインターネット等なかったので、店舗に直接電話してアルバイトしたい旨を打診し、後日面談する形になりました。
履歴書をもってきて面談して欲しいと言われたのを覚えていますが、当時の私はなにも経験がないので履歴書に書くことが殆どなく、住所や名前以外の欄はほとんど空欄で提示したのを覚えています。
また、履歴書も手書きで何度か書き直したのが今となっては思い出になってます。
Q
ロイヤルホストに応募した理由を教えてください。
A.料理を作るのが好きだったので、厨房で働ける場所を探していました。
また、家から近いことも重要なポイントでした。
それに加えて、自分が当時知っていた「有名な会社」や「大きな会社」で働くことに対して憧れも持っていました。
しかし何よりも大きな理由は、高校生で未経験でも働ける場所があったことです。
そのため、あまり多くの選択肢はなかったのですが、自分の興味がある分野で働けるのであればという気持ちで応募しました。
働いて自分でお金を稼ぐことができるのであれば、なんらかの理由付けよりも、働かせてもらえるのであれば、何でもやりますという強い意志を持っていました。
当時は欲しい家電や欲しいものが多くあったので、少しでも早く、少しでも多く稼ぎたいという思いが強かったです。
Q
ロイヤルホストの面接はどんな感じでしたか?
A.店長が面談に応じてくれました。
未経験のアルバイトでしたので、経験値を問われるよりも、この業界を選んだ動機や、やる気を確認するような会話がメインだった気がします。
ロイヤルホストバイトの実態
Q
ロイヤルホストでアルバイトをして良かったこと、嬉しかったことは何ですか?
A.お金を稼げたことや料理を作る経験ができたことはもちろんですが、それ以上に、先輩から働く姿勢を学んだことが一番大きかったと思っています。
最初に経験したアルバイトはお弁当屋さんのレジ打ちで、お客さんがいない時間帯はフラフラしたり、アルバイト仲間と談笑したりしていました。
しかし、ファミレスでのアルバイトでは、空き時間ができると仲間と一緒に厨房の掃除をして、どちらがよりきれいにできるかを競争したりして、つまらない仕事を楽しくする方法を教わりました。
どんなに厳しい仕事でも楽しみながら取り組むことができるようになり、どんな環境でもポジティブな態度を持って仕事に取り組むことで自分も、さらに、周囲のメンバーの意識も変えることが出来ると思いました。
Q
ロイヤルホストのアルバイトはきつかったですか?
A.厨房で料理を作るアルバイトをしていました。
初めは1品ずつ作り方を教わりながら覚えていき、最終的には全てのメニューを作れるようになりました。
ファミリーレストランだったので、複数のお客様からの注文を受けることが多く、それらを同じタイミングで完成させなければなりませんでした。
厨房の中では3つのセクションに分かれて担当し、声を掛け合って連携して働いていました。
特に夏場は最もきつい時期でした。
厨房には冷房が効かず、気温は軽く50度を超えることがありました。
その中で鉄板や油もの、オーブンを使った仕事をこなさなければならず、体力的に非常に厳しい環境でした。
時給が特別高かったわけではないので、辞めようかと考えたこともありましたが、同じアルバイトの先輩との出会いが大きな支えになりました。
その先輩は、どんなにきつい仕事や大変な仕事でも、スピードを求められる状況でも、嫌な顔をせずに楽しく仕事をする姿勢を持っていました。
その先輩から多くの刺激を受け、大量に汗をかいて脱水状態に近い状況でも、楽しく仕事をする術を教わりました。
この経験のおかげで、社会人になった今でも私の中で大事な考え方の1つとして役に立っています。
Q
ロイヤルホストではどのようなお仕事をしていましたか?一日の流れを教えてください!
A.平日のアルバイトは、おおそよ17時頃から21頃までの3時間勤務が普通でした。(21時以降は大学生じゃないとアルバイトできない)
仕事着に着替えて厨房に入ると、まずは、冷蔵庫や材料のチェックをして、ピーク時間に備えて素材を補充します。
素早く料理が作れるように、事前に食材は切っておいて、1人前を1カップに入れてラッピングして冷蔵庫に保管してました。
それが終わる頃は、まだピーク時間じゃないので、サラダを作る作業に入ります。
業務用の大きなシンクに水をはり、大量のレタスをきゅうりを切って、水に浸します。
最後はお皿にサラダをもってラッピングして冷蔵庫にしまっておきます。
この作業が終わるころには、徐々にお客さんが増えてくる時間帯なので、厨房の3つあるセクションの中の1つを担当します。
具体的には、
①コンロとオーブンを担当するエリアでスパゲティやドリアなどを担当するセクション
②鉄板を担当するエリアでハンバーグやステーキを担当するセクション
③油を担当するエリアで、揚げ物やサラダなどその他もろもろを扱うセクション
です。
各セクションに1名づつ合計3名体制で料理を作っていきました。
Q
ロイヤルホストでアルバイトをしていたときの珍事件、面白出来事を教えてください!
