バイトの研修が厳しすぎて挫折寸前？コムサイズム 草津近鉄店での実態とは

こんにちは！あるバイの中の人です！
今回は、全国に展開するアパレルブランド「コムサイズム」でアルバイトをしていた方のお話です。
洗練されたデザインとブランドイメージが魅力の「コムサイズム」ですが、働く側としては、特に研修が厳しいことで知られているそうです。
接客の基本から商品知識まで、徹底的に叩き込まれる研修を乗り越えながら、実際の現場でどのようなやりがいや成長を感じたのでしょうか？
今回は、滋賀県草津市の草津駅近くのショッピングモール内にある「コムサイズム 草津近鉄店」でアルバイト経験がある方に体験談について取材を行いました！

• 年齢：21歳
• 職業：社会人
• 性別：女性
• 働いていた時期：2009年
• 働いていた期間：3年
• シフト：週5回

Ａ．当時アパレル業界の中では、全国各地のスーパーや百貨店内のテナントとして店舗がたくさん展開されており、そのときに住んでいた家の近くのスーパーのテナントにもお店がありましたので、直接、そのお店の従業員の方にお声をかけさせていただき、アルバイトをしたい旨をお話させていただきました。

しかし、そのアパレルの店舗では直接お店で面接をして採用不採用を決めるという形ではなく、支店の方に出向き集団面接をしたのち採用不採用の通知が届くという形でしたので、そのお店の店長様に支店の電話番号を教えていただき、電話でアルバイトをしたい旨を伝え、後日支店の方で履歴書を持参し、集団面接を行うといった流れで採用が決まりました。

Ａ．私自身、小さい頃から人見知りが激しく学校を卒業した後、自分の人見知りを克服したい気持ちとファッションを楽しみたい気持ちが強かったためアパレル業界で働いてみたいと思ったことが理由のひとつです。

あとは、私が入社したアパレル会社はアパレル業界では礼儀やマナーなどに厳しいところであると、入社する前からよく耳にしていたので、それなら自分自身がどれだけ頑張ることができるかぜひ挑戦してみたいという気持ちがありましたので、躊躇することなくそのお店に応募しました。

ほかには、学生時代にデザインの勉強をしていたためファッションのイラストやカラーコーディネートなども学ぶことができるのではないかと思い、アパレル業界を選んだのも理由のひとつです。

Ａ．店舗での直接の面接ではないため、非常に緊張していたのを覚えています。
関西各地から集まっていたため人数も多く80人程いたかと思います。
集団面接というのもあり、さらに緊張していました。

Ａ．私が働いていたアパレルのお店は比較的、働くスタッフの年齢も若く、スタッフ全員が非常に仲がいいため毎日本当に楽しくお仕事をすることができました。
取り扱う洋服はベビー服、子供服、ウィメンズ服、メンズ服と家族で揃えられるようになっており、来店されるお客様も老若男女問わず色々な方に来ていただけます。

基本的には、接客中心のお店であるので、コーディネートを提案させていただくうちに会話も弾み、お客様も私も楽しんでつい時間を忘れてしまうほどです。
自分がご提案したお洋服をお客様が試着されて、すごく喜んでくださり笑顔で帰られるまでのお姿をお見送りするのが、とても幸せでした。
そして、また来店いただいたときに前に購入いただいたお洋服を着てこられた時は本当に嬉しくなります。

Ａ．アパレル業界はお客様の立場から見てみると一見、「きつい」というイメージはないかも知れません。
私自身、アパレル会社に入社するまではとても華やかなイメージできついなどの考えはあまり持っていませんでした。

しかし、実際はどんな仕事でも「きつい」ことがない仕事というのは、あまりないように思います。
開店前の洋服の仕入れ作業や店舗内の清掃、挨拶の練習など噂の通りそれはとてもハードで厳しいものでした。
洋服も段ボール箱に100着入ればかなりの重さになります。
その箱を何十箱運び入れ、店舗内のレイアウトを考えながら整理して並べていく作業や、清掃に関してはホコリひとつ落ちていないかも厳しくチェックされてからお店が開店します。
毎朝行われる挨拶の練習も非常に厳しく、返事のタイミングが遅れたり声が小さかったりすると何度もやり直しをしていました。

