新米ホテルアルバイトの暴挙に上司唖然！？Hamilton Hotel -BLUE-名駅南の仕事内容とは！

こんにちは！あるバイの中の人です！

学生時代にどんな経験を積むかは、将来を左右する大きな要素です。

名古屋市中村区、桜通線 国際センター駅から徒歩8分のHamilton Hotel -BLUE-名駅南で働いた元大学生は、「マナーや言葉遣いを学びたい」という明確な目的を持ってホテル業を選んだんだそうです。

今回は、ホテルの現場で何を学び、どんな対応力が身についたのか──その落ち着いた視点から語られる実体験をご紹介します。

• 年齢：20歳
• 職業:：大学生
• 性別：男性
• 働いていた時期：2010年
• 働いていた期間：半年
• シフト：週3～4日、長期休みは週5

Ａ．タウンワークなどの情報誌をみて応募しました。
当時は現在のようにネットで応募を受け付けるところもなく、紙媒体で探すしかなかったので、無料の求人雑誌（１週間に１回発行）のものを何週か見て自分に合いそうなところを探していました。

大学が午前から夕方まで授業があったため夜間で働けることと、力仕事は疲れて学業が疎かになるといけないと思い簡易作業のホテルがぴったりだったので応募しました。
電話で応募することをホテルへ伝え、履歴書を送付、その後面接を経てアルバイトをすることになりました。
はじめは３か月ほど深夜帯で入っていましたが、大学が夏休みに入ったこともあり、夏休み期間中はお昼や深夜帯と様々な時間に入りました。

Ａ．　大学生でしたので、午前から夕方まで時間まで授業がありました。
そのため夕方１８時から深夜２時ころまで働けるアルバイトを探していました。

選択肢は多くなく、居酒屋が多かったですが、まわりからは楽しいけど疲れることや、人間関係が大切と聞いていたため、仕事の協力プレーがないほうが良いかなと自分の性格上考えていました。

また力仕事や単調作業も苦手なこともり、マナーや言葉使い、社会人になってからのふるまい等が学べるのではないかと思いホテルを見つけたときにピッタリだと思い応募しました。
時給に関しても深夜（夜２２時以降）は時給があがったので、苦学生だった自分には経済的にも助かると思ったことも応募要因のひとつです。

Ａ．・どうしてこのホテルで応募したのか。
・シフトはどれくらい入れるか
・長期休暇中は入れるか
・大学生だけど髪を染めたりできないけど大丈夫？

Ａ．　働いてよかったことは、ホテル業としておもてなしをする社会人の方を見れたことです。
また、その方々からお客様への対応、言葉使い、どのようにサービスを提供するかを身近に学べたことは社会人となった今でも良かったと思います。

また、直接お客様と接することができるので旅行で疲れたお客様や、出張中のサラリーマンの方が少しでも居心地の良い空間に満足し『ありがとう。いい旅になったわ』『昨日はおかげでよく眠れたよ。次回もここにするよ』と言ってもらえたときは、そうか、ホテルを利用するってことは自分の家に帰れない、帰らない理由があるのだから家と同じようにリラックスできたらうれしいんだなとお客様の立場となって考えれるようになったことも経験としてよかったです。

Ａ．ホテルの業務内容としてはきつくはないです。
きついと思うのは、お客様次第かなと思います。
私が働いているときにお客様から禁煙の部屋なのにタバコくさいとクレームが入りました。
部屋にむかうと確かにタバコのにおいがうっすらとします。

本来このような案件は支配人など上の方が対応してくれるのですが、その日はたまたまお休みで、いつも教えてくれる教育係の方も体調不良でお休みと私で判断しないといけない事態に陥りました。
今なら別の部屋を手配する等考えれますが、当時の私はとにかく平謝り。

また空気清浄機を数台部屋にもちこみ、全台をフル稼働させるという暴挙に出ました。
はじめは少し怒ってたお客様でしたが、平謝りをして何かを思いついた私が数台の空気清浄機をもってきたときには笑っていらっしゃいました。

上の方が２時間後に出勤報告すると、青ざめた顔ですぐに部屋にいき、空気清浄機の数をみて唖然。
再度平謝りをして、部屋を移動させたことがあります。

上の方から発想はおもしろいけど、部屋の移動が基本だよと苦笑いしながら指摘されましたが、いまとなっては良い思い出です。
お客様からも旅のいい思い出になったわと許してもらえた事件でした。

Ａ．出勤後は、まずミーティングがありました。
午前中のシフトの方からの引継ぎが主です。
『〇〇号室の方から〇〇時に起こしてほしいと依頼があった』
『〇〇号室の方からおいしいごはん屋さんを案内してほしいと頼まれたので〇〇の店を教えた』等です。

その後は各人が受け持つ業務がはじまります。受付、案内、お客様がお使いになられたタオルやバスマットを畳んだり、清掃の方が清掃中にシャンプーリンスを交換するための準備等で、時間がすぎるのはあっというまでした。
時間内にしないといけないということは多くなく、まずはお客様ファーストでしたので、作業中にルームサービスが入ったらそちらを優先して配膳しますし、清掃の方が急遽お休みになった場合はヘルプとして手伝いを行ったりもしました。
またテレビがつかない、エアコンが調子が悪い、部屋が乾燥している等のご指摘に対して上に報告し、改善策をお部屋までご説明したりとお客様に納得いただくよう説明をしたりもします。