A.ファミリーレストランの厨房でアルバイトをしていた時の話です。
いつも通りピーク時間に向けて材料の準備や補充をしていたところ、突然の大雪で道路が積雪するレベルにまでなりました。
案の定、お客さんの入りが一気に止まり、数えるほどしか来店せず、その後もお客さんが来る気配は全くありませんでした。
そんな状況で、店長から「今日は帰ってくれないか」と言われました。
お金を稼ぐためにシフトに入っていたのに、帰ってほしいと言われたときは受け入れがたい状況でした。
さらに言えば、お客さんが少ないと仕事が楽なのもあって、アルバイト目線からするとラッキーな日でしたが、突然の店長の言葉は、経営の観点からすると致し方のない決断だったことも理解できました。
ロイヤルホストバイトの条件
Q
ロイヤルホストの研修はありましたか?
A.アルバイトだった私は特に研修やイベントなどの機会はほとんどありませんでした。
社員の方が本部に行き、新作料理の作り方を教わってから、それを自分の店舗でアルバイトたちに伝達していたのだと思います。
そのため、料理の作り方を知っている先輩や社員の方から、基本的な作り方を直接教わるスタイルが基本でした。
具体的には、注文が入ったタイミングで「こっちに来て!」と呼ばれ、実際に作りながら教わったことをよく覚えています。
また、新作の料理に関しては、本部から来た担当者が厨房スタッフの前で実際に調理を行い、その料理の味や特徴を伝えながら教えてくれることもありました。
このような機会に限って、味見をすることができたため、楽しみな時間となっていました。
Q
ロイヤルホストにはどのような人が働いていますか?雰囲気など教えてください!
A.今でも覚えていますが、非常に良い雰囲気でした。
厨房は基本的に3名体制で、ほとんどが男性です。
ホールスタッフは女性がやや多く、約5名の体制でした。
さらに、皿洗い担当のスタッフが2名おり、全体で協力しながら仕事をしていました。
どの担当の人もお互いを尊重し、感謝の気持ちを持ちながら働いていました。
厨房で料理を作った後、ボタンを押すとホールスタッフが料理を取りに来ますが、その際に「ありがとう!」と声を掛け合うのが当たり前の雰囲気でした。
お皿を洗ってくれるスタッフが厨房にお皿を補充する際も同様で、感謝の言葉が自然に交わされていました。
誰かが何かをしてくれることを当たり前と思わず、常に感謝の気持ちを持ち、言葉で表現することが大切にされていました。
また、アルバイトでありながらもプロ意識を持ち、仕事の質を高めることが求められていました。
常に皆が笑顔で仕事をしており、働いていてとても気持ちが良い職場でした。
Q
ロイヤルホストの時給・シフトはどのような仕組みでしたか?
A.もう30年以上前の話なので、当時の時給は今とは比較になりませんが、650円スタートでした。
シフトは、自分が週に何回アルバイトできるかを事前に店長に伝えると、店長が毎月シフト表を作ってくれました。
各アルバイトは、そのシフト表の紙を確認して自分の勤務日を把握していました。
当時は携帯電話やインターネットが無かった時代だったので、シフト表は休憩所に貼り出され、それを各自が確認するスタイルでした。
シフトの調整が必要な場合は、直接店長に相談して交代役を見つけてもらい、休憩所のシフト表を手書きで修正するといったアナログなやり方だったのを覚えています。
Q
ロイヤルホストのシフトは入りやすいですか?
A.自分の希望を最大限聞いてくれたように思います。
Q
ロイヤルホストの服装や髪型の決まりはありましたか?
A.厨房着に着替えて帽子もかぶっていました。
Q
ロイヤルホストの社割や特典、まかないなどはありましたか?
A.休憩時間にお店のメニューを半額で食べることが出来ました。
また給与明細に、30%引きの割引券がついていたのを覚えてます。
学生にとってのロイヤルホストバイト
Q
ロイヤルホストのアルバイトは高校生に向いていると思いますか?
A.料理を作ることに関しては少し得意になった気がします。
社会人になって自分で食べるご飯を軽く作ることに対して抵抗がないです。
また、子供が出来て子供たちにチャーハンを作ってあげたり、手間のかかる料理でも面倒だと感じることが無いように思える点では、良かったのかなと思います。
Q
ロイヤルホストのアルバイトは大学生に向いていると思いますか?
比較的夜遅い時間まで空いてるお店なので、深夜割増の時給がいただける点は非常に羨ましい点と思います。
また、先にも書きましたがメニューを半額で食べることが出来るので、一人暮らしでもご飯に困ることはないと思います。
Q
最後に、ロイヤルホストでアルバイトしようとしている人に一言!
飲食業界のアルバイトは、「お金」がすべてではないと思います。
今の飲食業界は、厳しいと言われることが多く、時には思い通りのシフトが入れないこともあると思います。
また、他のアルバイトと比べても時給が上がりにくかったり、自分が希望する額面にならないことも多いと思いますが、その中でも、そのお店や仲間から得られることの方が、人生の中ではとても大きいと感じます。
私も「働く」ことに関しての考え方を、非常に良い意味で学びました。
ツマラナイ、出来ない、難しい、嫌だといったネガティブなことは直ぐに見えてきますし、感情を整えるのも難しいですが、その中でも小さな喜びや、感謝、学ぶ姿勢や経験をさせてもらっているという感覚を大事にしてほしいと思います。
ロイヤルホストアルバイターの特徴
ロイヤルホストアルバイトのお仕事の特徴
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