Ａ．開店前の清掃業務、レジの金銭授受の用意、朝の入荷される洋服の仕入れと仕分け作業、レイアウトの変更、それらを朝に出勤するメンバーがそれぞれ役割を振り分けられて、作業を終えるとスタッフ全員で発声練習と笑顔のトレーニング、挨拶の運動をします。
開店10分前になると店舗内の最終チェックとお客様のお出迎えの準備、身だしなみを整えてお客様のお迎えの準備をします。

開店直後は、お客様が来店いただくとご挨拶をしてお辞儀をすることから始まります。開店後は、来店されたお客様の接客をします。
お客様の好みにあったコーディネートをご提案したり、おすすめの商品をご案内したりときにはお客様のお洋服に関するお悩みなどをお聞きしたりすることもあります。
閉店前に近づくと、お洋服を綺麗にたたみ直し、レジの金銭管理、清掃をそれぞれ分担して業務を行います。

Ａ．まず、入社前に受けた集団面接で採用された後、店舗ではなく面接が行われた支店の方へ行き、入店前研修を受けることから始まります。
朝から夕方まで、机上研修とロープレ研修をみっちりと叩き込まれてから支店での研修終了後、それぞれの配属先が告げられ、その店舗へと足を運びます。
店舗へ到着したらスタッフの皆さんに挨拶を済ませ初日は終了となります。
翌日からは店舗へ出勤し、新人の間は先輩のスタッフが1人マンツーマンで業務を一緒にしながら覚えていくという形です。
研修期間は概ね3ヶ月程でお客様の欲しい商品を取り寄せる業務や、他店への電話応対などの業務などは慣れるまでは時間がかかる為しっかりと時間をかけて研修をします。

Ａ．平均年齢はおおよそ20代真ん中くらいで、大学生のスタッフから主婦の方でパートとして働かれている方も多かったです。
学生の中でも、開店前だけシフトに入るスタッフや閉店後の服を畳む専属のスタッフもいたりと細かな業務分担制になっていました。

スタッフ同士、非常に仲が良く和気あいあいといつも楽しい雰囲気の中、コミュニケーションをとりながら仕事をすることができていました。
シフト制であるため、店長が休暇のときは副店長が店舗の責任者として業務にあたりますが、店舗の雰囲気も少し変わったりと、いい意味での緊張感もありバランスがとれていたのだと思います。

チームワークの良いメンバーでの仕事だったため、セール前準備やセール期間などもスタッフ全員で盛り上げて仕事に取り組んでいました。

Ａ．当時の時給は990円からのスタートでした。
3ヶ月に1度、店長の仕事評価があり評価されれば昇給があります。
シフトに関しては、時間帯が3つに分けられており、朝番シフト、中番シフト、遅番シフトに分かれてある程度の希望を出すことはできます。

Ａ．無理のないようにシフト調整をしてくださるので、とても働きやすかったです。

Ａ．カラーの服はNGで全身がモノクロでの服装とアクセサリーをつけることが必須でした。

Ａ．次々と新しい商品は入荷されるので、社割で私服や制服を購入していました。
本人だけでなく、その家族や友人であれば割引で商品を購入してもらうことができます。

Ａ．私が働いてた会社は非常に厳しく、アパレル業界の中では「ここで仕事をしていたらどこのアパレルでも仕事が出来る」と言われていました。

特に、挨拶の仕方や礼儀、電話応対など言葉使いは徹底的に教えられるため、私自身、退社した後入社した会社で一切困ることがありませんでした。
きっちり教えてもらうことができるので、おすすめします。

Ａ．大学生にこそ、ぜひともおすすめしたいお店です。
大学生のスタッフも多く仕事をしていましたが、就活をしているスタッフに話を聞いていたら、アルバイトをしている事に非常に好印象を持たれたと言っていたのを覚えています。

正直に言うと、かなり厳しい職場です。が、20代の内にぜひこの環境に身を置いてみてチャレンジをしてほしいと思います。
厳しく大変なお仕事ではありましたが、周りのスタッフに支えられて私は楽しく仕事をすることができました。

来店いただくお客様も老若男女色々な方が来られます。
普段お話することのないような年代の方ともたくさんお話ができて、とても勉強になります。
仕事を覚えることだけではなく、挨拶や礼儀など人として成長できるところがたくさんこのお店にはあります。