Ａ．　深夜にチェックインをされたお客様。
千鳥足で泥酔状態なのは明らかで、ネクタイを頭にまいてお越しいただきました。
フロントの方は大丈夫かな？と思い横目で心配しながら見ていましたが、冷静に対応されていました。

ただお名前を聞いても住所をきいても全く予約の情報がなく、探しているうちにお客様はロビーで爆睡してしまいました。
何人かで対応するにもロビーで大人数で集まると、ほかの方にも目がついてしまい、その方が後にお怒りになる種を作ってしまうかもしれません。

ただ、このまま寝られてしまうとほかのお客様に迷惑をかけることもあるので、根気よくお客様を起こして名前を聞いて、予約をチェックし１時間ほど経過したときに全く別のホテルと判明。
上の方がタクシーでつれていき難無く事なきをえたことがありました。

Ａ．研修期間は１か月ほどあり、時給が少し下がった記憶があります。
まずは服装規定などを教えてもらい、挨拶の仕方やホテル内の設備（洗濯機や自動販売機等）を案内してもらいます。
その後ホテルの決まりである朝食は何時までに何階へ、その時はホテルの室内着を着ないといけない等の細かなルールを教えてもらいました。

それができるようになったら、裏方の仕事を教えてもらいます。
だいたい何時から何時にこの作業をしているということはあらかじめ教えてもらえるのでやらないといけないことは自然とわかるようになると思います。

業務で困ることといえばお客様の対応です。
時には酔っぱらった状態でお越しになったり、チェックアウトの時間をとっくに過ぎても部屋からまったくでてこない等、次のお客様に迷惑がかかることもあります。
そんなときでもしっかりと上の方が対応でしてくださるので安心してできました。

Ａ．　アルバイトの人数はその時期によって変わるそうですが常時５人くらいはいました。
社員さんはもっと多かったです。
働いているときは特に業務内容以外のことは話さないので人付き合いが苦手な人でも大丈夫です。
お客様の見えるところでは基本おしゃべりは禁止ですし、壁にもたれかかる等ホテルの威厳を損なう行為も当然強く叱られます。

ただ裏にはいるとみんな優しく、少しくだけた感じで作業をしながらお話を簡単にしたりするので、そこは切り替えの問題かなとも思います。
男女比は約半々でした。
清掃の方は外国人の方が多いですが特に話すことがなかったです。
年齢層もバラバラで下は２０歳くらいから上は５０歳くらいまでと幅広く活躍されていました。

Ａ．　基本は曜日と時間が決められていたので、１か月前のシフト提出時に〇〇日と〇〇日は入れませんと伝えれば、そこを避けてシフトを組んでくれます。
繁忙期（旅行シーズンや金土曜日）はできるだけ入れるようにしてほしいと言われたことと、ゴールデンウィークやお盆、正月なども入ってもらえれば助かると言われました。
時給は当時で１１００円くらいだったと思いますが、研修期間は９５０円だったと思います。
基本的には午前午後と支配人クラスの方が常駐してくれているのでなにかあってもお休みはいただける環境でした。
フリーターの方はほぼ毎日入ることもできるので重宝されていたようです。

Ａ．働きたければ多く入れることができます。

Ａ．働きたければ多く入れることができます。

Ａ．なし

Ａ．　高校生は難しいと思います。
まず高校生では２２時までしか働けないし、なかなか学校が終わってから２２時までの方を採用してもらえるとは思えません。
土日限定の清掃担当あれば採用は可能かと思いますが、ホテル業務というより清掃業になるので少し業種が違う気もします。

Ａ．おすすめです。
社会人になると研修期間であいさつや身だしなみから教えてくれる企業もありますが、
最近ではすぐに実務にということで、そのあたりを教えてもらわずに社会人になってしまう方も多いと思います。
ホテルはどう見られているかというところも大切なので、言葉使いから学べるのは社会人になる前にとても良い経験になると思います。

　作業も楽といえば楽で、人付き合いもほどほどなので、居酒屋やカラオケでアルバイトが苦手だなと思う人にはぜひおすすめです。
言葉使いやお客様対応を学べるし、普段自分がホテルを探すときに〇〇ホテルは料理がおいしい等の情報も入ってくるので、役にたつと思います。
難しい作業もないですが、単調作業でもなく、何もわからないままということもないので接客の根本を学んでみたいという方にはぜひ応募していただきたいと思います。

ただ、身だしなみには注意が必要で男性は耳に髪の毛がかかってたり、シャツが汚れていたりしたらお客様に不潔なイメージをもたれてしまいホテルの信頼を落としかねませんので注意が必要です。
女性は最近では軽い茶色くらいなら染めても大丈夫と思いますが、メイクもしっかりしないといけないのでそのあたりがクリアならぜひ。

礼儀やマナーといったものは、習わないまま大人になってしまうこともあるので、若いうちにアルバイトで身に着けられるととてもいいですし、その後の仕事や人生で役に立つことは間違いないと思います。
また、観察力が磨ける気もします！
これも社会に出てからとても役に立つので、ホテル業界は学びの多い職なのですね！

今回は、名古屋市中村区、桜通線 国際センター駅から徒歩8分のHamilton Hotel -BLUE-名駅南でアルバイトされていた方のインタビューでした！